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おちゃめくらぶ掲示板
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最強のコンデジ発表
オリンパスのミラーレスカメラ「E-PL2」が海外で発表されたにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110106_418251.html
11月にE-PL1の後継となるE-PL1sが発表されたばかりでもう後継機種か・・・と思った
けれどどうやらこのE-PL2はE-PL1sの後継機種ではなく上位機種みたいにょ。
上位機種はE-P2が存在するけどさらにその間を埋める機種ということになるにょ。
微妙なポジションにはやや疑問は選択肢が増えるけどすでに在庫処分で投げ売り状態に
なっているE-P1がさらに安くなりそうな気がするにょ。(というか、すでに在庫はほぼ
捌けた状態かも)
E-PL2は魅力的ではあるけどE-PL1登場時ほどのインパクトはないにょ。
むしろ魅力的に感じたのはオリンパスとしては久々の高級コンデジであるXZ-1の方にょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110106_418270.html
こちらの魅力になるのはコンデジとしては比較的大きな1/1.63インチCCDセンサーを搭載
しているということに加えてさらに開放F値1.8の大口径ズームを搭載していることにょ。
コンデジ用のズームレンズとしては私が知る限りでは最も明るいレンズにょ。
PowerShot S95もコンデジの中では明るい開放F値2.0のズームレンズを搭載しているの
だけど3.8倍ズームの望遠端はF4.9となっているにょ。
それに引き替えXZ-1は4倍ズームにもかかわらず望遠端はF2.5となっており、S95と比べ
2段明るいレンズを搭載しているにょ。(その分レンズの前玉の大きさが大きいため
レンズバリアを付けることができないという問題があるけど)
明るいレンズであればボケを活かした描写も可能になるのだけど換算焦点距離ではなく
実焦点距離が重要になってくるにょ。
とはいえ、実際に撮影する場合には換算焦点距離の違いによって被写体の撮影倍率が
異なるため撮影倍率をそろえた場合には換算焦点距離の倍率分ほどF値を増やしたものが
レンズのボケ量(正確には被写界深度)の目安となるにょ。
では、XZ-1をE-PL1と同じくマイクロフォーサーズに換算してみるにょ。
フォーサーズセンサーは4/3インチだから1/1.63インチだと倍率は2.17倍となるにょ。
実焦点距離が6-24mm F1.8-2.5であるためこの倍率を掛け合わせるとフォーサーズ換算では
13-52mm F3.9-5.4となるにょ。
E-PL1用の標準ズームが14-42mm F3.5-5.6であるためそれと同レベル(望遠端ではそれ
以上)のボケが期待できるにょ。
あとコンデジはセンサーサイズが小さい分だけ暗所性能に弱いというのが通例だけど
レンズが明るければそれをカバー可能になるにょ。
仮に面積比から単純計算して感度が2段劣るとしてもレンズが2段分以上明るいため
フォーサーズに標準ズームのみを使用した状態と比べると暗所性能では逆に優れている
といえるかもしれないにょ。
さらに昨今のコンデジは高画素化によってセンサーの画素ピッチが狭くなっており回折
現象によって解像しないという問題も顕著化しているにょ。
最近主流となっている1/2.33インチ1400万画素というセンサーでは回折限界がF2.7であり
F2.8以上のレンズであれば徐々に解像しなくなるわけだけど広角側でさえほとんどの
機種がF2.8を超えており、望遠側に至っては大幅に超えているためまともに解像できず
「無駄に画素数が多いだけ」となっているにょ。
それに引き替えXZ-1では1/1.63インチ比較的大きなセンサーであるため回折限界はF4.5と
なっているにょ。(1200万画素のフォーサーズセンサーだとF8.6で回折限界となる)
望遠側でもF2.5なので余裕でクリアしているにょ。
さらに広角側では約3段、望遠側でも2段弱余裕があるため昨今のコンデジではほとんど
意味を成さなかった(シャープにしようと絞った場合でも回折限界を過ぎてしまうため
全体的にぼけた状態になってしまうしそうならないようにNDフィルターで露出変更して
いるだけという機種も多い)絞りの有効活用をすることが可能になるにょ。
やはり重要なのはサイズにょ。
XZ-1 111x65x42mm 275g
E-PL1s 114.6x72.2x41.5mm 296g ※ボディのみ
XZ-1はE-PL1sのボディのみ(つまりレンズを装着してない状態)と比べても小型軽量
(突起部を含めたサイズは横幅と奥行きがほぼ同じで高さが低い程度)であり、レンズを
装着すればその差は大幅に開くにょ。(パンケーキレンズを常用しているならばそこまで
大きな差にはならないけどパンケーキは薄い分だけ描写性能が劣ることが多いしスナップ
にはいいけど風景を撮るにはもう少し広角な方が望ましい)
レンズ交換ができることがE-PL1sのようなミラーレスカメラのメリットだけど標準
ズームが常用レンズという人にとってはXZ-1でもそれと同等以上のボケと暗所性能を得る
ことが可能になるにょ。(暗所性能に関してはセンサー性能と画像処理エンジンの性能が
分からないため机上の空論に過ぎないけど)
あと難点はレンズ性能だけにょ。
開放から完璧に解像は無理でも1段絞った状態で十分解像可能であればミラーレスカメラで
レンズ交換が前提という使い方の人以外はXZ-1で十分なものと言えるかもしれないにょ。
この辺は実機が発売されてレビュー待ちになるけど「ズイコーデジタル」のブランドに
恥じることのないレベルを期待したいにょ。
欠点は動画性能が大したこと無いということくらいだけどコンデジであっても静止画を重視
したいという人にとっては最適の機種かも知れないにょ。
それと高級コンデジということで価格が500ドル程度(日本だと初物価格で5万円くらいか)
ということがネックになるにょ。
上記のE-PL2はレンズセットで600ドル(初物価格で6万円くらい?)、11月に発表された
E-PL1sはすでに5万円を切る価格になっていることから価格面ではXZ-1はフォーサーズと
比べて優位性がないにょ。
価格分の価値があるとはいえ、さすがに多くの人にとっては割高感を感じてしまうことに
なるだろうからね。(私もコンデジで5万円となると買う気にならないし)
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