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おちゃめくらぶ掲示板

326御茶目菜子:2010/08/08(日) 13:30:46
失敗は成功のもと
地元で開催された花火大会に行ってきたにょ。
鑑賞もだけど撮影を行うために事前に持っていく機材を選定したにょ。
花火写真に必要な主な機材や知識は7月26日に書いたのでそちらを参考にして欲しいにょ。

私が用意したのはデジタル一眼(PENTAX K200D)にょ。
そして、そのカメラ用の標準ズーム(18-55mm)にょ。
バッグの中には常時エネループが4本入っているので単三駆動のK200Dはこれを予備電池
として使用することができるにょ。
何せフル充電であれば(液晶OFFで使用した場合)1000枚近く撮影できるからね。
あと念には念を入れて予備のデジタル一眼(Nikon D50)と望遠系標準ズームのAF-S
18-135mmも持っていくことにしたにょ。
あと三脚も必需品なので普段はあまり使用しない大型(といっても安物)の三脚を
持っていくことにしたにょ。

持っていく機材は準備できているということで安心したのであとは場所の確保にょ。
これに関しては花火大会30分くらい前に会場に到着することで何とかなるだろうと思って
いたら所用のせいや渋滞もあって会場に到着したときにはすでに花火大会が始まって
いたにょ。
まぁこの程度は想定の範囲内ということで暗闇の中、三脚が立てられるようなスペースを
見つけ何とか設置準備をしたにょ。
ライトを持ってくるのを忘れていたらこの時点でアウトだったにょ。

さて、いよいよ撮影開始・・・。
数枚撮影した後に念のため写真をチェックしてみるとあまりに露出オーバーなことに気が
付いたにょ。
これは前回ISO1600で撮影したのをそのままの設定にしておいてためにょ。
慌てて感度をISO100に設定しなおして再び気を取りなおしてシャッターを押すと・・・
シャッターが降りないにょ。
「ケーブルレリーズの接触不良か」と思って何度か抜き差ししてみるけど改善されない
ので直接本体のシャッターボタンを押してもシャッターが降りないにょ。
「もしかして故障か!?」とどうやらバッテリ切れのようだったにょ。
ファインダー内の情報も普通に表示されているので全く気が付かなかったけどバッテリが
少なくなったらバルブモードは使えないみたいにょ。

しかし、こんなこともあろうかと思って持ってきた予備のエネループがあるにょ。
それを早速セットしたけどバッテリ切れ状態にょ。
エネループがこんなに自然放電するはずがない・・・と思ったけどよく考えたら先日USB
充電用のモバイルブースター用に2本使ったのを思い出したにょ。
さすがに2本が使えないとなると電圧不足なのは当然か・・・?
単三駆動であるためその辺のコンビニでアルカリ電池を買えば当面は何とかなるのだけど
今からコンビニに行っていたら花火大会は終了してしまうにょ。

そこで役に立ったのが予備として持ってきたデジタル一眼(D50)にょ。
まさか本当に出番があるとは全く想定してなかったにょ(笑)
ということで、再びセッティング開始にょ。
無事に三脚にセット完了したときにはすでに花火大会のスケジュールは半分以上終了
していたにょ。

ここで、問題が・・・。
K200DではケーブルレリーズがあるけどD50では使えないにょ。
D50用のオプションであるリモコンは持っているけどまさかD50の出番があるとは思って
なかったので持ってきてないにょ。
そういうことで、直接本体のシャッターボタンを押すことにしたにょ。
バルブモードで撮影するため押した瞬間だけでなく押している間ずっと微動だにできない
状態・・・だけど緊張してからだがぶるぶる震えているにょ。(別にアル中ではない)
できあがった写真を見るまでもなく失敗しそうな予感がしていたにょ。

撮れた写真はこんな感じにょ。(D50、AF-S18-135mm、F16、3秒)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1281239854.JPG
mixiで公開しているようにQVGAくらいに縮小してみれば分からないけど原寸大(完全
無加工な写真)だととてつもないほどのぶれているのが分かると思うにょ。
これがまともな部類といえばその他の写真の出来がどれだけ酷いのかが分かるにょ。
7月26日には(一定レベルまでなら)花火写真を撮るのは簡単と書いていたのにこれでは
話にならないにょ(笑)

これならばまだコンデジで撮影した方が手ぶれがないだけマシかもしれないにょ。
TX1の手持ち夜景モードであれば手ぶれがあまりないレベルのシャッター速度で撮影
できるからね。
三脚を使うならばコンデジの夜景モード(花火モード)の方がまだキレイに撮れそうにょ。
実際のところバルブではなく4秒くらいのシャッター速度固定で撮っていればここまで
酷い写真を量産することは無かっただろうと後になって思ってしまったにょ。
バルブモードで写真を撮る際に本体のシャッターボタンを押していたらぶれまくって
しまうということが分かるいい経験になったにょ。
私は銀塩一眼で初めて花火の写真を撮ったときからずっとケーブルレリーズを使用して
いたからね。(ケーブルレリーズの効果が絶大であることが分かった)

三脚やケーブルレリーズがないと花火は撮れないかというとそうではなく上記のように
手持ちでも撮れなくはないけど流れる様子は数秒間の長時間露出でないと表現できない
ため手持ちでは不可能にょ。
ただし、それは静止画の場合にょ。
動画であれば手持ちでも十分撮れるにょ。
普段私が持ち歩いているコンデジ(TX1)を用いて実際に撮影してみたものがこちらにょ。
http://www.youtube.com/watch?v=1tOjUX6VqE0
動画であれば昨今のコンデジであればこれくらいは余裕で撮れてしまうにょ。
花火撮影で難しい難しいシャッターチャンスに関しても動画であれば問題ないしね。

さて、今回の花火撮影は近年希に見る失敗に終わってしまったわけだけど失敗は今後の
いい経験になるにょ。
「予備バッテリがあるから安心」という過信も打ち破ってくれたし、「バルブであっても
シャッターボタン手押しで何とかなるだろう」という自信も打ち破ってくれたからね。
「失敗は成功のもと」とことわざであるように失敗の原因が何かということを知りそれを
次へと繋げていくことが重要となるにょ。(だから、考えもなしにやって失敗しまくる
ことが良いことでもない)




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