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おちゃめくらぶ掲示板

680御茶目菜子:2011/08/10(水) 15:16:26
デジタルとアナログの融合・・・?
コクヨがスマートフォンに取り込めるノート「CamiApp」を発表したにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110808_466227.html
見た目はごく普通の紙のノートだけどそれをスマホのカメラで撮影すると自動的に補正
して取り込むことが可能になっているにょ。
普通にカメラで撮影しただけだと傾いたり、台形になったりするのだけどノートの隅にある
マーカーによって自動的に補正を行っているわけにょ。

これはフォトショップなどを利用すれば簡単に補正はできるもののわざわざノートを
取り込むためにデジカメを用意してその撮影したSDカードをPCに差し込んでPCでフォト
ショップを立ち上げて補正を行いスマホのmicro SDに転送するなんて面倒なことをする
必要はなくなるからね。(というか、常にPCを持ち歩いている人、そしてPCを立ち上げて
いる人は極めて限られると思う)
実はこれと似た商品としてすでにキングジムの「ショットノート」があるにょ。
これも専用ソフトと併用して自動補正ができ、両者に本質的な違いはないにょ。

このような商品が続けて登場する理由はスマホの普及の影響が大きいけれど6月1日に書いた
ようにスマホでは手書きのメモを行い辛いためにょ。
これは画面サイズだけの問題ではなくタッチパネルが静電容量方式であるというのが
大きな問題であるため画面の大きなタブレット端末であっても8月7日に書いたように
紙のノート代わりに使うのは難しいにょ。
感圧式や電磁誘導方式ならば手書き入力に関しては静電容量方式よりは有利になるものの
手で使うUIということを考えると手書き以外は静電容量方式の方が便利だし、他の方式と
兼用するとコストアップになるためコスト的な面を考えても採用しにくいにょ。(感圧式
だとコスト面の問題ではなく誤動作が非常に多くなってしまうという問題がある)

スマホだけで手書きメモを行うのは難しいけどこのような紙のノートと組み合わせることで
スマホの弱点を補うことができるというわけにょ。
さらに、スマホ単体で使用することができるため扱いが楽だし、自動的にファイリングも
可能であるためデジタルデータであるが故に場所をあまり取らずに管理も用意といいこと
だらけにょ。
唯一のネックとなるのは取り込むためには専用のノートが必要ということにょ。
これは取り込みアプリではなくノートの方で利益を上げるビジネスモデルとなっている
ためやむを得ないにょ。

しかし、これは一見ただのノートであるため自作は可能・・・と思えてしまうにょ。
「ショットノート 自作」でWeb検索してみればチャレンジしている人が非常に多いことが
分かるけど実は材質は特に問題なく4隅のマーカーと「SHOTNOTE」のロゴさえあれば
いいみたいにょ。
したがって、コピーして使用ということもできるし、そのマーカーとロゴを別のノートに
印刷すればそのノートがショットノートとして使用可能になるにょ。(ただし、意匠権が
あるためこのような自作ノートの転売は問題になるため自分自身の個人的な使用に
止める必要がある)

自作をするのもいいけどやはり認識率が下がるなどの問題があるにょ。
それと手間やコストが割に合うのかという問題もあるにょ。
ショットノートはSサイズ(115x77mm、70枚)で定価336円、Mサイズ(154x102mm、70枚)で
451円、Lサイズで214x146mm、70枚)で630円となっているにょ。
1枚あたり5〜9円というのはメモ帳として考えるならば非常に高価だけどコンビニのコピー機
で単純にコピーしてしまえば1枚10円であるためそれよりさらに割高になってしまうにょ。
したがって、コスト面を考えるならば複数枚同時コピーするか、PCとスキャナ、プリンタを
使って自前でコピーするしかないにょ。
確かにそうすればコスト面でショットノートを購入するより有利だけど手間を考えると
微妙にょ。(メモ帳を自作している人であればそれをショットノート用と兼用できると
いうのはメリットになるけど)
あとどうしてもB5やA4用紙を使いたいというのであれば多少の手間を考えても自作の
意味は十分にあると思うにょ。

この度、コクヨが発表した「CamiApp」も「ショットノート」と価格帯は似たような感じ
(サイズ、枚数が異なるため単純比較はできないけど通常のノートやメモ帳よりは
かなり割高な設定)だし、特殊な素材ではないためショットノートと同じく自作が可能
ではないかと思われるにょ。
自作は企業側から見たらあまり望ましいものではないけど「割高」「自分の好みのノート
ではない」という考えの人からすればやむを得ないにょ。
スマホと同様にこのノートも常時持ち歩いておかないと価値がないため自分が常に持ち
歩いて使いたいと思えるようなノートである必要性があるわけだし、割高だから気兼ねを
してあまり使わないのは本末転倒だしね。

それから割高だからといって全く関係のないものを1ページにごちゃごちゃ書いてしまうと
せっかくのファイリングして後から検索できるというデジタル化の利便性も薄れてしまう
ため空白があってもそれは別のことには使わないということも必要になるにょ。
あらかじめメーカー側で用意しているノートを気兼ねなく持ち歩き、気兼ねなく使用
できるかということが、「ショットノート」にしろ「CamiApp」にしろ重要ではないか
と思われるにょ。




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