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おちゃめくらぶ掲示板
Androidは電脳板の夢を見るか
GoogleがAndroid 3.0を発表したにょ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/03/news017.html
12月にAndroid 2.3(コードネーム:Gingerbread)を発表したばかりなのに早くも3.0
(コードネーム:Honeycomb)を発表するなんて早すぎると思うかも知れないけどこれは
ターゲットとしているものが異なるので問題はないにょ。
というのもGingerbread(というか今までのAndroid OSすべて)がスマートフォンを
ターゲットとして作られているのに対してHoneycombはタブレット端末をターゲットとして
作られているからにょ。
Android 3.0(Honeycomb)の主な改良点は下記のようなものにょ。
(1)UIの改良
(2)マルチコア対応
(3)描画速度アップ
(1)やはりぱっと見てすぐに分かるのはUIの違いにょ。
スマートフォンというのは4インチ前後が主流であり、その画面サイズで使いやすいUIが
従来は採用されていたけどこのHoneycombでは7〜10インチという大画面のタブレット端末で
使うのを前提としたUIが採用されたためにょ。
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/02/03/honeyc2/
UIの変更でまずは大きいのがハードウェアボタンに依存しないというものにょ。
Android OS搭載のスマートフォンには3〜4ハードウェアボタンが装備されているにょ。
その3つのボタン配置は特に規定はないためメーカー、機種によってボタンは大きく変わって
いるにょ。
http://japanese.engadget.com/2010/12/07/android/
ボタン配置は慣れでカバーできるとはいえ、縦横持ち替えた場合にそのボタンの位置関係が
変わってしまうのはハードウェアボタンのデメリットとなるにょ。
しかし、このHoneycombでは大画面を活かして「戻る」「ホーム」「アプリ切り替え」
ボタンが画面内に設置されたにょ。
Androidではホーム画面にはアイコンとヴィジットを置くことができるけどHoneycombでは
ヴィジットに重点を置いているにょ。
Honeycombで重要となるものに「Fragments」があるにょ。
Fragmentsによって細かいスペック違いの多いAndroidの問題を解決できるみたいだけど
まだ現時点は分からない部分があるの今回は保留するにょ。
(2)もうすぐ発表されそうなPad2にはデュアルコアCPUが搭載される見込みにょ。
今年発売のタブレット端末は多くの機種がデュアルコアCPUを搭載するのではないかと
思われるにょ。
Tegra3ではクアッドコアのSKUも用意されているくらいであるためARM界もマルチコアが
主流になってくるにょ。
さて、そうなるとそれを有効活用できるOSとアプリが必要になるにょ。
マルチコアを使ったアプリが登場する前にまずはマルチコア対応OSが必要になるわけにょ。
WindowsにおいてはWin2Kによって個人用PCにマルチCPU対応のOSが普及したにょ。(
これによってPen4のHTTのような論理2コアでもOSがデュアルCPUと判断することで扱える
ようになったにょ。
デュアルコアCPUもデュアルCPUと判断することで2Kで使うことはできたにょ。
しかし、その能力は十分に発揮できないにょ。(2K proでは2CPUまでしか扱えないため
クアッドコアCPUは4CPUと判断されてしまい使用することができない)
XP SP3においてようやくマルチCPUではなくマルチコアCPUに正式対応したにょ。(Home
では1CPUのみの対応だけどクアッドコアCPUは4コアであっても1CPUなので問題ない)
Vistaや7では標準でマルチコアCPUに最適化されているためマルチコアCPUを使うことで
そのOSの本来の性能を発揮できるにょ。
Android OSはこのHoneycombでようやくマルチコアに対応したにょ。
そのため今後はシングルコアCPUはスマートフォンなどの小型端末に限定されていくの
ではないかと思われるにょ。(タブレット端末にクアッドコアCPUが必要かと言われたら
微妙だけどデュアルコアCPUならば十分に恩恵があると思う)
http://journal.mycom.co.jp/articles/2011/02/03/honeyc2/001.html
(3)Honeycombでは2Dのハードウェアアクセラレーションと新しい3Dエンジンによる描画
速度アップも有用となるにょ。
やはり、同じようなハードウェア構成でもiPadの方が動作がスムーズだったのは
ハードウェアを有効活用しているためだろうからね。
これはハードウェアが固定であるためOSが最適化されているというのが大きな理由だろう
けどAndroidもHoneycombで同じハードウェアであっても動作速度が上がっているみたい
なのでよりハードウェアを有効活用しているのではないかと思われるにょ。
さて、以上がHoneycombの主な改良点だけど今回の発表のもう1つ注目されたのはAndroid
マーケットの改善にょ。
「Android Market on the Web」によって従来はAndroidマーケットを利用できなかった
端末からも利用できるようになったからね。
従来はGoogleが定めた仕様を満たしていないとAndroidマーケットは利用できなかった
ためキャリアに依存しないタブレット端末などでは利用できなかったにょ。
AndroidではApp storeでのみアプリが配信されるiPhoneとは異なりAndroidマーケットに
完全依存しているわけではないにょ。
しかし、多くのアプリがAndroidマーケットに集結している以上はそれを利用できないと
いうのはやはり魅力が失われるものになるにょ。
これが国内のキャリアから出ているスマートフォンならば例えばドコモの場合だと
「ドコモマーケット」、auの場合だと「au one Market」で配信されているためAndroid
マーケットに依存する必要はあまりないけどね。
それ以外だとまだ配信サイトがあまりないため選択肢がかなり狭まってしまうにょ。
しかし、この度の「Android Market on the Web」ではWebブラウザから普通にアクセス
できるようになり端末に依存しなくなったため自由に使えるようになったにょ。
依然として決済がクレジットカードのみであるというのが難点だけど自由度は大幅に
向上したにょ。
これでキャリアに依存しないAndroid OS搭載のタブレット端末を買った場合でもアプリの
心配をしなくて済みそうにょ。
端末から直接ダウンロードできるためPCレスで使用できるため利便性も高いにょ。
検索性能アップやオススメ、人気ランキング表示もされるようになったためより利便性が
高くなっているみたいだしね。
iPadは昨年4月に発売以来すでに1480万台販売されているにょ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1102/03/news075.html
これはタブレット端末のシェアの大半となるにょ。
今年はタブレット端末全体では4000万台に達するという予想も出ているにょ。
単純にiPadの需要が拡大するというのではなくやはりAndroid OS搭載のタブレット端末の
拡大が加味されていると思われるにょ。
今回のAndroid 3.0(Honeycomb)の発表と新しいAndroidマーケットである「「Android
Market on the Web」によってほぼシェアを独占しているiPadを迎え撃つ準備ができた
と思われるにょ。
あとは対応する製品が各社から登場するのを待つだけにょ。
iPadは垂直統合によるビジネスモデルであるというのが強みである反面弱点にもなって
いるにょ。
一社ですべてラインナップを賄う必要があるけどそこまで多岐多用に渡るラインナップを
行うのは無理にょ。
日本ではドコモから発売されているサムスンのGalaxy Tabだけど7インチ300g台という
このサイズ、重量は少なくとも現在のiPadの方針からだと登場するのは厳しいため十分
差別化できており、iPadに十分付けいる隙があるにょ。
さすがに10インチ前後、700g前後の端末になるとiPadと競合してしまい苦戦は必至だけど
今回の発表によって何とか互角に戦えるようになったのではと私は考えるにょ。
つまり、幅広い層に対応できる分だけAndroid OS搭載ダブレット端末が普及台数では
iPadを抜くのは時間の問題といえそうにょ。
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