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おちゃめくらぶ掲示板

325御茶目菜子:2010/08/07(土) 13:34:57
デスクトップPCでタッチパッドを使う意味
Macbookのポインティングデバイスと同等のものが単体の「Magic Trackpad」として
製品化されたにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/nishikawa/20100806_385661.html
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20100806_385658.html
わざわざノートPC用のポインティングデバイスとなるタッチパッドをデスクトップPCで
使いたいのか・・・という疑問を抱いている人もいるかと思うにょ。

まずPCのポインティングデバイスについて考えると圧倒的にマウスが主流となるにょ。
これはWindowsやMacが登場した20数年前と全く変わってないにょ。
主流になっているのはそれが使い勝手が良いからと考えるのが妥当なのだろうけど必ず
しもそうとは限らないにょ。
デスクトップPCにおいてマウスが主流なのはそれを超える汎用性を持つデバイスがない
というだけの話だからね。
「従来できたことができなくなる」というのでは普及は難しいにょ。

Windows7からはタブレット機能が強化されタッチパネル搭載機が増えてきたものの
デスクトップPCではタッチパネルはメインとしては使えないにょ。
それは、キーボードとマウスが前提となっているWindowsのUIはタッチパネルと相性が
悪いというのが最大の理由にょ。
それにビューアメインであればタッチパネル付きモニタで十分使えるけどキーボードも
使う場合には不便になるにょ。

ノートPCにおいてもそれがいえ、タッチパネルはピュアタブレット型(キーボード搭載で
あればスライド式やコンバーチブル採用によってピュアタブレット型にすることが可能な
もの)であるからこそ生きてくるものになるにょ。
したがって、ノートPCにおいてはタッチパッドが主流になっているにょ。
ThinkPadのトラックポイントのようなスティック型のデバイスを支持しているユーザーも
多いけどタッチパッドが主流になっている理由は「低コスト」「メイテナンスフリー」
「低い習熟度で使える」というのが大きいにょ。

マウスカーソルの移動させるのだけを見てもスティック型のデバイスではその角度の
微調整には経験が必要だけどタッチパッドであればマウスと同様に指先をたくさん移動
させればカーソルもたくさん移動可能になるため感覚的にも分かりやすいにょ。
トラックポイント愛好家の中には「タッチパッドはすばやくカーソルを移動できない」と
考えている人もいるけど実際はすばやく動かすことで一瞬で画面の端から端までカーソル
移動ができてしまうにょ。

また「細かい作業ができない」という人もいるかもしれないにょ。
トラックポイントは相当慣れれば細かい作業もできるけどそれにはかなりの習熟度が
必要になるにょ。
しかし、タッチパッドでは指先をゆっくり動かせばマウスと同様に1ドット単位の
緻密な動作も可能になるにょ。
とはいえ、これはあくまで原理上(スペック上の読み取りカウント数から単純に考えた
場合)できるというだけにょ。
実際の製品では細かい動作が困難であるものも少なくはないにょ。

例えばWindows標準の「ペイント」を使い画面の上から下まで1ドットのずれもない
1本の直線をフリーハンドで引くという場合、ゆっくり動かしてもカーソルがぶれてしまい
直線にならないこともあるにょ。(静電容量式のタッチパッドの場合ドット単位の移動を
するための精度が出せない製品も多い)
またゆっくり動かすと途中でどうしてもタッチパッド上の上下移動では足りず、再び
上に指を持ってきて移動させる必要があるけどその際に確実にずれてしまうにょ。
これがずれずにできたのは手元のノートPCではLet'snoteだけにょ。(私はR5を画像処理にも
使っているけどドット単位の移動が可能であるためタッチパッドだけでも何とか使える
レベルにある)
これがマウスであれば高精度のマウスと大きめのマウスパッドを使うことで克服可能にょ。

タッチパッドは言うならば指先で移動させる平面マウスでしかないためマウスを超えたり
置き換えるような存在ではないにょ。
トラックポイントは慣れが必要であるもののキーボードのホームポジションから移動せず
使えるという点においてはマウスを超える存在ともいえるにょ。
ただし、この「慣れ」の問題が大きいし、デスクトップPCで使う場合にはキーボードの
選択肢がほとんどない(ThinkPad風のキーボードは発売されているけどそれを使うしか
ない)というのが問題となるにょ。

最初の「Magic Trackpad」に話を戻すと結局タッチパッドと同じく簡易マウス(平面
マウス)でしかないためマウスを完全に置き換えることができる製品ではないにょ。
しかし、デスクトップのMacでノートのMac(Macbook)と同じ操作性が得られるという
のはメリットになるにょ。
私はMacbookは店頭でしか使ったことがないけど大型のタッチパッドに加えてマルチタッチ
対応によってピンチイン、ピンチアウトをはじめさまざまな動作がパッドだけで可能に
なるというのは触っていて非常に気持ちよかったにょ。
マウスを完全に置き換えられなくてもトラックポイントのようにマウスでは実現できない
メリットがあるわけだから単体製品として使う価値は十分にあるにょ。

とはいえ、これはWindowsでは使えないにょ。
ドライバそのものが用意されてないのが原因だけどそれは「Magic Trackpad」の機能に
Windowsが対応していないというのが理由だと思われるにょ。
しかし、Windows7ではマルチタッチに対応しており、「Magic Trackpad」の主要機能は
十分使えそうな気がするにょ。
だから、7専用でいいのでドライバでも用意してもらえたら私が7に環境を整えた際には
ぜひ使ってみたいところにょ。

「どうしてもWindowsでマルチタッチを使いたい」という人はワコムから発売されている
Bamboo touchを使うという方法もあるにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaimono/20091203_332437.html
どちらが優れているかは分からないけど現状では「Magic Trackpad」がWindowsではまともに
使えない以上は選択の対象にはならないためこちらを使うしかないと思うにょ。
単純にポインティングデバイスとして考えるならば精度の問題でマウスを超えるような
(マウスを完全に置き換えられるような)製品ではないけどマルチタッチを積極的に使い
たいのであればマウスではどうしようもできないからこのようなマルチタッチ対応の
タッチパッドの存在は非常に大きいにょ。




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