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おちゃめくらぶ掲示板

602御茶目菜子:2011/05/23(月) 14:59:08
底辺絵師のpixivランカーへの道 PART2 (後半)
前置きはこれくらいにしていよいよ本編に入るにょ。
pixivでは絵が上手い人が必ずしも多くの閲覧、評価を得られるというわけではないにょ。
多くの閲覧、評価を得るための要素としては下記のようなものがあるにょ。

 (1)線画力
 (2)塗り力
 (3)サムネ力
 (4)タグ力
 (5)魅力
 (6)ネタ力
 (7)コミュ力

(1)まず重要なのは画力だと思われるけどその画力というのは線画の画力と塗りの力は
全く別の能力であるために2つを分けることにしたにょ。
まずは、線画の画力だけどこれにはデッサン力がかなり重要になってくるにょ。
厚塗りでは線画を全く使用せず描く人がいるけどそれならばこの線画力は不要かというと
そうではなく物体を形として捉える能力として重要だと思われるにょ。

この線画力もアナログならそこそこの人がデジタルだとさっぱりという場合もあるにょ。
これはペンタブレットの習熟度が大きく関わっているにょ。
紙に描くのとペンタブを通してPCで描くのは全く別の技術であり、紙に描く練習を必死で
やったからといってPCで上手く描けるようにはならないにょ。
デッサン力が上がるためプラスにはなるけどそれを線画として生かせなければ意味がない
からね。

もっとも紙に描いてそれをスキャンしてPCで塗るという人も少なくないだろうし、私も
ずっとそうしてきたにょ。
しかし、それはペンタブの苦手を克服したわけではなくペンタブの習熟度が低いと線画
以外の部分にも現れてしまう(塗りの場合は線画ほどは要求されないけどペンタブの習熟度
というのはかなり重要な要素になる)ためペンタブ習熟度を上げると言うことは線画力を
上げるというのは塗りまですべてアナログの人以外はすべてに影響してくるにょ。

ペンタブが紙と比べて描きにくいというのは材質の問題もあるけど液晶タブレットでない
限りは視点と手の位置が異なるというのもあるにょ。
紙であれば手先を見ながら描けば問題なかったけどペンタブの方は手先を見ずに描くと
いうことが要求されるにょ。
しかし、これはただの慣れの問題でありキーボードのタイピングと似たようなものにょ。
キーボードでのタイピングにおいて指先を見るか画面を見るかというだけの違いでしか
ないからね。
キー配列を覚えていても画面を見ながら打つというタッチタイピングはかなり慣れてないと
難しいにょ。
同じようにペンタブで描く場合も慣れが必要にょ。

ペンタブで上手く描けないという人はペンタブでろくに描いてないから起きているにょ。
それは当然私も含むわけだけど紙においてまともに描けるようになるまでにかかった時間を
今までペンタブの時間を比べてペンタブに苦手意識を持っている人は確実にペンタブに
かけている時間の方が短いと思われるにょ。
ペンタブに対する苦手を克服するならば今までの人生で鉛筆を握っていた時間以上を
ペンタブに費やす必要があるにょ。
そのため線画はアナログ仕上げで塗りだけペンタブに頼っていてはいつまで経っても
ペンタブの苦手は克服できないにょ。
もっとも、アナログですばらしい線画が描ける人ならそれでいいけど線画をPCでの修正が
必要な私のような人は線画をアナログで完結することはできず、デジタルで線画を描ける
ということが線画力アップには重要となるにょ。
そのため今まではペンタブは苦手だから線画はアナログだったけど最近は苦手であっても
ペンタブでラフ、下書きから描くようにしているにょ。

私の場合は、PCで描く場合はラフ→下書き→ペン入れ→ペン入れ修正という4段階の過程を
経ているにょ。
ランカークラスの実力を持つ人であれば簡単なアタリをとったあとにラフに線を描いた
だけでも魅力的な線画となるわけだけど生憎私の場合は画力が低い上に上記のように
ペンタブ習熟度も低いためそう簡単なものではないにょ。
そのためラフで十分なアタリを取るだけではなく迷い線も非常に多いためこの状態では
とてもペン入れができずペン入れとラフの間に下書きの過程を導入して線を減らす必要が
あるにょ。
ペン入れで「100%の力を出し切った」といっても画力やタブレット習熟度が低い私の
場合はペン入れが終わって下書きの線レイヤーを非表示にすると多くの部分で不満点が
見つかるにょ。(線が多いと脳内補正によって修正されるため本来はこのペン入れの
状態が自分の能力に最も近い)
そのため下書きレイヤー無しの状態でよりよく見えるように線画を全面的に修正して
いるにょ。
普通にペン入れが終わった段階で100%の力を出し切ったとすれば私の場合は1枚絵では
200%、漫画の場合でも150%の力で描いていると言えるレベルにょ。
そこまでしないと高い評価を得ることはできずランカーなんて夢のまた夢にょ。(恐らく
100%の力では100点越えも難しいレベル)

(2)塗りには技術とセンスが要求されるにょ。
塗りには大きくわけてアニメ塗り、ギャルゲ塗り、厚塗り、水彩塗りがあるにょ。
アニメ塗りは色と色の境目を明白にした塗り方で一般的なTVアニメでのキャラの塗り方に
近いことからこう呼ばれているにょ。
ギャルゲ塗りは基本はアニメ塗りと同じだけど色と色の境目にグラデーションを付けて
いるという部分が異なるにょ。
厚塗りは油絵のように色をどんどん重ねることで色に深みを持たせる塗り方で水彩塗りは
水彩絵の具のように重なっている部分が透けて見えることを逆に使用した塗り方にょ。

これとは別に初心者向けの塗り方もあるにょ。
まずはバケツ塗りにょ。
これはアニメ塗りと根本的に異なるのは陰影表現が全くないということにょ。
バケツ塗りは線画さえあればマウスで十分こなせるためペンタブを持ってない人でPCで
塗りをしない人には昔からおなじみの方法だけど誰でも簡単にできるだけあって評価を
得るのは非常に難しいにょ。(よほど線画が良くないとまともな評価は得られない)

続いていわゆる「底辺塗り」と言われるエアブラシ塗りにょ。
これはバケツ塗りでは誰が塗っても配色センス以外は同じになる(といってもバケツ塗り
であっても隅の方は塗り残しができてしまうため丁寧さという部分での差はできる)けど
底辺塗りの場合はアナログっぽさが出るため人によって大きな差が出るにょ。
「エアブラシ塗り=底辺塗り」ではなく特定のエアブラシ塗りが底辺塗りなのだけどこれが
底辺塗りと呼ばれている所以は塗り力が低い人特有のものがあるからにょ。

塗り力が低い人とそうでない人の一番の違いは「物体を立体として捉えているか否か」と
いうことにょ。
これは線画においても重要なスキルだけど塗りにおいてはさらに大きなものとなって
くるにょ。
しかし、底辺塗りはそれを簡単に誤魔化すことが可能になるにょ。
陰影があやふやな部分であってもエアブラシでぼかせば何とかなるからね。
陰の部分とハイライト部分を同じ太さのブラシで塗るというのは底辺塗り中のさらに底辺
であり、ブラシの太さや強さを変えることで1ランク上の底辺塗りとなるわけだけど
結局この誤魔化しこそが底辺塗りと呼ばれている所以であるためその誤魔化しをやめない
限りは底辺塗りを脱出はできないにょ。(エアブラシだけで塗っているから底辺塗りと
いうわけではなく誤魔化すように塗っているから底辺塗りとなる)

アニメ塗りはアニメ版権キャラを描く場合にはかなり有用な塗り方(上手い人は二次創作
ではなく一次創作と感じてしまうレベルの絵が出来てしまう)だけど簡単そうで難しい
ものといえるにょ。
これは陰影表現のあるバケツ塗りといっても過言ではないアニメ塗りだけど色と色の境目が
明確なアニメ塗りの場合は誤魔化すのが難しいためちゃんと立体として把握できている
人にとっては簡単な塗り方だし、そうでない人にとっては難しい塗り方といえるにょ。
立体把握能力が低い私がアニメ塗りを好んでいるのはアニメ版権キャラを描いた場合に
それっぽく見えるというだけにょ。
厚塗りだと私の技術では誰を描いたのか分からないレベルにまでなってしまうからね(笑)

(3)閲覧を増やすには何と言っても重要なのはサムネ力のアップにょ。
サムネ力は画力が重要と感じるかも知れないけどサイズが小さいだけあって画力が占める
重要性はかなり小さいものとなるにょ。
多少画力が足らなくてもセンスや知識で十分カバーできるレベルになるにょ。
サムネ力を高めるには「クリックしたくなるようなもの」にすればいいにょ。
これは自分がタグ検索をしているときにどのような絵をクリックしているかということを
考えてみれば自ずと答えは出ると思うにょ。

とはいえ、どんなサムネをクリックするのかというのは個人差が大きいにょ。
しかし、誰もが共通なのは「もっと大きなサイズで見たい」ということにょ。
つまり、細部まで書き込んであるような絵(実際は細部まで書き込んでいるかどうかは
サムネ段階では分からない)がサムネ力が高いといえるにょ。(背景がない絵というのは
この時点でかなり不利な存在となる)
漫画などではセリフが小さすぎで読めないからサムネをクリックというパターンもあり
つまようじ漫画などもクリックを誘うという面では有用だけどこれはサムネ力が高いとは
必ずしもいえないにょ。
それは目立たないからにょ。

サムネ力はサムネクリックを促す力といえるのだけどそのためにはまず1ページ20枚の
サムネの中から自分が描いた絵のサムネを見てもらう(認知してもらう)ということが
重要になるにょ。
そのためにはサムネで何を描いているのかというのが粗方分かるというのも重要になって
くるにょ。(サムネでもキャラの輪郭程度は把握できるため骨折したような絵はかなり
マイナス要素になる)
それ故に最低限の画力は必要ともいえるけど画力が足りない分は後述の魅力で十分に
補えるし、最初に描いたように技術よりも知識とセンスが重要になるにょ。
塗りはコントラストが高くなるアニメ塗りや厚塗りが有利だし、あまり奇抜ではないけど
目立つ色遣い(配色)をすれば目に付くことは間違いないにょ。
そのため版権絵などで人物に使える色が決まっている場合であっても背景の色(色相)を
変えるだけでかなり変わってくるにょ。(もちろん、選んだ背景の色によってキャラの
色も微調整の必要がある)

サムネ力をアップさせるには描いている段階や塗っている段階でこまめにサムネサイズで
チェックするのが非常に有用にょ。
簡単なのはお絵かきソフトのズーム機能を使うことにょ。
3000x4000ピクセルで描いている人であれば4%縮小をすれば120x160ピクセルとなり
pixivのサムネサイズである150x150ピクセルに近くなるからね。
普段は画面解像度よりも大きなサイズで描いている人が大半だと思われるけどそのサイズ
では全体的な配色バランスは分かりづらいと思うにょ。(キャラの線画においても部分
ごとに見ればちゃんと描けているけどバランスが崩れている場合にはサムネサイズに
縮小すれば一目瞭然になる。
実際絵画を描く場合でも離れてチェックするということは良くやる手法だけどPCで描く
場合には物理的に離れる必要はなくズーム機能で小さく表示すれば済むだけなのでかなり
お手軽であり、この程度の手間を惜しんではいけないにょ。

(4)pixivで閲覧のためには3つのパターンがあるにょ。
1つは投稿した直後にトップに載った場合でありpixiv全ユーザーに有効にょ。
そして、後述の被お気に入りやマイピク経由にょ。
しかし、やはり最大勢力となるのがタグ検索経由だと思われるにょ。
そのため人気タグを付ける(そのタグの絵を描く)ということが重要な要素になるという
わけにょ。
これが版権絵であればタグ検索が多い人気版権を描くということが有利になるにょ。
私もまどマギ絵を描き始めて平均閲覧数はそれまで描いていた版権絵と比較して5倍に
増えたわけだからね。
とはいえ、自分に興味のない人気版権を描くということに抵抗があるという人もいる
だろうし、版権絵自体に興味がないという人もいることだと思うにょ。
その場合にはさらにタグが重要となるにょ。

オリジナルであれば通常は「*オリジナル」くらいしかタグを付けないという人もいるかと
思うけどこれでは閲覧が伸びなくて当然にょ。
オリジナルというタグが付いた作品数(879,149)は東方(投稿数1,005,796)に次ぐ数で
あり、pixivの中では大勢力となっているからね。
それ故にオリジナルタグがついた作品を「オリジナル」だけで検索する人は極めて限られて
くるにょ。
東方シリーズもキャラ数が多いため東方だけで検索する人は限られておりキャラ名で
検索する人が多いにょ。(それでも魔理沙は52,387、霊夢は51,307もある)
オリジナルならば外見やシチュで人気のタグが付くか否かで閲覧数が大きく変わって
くるにょ。
これは人気版権とマイナー版権と同じく検索数に大きな差があり、それが閲覧数に大きく
影響してくるのと同じ原理にょ。

このタグ力はR-18でも有用にょ。
R-18も投稿数514,761ということでオリジナルに次ぐ3番手勢力ともいえるけど「R-18」
だけでタグ検索する人は「オリジナル」だけでタグ検索する人よりも希だと思うにょ。
したがって、R-18絵を描く場合にはシチュ(性癖)によるタグというのは非常に重要な
ものとなるにょ。
場合によってはタグの合わせ技が有用になることもあるけど無意味に複数の性癖を混ぜると
中途半端なものになりがちであるため自分が突き詰めたいものを1つ選んでそれを重視する
というのがベターだと思われるにょ。

つまり、人気タグを付ければ閲覧数アップに繋がるとはいえ、タグを前提に描く絵を決める
というのではなく描きたい絵を前提に考えていくということが重要なことだといえるにょ。
技術不足だからこそ自分が心底描きたいと思って描いたものでないとそれが他のユーザー
には伝わらないからね。(これがランカークラスの実力があれば何を描いても受け入れ
られると思うけどそれを底辺画力の人がマネをしては駄目)

(5)この魅力というのはここでは1枚絵における画力以外の絵の力を示すものとするにょ。
同じキャラを描いても構図やポーズなどによって大きく印象は変わっていくけどこれは
画力の違いとは一概には言えないからね。(確かに難しい構図の場合には画力が要求される
こともあるけど)
同じキャラでもただの棒立ちの絵では魅力を感じないけど動きや物語性を感じるような
絵ではその印象は大きく変わってくるにょ。
これがランカークラスになればキャラの細かい表情や指先の仕草などで魅力を伝えると
いうことが可能になり「ただの立ち絵だから魅力がない」というわけではないにょ。
しかし、版権キャラを描いて100点以下しか評価を得られない立ち絵の場合にはその絵に
魅力を感じている人は極めて少ないと言えるためそのような棒立ち絵をやめるという
ことが魅力アップに大きく繋がってくるにょ。

立っているだけより動きがある方が魅力に感じるし、そのキャラの表情もただ笑っている、
泣いているというだけではなくその表情に説得力がある方が魅力に感じるにょ。
そのため背景(というかその主題となる人物以外のもの)の役割が非常に大きくなるにょ。
版権絵の場合は「アニメの1シーンを自分の絵で描きました」というだけで人物だけを
描いてもそのシーンがどのようなものかは他のユーザーにある程度伝えることは可能に
なるけれどオリジナルではそうもいかないにょ。
その1枚の絵を通じてそのキャラや世界観まで描かないと魅力は伝わりにくいからね。
そういう意味では版権絵よりもオリジナルの方が背景の占める重要性はより大きくなると
言えそうにょ。

これがR-18であればまた変わってくるにょ。
端的に言えば「魅力的な絵=おかずとして使える絵」となるにょ。
一概にはこう言えない部分もあるとは言えやはりR-18で検索している人の多くがこのように
感じているのは間違いないと思われるにょ。
ただ、特定の性癖をターゲットにしている場合であればあるほどそれを求めている人に
とっては特定の部位が重要になってくるにょ。
おっぱい絵を検索している人にとってはおっぱいのディティールは何よりも優先される
べきものであり、それを疎かにしている絵はいくら可愛く(エッチに)描けていても
魅力が低くなってしまいがちにょ。
特定シチュをターゲットにしている絵ならばそのシチュがより深まるように背景や小物に
力を入れて描かないと魅力の高い絵にはならないにょ。
したがって、R-18は突き詰めるには高い技術が必要になってくるため高い評価を得るのは
なかなか難しいにょ。(というか、R-18は絵だけを求めているため評価率が低いというのが
評価があまり高くならない最大の理由だと思われるけど)
もっとも、(付けたタグによっては)多くの閲覧数が期待できるR-18ならば高い評価
(4桁〜5桁の評価点)を得るのは難しくても底辺評価(100点)越えならば容易に実現可能
だと思われるにょ。

(6)ここではネタ力はネタ絵や漫画における魅力を示すものとするにょ。
1枚絵では魅力の高い絵を描こうとするならば物語性や世界観まで要求されてしまうため
それ相応の技術力が必要になってくるけど漫画の場合はストーリーで補完できるために
その技術力不足をこのネタ力で補うことが可能になるにょ。
漫画であれば全部のコマを使ってそのキャラや世界観の魅力を表現すれば問題ないわけ
だからね。

では、漫画は1枚絵よりも簡単なのかというとそれは違うにょ。
1枚絵と異なるスキルが必要というだけの話だからね。
確かに魅力(ネタ力)があれば画力が多少低くても何とかなるため底辺画力でもRR程度
ならば十分に入ることは可能であり、私も自らが実際に入ることでそれが正しいという
ことを証明したにょ。

どんな漫画が良いのかというと簡単に説明するのは難しいけどページ数がある程度限定
された環境下ではオリジナルよりもある程度の世界観の認知がある版権ものをベースとした
二次創作漫画の方が有利なのは間違いないにょ。
漫画の場合はまずはキャラと世界観をユーザーに認知させることから始めないといけない
けれど二次創作であればその必要性はないからね。
だからこそ、二次創作漫画は有用となるにょ。
ネタ絵もその版権の元ネタが分かっているからこそスタート段階で面白さをユーザー同士で
共有出来ているという点において二次創作漫画と重なる部分があるにょ。

ネタ絵にしろ漫画にしろ技術の占める部分が少なくなるため主観評価ができにくいという
のが最も難点となる部分にょ。
漫画の場合だと同じ元アイデアでもネームの出来によって評価が大きく変わってくるにょ。
この辺は実際に漫画を描いた経験がある人であれば分かりやすいし、そうでない人は
アニメ「バクマン。」を見ればネームの重要性は分かると思うにょ。
とはいえ、ネームの段階で見せられるような知人が居ない人の場合には同じアイデアを
元に複数のネームを描きその中で自分が取捨選択をするという方法を取るしかないにょ。
最初に思い浮かんだネームというのは必ずしもベストとはいえず、後から浮かんだものの
方が良いものになるという可能性は極めて高いからね。
実はこれは1枚絵にも言えることであり、底辺評価しか得られてない人の多くが特定の
モチーフを描く場合に最初に浮かんだものだけを描いているけどそれなりに評価を得て
いる人は(よほどの才能がある人を除き)いくつか候補となるラフを描きその中から
取捨選択して良いものを下書き、ペン入れをしているにょ。
自分で取捨選択できる能力こそ魅力アップに重要なものといえるにょ。

(7)pixivは(一応)SNSであるため横の繋がりというのは無視できない存在といえるにょ。
それに知らない人を相手に評価やブクマをするというのも抵抗がある(逆に仲間内ならば
ほとんど抵抗がない)という人も多くいるだろうからね。
したがって、pixiv内でのみ評価を高めたいというならばマイピクを増やすということは
非常に重要なことだといえるにょ。
底辺評価(100点以下)を越えるレベルであれば仲の良いマイピクを10人作るだけで達成
可能であり、そう考えるとまじめにスキルアップするのが馬鹿らしくなってくると考える
人もいるかもしれないにょ。
この辺は考え方の相違であり、私はあまり好きではないとはいえpixivがSNSである以上は
それを否定もできないにょ。



pixivで閲覧や評価を増やすと要素として考えられるものを7つにまとめてみたけど自分は
どれが高くてどれが低いのかというのは客観評価をするのはなかなか難しいと思うにょ。
そのため1つのことに固執するのではなくいろいろなことにチャレンジしてみるというのも
重要になってくるにょ。
そうすることで足りない要素が少しずつ見えてくるからね。

閲覧を増やしたい場合はどうすれば良いのかというと(1)(2)も重要だけど(3)(4)の方が
より重要となるにょ。
まずは検索ありきなので(4)が重要となるにょ。
では、自分が描きたいキャラが2人居て1人は人気版権A、もう1人はマイナー気味の版権Bの
キャラだとするにょ。
この際に人気版権Aのキャラを描く場合は人気版権ということもあり検索数も多くなる
けれどその反面投稿数も多いためサムネ力がよほど高くないと埋もれがちになってしまい
かえって人気版権がマイナスとなりかねないにょ。
そのためサムネ力があまり高くない場合には適度にマイナー版権(投稿数はそれほど多く
ないけど人気はそこそこある)の方が有利に働く場合が多いにょ。

私の場合は自分の閲覧数から考えてサムネ力だけは十分高いと考えているにょ。
私が描いたまどマギ絵の平均閲覧数は5桁に達しているのだけどまどマギは全投稿作品の
閲覧数が164,506,313回(作品投稿数66729作品)で1作品あたりの平均閲覧数は2465回と
なっており私はその平均の5倍に達するにょ。(1作品あたりの平均閲覧数の半分にも達して
ないと言う人はサムネ力が不足していると思われる)
まどマギ以外はどうなのかというと先日pixivへの総投稿枚数が2桁しかないマイナー気味の
版権絵を描いてみたところそれでも平均の2.5倍の閲覧数に達したにょ。

確かにサムネ力が高いと閲覧にはプラスに働くとはいえそれは評価においては必ずしも
プラスとはいえないにょ。
閲覧数が5倍になっても評価は5倍にはならないからね。
これは評価を最初からしないROM専の閲覧の割合が増えるというのもあるけどサムネ力が
高いせいで見る前の期待度が上がり絵を見てがっかりすることで評価率にマイナス影響を
与えているという可能性があるにょ。
絵の出来と比較してサムネ力の高いものはサムネマジックと呼ばれているけど特にその差が
大きいものはサムネ詐欺とも言われているにょ。
そういうものは評価率を下げてしまう可能性があるにょ。

では、サムネ力を高めることはマイナスかというとそうではないにょ。
上記のように閲覧数を増やせるということにおいてはプラスになっているし、それは評価に
おいても評価率が下がっているとしても点数自体はプラスになっていると考えられる
からにょ。
それにサムネクリックしてのがっかり感を無くすためには(1)(2)を高めれば良いという
だけの話だからね。
したがって、私がランカーになるためにに求められているものはこれによって明確に
なったにょ。
先日描いたマイナー気味の版権絵(健全絵)でも300点越えしたので評価率さえ高まれば
RRくらいなら十分にコンスタントに入れるようになれると思われるにょ。(その時にはDRも
射程圏内に入ってくる)
もっとも、これは簡単なことではないのだけど・・・。

あと重要なのは(5)(6)にょ。
私は漫画の最高評価は2000点を超えているけど1枚絵は700点だからね。
この点からも(1)(2)が不足しているというのはよく分かるにょ。
もっとも私が描く漫画は特定ネタが多いので万人受けするものではないためそういう意味
では画力の問題だけではないにょ。
しかし、二次創作だろうと自分が描きたいものを描くというのが私のポリシーであるため
それを曲げて媚びを売るなんてマネは私にはできないにょ。

まどマギ人気もかなり落ち着き一時のような極端なブーストはなくなったとはいえ依然と
して人気版権には変わりなくまどマギ絵を描いている限りはRRならば十分にチャンスはある
と思われるにょ。
私の被お気に入りもまどマギ絵を描き始めて倍増したのでそれ以外のキャラを描く場合には
また被お気に入りを増やしていかないと評価アップは難しいにょ。(被が少ないと初動
24時間での評価が重要になる各種ランキングに入りづらくなる)

ただし、pixivの最近の改悪によってその被を増やすということが難しくなってきている
のが厄介にょ。
その1つが先月末から導入されたpixivモバイルでのソート機能にょ。
pixivでは上下格差を無くすため人気順検索はできないようにしているにょ。
そのためより多くの人に認知されるためにはRRやDRに入るということが重要になって
きたにょ。
しかし、人気ランキングが導入されることで既存の人気絵を描いている人が有利になって
くることになったにょ。
PCにおいては非公式のサイトpixortで人気順検索はできたもののモバイル限定とはいえ
人気順検索を可能にしたのはpixivのポリシーを曲げかねないことにょ。

それに加えて先日から導入のおすすめユーザー機能にょ。
おすすめに入っているのはほとんどがランカーであり、これは言い換えるとただでさえ
ランキングに頻繁に入っているため知名度が高いランカーの知名度をより高くするもので
あり、上下格差を広げるためのものといっても過言ではないにょ。
私はサムネ力の高さを生かしてタグ検索で閲覧と評価を稼ぐタイプであるためこういった
機能ではマイナスになることはあってもプラスになることはないにょ。
実際おすすめユーザー機能が加わるまでは1日に1〜2人(週に10人弱くらい)増えていた
被お気に入りがおすすめユーザー機能が加わってからは10日間で増えたのはたったの1人にょ。
これは誤差というにはあまりに大きすぎるにょ。
すでにランカーになっている人にとってはプラスになっているけどこれからランカーを
目指す人にとっては以前よりは厳しくなったといえそうにょ。

とはいえ、これはあくまで言い訳でしかないにょ。
それならより多くの評価がもらえるような絵を描けばいいというだけの話だからね。
もちろん「評価のために描く」というのではなくどうすれば評価を得られるかということを
意識しながら「描きたい絵を描く」というだけにょ。(当然、評価を意識するというだけ
ではなく足りない部分を自己分析してそれをアップさせるという努力もする必要がある)
描きたい絵を描いているだけで高い評価を得ている人はごく限られた人だけでありそうで
ない人は評価を意識しつつ描きたい絵を描くというのは当然のことにょ。
これが私にとっては画力アップへの重要な要素になりそうにょ。




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