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おちゃめくらぶ掲示板

425御茶目菜子:2010/11/06(土) 13:33:43
世界最小・最軽量(?)のレンズ交換式カメラ「GF2」発表
LUMIX GF2が海外で正式発表されたにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20101104_404479.html
マイクロフォーサーズは「ミラーがない」カメラということで「一眼レフ」ではないものの
一眼レフ形状を実現しているG1、G2、GH1は小型軽量の一眼レフ風のカメラとして一定数の
ユーザーの支持を得ているにょ。
しかし、「ミラーがない」ということは一眼レフ風のスタイルにする必要はないからね。

昨年6月にオリンパスがE-P1をマイクロフォーサーズ発表しそれに追従してPanasonicは
GF1を発表したにょ。
上位モデルのE-P2、下位モデルのE-PL1が発表されソニーからは世界最小・最軽量を名乗る
NEX-5が登場した中でPanasonicはGF1の1機種だけだったため後継機種の登場を望んでいた
人も少なくなかったにょ。
確かにGF1にはライバルとは異なり高速AF、フラッシュ内蔵というアドバンテージがあった
ためそれをメリットと感じる人であれば魅力的だったにょ。
オリンパスの方はボディ内手ぶれ補正があり、E-PL1は安い割りに良く写る(ローパス
フィルターが弱いため解像感が高く、フォーサーズセンサーとしては高感度ノイズが
少ない)、NEX-5はAPS-Cセンサーということで高感度画質は抜群に優れているけど
基本はオート専用機ということで一応の棲み分けはできていたにょ。

さて、今回満を持して発表されたGF2だけどGF1との主な違いは下記の2点にょ。

(1)フルHD動画に対応
(2)小型軽量化

(1)デジタル一眼も昨今は当たり前のように動画撮影に対応しているけどやはり1つの
ポイントがフルHDか否かということかもしれないにょ。
コンデジでは720pのHD動画がほぼ標準化されて久しい(2年前から急速に普及した)けれど
(コンデジの場合は古くから動画に対応していたのに対して)一眼レフでは動画に対応
したのでさえ2年前からということで今年になってようやく動画対応が当たり前といえる
ようなレベルになったにょ。
コンデジの場合は「お手軽さ」や「レンズ性能の低さ」を考えると720pくらいで問題ない
といえるけど大型センサー採用(APS-Cの3分の2のサイズしかないフォーサーズセンサー
であっても標準的なコンデジの8倍の面積のセンサー)であるデジタル一眼などでは
720pでは勿体ないのではないかと思うにょ。
レンズも1080pのフルHDに十分耐えられる性能を持っているしね。

また大型センサー特有のボケを活かし、業務用のカメラに匹敵するような絵作りが可能に
なるということを考えるとやはり「フルHD」を望んでいる人も多いのではないかと
思われるにょ。
720pとフルHDではコスト面には大きな差はない(コンデジのように1万円台になると
エンコードチップの価格差は無視できないレベルにはなるけど)ということでフルHDに
対応したからコストが高くなるため「720pならもっと安くできるからフルHDは不要」と
いうことも正当性が低いにょ。
また、コンデジでフルHDよりも720pまでの機種が多いのはコストのためだけではなく
家庭用ビデオカメラがフルHDが標準であるためその棲み分けのために行っているというのも
一部にはあると思われるにょ。
要するに「コスト」ではなく製品の位置づけの問題ということにょ。
そういう意味ではコンデジより上のランクに位置するカメラではフルHD対応が当然なの
かもしれないにょ。

(2)小型軽量化とはいうものの従来のGF1と比べてどれだけ小型化、軽量化されたのかまず
比較してみることにするにょ。

    幅   高さ  奥行き 本体重量
 GF1 119.0mm×71.0mm×36.3mm  285g
 GF2 112.8mm×67.8mm×32.8mm  265g
    -6.2mm -3.2mm -3.5mm  -20g

この差は恐らくぱっと見て「明らかに変わった」と思わせるレベルではないにょ。
しかし、両者を比較すれば十分小型化に気づくレベルではないかと思われるにょ。
GF1が元々無駄がありまくりの設計をしていたなら分かるけどそうでないと思われるため
1年でここまで小型軽量化したというのは十分にすごいことにょ。
固定レンズのカメラとは異なりレンズ交換式のこのようなカメラの場合はあまり小型化
されてもかえって使い勝手が悪くなるため無理な小型化は逆にデメリットになるという
可能性さえあるしね。

さて、ここで問題なのがGF2がレンズ交換式カメラで世界最小・最軽量ということにょ。
スペックを見た瞬間にNEX-5の方が小型軽量だと思ったので念のため比較をしてみるにょ。

 GF2  112.8mm×67.8mm×32.8mm  265g
 NEX-5 110.8mm×58.8mm×38.2mm  229g
 NEX-3 117.2mm×62.6mm×33.4mm  239g
 E-PL1 114.6mm×72.2mm×41.5mm  296g

確かにGF2はコンパクトサイズだけどNEX-5と比べたら勝っているのは厚みだけであるため
「世界最小か」と言われたら疑問のレベルにょ。
では、上記を元にした容積で計算してみるにょ。

 GF2  ・・・ 250.8立方cm
 NEX-5 ・・・ 248.9立方cm
 NEX-3 ・・・ 245.0立方cm
 E-PL1 ・・・ 343.4立方cm

これは突起部分を含んだ単純計算による容積であり実際の容積ではないとはいえ、GF2が
最小かはこれでは微妙にょ。
では重量を見ると・・・265gのGF2は229gのNEX-5より明らかに重いにょ。

では、GF2の世界最小・最軽量はウソかというとそうではないにょ。
それは「ストロボ内蔵」となっているからにょ。
すべてのレンズ交換式カメラの中で世界最小・最軽量ではなくストロボ(フラッシュ)が
内蔵されている中で最小・最軽量というわけにょ。
フラッシュを内蔵してないNEX-5、NEX-3は除外されるため上記に挙げた機種の中では
E-PL1が比較対象にょ。
それならば元々GF1の時点で世界最小・最軽量だったからそれをGF2でそれを更新しただけ
となってしまうにょ。
ただし、E-PL1はボディ内手ぶれ補正を内蔵しているため(ボディ内手ぶれ補正を内蔵の)
レンズ交換式カメラの中で世界最小・最軽量となってしまうにょ。
つまり、注釈を入れれば世界最小・最軽量というのは1機種ではなくいくらでも存在して
しまうということにょ。(PC-E650は構造化BASICを標準搭載したコンピュータの中では
世界最小・最軽量となる)

とはいえ、そんな些細な差であればそこまでとやかく言う必要もないので気軽に持ち出せる
コンパクトサイズで一般的なコンデジよりも高画質を求めている人には選択肢の1つには
十分なると思うにょ。
私もそのようなカメラは欲しているためE-PL1かNEX-5あたりを購入したいと思っていた
けどGF2も十分候補に入れたいと思うにょ。
個人的にはフルHD動画は無くても良いと考えているにょ。(私の所持PCの中だと再生できる
PCが自作PC1台だけになってしまうため)
だから、動画も720pで撮影するだろうけどそうなるとGF1と比べてメリットが無さそう
と考えられるけど動画がGF1がモノラル音声だったのに対してGF2はステレオ音声という
アドバンテージがあるにょ。

ただ、GF2はGF1と比べてダイヤルやボタン類を減らしたのだけはネックにょ。
タッチパネルに対応しているため操作性でダウンしたとは一概には言えないけど方向性は
変わってしまった(オート寄りになってしまった)からね。
E-PL1もモードダイヤルはあるけど電子ダイヤルがないというのが唯一の懸念材料だった
わけだからね。
それでも、これがコストダウンになっているというのならば歓迎するにょ。
GF1のスタート時の価格より安いアグレッシブな価格に期待したいにょ。
まぁコスト優先の人ならばGF2発表によって「ほぼ底値状態のGF1を買う」というのも悪く
ない選択肢だと思うけどね。
GF1はすでにレンズキットで3万円台になっているショップもあるからね。
高級コンデジを買う気分で買える価格だからGF2発表された今こそGF1を買うチャンスとも
いえるかもしれないにょ。(待っていたら激安店で売り切れて逆に相場が上がりかねない)




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