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おちゃめくらぶ掲示板
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これでようやくXPの普及が終了か・・・
10月22日をもってWin7が登場して1年になるにょ。
ここで注意しないといけないのはこれによってXPの提供が完全終了するということにょ。
XPにはHome、Proの2つのSKUがあるけどXPの店頭販売はパッケージ版、DSP版両方とも
終了しているため入手方法はプリインストール(つまりOEM版)に限られるにょ。
ただし、入手方法もHomeとProでは異なるにょ。
XP Homeはご存じのようにネットブックを買うことで入手できるにょ。
ネットブックに搭載されているXPはULCPC版のXP Homeとはいえそれはライセンス上
ULCPC版となっているものの中身は通常のHomeと何ら変わりはないにょ。
XP Proは7Proのダウングレードによって入手可能にょ。
ダウングレードというのは7のライセンスでXPを使用できるようにするものでありpro以上の
SKUに備わっているものにょ。
すべてのメーカーがXPへのダウングレードを行っているというわけではないけどダウン
グレードの権利自体はOSに付随しているにょ。
ただし、ここで問題なのはそのダウングレードに関してにょ。
7月15日に書いたようにXPへのダウングレード権終了日が当初の予定から大幅に延長され
7proのサポート終了日となる2020年1月14日まで延長されることになったにょ。
これでXP搭載PCが2020年まで入手可能かというとそれは別の話であり、あくまで権利は
あるけど上記のように今年の10月22日以降はXP自体がメーカーへと供給されないためXPの
リカバリディスクを添付、もしくはプリインストールの状態で出荷することができなく
なってしまう模様にょ。
直販系のメーカーであるマウスコンピュータでも10月18日の注文を最後にXPを選択できなく
なっているからね。
http://www.mouse-jp.co.jp/campaign/1009/windows_xp_end.html
そうなると10月22日以降にダウングレードによってXPを使用する場合はユーザーの手に
よって自ら行う必要があるにょ。
ダウングレードにはXP proの正規版ディスクを用いて手動アクティべーションが必要になる
ためユーザーを選んでしまうにょ。
XPプリインストールのPCしか持ってない(XPそのもののインストールディスクを持って
いない)という場合はダウングレードができないにょ。
もっともダウングレードは法人向けにどうしても特定アプリが新しいOSでは動作しない
という場合に行うだろうから個人ユーザーでこれから新規にPCを購入してダウングレード
する必要がある場合はほとんどないだろうけどね。
OS無しの旧式PCを中古で買ってそのPCでは7の動作が厳しい場合でなおかつ手元にXP proの
正規版ディスクがあり、そのOSは他のPCで使用しているためライセンス上使用できないと
いう場合に7proを購入してそのPCで7proのラインセスを用いてXPをインストールするという
場合が考えられるけどそういうった状況はかなり少ないのではないかと思われるにょ。
旧式ではないけど現状で7の動作が快適とはいえない低スペックのネットブックにおいては
XPを使用する意味はあるにょ。
22日でXPの提供が停止するために現状ではすでにXP搭載のネットブックは在庫限りと
なっているにょ。
手元にXP proの正規版ディスクがありこれを使ってダウングレードをしようにもネット
ブックは7proを搭載の機種はほとんど無くて大半がStarterであるためダウングレードは
できないにょ。
ただ、7ではステップアップグレードが可能であるためその辺の心配は要らないにょ。
ただし、7Starter→7proには2万円弱のコストがかかってしまうにょ。
これだとDSP版の7proを購入するのと金額的にあまり変わりないにょ。
そもそもネットブックを買うというのは「安価で済ませたいから」というのが理由だろう
からそれに対して2万円の投資はあまりに大きいにょ。
すでに持っているのではなくこれから買おうとしているネットブックに2万円追加するの
ならばその予算でCULVノートが買えるし、CULVノートであれば7も問題なく動作するわけ
だしね。
どうしても「XPを使用しなければいけない」かつ「ネットブックで無ければならない」と
いうので無ければ7搭載のネットブックをわざわざXPへとダウングレードする必要性は
全くないにょ。
「XP搭載のネットブックでなければならない」という人であればXPを搭載した現行ネット
ブックを早めに買うのが一番にょ。
XPはすでに発売して9年も経つOSにょ。
それなのに未だに現役稼働している6割程度のPCにXPが搭載されているにょ。
2002年におけるWin3.1、2004年におけるWin95の使用状況を考えればこれは驚異的にょ。
2004年の段階ではWin95搭載PCをメインで使っている人は皆無だっただろうし、95、98、
Meをひとまとめで考えたWin9xでも6割残っていたか微妙なところにょ。
これは5年余り後継OSとなるVistaが登場しなかったこともあるけど「XPで十分」と考えて
いる人が多いのが原因ではないかと思われるにょ。
元々OSをアップグレードしてPCを使うというのはある程度ユーザー数が限られていた上に
XP→Vistaは大幅に要求スペックが上がりPCの買い換えを余儀なくさせられてしまったのが
Vistaが普及しない原因の1つとされているにょ。
それに加えて昨今は5年以上前のPCであっても普通に使えるため「PCの買い換えの必要性」
というのも低くなったにょ。
ネットブックがヒットしたのは「2台目需要」というのが大きかったけど5年前に発売の
モバイルノート並の低スペック(CPU性能だけを見ればAtom N270はULV PenMと比べても
同等以下でしかない)であってもネット程度であれば十分に使えるということが大きかった
からね。
ただ、XP使用者が現状でまだ多いということがPCのハード面、ソフト面の進化を遅らせて
いるにょ。
ハード面では昨日書いたようなHDDの問題があるにょ。
XPのシェアが低ければXPを切り捨てて物理、論理4KBセクタのHDDを作れば2TBの壁は
簡単に超えられる(16TBまで大丈夫になる)けどさすがに6割の人を切り捨てるという
ことはなかなかできないからね。
それにアプリもXPのシェアが高いためにXPでの動作サポートをしなくてはならないにょ。
ゲームに関してもXPがDirectX9までしか対応していない関係上DirectX10以降が必須の
ゲームはごく一部に止まっているにょ。
ユーザーはXPで特に困らないからXPを使い続けてしまうにょ。
上記のようにXP提供が完全に終了してこれからは7のシェアが急増するだろうからXPの
シェアが5割を割るのは時間の問題となるにょ。(8月3日に書いた予想ではシェア減少から
単純に計算してXPのシェアが50%を切るのは再来年になると書いたけどそれよりは早まる
可能性が高くなった)
ソフト、ハードベンダーは6割のユーザーを切り捨てられないからXPのサポートをし続けて
いるわけだけどそれによって「XPで問題ない」からXPのユーザーがなかなか減らないという
ことも逆に言えてしまうにょ。
とはいえ、この辺はソフトベンダーも分かっているだろうから今はXPを切るタイミングを
見計らっている状態ではないかと思うにょ。
そのデッドラインが2014年のXPの延長サポート終了日にょ。
私は2014年にはXPのシェアは3割を切るくらいまで下がっていると予想しているにょ。
これくらいならば十分切り捨てられるのではないかと思われるにょ。
昨日書いた2TB超のHDDもこの頃までには本格的に普及してそうにょ。
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