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おちゃめくらぶ掲示板
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Androidが普及するためには
Android 3.0を搭載したタブレット端末が各社から発表、発売されてきているけどその
新バージョンである3.1が発表されたにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110511_444590.html
3.1で新たに加わった主な機能は以下の通りとなっているにょ。
(1)USBホストAPI
(2)マウス、ジョイスティック、パッドでの入力
(3)ウィジットのサイズ変更機能
(1)今までUSBホスト機能が無かったというのは驚きにょ。
しかし、今回このような発表がされたということはUSBマスストレージクラスに対応し
USBメモリもそのまま使えそうな予感にょ。
AndroidはベースはLinuxであるためLinux用のドライバのある機器であれば基本的に
どれでも使用可能なのだけどAndroidは素の状態のLinuxではなくドライバをインストール
するためにはルート権限を得る必要があるにょ。
とはいえ、Android端末ではそれを得ることは基本的にはできないためせっかく本体に
USBポートが付いていてもそれを活用できる状況下には無かったにょ。(デフォ状態で
対応している機器以外は使用できない)
それが改善できるのであればAndroid端末のPC的な活用の範囲が今よりさらに広がる
ことを意味するにょ。
(2)Android 2.3でゲーム用のパッドを標準サポートしたわけだけどこの3.1ではマウス、
ジョイスティック、パッドでの入力を標準サポートしているにょ。
パッドをサポートすることでXperia PLAYのようなスマホが登場できたのだけど今回
サポートに加わったものでやはりよりPC的な使用方法が可能になったといえるにょ。
(1)のUSBホスト機能と加えて見るとノートPCスタイルのAndroid 3.1端末のUSBポートに
USBマウスを接続すればすぐに使えるということでもあり、OSの違いを除けば一般的な
Windows PCとの差はかなり縮まるといえるにょ。
タッチパネルに特化している分だけ操作性においてはAndroidの方が有利な部分もある
くらいにょ。(Windowsは対応ソフト、機器のアドバンテージしかない)
(3)ウィジットはAndroidの特徴の1つであるけど画面解像度やドットピッチによってその
操作面の快適さはかなり変わってくるにょ。
後述のようにスマホとタブレット端末では快適さの度合いが異なるためウィジットの
サイズが自由に変更できるというのならばその便利さは大きく変わるにょ。
今回の3.1はあくまでHoneycomb(3.0)のバージョンアップということで単体のコード
ネームは付けられていないにょ。(ほぼ半年に1回のバージョンアップなのに3.0が発表
されて3ヶ月しか経ってないわけだしね)
次世代のAndroid OSというとコードネーム「Ice Cream Sandwich」というものが名称のみ
発表されたにょ。
詳細は後日発表されるのだけどやはり注目すべきはスマホ用のOS(Android 1.x、2.x)と
タブレット端末用のOS(Android 3.x)の統合にあるにょ。
Win 9xとWin NTのようにカーネルレベルで異なるOSというわけではなく両者とも同じ
Androidであるためそもそも統合以前になぜ2つに分断したのかという方を疑問視している
人もいるかもしれないにょ。
それはやはり大きいのはサイズによる操作性の違いにあると思われるにょ。
画面解像度が高いけど画面サイズも大きなタブレット端末は画面解像度、画面サイズ
ともに小さいスマホ用に作られたOSをそのまま載せてもその本来の魅力を生かせないと
いうのが理由にょ。
様々な解像度を考慮し、それに合わせてスケーラブルに対応可能なVista以降のWindows
であるならば必要最低解像度以上あれば解像度がどれだけ高くてもドットピッチが
どれだけ細かくても問題なく使用できるのだけど元々はスマホ用のOSに過ぎなかった
(タブレット端末というものは登場時には考慮されてなかった)Androidにおいては
そこまでの自由度はないにょ。
したがって、2つに分けるということが最も簡単かつ不具合も起こりにくい策と言える
わけにょ。
しかし、このまま分断した状態ではやはり普及において大きな障害となってしまうにょ。
したがって、時間を掛けて統合させることにしたのではないかと思われるにょ。
そう考えてみるとAndroid 3.x(Honeycomb)は次のIce Cream Sandwichが出るまでの
ただのつなぎという考えを持つ人もいるかもしれないにょ。
これはWindowsで例えるならばWin2Kのような存在といえそうにょ。
本来であれば2KにおいてNTと9xの統合が予定されていたけどそれはXPへと持ち越しに
なったからね。
それでは「2KはただのつなぎのためのOSか?」というとそうではないと感じている人が
大半だと思うにょ。
2Kによって多くの人にNTカーネルのメリットを享受することができた(それまでの
NT3.xや4.0はDirectXさえろくにサポートされておらず一般人が使うには敷居が高い
OSだった)というのがあるからね。
3.0によってタブレット端末の魅力を多くの一般人が知ることになるという点において
Win2Kと置かれていた立場が似ていることが分かると思うにょ。
Android端末は端末メーカーを問わず様々な製品に搭載されているというのが一番の特徴
といえるにょ。
これは、一社ですべて賄っているアップルのiPhone(iPod touch)、iPadとは完全に
異なるものにょ。
確かにiPhoneの垂直統合ビジネスは成功しているわけだけど一社だけではシェアを
伸ばすには限界があるにょ。
iPhoneは売れまくっているけど国内においてAndroid搭載スマホは前年比3.7倍という
圧倒的な伸びによってついに出荷台数でiPhoneを追い抜いたにょ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1105/10/news079.html
今年はさらにスマホの出荷台数が増える見込みで近いうちには携帯電話の出荷台数の
半数がスマホになる見込みにょ。
「スマホが売れているのではなくiPhoneが売れているだけ」というのはすでに過去の話
となったわけにょ。
恐らくこれはタブレット端末でも近い将来起こり得るのではないかと思われるにょ。
現時点では「タブレット端末が売れているのではなくiPadが売れているだけ」なの
だけどAndroidは採用製品の多さを強みとしてシェアを伸ばし販売台数でiPadを追い越す
のは時間の問題といえるにょ。
そのためにも重要なのがOSの問題であり、スマホでの使いやすさ、タブレット端末
での使いやすさを両方とも併せ持つ「Ice Cream Sandwich」の存在が大きくなるにょ。
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