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おちゃめくらぶ掲示板

38御茶目菜子:2009/11/03(火) 13:15:10
小さくなるPSP、大きくなるDS
一昨日(11月1日)PSP goが発売されたにょ。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20091101_325971.html
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20091102_326152.html
goが発表されたのは6月3日だったので発表から発売まで5ヶ月だったにょ。
これは新世代のゲーム機ならば分かるけど現行モデルの派生機種としては極めて長いと
思うにょ。
その間にPSP本体の値下げがあり当初はPSPが19800円、goが26800円で7K円差だったのが、
PSP本体が16800円となり差が10K円となったにょ。
後継機種ではなく派生モデルなので値上げというわけではないけどただでさえ感じていた
割高感がさらに大きくなってしまったにょ。

確かにgoは16GBのフラッシュメモリを内蔵するとはいえ、16GBのメモステDuoはSONYの
純正品で8K円〜10K円程度、最安のショップならば5K円台であるために7K円の差ならば
それほど割高感は無かったけどPSPの値下げによって10K円差になったことが割高感を
助長することになったのは確実にょ。
さらに割高感を高めているのがUMDドライブ廃止によって手元にあるソフトが使えなく
なったということにょ。
これは問題点と指摘する声もあり、何らかの方法で手持ちのソフトをgoで使えるように
する方法を考えているとSCEは当初言っていたもののそれは著作権上の問題で無理という
決断が下されユーザーの期待は裏切られることになったにょ。(最初から「何らかの
方法で対応する」という期待感を煽らなければ良かったけど・・・)
したがって、goを買う場合、パッケージソフトは一切使用できないために今までのソフト
資産は流用できないというのが最も割高感を高める要因になっているにょ。

ダウンロードで購入したソフトは通常のPSPでも問題なく使えるためにすでにパッケージ
ソフトの購入をやめダウンロード版をメインとしている人ならば問題はないけどそう
いう人は極めて稀だと思うにょ。
そもそもダウンロード版で用意されているのは一部のものだけだし、go発売で今後は
タイトル数増加は考えられるけどダウンロード版提供には二の足を踏んでいるサード
パーティは多いからね。
それはダウンロード版の用意でもコストが掛かるという点とパッケージ版ソフトに
影響を与えるからにょ。
パッケージ版は販売店から発売前に注文を受け、それを出荷した時点で売上げになる
ためにまとまった金額を回収可能になるためにそのソフトが発売後全く売れなくても
ワゴン行き(つまり、販売店が赤字になるだけ)になるけどダウンロード版のみ提供
した場合は売れなければメーカーの売上げはゼロだからね。(用意するだけでコストが
かかる分マイナス)
ダウンロード版と同時提供となると販売店も発注を抑えがちなのでより確実に回収を
するにはパッケージ販売をメイン(先にパッケージで発売しておいてそれが落ち着いた
頃にダウンロード版を提供)とするのが一番にょ。

確かにユーザーとしては品切れのないダウンロード版はメリットが大きいけど価格的
メリットがあるかというと微妙にょ。
パッケージソフトならば供給過剰のものや人気のないものは定価よりも遥かに安く
買えることは多いし、中古で安く買うということも可能だけどダウンロード版は
基本的に定価の2割引程度だからね。
それに不要になったときに売ることもできないのでさらに割高感が大きくなるにょ。

販売店側からすればメリットはゼロといってもいいにょ。
そもそもゲーム機本体は利幅が小さくgoも卸値は定価の94%となっているにょ。
これは1割引で売ったら赤字になるにょ。
仮に定価販売でもポイントを10%をつけたら微妙(ポイントを利幅な大きな商品の購入に
使ってもらえば辛うじて利益が出る程度)ということで、ソフトの購入で利益を稼ぐ
必要があるにょ。
しかし、goはダウンロード販売専用で新品も中古もソフトがないためにあと残る利益を
出せるものは周辺機器のみにょ。
周辺機器ならば卸値は78%程度だから1割引いても利益が出せるからね。
ただ、ソフト違い、周辺機器を大量に買うとは思えないにょ。
最も必要とされるのはソフトをダウンロード購入に必要なPSNカードだけど卸値97%と
なっておりこれで利益を出すのは不可能にょ。
Xbox Liveカードやニンテンドーポイントカードは他の周辺機器と同じ78%であるため
まだまともにょ。
これが、PSP goが販売店に嫌われている原因となっているにょ。

現状では派生モデルということで、このgoが現状のPSP-3000の後継になるというわけでは
ないからgoが駄目ならPSP-3000を買えばいいじゃないということで解決だけどね。
その小ささや軽さでコスト面以上の魅力を感じれば買えばいいというだけの話にょ。

さて、派生モデルといえばDSでも発表されたにょ。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20091029_325142.html
PSPは小型化を追求したものだけどこのDSi LLはかなり大型化されているにょ。
解像度を維持した状態で液晶の大幅な大型化に加え、本体色も落ち着いた色がメイン、
タッチペンも本体に内蔵できないような普通のペン型のものが付属され、脳トレを
標準搭載ということでターゲットとなるのは高年齢層だと思われるにょ。
DSでは今までゲームをしなかった層まで取り込むことに成功したけど小さい画面や細くて
短い付属のタッチペンでは使いにくいという人もいたからね。
携帯ゲーム機だけにスペック維持で大型化しただけではメリットはないと考えてしまう
けれどこれはこれでニーズにマッチした機種といえるにょ。
むしろ、使用するユーザー像が見えている分だけPSP goよりも優れている感じがするにょ。

派生モデルの発表、発売があったPSPとDSだけど両方とも従来機種よりも価格アップ
とはいえ、それぞれ従来機種にはない良さがあり、それが必要と思われる人にとっては
有用な感じにょ。
大型化したDS、小型化したPSPこれでそのゲーム機の持つ方向性が明らかになった感じと
いえそうにょ。




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