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おちゃめくらぶ掲示板

321御茶目菜子:2010/08/03(火) 13:15:20
XPはどこまで現役でいられるのか・・・
Win7がついにVistaのシェアを抜いたにょ。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1008/02/news043.html
約3年間発売されていたVistaが1年足らずの7に台数ベースで抜かれるというのは
言い換えればVista搭載PCがいかに普及しなかったかということがいえるにょ。

これはWeb閲覧用として現役使用されているPCにおける台数なので発売後9年経つXPは7と
比べて大きな差があるもののこのまま7が普及していればいずれXPのシェアを抜くにょ。
この3月から7月までの4ヶ月の平均増減数と全く同じ速度で今後も増減が続いた場合の
ことを考えてみると単純計算では下記のようになるにょ。

    2010年7月 2011年7月 2012年7月 2013年7月 2014年7月
 WinXP 61.87%  54.10%  46.33%  38.56%  30.79%
 Win7  14.46%  27.15%  39.84%  52.53%  65.22%
 Vista 14.34%   9.33%   4.32%  ー0.69%  -5.70%

このペースでいくとWin7の普及率はXPの全盛時を超えるのも時間の問題だし、Vistaに
至ってはマイナスシェア(一体どういう状態なのやら・・・)になってしまうため
このような単純増減が長期間続くというのはあり得ないことが分かるにょ。

とはいえ、確実にいえるのは9年間現役(現在もネットブックでは現役OS)であるXPは
絶大なシェアを誇っているけどそれは今後大きく落ちるということVistaのシェアは
減ってもNT6ベース(もしくはその後継OS)のシェアがXPのシェアダウン分増えるという
ことにょ。(Linux系OSやMac OSが今後数年内に急成長する可能性は低い)

今年の10月でネットブック(ULCPC)用のXPの提供が終了するため上記シェア増減と
比べるとXPのシェアダウンは大きくなると予想できるにょ。
それから考えるとXPのシェアは来年の夏には50%を切ると思われるにょ。
そう考えると7の普及ペースは上記の単純計算よりも早いものになりそうにょ。
ただし、2012〜13年にはその後継OS(Windows8?)が発売されるだろうからそこで7の普及は
終わりシェアが過半数に達することはないと思われるにょ。
ピーク時にはシェアが80%に達していたXPが異常だった(XPが発売されてからVista
発売まで5年余りあったのに加えてVistaがあまり普及し無かったのが要因)というだけの
話にょ。

昨今のPCの買い換えサイクルは5年程度となっているにょ。
それから考えるとVistaが発売された2007年1月から5年後の2012年以降はXPのシェアが
ほとんど無くなることが予想できるにょ。(ネットブック用として発売されたものがある
からそこまで極端に落ちることはないだろうけど)
それは企業においては3年、もしくは5年リースということがあるのだけど個人においては
5年で買い換えする理由は何もないにょ。
強いて挙げるならば、PCに使われているパーツの寿命が5年程度(HDDは一般的な使い方
ではその程度で故障する可能性が高い)というのがあるにょ。

一般人からすればサイクルとか関係なしに故障するかそのPCでやりたいことができなく
なった時が買い換え時となると思われるにょ。
Web閲覧において現状でAtom1.6GHz程度が妥協できるボーダーラインと考えた場合に
これと同程度の性能を持つPen4 1.6GHzのノートPCが発売されたのが2002年であるため
パーツの寿命を考えなければ8年前のPCも(Webメインであれば)現役で使えるという
ことがいえるにょ。
モバイルノートであれば2003年にULV PenM搭載されたものが登場して以降と考えると
7年前のPCが現役といえるにょ。
もっとも、現在はWeb閲覧がメインといっても512MBでは心許ないので1GBはメモリが
欲しいところにょ。
2002〜2003年のメインストリームのノートPCは256MBが標準であったためメモリ増設は必須
といえるにょ。

今後も8年前のPCが現役で使える最低ラインであり続けると考えた場合には2007年1月の
Vista発売から8年後の2015年にXP搭載PCからの買い換えがほとんど終了するのではないか
と予想できるにょ。
確かに現在もWin95、98搭載のPCを使っている人もいるために発売後10数年というPCが
全く使えないというわけではないけどほとんど無視できるシェアに落ちるというのが
予想できるにょ。
これは上記単純計算による将来予想よりは早い落ち込みといえるにょ。

大して重い処理をしないから古いPCで十分といってもWebを利用するならばセキュリティー
問題があるにょ。
7月14日に書いたようにすでにWin2Kはサポートが終了し、今後はセキュリティーの更新が
行われなくなったけどXPも2014年4月にはサポートが完全に終了するにょ。
またアンチウイルスソフトもMSがサポートしてないようなOSはサポートを打ち切る可能性が
高いからね。(サポートコストもバカにならないため古いOSはどんどんサポートを打ち
切る必要がある)

Web閲覧であればWebブラウザも重要になるにょ。
Win2KはIE6までしかサポートしてないもののIE6は今年3月にはYouTubeでサポートが終了
したにょ。
イラストに特化したSNSであるpixivも先月IE6のサポートを終了したにょ。(「サポートが
終了した=動作保証がない」というレベルではなく実際に試してもらえば分かるように
レイアウトが崩れてまともに閲覧できるような状態ではない)
つまり、IE6ではWeb閲覧にはかなり支障がある状態になってしまったということにょ。
とはいえ、WebブラウザはIEだけではなく他のものもあるにょ。
FireFoxであれば最新の3.6でもまだ2Kをサポートしているにょ。
しかし、登場が新しいGoogle chromeは当初よりXP以降しかサポートしてないにょ。

Webブラウザもアプリである以上はサポートコストを考えるとシェアの低いOSはサポート
しにくいにょ。
XPはまだ十分に高いシェアがあるからそう簡単にWebブラウザがXP非対応になることは
ありえないけどPC買い換えの予想から考えるとXPは2015年にはシェアはかなり小さいもの
となっており、サポートは終了すると予想できるにょ。
7月15日にはダウングレード権を延長によって新規PCにXPをインストールするということが
10年後の2020年まで可能になると書いたわけだけどこれはどうしても現行のアプリを
使用しなくてはならないという極めて限定された用途以外ではほとんど使い物にならない
ものになっていると思われるにょ。
恐らく現状でWin98+IE4を使用するようなレベルではないかと予想するにょ。
それを考えるとやはり、XPが現役で居られるのは延長サポートが終了する2014年4月
くらいが限界だと思われるにょ。




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