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おちゃめくらぶ掲示板
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nanoは主役ではなくなった・・・なの
今回発表されたiPodで最も変化が大きいものはnanoだけど今回の発表された内容を見る
限りは主役はtouch(iOS搭載機)に感じたにょ。
昨日も書いたようにnanoの大きな変化はtouchを引き立てるものとなっているわけだしね。
「nanoを買うかtouchを買うか」という選択はユーザーにとっては悩みの種だったけど
新型nanoではUIをtouchと同じくマルチタッチ対応のタッチパネルによるものに変わった
ため「両方を買う」という選択肢が従来より濃くなったと感じるにょ。
その理由を書いてみるにょ。
iPodはその革新的なコンセプトによって多くのユーザーの支持を得ており、それはシェア
にも現れているのだけど8月31日に書いたように8月の国内シェアは久々にウォークマンに
負ける結果となったにょ。
これは8月というiPodにとって新製品発表前の不利な時期というのを差し引いてもiPod
よりもウォークマンを支持している人が増えたということは事実だと思うにょ。
それはウォークマンがDAPとして優れているということを意味するにょ。
iPodを支えてきたものの1つとしては「操作性の良さ」が挙げられるけどこれはクリック
ホイールによる独自操作によるものが大きいにょ。
このアナログ操作による曲選択の快適さはカーソル操作によるデジタル操作では得ることは
できないものがあるからね。
しかし、新型nanoではそれを捨ててしまったにょ。
確かにタッチパネルにはタッチパネルの良さがあるけど指で操作した際に画面の大半が
隠れるような小さな液晶画面ではそれを活かすことはできないにょ。
私の体感だと指で操作するならば2.5インチ程度がまともに使用できる限界に感じるにょ。
タッチパネル搭載のPCを持っているならば1.5インチ程度のWindowsを作りその中にアイコン
表示をした場合に快適に操作可能か自分自身で確かめてみるといいにょ。
4.5インチWSVGA液晶(264ppi)のVAIO UXならば286ピクセル四方の領域がnanoと同じく
1.54インチに相当するにょ。(実際に試したけどとても満足行くようなレベルではない)
またDAPとして使うならば再生、停止、早送りなどはブラインド操作できるものが望ましい
けれどそれはタッチパネルで操作する以上はそれは無理になるにょ。
大きな支持を得ていたクリックホイールをやめてタッチパネル主体の操作に変えるという
ことはnanoを主力商品と考えていたらできないことにょ。(Classicもタッチパネル主体の
操作にするべきかとなるとあれは従来の方式を好んでいる人のためのものなのでありえない
わけだし、1.8インチHDDがボトルネックになるため全面液晶にしたら大きくて重いtouchに
なってしまう)
多くの人はnanoを大きすぎるとは考えてないし、小さくすることで筐体サイズで見た分類
ではshuffleと被ってしまう形になるにょ。
個人的にはDAPは「小さい方が望ましい」と考えているけどそれはある程度快適な操作性が
実現できた上での話にょ。
せめて、nanoも再生、停止、早送り、ホールドボタンをハードウェアとして実装していた
ならば評価が大きく変わっただろうけどこの第6世代nanoを見る限りかなり無理な小型化
と思えて仕方がないにょ。
では、それでもタッチパネル主体の操作になっているのはtouchと操作性を合わせている
ということにょ。
touchに慣れている人であればクリックホイールも良いとは言えないわけだし(多少は
慣れが必要であるため)そこまでハードウェアのボタンに拘る人も少ないと思われるにょ。
そこまでtouchを中心に考えるほど売れているのか実際のランキングで見てみるにょ。
8月の携帯オーディオプレイヤー(BCNランキング)
http://bcnranking.jp/category/subcategory_0004_month.html
1位 iPod touch 32GB
2位 iPod nano 8GB ピンク
3位 iPod touch 8GB
4位 ウォークマンS ホワイト
5位 ウォークマンS ピンク
(以下略)
確かに1位と3位(前月は1位、2位)ということで売れているというのには間違いない
けれどBCNランキングは色別に出ているため色違いがないtouchはランキング的には有利に
働くためこれだけでは何とも言えないにょ。
しかし、touchだけではなくiPhoneを加えると話は変わるにょ。
touchはiPhoneから3G通信などの機能を無くして安くしたものと考えられるため(順番から
いえばtouchの方が先だからtouchに3G通信その他を付けてスマートフォンとして売り出した
ものという方が正しいのだけどDAP視点ではこのようになる)事実上両者は同一ジャンルの
商品(iOS搭載の小型機)として考える必要があるからね。
touchはiPhoneが無かったらもっと売れているのは確実だろうけどiPhoneがあったからこそ
touchに注目が集まりだしたともいえるため両者は相乗効果で伸びているとも言えるにょ。
nanoはライバルであるウォークマンSがあまりに強いため端末だけで見るとかなり苦戦を
強いられているにょ。
「クリックホイールがあるからウォークマンSではなくiPod nanoを選んだ」という人は
かなり限られるのではないかと思うにょ。
やはり、ブランド力だけではなくiTSによる音楽配信などを理由に挙げる人の方が多いの
ではないかと思うにょ。
iPodの中から選択する場合、音楽しか聴かないからtouchの機能、性能は要らないし、
shuffleはあまりに機能が制限されすぎているということで消去法でnanoを選んでいる人も
最近は多いだろうからね。
そういう消極的な選択を行う人の場合はiPhoneを買ったらnanoを買うことはないにょ。
だからこそiPhoneを買ってさらにもう1台という形で違和感のないサイズ、操作性という
ことで考えられたのが今回の第6世代のnanoだと思うにょ。
ただ、それが良いかどうかは現時点では仕様だけから判断すると「微妙」としかいえず、
これが結果として良いか悪いかは発売後に実際に購入したユーザーからの反応や売上を
元に判断するしかないにょ。
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