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おちゃめくらぶ掲示板
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3DSとPS Vita・・・勝つのはどっち?
PS Vitaの発売日が12月17日に決定したにょ。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20110914_477319.html
私は初代プレステと同じ12月3日なるかも・・・と予想していたのだけど(ちょうど土曜日
だし)それよりも2週間遅く何とか国内の年末商戦に間に合わせた感じにょ。
年末商戦時には通常の3倍は売れるけど初期出荷で50万台用意しているみたいなので前作の
PSP並の売上ならば十分間に合いそうにょ。(年末年始を挟んだ4週間で45万台を記録)
さて、発売日だけではなくPS Vitaの詳細もされたのでそれも合わせてみてみることに
するにょ。
(1)ソフト
(2)周辺機器
(3)3G
(1)PS Vitaはローンチソフトを何と26タイトルも用意しているにょ。
http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1109/14/news095.html
これは過去に発売されたコンシューマゲームの中ではGBAの30本に続いて多いにょ。
しかし、問題は種類(数)ではなくその内容にょ。
3DSはソフト不足が散々言われていたけど8タイトルという本数は決して少ないタイトル数
ではないにょ。
人気タイトルの移植および続編が多くタイトルとしてはそれほど悪くはないけど問題と
なっていたのはキタータイトルが不在ということにょ。
つまり、このソフトが出るから本体を買おうというようなタイトルにょ。
そういうキタータイトルは任天堂ハードの場合は任天堂のソフトが多いにょ。
しかし、3DSにおいて任天堂が用意したソフトはNintendogs+catのみだったにょ。
このソフトは世界的なヒット作品の続編ではあるけど主にライトユーザー向けであり
ハードを牽引する初期タイトルとしては余り相応しいものではなかったにょ。
そして、さらに発売日以降もあまりこれといったタイトルが登場せずそれがなおのこと
ソフト不足が囁かれる理由となったにょ。
3DSはソフト不足であっても従来のDS用ソフトがそのまま使えるため当面はそれでしのぐ
人が多いのか発売当初本体だけは良く売れたにょ。(ただし、ソフトが無いのと価格に
似合った価値を感じない人が多いためかすぐに勢いは衰えてしまったけど)
PS VitaはPSPとの互換性を一応保持しているとはいえ、UMDドライブを内蔵していないため
従来のパッケージソフトは使えないにょ。
そのためPS Storeでダウンロード購入したソフトに限られてしまうにょ。(PSNでは1本の
ソフトを1アカウント5台まで使用可能)
それに互換性があるとはいえCPU、GPUのアーキテクチャが異なるためエミュ動作となり
完全互換は難しいためどれだけのソフトが使えるかは今のところ未知数にょ。
したがって、DSとの完全互換を保持している3DSとは異なりPS VitaはPSPとの互換性は
あまり考えない方が良いかもしれないにょ。
そうなるとPS Vitaは3DS比べてソフトの装着率(ハード1台に対するソフトの売上本数の
割合)は上がる可能性が高いにょ。
それでもタイトル数が多いため競合しあってなかなか厳しいのではないかと予想されるにょ。
初期で50万台ならばよほどのキラーソフトでない限りはその3割の15万本が上限となるわけ
だし、26タイトルあればそのうち多くはビジネス的にはかなり厳しいことになる可能性が
あるにょ。
そもそも小規模なゲームショップだとローンチ全タイトルを仕入れ、展示することは
ほぼ無いだろうからね。
それ以前に全タイトルでパッケージ販売が行われるわけではないにょ。
PSPの場合は発売してしばらく経ってからダウンロード販売が開始されたにょ。
そのためダウンロード販売はその開発元(販売元)との契約更改の元で行われているため
すべてのタイトルがダウンロード販売されているわけではなくパッケージ版の発売と当時に
行われているというわけでもないにょ。
しかし、PS Vitaの場合は恐らく契約にダウンロード販売の条件が盛り込まれていると
考えられるためすべてのソフトが発売と同時にダウンロード販売されることになって
いるにょ。
そして、パッケージ販売が行われずダウンロード版のみのタイトルさえあるにょ。
こうすることで小売りでの依存度が低くなるためなおのことマイナータイトルは店頭での
入手が難しくなりそうにょ。
小売りの依存度が下がるということはPOSレジを売上集計を元にした装着率にも影響を
与える可能性があるにょ。
上記においては「3DSより装着率が上がる」と予想しているPS Vitaだけど小売り依存度が
下がることで売上データ上の装着率は3DSよりも下がる可能性が高いにょ。
(2)PS Vita用の周辺機器も多数発表されたにょ。
http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1109/14/news107.html
その中で最も注目されるのがVita専用のメモリーカードの存在にょ。
PSPでは汎用品であるメモリースティックDuoが採用されたのだけどPS Vitaではそうでは
なく専用品が採用されているにょ。
Vita専用のメモリーカードのサイズはメモリースティックマイクロとほぼ同じであるため
メモリースティックマイクロを採用する方が自然だったにょ。(実際PSP goでも採用されて
いるわけだし)
メモリースティックマイクロではなく専用のメモリーカードを用意した理由は下記のような
3つの理由がありそうにょ。
(a)大容量のものを用意するため
(b)高い利益率を維持するため
(c)ハックの難易度を高めるため
(a)メモリースティックマイクロは現時点では最大16GBのものがリリースされているにょ。
NANDフラッシュは現在一層あたり32Gbit(4GB)が主流であり、それを4層にして1チップ
16GBを実現しているにょ。
PS Vitaではダウンロード販売を推し進めているのだけど1タイトル当たりのサイズは
従来のPSPを大きく越えるのは必至であるため16GBではとても十分とはいえないにょ。
そのため8層で32GBにしたのだけどそれだとメモリースティックマイクロの厚みに収まら
なかったのではないかと思われるにょ。
また、Vita用のソフトが将来的にも4GBに収まる保証はないためメモリースティック
マイクロのFAT32では不適と判断された可能性が高いにょ。
そのためVita専用メモリーカードでは4GB以上のファイルを扱えるexFATなどが採用されて
いるのではないかと思われるにょ。
そうすればプロセスルールが進みさらに大容量化可能になった場合にも十分に対応が
可能になるにょ。
(b)汎用品はユーザーにとっては望ましいけどメーカーにとっては収入源を失うことに
なるため専用品の導入は大きな意味を持つにょ。
PS、PS2ともに専用メモリーカードだったけどPSメモリーカードは128KBで1800円、PS2
メモリーカードは8MBで2800円という価格であっても専用であり代替品がない(互換品は
あるけど)ということでいくらSDカードなどより桁違いに割高でも需要があるからね。
PSPでは汎用のメモリースティックDuoが採用されているけど未だにPSPのロゴが入った
PSP純正メモリースティックDuoは32MB2800円もするにょ。
2800円あれば安い店ならば8GBのメモリースティックDuo(SONY純正品)が買えてしまうため
容量単価を考えるとPSP純正品は256倍割高となってしまうにょ。
PS用、PS2用のメモリーカードとは異なりPSP純正に拘る人はほぼ居ないのではないかと
思われるにょ。
(c)汎用品はPCで簡単に読み書きできるのでその分だけハックのリスクが高まるにょ。
いくら専用品であってもその仕様が解明され読み書きの方法が分かれば実現可能になる
けれどそれには高い技術力が要求されるにょ。
専用品だから確実安全というわけではないけどリスクの高さを考えると専用品の方が
高いのは確実にょ。
このように専用メモリーカードはメーカー側にとってはメリットが大きいのだけど
ユーザーからするとメリットはほとんどないにょ。(上記(a)のように4GB制限を回避する
という目的があったのならばユーザー側にも恩恵はある時代がそのうちやってくる
だろうけど)
PS Vita用メモリーカードは概ね現時点のメモリースティックマイクロの最安値とほぼ
同程度であり、決して高価ではないもののそれはあくまで現時点での話にょ。
PS用、PS2用メモリーカードを見ての通り基本的に周辺機器は値下げが行われないため
将来的には非常に割高な存在となってしまう可能性が高いにょ。(汎用品と同一仕様の
PSP用メモリーカードを見てもそれは明か)
唯一の例外はPSP用のメモリースティックDuo(1GB)だけど登場時9975円だったのが
3980円になっただけであり、割高感が無くなったわけではないにょ。
汎用品と同じPSPでさえこれなのだから代替品のない専用品では値下げの可能性は考え
にくいにょ。
もっとも大容量メモリーカードに対する依存性はPS2より遙かに大きな物であるため過去の
前例が必ずしも通用するとはいえないので市場価格に合わせて徐々に価格変更していくと
いう可能性はゼロとはいえないにょ。
(3)PS Vitaで注目されていたものの1つに3G通信機能を内蔵というものがあるにょ。
携帯ゲーム機と携帯電話を接続してデータ通信を行うというアイデアそのものはGBカラーと
モバイルアダプタGBを使用することで10年前にはすでに実現されていたのだけどその頃は
今とは異なり無線LANがまだ普及しておらず、ゲーム機には搭載されていなかったため
単純に比較はできないにょ。
つまり、今3G通信を内蔵するということは無線LAN(WiFi)では出来ないことを行うために
搭載すると考えられるにょ。
そういう観点からすると「どういった使い方をするのか」という点で「料金体系がどう
なっているのか」ということが最も重要になってくるにょ。
今回はキャリアと料金体系が発表されたにょ。
キャリアはドコモでPS Vita用に用意されているプランはプリペイド用の2つのプランにょ。
http://gadget.itmedia.co.jp/gg/articles/1109/14/news061.html
プリペイド プリペイド
データプラン20h データプラン100h
料金 980円 4980円
利用可能時間 20時間 103時間
利用可能期間 30日間 180日間
通信量(パケット数)によるものではなく時間で決められているにょ。
そして、肝心の速度に関しては価格を抑えるためか128kbpsへと制限されているにょ。
ただし、プラン100hの方は3時間のプラス分のサービスにおいてはフルスピードとなる
最大14Mbpsでの通信が可能になっているにょ。
個人的にはこの料金体系にはがっかりさせられたにょ。
3G通信を普及させるには月額1000円を切ることが必須と考えていたけど帯域と時間の
両面に制約があるこのプランはどういった用途に使用するのか頭を悩ませてしまうからね。
自宅に無線LANがない人がダウンロードでソフトや各種コンテンツを購入するために
使用するのであれば時間制限を設けても帯域制限をすべきではないし、通信ゲームなどで
使用するのならば広帯域は必要ないので帯域を絞ってコストダウンするかわりに時間の
制限無しに使えるのが望ましいからね。
実際にb-mobileはドコモのMVNOにて上限100Kbpsで月額980円のSIMを用意しているため
Vitaにおいて128Kbpsで月額980円の時間制限なしというプランが実現できないはずが
ないにょ。
時間制限を設けることで自宅に無線LANを導入していない人が大容量コンテンツをダウン
ロードしまくることを避けようとしているのかもしれないけどその制限によって3Gの
可能性を大幅に失ってしまったにょ。
3Gをネットゲーの回線に使用する場合には遅延の問題があるものの128Kbpsであっても
帯域面の問題はそれほど致命的ではないにょ。
980円で20時間使用できるということは1時間49円かかることを意味するにょ。
49円なら安いと考えるかもしれないけど1日1時間3G回線でプレイをすればそれだけで
約1500円の通信費用がかかってしまうにょ。
使わない月があったら平均的にはそこまでいかない・・・なんてこともなく利用期間が
過ぎたら2週間の猶予期間内に更新しない場合は再び新規契約となり新規契約手数料を
支払い新しいSIMカードを郵送してもらうまで通信ができなくなってしまうため使わない
月はゼロに抑えるということはできないにょ。
100hの方ならば180日間の期間があるため月によって大きく使用時間が変化する人には
向いているけど時間単価が50円弱という高価な点は変わらないにょ。
もしも時間制限がなければ気軽に3G通信を使ったネットゲーがプレイできるというだけ
ではなく使用方法は無限に広がるにょ。
GPSと3G通信を使用したVita独自の機能としては「near」があるにょ。
3DSのすれちがい通信をさらに強化したような機能であり、現実の座標とリンクした
ゲームを作ることも可能になるにょ。
これはすでにケータイアプリではいくつか実現されているのだけどアイテムなどを
その場所に実際に行くことで入手が可能になるにょ。
そういった本体機能やアプリ面で積極的に3Gを使用していく場合には時間制限が大きな
足かせになってしまうにょ。
もしかすると20時間というのはユーザーの手によって通信する場合の時間であり本体
標準機能やアプリ内で自動的に通信が行われる場合にはその20時間から対象外となって
いるのかもしれないにょ。
それならば時間制限は大きな制約にはならなくなってしまう反面、回線維持をするだけで
月額980円かかってしまうことになるにょ。
そのため20時間を使わない人(nearなどしか使わない人)にとってはとてつもなく割高な
ものになってしまうにょ。
3Gをどのように使うのか、また上記のように3G通信前提サービスの場合には20時間の対象外
となっているのかどうかということが明確に分かってない現時点では「高い」とか「安い」
とか論じるのは難しいけど現時点で分かっている範囲内ではとても「安い」と言える
ものではないにょ。(すでにドコモと契約している人で無ければクレカ必須なのでお手軽に
入手できるはずのプリペイドが全くお手軽ではなくなっている)
そのためできるだけ早い段階でさらなる詳細を発表するべきだと思われるにょ。
正直言って現時点では普及させたいという意志が全く感じられないにょ。
さて、前日には任天堂が3DS用のソフトを大量に発表し、本体の新色を発表して話題と
なったのだけどPS Vitaもそれに負けない魅力的なものになっているにょ。
ローンチタイトルを比較すれば確実に3DSよりもPS Vitaの方が勝っているにょ。
ただし、3Gに関しては上記のように大幅に肩透かしをくらった感じにょ。
価格面や発売時期を考えると年末商戦の勝者は現時点では3DSになりそうな感じにょ。
PSPの国内での売上を大きく引っ張ったモンハンは3DSでの発売となったためVitaは
長い目で見ても苦戦は必至にょ。
スペック面の高さを生かしたPS3クオリティのゲームが携帯機で遊べるということを
強調するためにはPS3並の開発費がかかる(PS3とのマルチであれば多少は抑えられる
もののハード牽引効果は弱くなる)わけだし、携帯ゲーム機ということで据え置き機並の
ソフトの価格にすることは難しいため右肩下がりのコンシューマゲーム市場において
ソフトで利益を出すのが難しいハードになってしまいそうにょ。
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