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おちゃめくらぶ掲示板
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ちっちゃいことはいいことだけど・・・
世界最小最軽量のLUMIX DMC-GF3が発表されたにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110613_452742.html
6月10日に書いたNEX-C3も世界最小最軽量だったけどC3が「APS-Cサイズのセンサー搭載
機種において」だったのに対してGF3が「フラッシュ内蔵機種において」となっているにょ。
世界最小最軽量が複数あるのは不可解だけど全米ナンバーワン映画が複数あるのと同じく
項目ごとに分けていけばナンバーワンが複数出るのは当然にょ。(GF3と同時に発表された
G3はファインダー内蔵として世界最小最軽量となっている)
では、具体的にサイズ比較をしてみるとこんな感じにょ。
GF2 GF3 NEX-C3
高さ 67.8mm 67.1mm 60mm
幅 112.8mm 107.7mm ?? 109.6mm
奥行き 32.8mm 32.5mm 33mm
重量 265g 222g 225g (※メディア、バッテリ無しの重量)
センサー 4/3 4/3 APS-C
フラッシュ 内蔵 内蔵 外付け
NEX-C3はフォーサーズセンサーよりも1周り大きなAPS-Cサイズのセンサーを搭載の割に
頑張っているのだけど高さ以外はGF3に負けているにょ。
重量に関してはフラッシュを内蔵していないNEX-C3の方が内蔵しているGF3より重いため
完敗といってもいいにょ。(レンズを込みであればセンサーサイズの小さなマイクロ
フォーサーズの方が有利であるためNEX-C3に勝ち目が全く無くなる)
GF3が「フラッシュ内蔵」という縛りを入れたのもこの高さでNEXに負けている状態だからと
思われるにょ。
GF3とNEX-C3との比較はこちらの記事に詳しく書いてあるにょ。
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1106/14/news009.html
GF2とGF3は重量は大きく変わっているけどサイズは幅が5mm小さくなった以外は1mm以下の
差ということで大差はない・・・とこの表からは見えてしまうけど実際はかなり異なる
ものになっているにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/452/898/html/07.jpg.html
上記比較写真を見てのようにGF3は中央部分だけが丸く出っ張った状態であり実質的な
高さはGF2よりかなり小さくなっていることが分かるにょ。
この出っ張っている部分は一眼レフのようにファインダーがあるため・・・なんてことは
無くて単にマウント部分が出っ張っているだけにょ。
恐らくマウント強度を維持するためにこのようになっているのだけど単にデザイン面の
問題であればこのリングを削ることでNEX-C3並の高さは実現可能になり、トータルでの
世界最小最軽量のレンズ交換式デジカメの座を射止めるのは可能かもしれないにょ。
ただし、ペンタックスが1/2.33インチというコンデジ並のサイズのセンサーを搭載した
ミラーレスカメラ(レンズ交換式のカメラ)を開発中だし、ケンコーからも同様の
センサーを搭載したカメラがすでに参考出品されている(両者は姉妹機?)ということを
考えるとマイクロフォーサーズでいくら頑張ってもトータルでの世界最小最軽量の座を
射止めるのは難しいにょ。
「一番じゃなきゃ駄目ですか?」と問いつめたくなる人も出てくるかもしれないけど開発
する側からすれば最初から2番狙いではなく特定の領域であっても1番を狙うのは当然の
ことにょ。
「小さいものが作りたい」というのは分からなくはないけどそれが必ずしもユーザーに
受け入れられるとは言えないにょ。
さて、GF3を見てみると実の所、センサーなどの基本仕様はGF2とほぼ同等(他の機種にも
搭載されている新開発のセンサーを使用すると予想されていたけどそれはGF3では見送られて
しまった)であり、GF2との最大の違いとなるのは筐体サイズ、重量となっているにょ。
「デジタル機器の場合は後継機の方が性能が良くて当たり前」という考えが一般的では
あるけど同じ性能でより小型化したならばそれは立派に性能アップといってもおかしくは
ないにょ。
ただし、それは小型化の代償がない場合だけどね。
小型化の代償としてまず真っ先に目に付くのがアクセサリーシューの廃止にょ。
フラッシュ内蔵のGF3において外付けフラッシュの需要はほとんどないから問題ないと
言いたいところだけど外付けEVFも装着できなくなってしまったにょ。
これはコンデジであるLX5以下の存在になってしまったといっても過言ではないにょ。
そして、ダイヤルの廃止にょ。
メインはタッチパネルとなりボタンも減らされてぱっと見た感じはコンデジと変わらない
ようなものになっているにょ。
コンデジからのステップアップでオートメインに使う人ならば逆に余分のダイヤルや
ボタンがない分だけ「簡単に使えそう」という感覚になるかも知れないけど設定を頻繁に
変える場合にはボタン数、ダイヤル数が減るというのはマイナスでしかないにょ。
こういうことを考えると基本性能がほぼ同じであればGF3より多少大きく重くなるけど
値下がりが期待できるGF2を買うというのもありかもしれないにょ。
2ダイヤルで使いやすいGF1を使っている人からすればもはや別物となってしまったGF3
だけどこれには理由がありそうにょ。
というのもGFシリーズの上位機種を開発中らしいからにょ。
http://digicame-info.com/2011/06/gf.html
無理な小型化をしないで操作性を高めたこの上位モデルとオート中心で小型化を追求した
GF3との住み分けを行うと考えればGF3の存在の意味が大きなものとなるにょ。
ミラーレスカメラのシェアは拡大しているためオリンパスもPENシリーズにおいて小型を
追求したモデルと上位モデルとの2系統を用意する模様にょ。
同じ小型といってもコンデジからのステップアップを用途とデジタル一眼のサブ用途では
求めているものが異なるからね。
1モデルで両方の需要を満たそうとすれば中途半端なものになってしまうため複数モデルを
提供するのが一番得策にょ。
ユーザーはその中から自分に合ったものを選ぶだけにょ。
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