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おちゃめくらぶ掲示板
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Xiの料金プランは本当に改善されたのか?
ドコモがXi(クロッシィ)対応のタブレット端末を発表したにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110908_475964.html
2機種とも10.1インチWXGA液晶を搭載した端末でAndroid 3.2を搭載し、ティザリング機能も
有効になっているにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110908_474905.html
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110908_474991.html
さて、ここで問題となるのは通信料金にょ。
何せXiは事実上の従量制であり、5GBを越えた場合には2GBあたり2625円別途必要になって
いたからね。(ただし、現在はキャンペーン中につき上限4980円の定額)
Xiは理論最大75Mbpsという高速通信がウリとなっているけどその通信速度を生かそうとした
場合にはこの5GBという通信量制限は大きいし、かといって2GBあたり2625円追加で支払う
というのはさすがにかなり金銭的な負担が大きいにょ。
そこでこの「5GB」「実質従量制」という2面を見直し新たな料金プランを用意したにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110908_475956.html
今回発表されたのは7GBまでは制限なく通信できるけど7GBを越えると128Kbpsへと大幅な
帯域制限がなされるというものにょ。(この制限は今年の10月から実施)
その代わり問題となっていた実質従量制であるため使いすぎた場合には青天井になるという
のを防ぐことが可能となったにょ。
もちろん、7GBを越えても従来通り2GBあたり2625円の追加支払いをすることで帯域制限を
逃れることが可能になっているにょ。
さらにプランは2年縛りと縛りのないプランがあるだけではなく下限が低く抑えられた
2段階定額プランと下限と上限が同じだけど上限料金が低く抑えられたフラットプランが
あるため全部で4つのプランが追加されたにょ。
◎新プラン(2年縛りあり) 下限 上限
Xiデータプラン フラット にねん 5985円 5985円
Xiデータプラン2 にねん 2500円 6510円
◎新プラン(縛りなし)
Xiデータプラン フラット 7455円 7455円
Xiデータプラン2 3970円 7980円
※上限に達した場合は最大128Kbpsの帯域制限もしくは2GBあたり2625円の追加料金
ケータイの定額制ではポピュラーな2段階定額だけど実際のところそれで得となる人は
意外に少ないと思われるにょ。(下限で収まるように努力をしないと簡単に上限に達して
しまうため)
Xiにおいてはどうなのかということを2年縛りのプランの方で見ていくにょ。
上限に達するまでは1KBあたり0.2625円であるため「Xiデータプラン2 にねん」が「Xi
データプラン フラット にねん」より安価となるのは13276KBまでとなるにょ。
つまり、1ヶ月13MB以上通信するならばフラットプランの方がお得となるわけにょ。
15276KBで上限に達するわけだけどこれはXiで通信をすればあっという間に達するレベル
(実効16Mbpsの速度で通信をすればわずか8秒)となっており、普通に使えば上限に
達すると考えた方が良さそうにょ。
つまり、使わない月(下限で収まる月)が年間にどれだけあるかで判断すれば良いにょ。
使わない月が2ヶ月あればフラットプランだと5985x12=71820円だけど2段階定額プラン
だと2500x2=6510x10=70100円となりお得になるからね。(使わないのが1ヶ月だけだと
プラットプランの方が年額でも安い)
次に下記の2点について考えてみるにょ。
(1)上限が7GBに拡大
(2)最大128Kbpsという帯域制限
(1)従来プランでは5GBだったのが2GB拡大されたにょ。
2GB=2625円と考えると従来より2625円割安になったとも言えなくはないにょ。
従来の5GBに関しては昨年11月15日に書いたように高速通信が可能なLTEにおいてはヘビーな
使い方とは言えないにょ。
これがガラケーであればフルブラウザを使いまくったり、着うたを落としまくってようやく
1GB単位の通信量になるわけだけどLTEでは回線速度が1桁速い(理論値だと7.2Mbps→
75Mbps)だけではなくガラケーと違ってデータ通信用であればPCやタブレット端末で
使用されるためその通信量はガラケーを遙かに超えるにょ。
とはいうものの自宅回線と兼用で使用するならばともかくとしてモバイル限定であるなら
7GBというのは十分とは言えないにしても少しはマシに使えるレベルになったと言えるにょ。
しかし、7GBも決して十分ではないにょ。
個人的にはやはり1日300MBとして月間9GBくらいが最低ラインに感じるにょ。
HD動画ならば30分で最低200〜300MBに達してしまうから高速通信が可能なXiならば昼休み
のみネットを使用というレベルでもこのくらいに達してしまう可能性は十分にあるにょ。
低画質の動画を見たり、普通にWebブラウジングをするのならば1Mbps出ていればそんなに
不満はないためXiの通信速度は不必要でFOMAで十分だからね。
より重いサイトを快適に高画質の動画をストレスなく視聴できるというのが高速回線の
メリットであり、そのメリットを生かそうとするならば必然的に通信量は増えていくにょ。
乗り換えを促進するならばそれに似合うだけのメリットが必要にょ。
月間7GBで十分という人ならばその速度の恩恵を受けられるわけだし、追加料金はいくら
でも出せるという人でも同様に速度の恩恵を得られるにょ。
しかし、それ以外の人はXiへの乗り換えは行われないと思われるにょ。
(2)キャリア各社は昨今通信トラフィックの増大に頭を悩ませているにょ。
それはスマホの普及の影響が大きいにょ。
http://mainichi.jp/select/biz/news/m20110904k0000m040034000c.html
スマホはガラケーと比べると自由度が大きいためそれだけWebの利用も多岐にわたり
通信量もガラケーと比べると増大しているにょ。
そのためドコモの場合はパケホーダイの上限をガラケーは4410円なのに対してスマホは
5985円に設定しているにょ。
しかし、この価格差では通信量の増大分はカバーできないため各キャリアともにガラケーと
同じくスマホにおいても帯域制限を取り入れたにょ。
http://gigazine.net/news/20110820_mobile_traffic_control/
大手3キャリアともに3日間で300万パケット(約366MB)の通信量で一定の条件下の元に
帯域制限を実施しているにょ。
これは300万パケットに達したから即帯域制限になるというわけではなくその制限の対象に
なるというだけであって、実際に制限があるかどうかはキャリアの判断となるにょ。
よく見るとXiも帯域制限の対象(3日で380MB)になっているにょ。
これはドコモの公式サイトにも書かれているため間違いないにょ。
http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/xi/notice/
Xiは従来プランだと上限を超えたら2GBあたり2625円の追加用金が発生する実質従量制
プランであったことが多くの人にとって乗り換えを抑制していたにょ。
今回新プランによって帯域制限がある代わりに定額となったため上限に達したけどいざ
という時に追加料金無しでも使えるというのは改善だと思うにょ。
確かに128Kbpsでは昨今は満足にWeb閲覧もできないというのが難点だけど月末まで我慢
すれば翌月からはまた普通に使えるわけだし、その速度が我慢できなえれば追加料金を
支払うという方法もあるにょ。
ただし、現時点では追加料金を払っても上記の帯域制限(3日で380MB)の対象になって
しまうにょ。
追加料金を支払う側は2GB分は快適に通信ができるということを考えてその対価を支払って
いるつもりが380MBの通信によって帯域制限にかかってしまえば騙されたような気分を
味わってしまうにょ。
そのため少なくとも追加料金を払った人に関しては帯域制限の対象外にすべきにょ。
結局のところ高速通信を普及させようとすればするほどトラフィックは増大となるにょ。
LTEはHDSPAよりは有利になるとはいえそれでもすぐに頭打ちになるにょ。
したがって、通信量の多い人が帯域制限されてしまうのはやむを得ないにょ。
現在ケータイやスマホで帯域制限の対象となっている3日で300万パケットというのは
3Gでの使用状況を考慮したものであり、LTEで同レベル(3日で380MB)の数値にするのは
やや問題があるといえるにょ。(1ヶ月で7GBまでは使えるわけだから3日で700MBは想定内の
使い方であり「使いすぎでない」ため悪くても「3日で1GB」くらいの制限にすべき)
帯域制限が望ましくない人のために従量制という選択肢があるのはいいけど従量制に
おいては帯域制限の対象にするのは良いこととは言えないにょ。
Xiの料金プランが改善されたのは良いことだけど上記の点に関してはまだ一考の余地が
あると思うにょ。
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