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おちゃめくらぶ掲示板
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もう見ることができない、iPhone5・・・
先日、Apple社の創業者であり、前CEOのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなったにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20111006_481960.html
彼の業績で最も大きいのがAppleIIだと思われるにょ。
AppleIIが無ければIBMがPCに参入することも無くて、今のWindows PCの元となった
PC/ATも生まれることが無かったにょ。
AT互換機が市場に受け入れられることによってPCは広く世界に普及することになった
からね。
一旦Apple社から離れた後に再びCEOとして戻ってきてiPod、iPhone等を作り上げたのだけど
結局彼が最後に残したのはiPhone4Sとなったにょ。
しかし、iPhone4Sは名前でかなり損をしているにょ。
もしも、デザイン変更があって中身が同じ端末をiPhone5として売り出していたら恐らく
ほとんどの人は歓迎して受け入れたと思われるにょ。
それくらい中身だけは変わっているからね。
とはいえ、9月30日に書いたソフトバンクの秋冬モデルを見てのようにAndroid搭載スマホ
では急速な進化があるため中身の進化が大きいといってもそれはiPhoneが特別なもの
ではなくこの業界で生き残るためには当然の進化であり外見が変わらないことが相対的な
進化の量が少なく捉えられてしまったということにょ。
外見の進化というとやはりすでに広くウワサになっているのは4インチオーバーの画面で
薄型化されるというものにょ。
これはAndroidであればいとも簡単に実現できていたけどiPhoneの場合は容易ではない
ためiPhone4Sでは見送られたと思われるにょ。
では、なぜAndroidであれば簡単かというと最初から統一感を考えてないためにょ。(他の
メーカーの設計思想に合わせる必要なんてない)
端末デザインは各端末メーカーに委ねられているけれど十人十色、多種多様なところが
Android端末の魅力でもあるにょ。
しかし、iPhoneの場合はApple1社のみによる垂直統合モデルの端末であるため筐体デザイン
からUIまですべて自社で設計されておりその統一感に対する考えはAndroidとは大きく
異なるものになっているにょ。
そこで重要になるのが解像度にょ。
iPhone4では326ppiに達する「Retina display(網膜ディスプレイ)」を採用したわけ
だけどその最も大きな理由は操作感を従来機(3GS)と変えないことだと思われるにょ。
従来の480x320という解像度ではさすがに狭いと思ってもそれではスマホで一般的な
WVGAやFWVGAに変えるということにはいかないにょ。
それは画面のドットピッチが変わってしまうからにょ。
しかし、縦横2倍の解像度であればアイコンサイズも同じく縦横2倍にすることでこれは
すべて解決可能だし、従来アプリも縦横2倍表示することで高い互換性を持ちつつ
使用することが可能になるにょ。
それに対してAndroid端末は端末メーカーによって液晶サイズ、解像度が異なりこれは
メーカーや機種によって操作感が変わることを意味するにょ。
操作感を変えないようにするには最も手っ取り早い方法はドットピッチを変えないこと
だと思われるにょ。
Windows搭載PCは10月4日に書いたように基本的にはモニタが大きかろうと小さかろうと
WXGAということになっているにょ。
これは考えてみれば非常に理不尽にょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/config/20111007_482133.html
Windowsは基本的に96dpiで設計されているからにょ。
Macはどうかというと昔は72dpiで設計されていたにょ。
Windowsは古くからマルチ解像度をサポートしていたのだけどMacの場合は表示する
モニタサイズで出力解像度が決まっていたにょ。
そのため21インチモニタならば1152x870という表示になるにょ。
現在は11.6インチのMBAで1366x768のWXGA(135ppi)、13.3インチのMBAで1440x900の
WXGA+(128ppi)、15.4インチのMBPで同WXGA+(110ppi)、17インチのMBPで1920x1200の
UWXGA(133ppi)となっており、概ね120ppi程度を想定してGUIが作られていると考える
ことができるにょ。
別途マウスなどのポインティングデバイスを使用して操作する場合にはGUIの想定している
ドットピッチと大きく異なる場合でも(見やすさは変わるものの)操作感が変わるという
ことはないにょ。
しかし、指で操作するタッチパネルを主体としたUIの場合には大きく影響してしまう
ことになるにょ。
もっともこれはVista以降のWindowsであればDPI設定の微調整が簡単にできるようになった
ためちゃんと設定さえしてやれば文字サイズやアイコンサイズに関してはドットピッチに
左右されることはないにょ。
ただし、これはアプリの場合はそうはいかないにょ。
想定されているものを大きく変わるとレイアウトが変わったり操作性が変わる場合もある
からね。
したがって、タッチパネルを主体としたUIのOSの場合にはドットピッチが非常に重要に
なってくるにょ。
それを元にして昨年10月22日に書いたように7インチのiPadは登場しないと結論づける
ことになったにょ。(現在は132ppiなのに7インチWXGAでは213ppiとなりドットピッチは
2倍近く狭くなるけど2倍拡大表示をすれば画面内に納めることはできない)
iPhone4では縦横2倍の解像度にすることでこれは簡単に解決できたにょ。
iPhone5ではさらに2倍の1920x1280の液晶モニタを搭載となるとさすがにこれはあまりに
非現実的にょ。
そうなるとiPhone5では2倍のジャンプアップは難しく1.x倍にするしかないにょ。
今後ハイエンドスマホに普及すると思われる解像度1280x720のHD液晶を採用するならば
3.5インチのままだと419ppiに達するにょ。
アプリの高い互換性を保つためには1280x720のうちの960x640の領域を使用すれば良いの
だけどそのためには326ppi→419ppiの変化による操作性の変化というものが許容できる
範囲を超えてしまうという問題があるにょ。
したがって、液晶をある程度大型化する必要があるにょ。
仮に従来と同程度(326ppi程度)を実現するためには4.4インチの液晶サイズが必要と
なってくるにょ。(4.4インチHD液晶ならば334ppi)
そのうちの3.5インチの領域(960x640)を従来アプリの動作用に使えば互換性や操作性は
十分に維持できるにょ。
しかし、従来のiPhoneのサイズには4.4インチの液晶は物理的に搭載が困難にょ。
もっとも4.1〜4.2インチにするという方法もあるにょ。
それくらいならば操作性に許容ができるかもしれないけどそれが液晶の大画面化に簡単に
Goサインを出すことができない理由ではないかと思われるにょ。
3.5インチでは狭いというのは多くの人が感じているだろうけど操作性とアプリの互換性を
考えると大画面、高解像度化というのはなかなか難しいにょ。(解像度は同じで大画面化
した場合には互換性の問題は発生しないけど4.1インチ960x640では281ppiとなり
iPhone4であれだけ強調した300ppiオーバーのRetina displayではなくなってしまう)
そうなると1280x720なんてちんけなことは言わず4.1インチ1920x1280くらいの液晶を
搭載するという可能性もゼロではないにょ。
その場合は562ppiとなり人間の目の分解能とされている300ppiを大きく越えるため
真のRetina displayとなるにょ。(現実的には326ppiならば30cmの距離からでもドットは
見えなくもない)
しかし、残念ながらその大きくジャンプアップしたiPhone5の姿をジョブズ氏は見ることは
できなくなったにょ。
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