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おちゃめくらぶ掲示板
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コンデジとデジタル一眼の間を埋めるには・・・
ユニット式デジタルカメラGXR発表
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091110_327768.html
デジカメはそのセンサーサイズによってコンデジ、デジタル一眼に分類されているけど
このGXRはその両方に属するものといえるにょ。
レンズ交換式カメラというのは一眼、レンジファインダー式などで多く採用されている
けれどセンサーユニットまで交換可能なものというのは目新しいにょ。
センサーサイズによってそのデジカメの性格付けが行われており、それが交換可能という
ことは自由度は飛躍的に高まるにょ。
センサーがAPS-Cで固定だとフランジバックやイメージサークルサイズによってレンズの
設計に制約が出来てしまうし、そのセンサーにマッチしたレンズというのはなかなか
難しいけどこのようにレンズとセンサーが一体型であれば用途によって最適なものが
選択できるため有利になるにょ。
あと、デジタル一眼だとレンズ交換時にホコリの侵入が気になるけどセンサー剥き出し
ではないために安心できるという面が大きいにょ。
ただ、問題は価格面とシステムの将来性にょ。
価格面では一眼レフだとレンズのみの交換で済むのだけどこのようなユニット式の場合
センサーのコスト分割高になってしまうにょ。
実際(35mm換算)50mmF2.5のマクロレンズで予価7万円というのは安くないからね。
あと様々なユニットの発売を予定しているみたいだけど1機種だけでそんなにユニットを
多数出して元が取れないと思うのでこのGXRがヒットし、それと互換性のある後継機種が
発売されることが必要となるにょ。(各社一眼レフのマウントユニットを出せばどの
メーカーのレンズも使える夢のデジタル一眼になるけど一体型であるメリットが失われて
しまうという問題がある)
それにヒットしないと自分が欲しいユニットが発売される可能性も低いしね。
1機種のみで終わってしまうとそのユニットの生産もすぐにストップしかねないために
後から手に入れたいという場合に入手性が困難になってしまうにょ。
これは新マウントで登場したデジタル一眼が1機種のみで終了してしまった場合と同じ
といえるにょ。
デジタル一眼は膨大なレンズシステムがあるからこそ多くのユーザーに受け入れられて
いるわけだからね。
ユニットが換算50mm(APS-C)と換算24-72mm(1/1.7インチ)のみだとDP1とGRDIIIの
2台を買うのが安くて使い勝手がいいにょ。
私はモバイル機器に関してはモバイルランクを設定しているというのはここで幾度も
書いたけどランクBに位置する小型のコンデジ、ランク外(ランクD)に位置する
デジタル一眼レフは定着化しているもののランクCのデジカメとして普段持ち歩ける
サイズで高画質で撮影できシャッターや絞りなどが設定できるようなものが欲しいと
感じているにょ。
あらかじめ撮影目的があり、カメラを持ち出すならばデジタル一眼であるK200Dの登場と
なるわけだけどそうでないけど撮影したいという場合は普段持ち歩いているコンデジの
Nikon S1だとシャッター速度や絞りといった露出コントロールができないために記録
ではなく撮影目的では不満があるにょ。
それに画質も今となってはもう少し良いものが欲しいしね。
私の手持ち機種だとPanasonicのFZ-5(500万画素)やOlympusのC-730UltraZoom(300万
画素)などがシャッター速度、絞りが調整でき、なおかつ持ち歩きが可能なレベルの
サイズとなっているけどこちらも画質面では不満があるからね。
そういうときこそマイクロ一眼であるE-P1やGF1のようなものが有用にょ。
「高画質=高画素」ではないということはここで幾度も書いてきたけど画素数とは一定の
ラインまでは増加による恩恵が大きいは確かにょ。
しかし、画素数が増えれば増えるほど理論上の解像感が高くなる反面それに対応した
レンズや被写体が求められ、特に小さなコンデジ用のセンサーでは1000万画素を超えたら
そのセンサー性能を発揮するには標準的なデジタル一眼以上の高性能なレンズや明暗差が
あまりなく全体的に明るい被写体が求められてくるにょ。
つまり、小さなコンデジ用のセンサーでは1000万画素を超えるような画素数はあまり
良いとはいえないということにょ。
上記のGXRのようにセンサーがレンズが一体型であり、コンデジ用のセンサーであっても
それを十分に生かせるような被写体ならばユニットとして有用となるにょ。
しかし、小さなセンサーは小型で安価というデジカメに搭載してこそ意味があるにょ。
センサーサイズ至上主義といってしまえばそれまでだけど「一眼」の中ではセンサー
サイズが小さなフォーサーズでさえ、高級コンデジに位置する1/1.7インチセンサーの
5倍のサイズとなっているからね。
普及クラスの1/2.33インチセンサーと比べると約10倍のサイズ差となるにょ。
一体化されていることでレンズや画像処理エンジンを最適化可能といってもその差を
埋めることはできないにょ。
それにセンサーサイズが小さいが故に露出コントロールの幅が狭く(少し絞っただけで
パンフォーカスになるし、回折現象の影響を受けてしまう)それならばオート専用でも
いいじゃんとなってしまいかねないにょ。
とはいえ、画質そのものでいえば、晴天屋外の被写体においてはGRDIIIなどの高級
コンデジはセンサーサイズが小さい割りには侮りがたいものがあるにょ。
ただ、やはり暗所性能はセンサーサイズが小さい分だけ不利になるにょ。
しかし、WX1のような裏面照射センサー登場によってコンデジの暗所性能はワンランク
高めることが可能になるにょ。(最大2倍の効果)
WX1のマルチショットで実現する手持ち夜景モードはセンサーサイズが1桁違うデジタル
一眼並の暗所画質となっているからね。(裏面照射で2倍x6回のマルチショットで単純
計算では12倍の性能と考えれば想定の範囲内だけど)
GXRは価格面を考えれば割高だけど高級コンデジとデジタル一眼の間に新たな選択肢が
できたということを考えれば悪くない感じにょ。
選択肢が増えること自体はユーザーにとっては大歓迎だからね。
モバイルランクCに位置するモバイル性と画質の両方を加味したデジカメは欲しいけど
割高な製品ばかり(PCでいえばモバイルノートに位置するからやむを得ないけど)と
いうことで、ランクBに位置する小型コンデジのリプレイスが先かも・・・。
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