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おちゃめくらぶ掲示板

586御茶目菜子:2011/04/27(水) 14:11:19
ソニーがタブレット端末を発表
ソニーがAndroidタブレット端末を発表したにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110426_442357.html
すでにPanasonicも「VIERA Tablet」を発表しておりタブレット端末の本格普及がいよいよ
始まりそうな感じにょ。
昨年のiPadの発売によって急激に注目が集まってきているタブレット端末だけどやはり
普及への第一歩となるのがiPad以外のタブレット端末のヒットにょ。
iPadが売れてもそれはiPadが人気があるというだけであってタブレット端末そのものが
受け入れられたというわけではないからね。
タブレット端末を意識したAndroid 3.0発表によって最近になった各社がタブレット端末を
競い合って発表しているけれどこれによってようやく非iPadという選択肢が出来ただけに
すぎないにょ。

日本においては今回のソニーと先日のPanasonicタブレット端末発表が今後のタブレット
端末普及においてのターニングポイントとなると思われるけどその理由は下記の2つにょ。

 (1)大手家電メーカーからの発売
 (2)キャリアに依存しない販売

(1)国内メーカーが最高で海外メーカーが駄目・・・何て言うつもりはないけれど少なく
とも日本国内で普及させる気があるのならば国内メーカーの参入は必要不可欠にょ。
特にこの手の小型電子機器は日本の得意分野の1つであり製品そのものを作る技術は
優れているというのはあえて私が言うまでのことではないからね。
ベンチャー企業ではなく国内大手メーカーが立て続けに参入するということはそれだけ
この分野が伸びると判断したということも言えるにょ。
もちろん大手だけあってその影響力も大きいにょ。

大手家電メーカーから発売となるとやはり取扱を行う量販店も多くなりそれだけ入手性も
アップする可能性が高いにょ。
Android搭載のタブレット端末は昨年の段階で中国製のものを中に非常に多く発売されて
いるものの国内では正規販売ルートを持たないメーカーばかりであり、輸入品を扱って
いるショップはキワモノ扱いで販売している場合が大半となっているにょ。
iPadが売れているというのはブランド力もあるけどやはり製品を目にする機会が非常に
多いというのが大きなアドバンテージとなっているにょ。
iPadを展示してないような量販店はないといっても過言ではないレベルだからね。
ライトユーザーへの訴求を行うならばより多くのショップでの実機の展示が必要不可欠と
なるにょ。

(2)上記のソニーやPanasonicのタブレット端末は単に発表がされたというだけで製品が
市場に出るのはもうしばらく先のことだけどメーカーを問わずならばAndroid 3.0搭載の
タブレット端末はすでに入手可能な状態にあるにょ。
しかし、それらはキャリアを通じて販売する製品ばかりにょ。
確かに海外の電子機器、通信機器メーカーの製造する端末ではブランド力や販売力が
弱いため量販店ではあまり取扱がないということを考えるとこのようなキャリアを通じて
販売することには大きな意味があるにょ。
具体的に挙げるならばLG電子というと国内では取扱があまりなくユーザーが自ら好んで
このメーカーの製品を選択するということは日本ではあまりないにょ。
しかし、ドコモが発売することで「LG電子のOptimus Pad」ではなく「ドコモのOptimus
Pad」として受け入れられるにょ。
ブランド志向の強い日本人ならこの差は非常に大きいにょ。

確かにブランド力アップは商品流通の面からするとキャリアから販売されるのは確かに
大きなアドバンテージがあるもののキャリアとの契約が必須であるためどうしても
ハードルが高くなってしまうにょ。
それは月額課金の必要性があるという金銭的な問題と契約そのものが必要という問題にょ。
契約の書類を書かないと行けないというのはそれだけで店頭で普通に買える製品と比べ
面倒さがある(シャープの電子書籍端末である「GALAPAGOS」もこの販売方式をとって
いる限りは広く普及することはあり得ない)わけだしその上その端末のためだけに
数千円も毎月払えるかということを考えるとやはり購入は躊躇してしまうにょ。
「ケータイではそれが当たり前だけど売れているではないか?」と考える人もいるかも
しれないけどこれから普及させようとする端末に対してすでに生活必需品となっており
必要不可欠なケータイと同じ考えは通用しないにょ。


このような考えから国内大手メーカーからタブレット端末が発売されることは普及を
加速する可能性が高くなり歓迎したいにょ。
ただし、発売がしばらく先ということと価格面の問題がある(今回のソニーの製品は
価格そのものが発表されてない)ためまだ現状ではそれらの製品が売れるという確証は
ないけどね。

さて、今回発表された製品は2機種だけど両者は上手く棲み分けが行えそうなものと
なっているにょ。
タブレット端末というとやはり気になるのは画面サイズにょ。
単にAndroid端末が欲しいというだけであればスマホを買うという選択肢があるけど
スマホでは画面サイズがボトルネックになってしまうことは少なくないにょ。
そういう意味ではPCライクな閲覧性が期待できる10インチクラスの端末はスマホを持って
いても競合せず使用できるというメリットがあるにょ。
画面サイズが大きいということは緻密なポインティングを行いにくい静電容量方式の
タッチパネルにおいては操作性アップになるだけではなくサイズそのものが大きいので
解像度を高めても見やすいためWXGA液晶を搭載した製品も少なくないにょ。
そのため解像度の面だけを見てもスマホと十分に差別化が可能にょ。

ただし、10インチクラスの端末では持ち歩くには大きすぎるという問題があるにょ。
すでにここで何度も書いたように私はバランスを考えると7インチがベストと考えて
いるにょ。(ユーザーのアンケートでも昨年11月20日に書いたように7インチがベスト
と考えている人が多い)
しかし、操作性を考えると10インチクラスの製品と比べて劣るのは事実にょ。
そのため昨年10月22日に書いたように「7インチiPadは登場しない」と私は考えて
いるにょ。(そもそも10インチクラスは持ち歩きを想定したものではなく家庭内か
それに準じたモバイルを想定しているだろうからね)

そこでソニーが持ち歩きを考えたタブレット端末として提案したのが5.5インチ液晶
搭載モデルにょ。
5インチクラスは筐体サイズ(フットプリント)を考えるならば携帯性に優れている
けれど今度はスマホと差別化が難しいという問題を抱えているにょ。
しかし、ソニーの端末(S2)は液晶を2画面搭載することで差別化を行っているにょ。

5インチクラスの2画面端末は私がタブレット端末に求めている正解に最も近いものと
いえるにょ。
というのもタブレット端末は液晶画面が剥き出しであるため持ち歩きの際は画面保護に
気を遣ってしまうからね。
小型の端末だとポケットに入るということが大きなアドバンテージになるけどこのように
2画面の端末だと折りたたんでおけば画面保護の役割をするためそのままラフにポケット
へと突っ込むことが可能になるにょ。

それと電子書籍用としては2画面は非常に魅力となるにょ。
特に漫画を読む場合には見開きで読むことが可能になるからね。
ただし、このS2の場合は解像度にやや不満があるにょ。
1月8日にも書いたように漫画を読む場合にはSVGAが最低ラインとなるからにょ。
自動段組を行うテキストベースの書籍とは異なり漫画の場合は一般的にはページ
単位の閲覧であり、1画面で1ページ全体を読めるものが望ましいにょ。
しかし、VGAクラス(短辺480ピクセル)の液晶では私の実験結果でも細かい部分が
潰れて閲覧にやや支障を来してしまったにょ。

S2がWSVGA2画面であれば最強だったけどそうしなかったのはPSSとの兼ね合いもあるの
かもしれないにょ。
PSSは2月15日に書いたようにAndroidスマートフォン向けのアプリ配信サービスだけど
基本的にスマホをベースに考えているため基本解像度はVGAとなっていると推測して
いるにょ。
iPhone4は従来と比べて縦横2倍の解像度になったのだけどこの2倍というのはアプリの
互換性を考えた場合に有利になるにょ。
NGP(仮称)もPSPと比べて縦横2倍の解像度になったのはそのためだからね。
整数倍であれば補完作業も楽だし、何より中途半端な補完によってテキストにジャギーが
発生することはないからね。(テキスト情報がなく画面すべてがフルポリゴンならば
整数倍に拘る必要はないけど)
WSVGA液晶を搭載してしまうと互換性を考えた場合には画面中央に小さく表示するという
選択となりかねないにょ。
それでも2画面あることでPSSのゲームをプレイする際には下画面にコントローラを表示
することでDSライクなプレイスタイルを実現可能であり、一般的な1画面のスマホと
比べると操作性は高くなりそうにょ。

大々的な発表を行ったタブレット端末と比べてひっそりと写真1枚で発表されたのが
「Ultimate Mobile PC」と「Freestyle Hybrid PC」にょ。
今回は写真のみの発表で後日正式発表するのだろうけどいつもだったらティザー広告で
ユーザーを煽っているだろうからそこまでの製品ではないとソニーは考えているのかも
しれないにょ。
写真を見る限りはVAIO XとVAIO Pの後継機種と予想されるにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/442/357/html/sony-28.jpg.html
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/442/357/html/sony-29.jpg.html
Freestyle Hybrid PCの方は本体サイズが気になるところにょ。
このようなスタイルのスライド式キーボードといえば国内端末ではWILLCOM D4が真っ先に
思い浮かぶのだけどそれと同レベルのサイズを実現して実駆動3〜4時間あるのならば
悪く無さそうな製品にょ。
写真を見る限りではD4と比べるとかなり大きいサイズであり、VAIO Pより少しフット
プリントが小さい程度に見えるにょ。(右の写真の奥に見えるUSBらしき端子のサイズから
想定して7インチWXGAで20x12x2cmくらいか?)
恐らくOakTrail搭載は間違いないのでこの端末の正式発表も期待したいにょ。




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