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おちゃめくらぶ掲示板
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Xiは高いのか?安いのか?
ドコモが2010年冬モデルを一斉に発表したにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101108_404838.html
まず注目のスマートフォンに関しては下記の4機種が発表されたにょ。
◎LYNX 3D SH-03C
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101108_404869.html
◎BlackBerry Curve 9300
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101108_404877.html
◎REGZA Phone T-01C
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101108_404870.html
◎Optimus chat L-04C
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101108_404874.html
やはり、最後発での発表ということもあり他のキャリアで発表済み端末のキャリア違いと
思わせる端末も存在するにょ。
例えばSH-03Cはソフトバンクの003SHだし、T-01CはauのIS04だからね。
ユーザーからすれば欲しい端末が特定キャリアにしか存在せずその端末のためにキャリア
変更をすることが無くなるというメリットがあるためほぼ同一端末のキャリア違いという
ものは決して悪くはないにょ。
ただ、キャリア違いの端末ばかりになればキャリアにとってはアドバンテージがなくなって
しまうにょ。
iPhoneはソフトバンクからしか発売されてないからこそソフトバンクにキャリア変更を
促す効果があるわけだからね。
もしも、iPhoneが全キャリアから発売されていたら現在自分が使っているキャリアの
iPhoneを買うのがベストなってしまうにょ。
そうなると現時点では国内においてドコモのみの発売予定になっているBlackBerryとL-04C
だけがドコモのアドバンテージとなるにょ。
両方ともコンパクトかつキーボード付きということで悪くない端末にょ。
国内においてはスマートフォンというのは高級志向のイメージが強いためハイエンドばかり
ラインナップしているけど海外ではすでに普及モデルも多く存在するからね。
L-04Cもその普及モデルの1つにょ。
ハーフVGAの液晶、320万画素カメラというのを見てもハイスペックとは思えないし、UIも
初心者を意識したものが搭載されているし、何より価格が一括で1万円台というのを見ても
ハイスペック指向の人向けではないことが分かるにょ。
さて、国内主要3キャリアの新機種発表を見る限りではスマートフォンにおいては
インパクトではau、ラインナップではソフトバンクが1番だったと私は感じたにょ。
auのインパクトが大きかったのは初のガラケー要素(ワンセグ、おサイフ機能等)を
標準搭載したIS03の存在が大きいにょ。
何せIS03は単体で先行発表されたくらいだしね。
ドコモ、ソフトバンクもauと同じくガラケー要素を取り入れたスマートフォンを発表した
けどこういうものは早く発表したもの勝ちと思われるにょ。
最初は「すごい」と感じるけど後になればそれが「当たり前」と感じてしまうからね。
結果的に同じようなスペックでも最初の方がインパクトが大きいということにょ。
ソフトバンクは発表機種数が6機種と一番多いというだけではなく性格や価格帯の異なる
機種も多くバリエーションが豊富というのがまずは大きいにょ。
それに加えて11月5日に書いたようにAndroid OS 2.2を「全機種」に「標準で」搭載して
いるということが挙げられるにょ。
キャリア違いだけのほぼ同一端末であるドコモ「SH-03C」とソフトバンク「003SH」に
おいてドコモが2.1、ソフトバンクが2.2ということを見ると端末メーカーの開発力の違い
ではなくキャリアの考え方の違いというのが大きいことが分かるにょ。
ドコモにおいてもキャリアの依存度が低い海外メーカー製端末の場合は2.2を搭載している
にも関わらず国内メーカーのみ2.1だからね。
これは「安心感」と「先進性、機能性」の二者択一であるためどちらが良いかということが
客観的に判断はできないものの2.1と2.2の違いの大きさと後からのバージョンアップを
前提とするならば私は最初から2.2搭載の方が良いと感じるにょ。
これはPCにおいてOSのバージョンアップによる不具合よりも(新しいOSに対応するため)
ソフトウェアのバージョンアップによる不具合の方が少ないというのもあるし、明らかに
優れているOSならば最初から搭載しているに越したことがないからね。
ドコモの発表会はスマートフォンよりも注目度が高いのがやはり次世代のLTEによる
サービス「Xi(クロッシィ)」だと思うにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101108_405496.html
Xiは12月24日より正式に開始するにょ。
下り最大37.5Mbps、上り最大12.5Mbps(一部エリアでは下り最大75Mbps、上り最大25Mbps)
ということで従来のHSDPA(下り最大7.2Mbps)よりも圧倒的に高速なデータ通信が可能に
なっているにょ。
このXiに対応した通信アダプタも2端末発売予定になっているにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101108_404848.html
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101108_404861.html
両者ともFOMAエリア内であればXiのような速度は出ないものの通信ができるにょ。
最大37.5Mbpsという速度は先日ソフトバンクが発表した最大42MbpsのULTRA SPEEDと比べて
アドバンテージがあるようには思えないにょ。
もっとも、実効速度の面では変わってくる(原理的にLTEであるXiの方が有利)だろうけど
新サービスの割りに従来サービスの拡張版と比べてカタログ値に大きな差がないのでは
普及は厳しそうにょ。
FOMAでULTRA SPEEDのような最大42Mbpsのサービスを開始したらXiの普及が遅れてしまい
そうだけどドコモの場合はHSDPAでは最大7.2Mbpsであるためそれと比べるとカタログ値で
約5倍となっているからXiを利用しようとする人は多いと思うけどね。
現在は通信端末2機種のみのXiだけど来年以降は徐々に標準化してくると思われるにょ。
ただし、エリアの方は標準というにはほど遠い状況にょ。
スタート時に東名阪のみというのは仕方ないことだけど2014年度でカバー率70%という
のを見るとFOMAスタート時と比べてかなり普及は遅いにょ。
東名阪を完全にカバーできればそれだけで人口カバー率は6割を超えるため政令指定都市
レベルをカバーすれば7割に達するにょ。
地方の人口10万都市レベルをカバーしようと思えばカバー率9割くらいが必要になるにょ。
たまたま大都市圏に近い都市ならばいいけど大都市(100万人都市)が近くにない場合は
私の地元のように非常に遅れるからね。
最近になってようやくイーモバやWiMAXがエリア内に入ったレベルの地方都市にとっては
Xiがカバーされるのはかなり先(少なくとも2014年以降)であり、地方と都会の通信
インフラの差が再び開くことになるにょ。
さて、問題は料金にょ。
いくら速くても高価では魅力が薄くなってしまうからね。
縛りのない「Xiデータプラン」は3.1MBまでが2470円、20.18MBまでが1KB当たり0.315円
加算、5GBまでが7985円で5GB以降は2GBごとに2675円加算となっているにょ。
これが、2年契約の「Xiデータプランにねん」では、3.1MBまでが1000円、20.18MBまでが
1KB当たり0.315円加算、5GBまでが6510円で5GB以降は2GBごとに2675円加算となっているにょ。
つまり、上限のない青天井ということにょ。
5GBごとの上限設定も可能であるため青天井が怖いならばそれを利用するといいにょ。
ただ、来年4月30日まではキャンペーン価格ということで上限が6405円(二年契約だと
4935円)になっているにょ。
上記をまとめるとこのようになるにょ。
〜3.1MB 1KB単価 〜5GB 2GB単価
Xiデータプラン 2470円 0.315円 7985円 2675円
Xiデータプランにねん 1000円 0.315円 6510円 2675円
さて、この料金は高いのか?安いのか・・・?
通信量 Xiデータプラン Xiデータプランにねん FOMA定額テータプラン(2年契約)
10MB 4695円 3224円 3440円
30MB 7985円 6510円 5985円
100MB 7985円 6510円 5985円
300MB 7985円 6510円 5985円
1GB 7985円 6510円 5985円
3GB 7985円 6510円 5985円
10GB 16010円 14535円 5985円
同じ2年契約同士を比較すると下限は1000円なのに10MBのみXiの方が安価になっていることが
分かるにょ。
これはパケット単価が安価であるためにょ。
FOMAが1パケット(128B)で0.042円であり1KB単価は0.336円だからね。
Xiは1KB単価が上記のように0.315円であるためFOMAより若干割安になっているにょ。
それだけではなく下限の1000円で可能な通信量もFOMAの場合は23825パケット(2978KB)
なのに対してXiは3177KBとなっているにょ。
つまり、あまり通信しない場合はXiの方がFOMAよりも割安といえるにょ。
Xiが割高になるのはFOMAよりも上限設定が高いせいであり19002KBを超えるとFOMAの
5985円よりも高価になってしまうにょ。
つまり、FOMAより安くしたいからXiを選ぶと言う人はデータ通信量を19002KB以下に抑える
必要があるにょ。
しかし、せっかくの高速データ通信であまり通信をしないというのは使う意味がほとんど
ないにょ。
実効10Mbps出るならば月間15秒しか通信できないわけだからね(笑)
というわけで、速度に似合うだけのコストアップかどうかが分かれ目となるにょ。
ある程度通信する人であればFOMA定額データプランは上限の5985円に達していると思う
ためそれと比較してみるにょ。
すると月間525円が高速データ通信に似合うかどうかということになるにょ。
これは人にもよるけどこれならば「十分にあり」と考えている人は多いかもしれないにょ。
価格からすればモバイルWiMAXの方が断然有利とはいえ、Xiのエリア外であっても多少遅く
なるものの全国をカバーしているFOMAで通信できるというのは魅力になるからね。
ただ、問題になるのは大量通信している人の場合は差額が「525円」では済まない可能性が
あるということにょ。
上記のようにキャンペーン期間が終了すれば料金は青天井になってしまうからね。
すると自分の通信量をある程度把握する必要があるにょ。
ドコモの資料ではFOMA使用者の99.6%が月間5GB以下だから青天井であってもほとんどの
人が気にする必要がないらしいけど実際はそうではないにょ。
それは通信が速くなれば通信量は増すからにょ。
AIR-EDGEを使用していた人がイーモバイルに以降する際に月間データ通信量が1GBを
超えたことがないからAIR-EDGEの「使い放題」3880円とほぼ同価格(新にねんで3980円)の
ギガデータプランにした場合には通信速度が速くなっているため使い方そのものが変わる
ために通信量が増してしまい結果的に上限である5980円に達してしまい割高になりかねない
という罠があるにょ。
これはモバイル通信だけではなくナローバンドからブロードバンドに移行した際や
ADSLからFTTHに移行した際にも「通信速度の変化によって使い方が変化した」という
経験をした人が多いのではないかと思うにょ。
それと同じくFOMAらXiに変えた際に使い方が変わらなければFOMA5GB以下に抑えられて
いた場合はXiで5GB以下に抑えられるけど使い方が変わればそれは正しくないというのが
分かると思うにょ。
それに帯域制限の問題から5GB以上通信が難しいだけ(3日で300万パケット≒366MBの
通信を行うと規制対象になるため月間3.7GB以上の通信を行えば確実に規制対象になる)
というのもあるにょ。
もっとも、この規制対象の条件がXiもFOMAと同等であるならば同じく5GB以上の通信が
難しくなってしまうけどね。
Xiは悪くはないけど1万円くらいに上限設定して欲しかったのと地方への普及に時間が
かかりそうなのが難点にょ。
これはライバルとなるキャリアの今後の展開次第で変わってくると思うにょ。
FOMA定額データプランも導入当初と比べたら安くなったわけだしね。
しかし、他キャリアがドコモの料金を参考に料金設定をした場合には同じく青天井と
なってしまいかねないという可能性がないわけではないにょ。
そのためにも3Gにおけるイーモバイルのような意欲的な価格設定のキャリアが登場が
待たれるにょ。
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