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おちゃめくらぶ掲示板

441御茶目菜子:2010/11/22(月) 13:54:38
5インチ端末はスマートフォンと共存可能なのか?
一昨日は「タブレット端末は7インチがベスト」と書いたのだけどこれはあくまで消去法に
よってそのようになったというだけであって絶対的なものではないにょ。
10インチの端末ほどの使い勝手の良さはなく5インチの端末より携帯性に劣るということで
中途半端さを感じている人もいるからね。
主に自宅で使うならば10インチ端末、主に持ち歩いて使うならば5インチ端末という使い
分けをすれば7インチ端末の出る幕はほとんど無くなってしまうにょ。
ただし、5インチ端末というのはあまり選択肢がない上にスマートフォンと競合してしまう
というのが難点といえそうにょ。

5インチ端末として人気のあるモデルといえばDellの「Streak」があるにょ。
これはソフトバンクからもAndroid OS 2.2を搭載して来月発売予定となっているにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20101122_407511.html
Dellとしてこの「Streak」の位置づけとしてはAndroid OSを搭載のタブレット端末だけど
ちゃんと通話機能も備えているためスマートフォンとしても使えるにょ。
5インチ端末がスマートフォンとの棲み分け(使い分け)が難しいという人であればこの
Streakをスマートフォンとして使えばすべて解決にょ。
携帯電話として考えるとやや大きくて重いのが難点だけどスマートフォンとタブレット端末
2台持ちをするよりは遙かに携帯性が増すからね。

5インチ端末のメリットは当然のことながら7インチ端末よりも携帯性で優れているという
ことにょ。
やはり、大きいのが「ポケットの中に入る」ということではないかと思われるにょ。
確かに7インチ端末でも液晶ギリギリの筐体サイズであれば十分ポケットに収まるサイズと
いうのは可能だけど5インチ端末ほど余裕はないにょ。
もっとも、ずっとポケットに入れた状態で持ち運ぶならば5インチ端末でも十分大きい
けれどやはり「ポケットに入るか否か」というのは立って使う機会の多い端末であれば
かなり重要となってくるにょ。
電車に乗って使う場合でも7インチ端末ならば座って使うのがメインとなってしまうけど
5インチであれば立った状態で使えるからね。
これは、立った状態で文庫本などの小型の書籍は読めるけど雑誌などは読むのに抵抗が
あると感じたことがある人も多いと思うにょ。
これは「携帯性」もだけど周囲に与える「威圧感」も影響しているだろうからね。

個人的には5インチならばWVGAではなくWSVGAを採用してもらいたいところだけど一昨日
にも書いたようにタブレット端末の場合は操作性に影響を及ぼしてくるからね。

 4インチ WVGA ・・・ 233ppi
 5インチ WVGA ・・・ 187ppi
 5インチ WSVGA ・・・ 237ppi

5インチWVGAのメリットは「ドットピッチが(比較的)大きい」ということにょ。
4インチWVGAでは小さくて指で操作しづらいという人であっても5インチであればそれが
少し改善可能だからね。
逆に言えば4インチWVGAで全く操作性に問題ないという人であれば5インチWSVGAではそれと
ほぼ同じドットピッチであるため問題なく使えるにょ。

閲覧だけであれば300ppiクラスの高精細液晶は十分価値があるけど実際に使う場合には
結局操作性の問題からアイコンサイズや文字サイズを大きくする必要があるためそんな
高精細(≒高解像度)の液晶を搭載する意味はあまりないにょ。
もっともこれが指で操作する静電容量方式ではなくスタイラスなどでも操作可能な感圧
方式であればまた変わってくるけどね。
Android OSは高ドットピッチのスマートフォンで使えるようにUIが考えられているにょ。
それに対してWindowsのUIは96ppiを想定して作られているにょ。
したがって、それを大きく超える場合には使い勝手を損ねてしまうにょ。

5インチクラスでWSVGA液晶を搭載したWindows PCはmbook m1/m2、PM、BX、viliv S/
N5など多くの機種が登場しているけどそれらはすべてタッチパネルを備えているとはいえ、
とても指で操作できるレベルではないというのは実際に持っている人であれば感じている
ことだと思うにょ。
私自身も4.5インチWSVGA(264ppi)のVAIO UXを使っているけど操作にはスタイラスが
必須となり、約500gという重量は片手で保持し続けるのは大変であるため両手で持って
使うという場合でも専用ポインティングデバイスを搭載しているため操作性において問題は
ないにょ。(VAIO UXはキーボードこそ最悪レベルだけどポインティングデバイスの使い
勝手は悪くない)

WinXP以降のWindowsをまともに使う場合は最低でもSVGA以上の解像度が求められるため
5インチであればドットピッチが小さくなるのは避けることはできないにょ。
5インチWVGAであればWSVGAよりはドットピッチが大きいとはいえ、UIの問題で指では操作が
困難であり、OSが想定している解像度を下回るため使い勝手の悪さだけが目立つことに
なってしまうにょ。
そのため、Windows PCならばWSVGAが必須となるけど「指で操作する」ことが前提となる
タブレット端末(Slate PC)の場合はある程度のサイズが必要となるため5インチでは不適
と言えそうにょ。

したがって、「5インチ」「タブレット端末」という両者を満たす場合はWindowsは選択肢
からほぼ外れてしまうにょ。(常時スタイラスでの使用に不便さを感じなければこの限り
ではない)
個人的には9月8日に書いたようにスマートフォンと5インチクラスの液晶を搭載した
ポケットサイズPCは使い分け(棲み分け)が可能だと思っているけどそれはあくまで
キーボードとマウス機能(専用のポインティングデバイス)を搭載している場合の話と
なるにょ。
だから、5インチのタブレット端末はスマートフォンで搭載可能なAndroid OSなどが
最も適しているといえるにょ。

5インチWVGAの端末が4インチWVGAの端末(スマートフォン)より優れているというのは
上記のようにドットピッチが大きいため操作性で優れるというものだけどそれだけで
スマートフォンと使い分けができるとは思えないにょ。
PCでいえばキーピッチ12mmのPCと14mmのPC(両者とも画面解像度や基本スペックは同じ)を
持ち歩きそれを使い分けるようなものだからね。
片方が7インチWVGA、もう片方が10インチWXGAというのならば使い分けるだけの価値は
まだあるのではないかと思うにょ。
したがって、5インチであっても「スマートフォンとの使い分け」を考えるならばWSVGA
液晶は必須だと思われるにょ。
ドットピッチは両者ともにほぼ同じであるため操作性でも問題ないからね。
比較すれば
のメリットは「ドットピッチが(比較的)大きい」ということにょ。
4インチWVGAでは小さくて指で操作しづらいという人であっても5インチであればそれが
少し改善可能だからね。
逆に言えば4インチWVGAで全く操作性に問題ないという人であれば5インチWSVGAではそれと
ほぼ同じドットピッチであるため問題なく使えるにょ。

「Streak」のようにスマートフォンとして使うのならば「スマートフォンとの使い分け」
なんて考える必要がないため一般的なスマートフォンより大きく重くなるものの操作性が
改善されると言うメリットはあるにょ。
また自由度の低いガラケーを普段持ち歩いている人であれば「スマートフォンとの使い
分け」というものは考えずに済むためWVGAであっても5インチ端末のメリットは十分に
あると思うにょ。
そういう面からすると「スマートフォンとの使い分けをしない」ならばWVGAでも問題ない
けど「使い分けをする」ならばWSVGAが必須と言えそうにょ。

要するにコストに似合うだけの効果があるかどうかが重要になるということにょ。
ガラケー使用者であれば5インチWVGAの端末であっても「できないことができるようになる」
という恩恵は大きいけど4インチWVGAのスマートフォンを所有している人にとっては同じ
OSの5インチWVGA端末によって多少操作性が上がるというレベルの端末に数万円も支払える
人は極めて限られるだろうからね。
「できないことができるようになる」のと「少し改善される程度」というのではコスト
パフォーマンスの影響力は大きく変わるにょ。
したがって、「WSVGAであってもWVGAとたいして変わらない」という人ならば5インチ
WSVGAであってもスマートフォンと使い分けは難しいにょ。
その場合はその人には5インチ端末自体が不要であったといえそうにょ。




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