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おちゃめくらぶ掲示板
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iPodはウォークマンのライバルではなかった!?
新型ウォークマンが発表されたにょ。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100915_393610.html
個人的には買うとすれば本体サイズ、記録容量、予算の関係でウォークマンSの16GBモデルが
第1候補となるにょ。
従来のウォークマンSはどうもデザイン(というか色)が気に入ったものがなくこれが
いいと感じたのはソニスタ限定の8GBモデルだったにょ。
今回のモデルはこのライトピンクがなかなかいい感じにょ。
http://av.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/393/610/html/sony1_20.jpg.html
買うならば間違いなくこの色にするにょ(笑)
さて、ウォークマンといえば近年iPodに押されっぱなしでDAP(携帯音楽プレイヤー)市場
ではずっと2位に甘んじていたけど先月は久々の国内シェア第1位を獲得したにょ。
理由として考えられるものは8月31日に書いたようなものがあるにょ。
(1)9月に新型iPodが発売されるため買い控え
(2)iPhoneが好調であるため
(3)ウォークマンは高音質かつ安価であるため
これらに関しては「たまたま8月だからシェアが逆転した」ということだけではなくやはり
iPodではなくウォークマン自体に注目が集まっているからだと思われるにょ。
価格comのページビューでもiPod発表時は圧倒的な注目を集めているけど時間が経てば
拮抗しているからね。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/17/news013.html
これから考えてもシェアを逆転したのは(1)が理由でたまたま起きたというわけではない
ということが予想できると思われるにょ。
もちろんアップル社もそんなことは分かっていると思うにょ。
シェアを伸ばすには一般的に2つの方法があるにょ。
(1)弱点を克服する
(2)強い部分をさらに強化する
iPodの弱点といえば「アップルのサポート」「修理代が高価」「耐久性が微妙」「使用する
ためにはiTunesが必須」「そのiTunesが元で問題が起こる」などが挙げられるにょ。
それらは徐々に改善に向かいつつあるものも含まれているけど今回の新モデルではやはり
(2)が顕著だったにょ。
最大の強みはiOSとそのOS上で動くアプリにょ。
iPod touchはそれによってワールドワイドで年間1000万台超の売上を記録したにょ。
同一のOSが動作するiPhoneもtouchと同レベルの台数売れているわけだからiOS搭載機と
いうのが莫大な勢いで増えていることが分かるにょ。
それによってアプリ市場も猛烈な勢いで拡大しているにょ。
玉石混淆状態なのは個人制作のアプリが多いためやむを得ないのだけど急速に増えている
アプリに対してアップル社はついにガイドラインを公開したにょ。
http://japanese.engadget.com/2010/09/10/app-store/
今までガイドラインが公開されて無かったということ自体が不思議なくらいだけどこれを
見ると相当厳しいものであることが分かるにょ。
2.9 「ベータ」「デモ」「トライアル」「テスト」バージョンは却下。
2.11 すでにApp Store にあるアプリと(機能が) 同じアプリは却下される可能性がある。
フリーウェア制作者なら経験あることだけどいきなり完成版(ver.1.00)をWebで発表する
ことはあまりないにょ。
多くの場合は少しずつ完成させながらWebでユーザーの意見をフィードバック(および
バグ取り)しながら完成へと近づけていくことだと思われるにょ。
しかし、これはApp Storeではアウトになってしまったにょ。
有料アプリを作っているユーザーは機能を制限した無料版を公開しようと考えても
それもアウトにょ。
それだけでなくすでにあるものと似たようなアプリはアウトになる可能性さえあると
いうことにょ。
これが「App Storeで公開できないだけ」というのならば仕方がないけどiOS搭載機の
場合は基本的に「App Storeで公開できない=そのアプリは一般公開できない」という
ことだからね。
意訳すれば「ゴミのようなアプリ(売上に貢献できないアプリ)はノーサンキュー」と
いうことかもしれないにょ。
もっとも、これは「これだけの制約をしても十分に勝てるほど強い」という強気の現れ
だと思われるにょ。
新型nanoはタッチパネルを搭載しただけではなくこのiOS用アプリが動作するのであれば
iPod touch nanoというべき一部コアユーザーから支持を得そうなものになったはずだけど
実際はtouch(iOS)のUIを真似て作られただけの全くの別物にょ。
それでもUIが似ているというだけでtouchユーザーであればあまり違和感なく使えそう
ともいえるけど従来のnanoユーザー(かつtouchやiPhoneを所持してないユーザー)から
考えるとこれは大きなマイナス要素にょ。
この辺については9月3日に書いたのだけどやはりDAPとして購入するならばブラインド操作
できないということはデメリット以外の何者でもないからね。
しかし、nanoもシャッフル再生専用機として考えるとまた考えが変わってくるにょ。
聴きたい曲を選択するのではなくBGM代わりにシャッフル再生を行うのであればブラインド
操作の重要性はかなり下がるからね。
これはshuffleの役目そのものにょ。
つまり、iPod nanoは名称に「nano」と付いているけど「iPod shuffle deluxe」とでも
言うべき製品になっているということにょ。
これは上記リンク先の価格comのページビューを見ても明らかでshuffleの注目度は低く
それは「nanoがshuffleを食ってしまった」と考えると理由が説明できるにょ。
実際超軽量、クリップ式のスタイルの新型nanoはshuffleと同等の使い方ができるわけ
だからね。
いや、同等ではなく必要ならばタッチパネルによって好きな曲を選択することさえできる
ということはshuffleにない大きなアドバンテージといえるにょ。
価格面でshuffleより高価だけどタッチパネル付き液晶モニタやフラッシュメモリの容量が
多いなどのメリットがあるためshuffleの代わりにnanoを買うという人も大勢現れそうな
予感がするにょ。
液晶モニタが付いているということはこんな使い方もできるしね(笑)
http://japanese.engadget.com/2010/09/10/ipod-nano-ilovehandles/
9月9日に書いたように新型touchのスペック強化はアプリの強化に繋がっており、nanoは
touchがメインになった影響でtouchのサブ機として使いやすいものに変えられてしまった
と考えていたにょ。
しかし、nanoがshuffleの弱点補強のために路線変更をしたというのであればまた変わって
くるにょ。
touchによって高価格DAPでは不動のシェアを獲得したけどその反面廉価DAPでは売れ筋の
ウォークマンSに対抗できる製品が無くなってくるにょ。
nanoがshuffleを含む廉価DAPを食っていくのであればこれはまた異なるものになるにょ。
ただし、現実的にはnanoの価格ではそれは厳しそうにょ。
廉価なshuffleやウォークマンEを購入候補に挙げている人にnanoを買わせるのは価格的に
厳しいからね。
それを考えるとやはり弱点補強というよりも「強みを強化しただけ」という当初の考えの
方が正しいかもしれないにょ。
新型nanoはshuffleユーザーの乗り換え先ではなくtouchユーザーを増やすための布石と
考えた方がいいだろうからね。
そうなるとライバルとして考えられているウォークマンとiPodだけど実はライバルでも
何でもなく「今回の新型では棲み分けが強化されただけ」に思われてしまうにょ。
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