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おちゃめくらぶ掲示板

492御茶目菜子:2011/01/08(土) 13:54:58
理想的な電子書籍用端末
NECが2画面液晶を搭載したAndroid端末を公開したにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20110107_418349.html
2画面端末の最大のメリットは折りたたむことで画面保護ができるという点にょ。
タブレット端末は雨後の筍のように多く登場しているけど問題はバッグの中にラフに
突っ込むなんてことができないという点にょ。(わざわざケースに入れると出し入れが
面倒になってしまう)
これが折りたたみ式の2画面端末であればかなり気楽に持ち運べるからね。

2画面といえばLibretto W100が思い浮かぶけどW100はやはり駆動時間があまりに短いという
のが問題だったにょ。
何せ普通に使って1時間少々というのはモバイル端末としては致命的だからね。
さて、このNECの端末は2画面でも駆動時間は5時間である模様にょ。
実際の駆動時間は公称値よりは短めになるだろうけどW100のような酷いことにはなりそうに
ないにょ。
また重量は530gあるにょ。
7インチ2画面の端末として考えると決して重くはないものの両手に持って使うにはもう
少し軽量な方が望ましいにょ。(個人的には500g以下が必須条件であり300g以下が望ましい
と感じている)

7インチ2画面ということはW100のようにその2画面をくっつけて1画面として使用する
という使い方もあるけど現時点は2画面に別々のアプリを動作させることはできるけど
2画面をまたがって処理させることはできない模様にょ。
さて、この端末は昨今では珍しいアスペクト比4:3のスクエア液晶を搭載しているにょ。
簡単にいえばSVGAなのだけどワイド化が進んだのは動画鑑賞に適しているというのも
あるし、量産されている分だけ割安というのもあるにょ。
この端末でスクエア液晶を採用しているのは縦で見る際にスクエア液晶の方が見やすい
というのが理由みたいにょ。

さて、2画面となるとやはり電子書籍用としての使い勝手が気になるところにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/418/349/html/ph06.jpg.html
写真で見る限りは悪くない感じにょ。
液晶の解像度はSVGAだけどこれは私が実際に試したところ許容できるボーダーラインと
同じにょ。
12月7日にも書いたようにJコミからダウンロードした「ラブひな」のPDFを再生してみた
ところVGAでは潰れて見にくい部分があるけどSVGAならば問題なく読めたからね。
一般的な書籍の縦横比は1:1.4であるためワイド液晶で画面全体に1ページを表示した
場合にはワイド液晶だと上下に余白部分が多く空いてしまうのに対してスクエア液晶
だとあまり余白がないために画面を有効活用できるにょ。
つまり、電子書籍用途ではWSVGAとSVGAでは有為的な差はなくむしろ同じ画面インチ数で
あれば画面を有効活用できる分だけスクエア液晶の方が有利になるとさえ言えるにょ。

私はスマートフォンやタブレット端末を持ってないためPC(VAIO UX)を電子書籍用の
端末として利用しているにょ。
UXは4.5インチWSVGAであるため漫画を画面一杯に表示すれば十分読める量になるにょ。
見開き表示を行うならばWXGA以上はないと解像度不足だけどね。
母艦からのデータ転送はUSBメモリもしくは無線LAN経由で行っているにょ。
私はノートPCを常時起動しているため母艦であるノートPCに入っているデータは他のPCから
アクセス可能(必要なデータは共有フォルダに入れている)であるため数100MB〜1GBと
いう大きなファイルでなければそれで問題ないにょ。
実際にUXでどんな感じになるのかを「ラブひな」で試したにょ。
http://www.youtube.com/watch?v=cVjGw5qMePI

特に困らないけど読みやすいかというと微妙だし、何より約520gというUXの重量は片手で
支えるには重すぎるというのがあるにょ。
それにバッテリ駆動時間も公称値で3.5時間であり実駆動は2時間程度だからね。(これも
サスペンドを使用した場合はさらに短くなるしバッテリが少しへたっているので今ではフル
充電してもこれだけ駆動しない)
したがって、電子書籍用としては決して良い端末とはいえないにょ。
リナザウではPDFの表示自体が非常に重かったというのを考えるとCoreSolo1.2GHzの
パワーは圧倒的であるためサクサク表示されるにょ。(5インチ以下のPCでUXよりも高性能な
CPUを搭載している機種はないわけだしね)
Atom搭載の小型軽量なポケットサイズPCは多く存在しているけどクラムシェルだと
キーボードが邪魔で電子書籍用には向いていないにょ。
したがって、コンパーチブルもしくはキーボードレスが望ましいけどそうなると選択肢は
工人舎のPAもしくはViliv S5くらいしかないにょ。(その両者ともすでに生産が終了して
いたりして入手しにくくなってるし、それ以外の製品となるとさらに入手が困難)

やはり、電子書籍用としてはWindows PCはサイズ、重量、駆動時間の面を考えると向いて
いないことが分かるにょ。
使い勝手を考えると専用機(電子書籍用を考慮した端末)が良いのだけどけどGALAPAGOSは
レビューを見る限りでは現時点では微妙みたいにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20110105_416985.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/20110107_418260.html
ストアで購入した書籍を読む際にはスムーズに読めるので問題ないけどピンチインピンチ
アウトで文字を拡大縮小を行った際には画面の文字数が減って本来ならば残りページ数も
変化するはずなのにも残りページ数は変わらないという問題があるにょ。
そして、自炊したPDFを端末内に入れた場合には表紙もタイトルも表示されないため量が
増えた場合には非常に困るという問題があるにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/418/260/html/57.jpg.html

GALAPAGOSはAndroidをカスタマイズした独自端末(Android用アプリが動作するわけでは
ないためLinuxベースと発表されている)であり、さらに現時点ではアプリが追加できない
仕様となっているため標準アプリの使い勝手がGALAPAGOSの使い勝手に直結しているにょ。
私は店頭で少し触った程度だけど端末の操作感覚は悪くないと感じたにょ。(レスポンスは
iPod touchなどと比べてやや劣る感じだけど)
しかし、肝心のソフトの出来が今一歩というのであれば考え物にょ。
そういう面では現時点ではSONYのReaderを買った方がまともに使用できそうにょ。
アプリの追加インストールが可能になり、プリインストールされたアプリもバージョン
アップされれば評価が変わってくるため早急に対策をして欲しいところにょ。

やはり、電子書籍用として端末面(ハード性能、ソフトの使い勝手)、サービス面、
自炊電子書籍の再生環境などを総合すると現時点で最も優れているのはiPadになって
しまうにょ。
iPadはもうすぐ後継機種が発表されると思うのだけどCESの会場でiPad2らしい機種の
モックアップが発見されたにょ。
http://japanese.engadget.com/2011/01/06/ipad-2-128gb-ces-9-4mm/
どうやら厚さは9.4mmまで薄型化されているみたいだけどiPadの問題はそのサイズと
重さであるため根本的な解決にはなってないにょ。
両手持ち端末であれば最低ラインが500gだと私は考えているけど従来モデルで700g前後
あったのが薄型化で200g以上軽量化できるとはとても思えないからね。

私が理想に思う電子書籍用端末は現時点では存在しないにょ。
理想的と思えるような条件を挙げると5インチSVGA(もしくはXGA)2画面で静電容量方式と
感圧式の両方をサポートしたタッチパネルを搭載し、重量は300g程度、実駆動時間は
10時間以上のものにょ。(2画面縛りが無ければ現行技術で十分に実現できるレベルであり
決して厨性能ではない)
あとは、アプリの追加によって様々な方式の電子書籍を読むことができるというのが
重要なポイントにょ。
電子書籍のデファクトスタンダードと呼べるサービスが存在しない以上は様々な方式に
端末側が対応できるようにならないと駄目だからね。
もちろん、そのレスポンスやアプリの使い勝手も重要なことにょ。(価格はさらに重要
だけど安価にこしたことはない)
国内では電子書籍用のサービスが乱立している状態だし、十分なコンテンツが揃っている
とは言い難い状況であるため適当な端末を買い当面は自炊でカバーするという方法がベター
だけどその自炊も一昨日に書いたようにハードルが高いので難しいところにょ。




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