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おちゃめくらぶ掲示板

314御茶目菜子:2010/07/28(水) 13:05:19
やはり高校野球はいい
久しぶりに高校野球を撮影してみたにょ。
前回撮影したのはまだ銀塩一眼を使っていた20年近く前のことにょ。
まず撮影するならば撮影ポジション確保が重要になるにょ。
球場の中を自由に歩いて撮影すれば良いとなるけどそれが可能なのは撮影許可を事前に
もらっている人(要するに報道関係者)だけに限られるにょ。
問題行動をする人が多いためにカメラを持ってうろうろするだけで不審者扱いされて
しまうハメになるので下手な疑いをかけられないためにも最初に決めた位置で固定して
撮影するというのが一番にょ。

では、どこが良いのかというと人それぞれだけど私はピッチャーとバッターをメインに
撮りたいのでピッチャーマウンドからホームベースを結んだ直線の垂直二等分線上にくる
場所で最もグランドに近い位置にしたにょ。
とはいえ、近い位置では金網が邪魔になるにょ。
コンデジであればレンズが小さいので金網にくっつけて撮影すれば金網を無効化できる
わけだし、一眼レフでも金網にぴったり合わせて絞りを開放にすれば大きくぼけるので
金網はほとんど無効化できるためそれほど問題はないにょ。
とはいえ、そんな金網に密着する方法で撮影するのは警備員に注意されてしまいかねない
ためやめておいた方がいいにょ。
したがって、多少離れても金網がフレームアウトするくらいの高さにくる座席で座って
撮影することになるにょ。
これならば誰にも迷惑がかからず無難に撮影ができるにょ。

さて、問題はレンズにょ。
どの選手をどんなふうに撮影したいかでレンズが変わってくるにょ。
選手をアップで撮影するにはかなりの望遠レンズが必要だけど選手ではなく球場の雰囲気
などを撮影したい場合は広角レンズが必要になるにょ。
球場全体を撮りたいならば換算20mm以下の超広角レンズや魚眼レンズが必要になってくる
わけだからね。
私は持っていく荷物を少なくしたいというのと選手を撮影するというのをメインにした
ために望遠ズーム1本にしたにょ。

私はデジタル一眼を2台(Nikon D50、PENTAX K200D)持っているけどどっちを持っていく
かで少し考えたにょ。
画質でいえばK200D>D50だけどAF性能や所持レンズの関係があるからね。
D50はK200Dより古い機種とはいえ、AF性能は上回るにょ。(特にAF-Cで動体撮影をする
場合にはK200Dは歩く程度の速度に追従するが厳しいくらいの遅さ)
しかし、ピッチャーやバッターがメインであればAF性能はそんなに必要ないにょ。
AFは遅くても置きピンで何とかなるからね。

そうなると問題になるのは画角にょ。
銀塩時代に別の球場で撮影したときには300mmのレンズでもピッチャーやバッターは
かなり小さめに写ったにょ。
1.5倍サイズにトリミングすればまぁまぁのサイズになったため400mm〜500mmくらいは
欲しいところにょ。
しかし、所持しているデジタル一眼がAPS-Cサイズのセンサーということで、換算焦点
距離は1.5倍になるため300mmのレンズは換算では450mm相当になるにょ。
これなら結構いけそうと事前に判断できるにょ。

しかし、300mmのレンズはD50用(ニコンFマウント用)しか持ってないにょ。
K200D用(ペンタックスKマウント用)では、200mmのレンズ(換算300mm)しかないため
望遠側が弱すぎるからね。(もっとも600万画素のD50よりも画素数が多い1000万画素
だからトリミングすれば良いということも考えられるけど)
それより、長いレンズとなると一気に400mm(換算600mm)となるにょ。
このレンズは6月の航空祭の時にも使ったけどMFということですばやいピント合わせは
できないにょ。
あとファインダーがペンタプリズムではなくペンタミラーであるためどうしてもMFでは
十分な精度でピント合わせができないからね。

それならばある程度絞って使うという方法があるにょ。
小絞りボケが許容できる限界のF16まで絞ると被写界深度が深くなるためそれなりに
撮影できるけど問題はシャッター速度にょ。
手ぶれ補正機能があるため換算600mmであっても1/125秒で何とか撮影できるけど動きの
ある被写体を止めるには最低でも1/500秒、できれば1/1000秒以上のシャッターを切りたい
からね。
それを行うためにはISO感度を上げる必要があるにょ。
ただし、高感度ノイズが多めのカメラであるためできればISO400までに止めておきたい
ということで結局持ち出したのはD50と70-300mmの望遠ズームにしたにょ。
1本に絞ったため広角がないのは不満だけどいざとなればコンデジ(TX1)で撮影すれば
いいかということで荷物を少しでも減らすためのトレードオフにょ。
どうせ、途中でレンズ交換なんてしないだろうしね。

そういうわけで撮影したのはこんな写真にょ。(1/500秒、F9)
http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1280287834.JPG
ノートリミング、無加工の写真にょ。
撮影技術はとりあえずおいといて、被写体(バッター)はまずまずの大きさで写っている
と思うにょ。
やはり、換算450mmくらいは必要という私の判断は間違ってなかったにょ。
ホントはバッターがボールを打つ決定的な瞬間を撮影したかったけどシャッター
タイムラグを完全に自分のものにしていないため無理だったにょ。
連写でカバーという方法もあるけどD50は秒3コマなので話にならないにょ。
打球が時速144kmだとしても秒速40mとなり秒3コマでは1つのコマで13mも打球が進んで
しまうわけだからね。
連写に頼るのではなくシャッタータイムラグを体得して打つ瞬間の一歩手前でシャッター
ボタンを押すのがより確実性が高いというのが分かると思うにょ。

それでも野球は(ピッチャーとバッターだけを撮影するならば)他のスポーツよりも
難易度は断然に低いのでスポーツ写真の初心者ならばまずは野球をすすめたいにょ。
高校野球は独特の雰囲気があるので球場内に居ただけでもすごい熱気が感じられるため
写真を撮らなくても生で観戦するだけでも楽しめるしね。




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