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おちゃめくらぶ掲示板

48御茶目菜子:2009/11/16(月) 13:55:35
USB3.0を生かすには・・・
すでにインターフェイスカードが発売されていた「USB3.0」だけどようやく対応機器が
発売になったにょ。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20091114/etc_buffalo.html
まず最初に発売されたのはUSB3.0対応の外付けHDDにょ。
3.5インチHDDは最新の500GBプラッタを搭載したモデルはシーケンシャルリードで
120〜130MB/sの速度が出ているのだけどUSB2.0だとバスがボトルネックとなり30〜35MB/s
しか出なかったにょ。
しかし、このUSB3.0によってバスのボトルネックが無くなりHDDの性能をフルに生かす
ことが可能になったにょ。

USB3.0は理論上5Gbpsとなっているけど実効だとせいぜい半分程度しか出せないだろうし
最初はコントローラがそこまで発揮できない(USB2.0も理論上480Mbpsだったけど
登場時の実効速度は15〜20MB/sしかでなかった)とはいえ、理論値の半分の半分でも
150MB/sなわけだから最新のHDDでもバスがボトルネックにはならないにょ。

しかし、ExpressCardのUSB3.0インターフェイスカードを使用する場合、現状のPCに採用
されているExpressCard1.2では理論帯域が2.5Gbpsしかなく、これはUSB3.0の5Gbpsの半分
となっておりUSB3.0の性能を引き出すことは理論的にできないにょ。
よって、USB3.0の性能を生かすためためには5Gbpsの帯域を持つExpressCard2.0スロットと
2.0対応のUSB3.0カードが必須となるにょ。(規格そのものが今年の6月に正式に定まった
ために対応製品待ちの状態)
これはデスクトップPCにもおいてもいえ、PCI-Ex1のUSB3.0インターフェイスカードを
使用する場合、PCI-E2.0に対応している必要があるにょ。
IntelのチップセットであればP38で対応され、G4x、P4x世代以降ならばすべて対応している
ために現在普通に売られている新品マザーボードならば大半は満たされるにょ。(昨年
6月に組んだ私の自作PCもPCI-E2.0対応のP45にした)

USB3.0ならばHDDを外付けで使用しても内蔵と変わらない性能が得られるとはいえ、現状
ではeSATAでもそれは可能なのでそれほどのアドバンテージはないにょ。
とはいえUSB3.0はストレージ専用のeSATAとは違い汎用性が高いというのがウリだからね。
私はUSB2.0に関しては2002年に外付けCD-Rドライブと一緒に導入したけど現状でUSB3.0
ならではというものがないので導入はまだ先になりそうにょ。
マウスやキーボードという速度を要求しないものならばUSB1.1でも問題なかったけどそれ
以外のものでは何をするにも大きなボトルネックになっていた(例えばUSB1.1の外付け
DVDドライブで市販のDVD-VIDEOを再生させるとどんな高速なCPUを使ってもコマ落ちして
しまう)ということでUSB2.0導入の恩恵は大きかったけどUSB3.0の恩恵を強く感じるものは
USB2.0よりも圧倒的に少ないからね。(速度の恩恵が大きな外付けHDDは上記のように
すでにeSATAで実現可能なわけだし)
だから、USB3.0はUSB2.0よりは緩やかな普及になるのではないかと思われるにょ。




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