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おちゃめくらぶ掲示板
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ニンテンドー3DSは「最強」のゲーム機なのか!?
ニンテンドー3DSはDS同様トップシェアになるのは確定だと私は考えているにょ。
むしろ、発売前における予想ではGBA→DSへの移行よりもさらにトップシェアの確実性が
増していると思うにょ。
というか、過去の任天堂のゲーム機においてここまで「売れるのが確実」と私が思った
ものはないにょ。
その理由は以下の6つにょ。
(1)トップシェアを持つDSとの互換性があること
(2)そのDSの正統型な後継機種であること
(3)DSと比べて見て目で分かる性能向上があること
(4)3D液晶をマイナスではなくプラス要素にしていること
(5)DS Lite並の小型軽量ボディを実現していること
(6)サードパーティが積極参入していること
(1)に関しては説明不要だと思うにょ。
シェアトップのゲーム機との互換性があることで買い換えの際にはその高いシェアが
有効に働くからね。
(2)は何を持って正統型というのかは難しいけど従来機と比べて大きな変化(奇抜な
変化)がないことが重要になるということにょ。
Wiiは従来型のゲームをプレイするにはオプションであるクラシックコントローラが
必要であり基本的にはリモコン操作となるため「正統型」とはあまり言えない例と
いえそうにょ。
それに対してPS→PS2、GB→GBAなどは正統型の典型例にょ。
(3)は買い換えを促すにはかなり重要な要素にょ。
目に見える違いがあるというのはライトなユーザー層だけではなくコアユーザー層に
関しても有効に働くにょ。
これは「グラフィックがキレイになった」「高解像度になった」というだけではなく
「従来ではできなかったDVD(Blu-ray)の再生ができるようになった」というのも
含めるにょ。(3DSでは立体写真が撮れるということも1つの要素かもしれない)
(4)は非常に重要な要素にょ。
一昨日書いたように3D(立体視)液晶はポリゴンゲームにおいては非常に有用なのだけど
「疲れる」とか「別売りオプション(専用メガネ等)が必要」という問題点があるからね。
それに関しては3DSではオプション不要で3Dで見れることや携帯ゲーム機ということで
プレイしやすい距離は自由に調整できなおかつ3Dボリューム調整機能付きということで
マイナス要素がなくプラス要素のみになっているということにょ。
(5)はいくら高性能化しようとも携帯ゲーム機にとってはサイズは非常に重要だからね。
大きすぎるのが駄目というのと同様にGBミクロのように小さすぎるのも駄目にょ。
あと液晶サイズも従来のDSi並を維持しながらDSiよりフットプリントが小さいDS Lite
並のサイズを実現しているのは大きいにょ。
(6)は挙げた順番こそ最後になったけどこれはゲーム機にとっては最大のポイントにょ。
ファミコン、スーファミとトップシェアだった任天堂が64でその座を渡したのも
サードパーティの参入を制限したというのが一番の理由だからね。
世界最強のゲームソフトメーカーといっても過言ではない任天堂だけどやはりサード
パーティが多く参入し多彩なゲームが登場する(任天堂以外の大作ゲームが登場する)
ということがハードの売上を高めるのに重要となるにょ。
プレステvsサターンにおいてサターンが優勢だったにも関わらずFF7がプレステで登場
ということだけでそのシェアが逆転したというのを考えてもサードパーティの参入状況は
大きな影響を与えるにょ。
DSが販売時にはDSの特異性からかサードはまだ積極参入しておらずそれでもPSP相手に
互角の争いをしていた(DSはスタートダッシュで売れたけれどそれ以降は伸び悩んだ)
くらいだからね。
3DSの唯一の懸念材料は価格にょ。
私が予想している2万円程度の価格であればDSに続いてトップシェアを維持するのは確定
だろうけどこれが高価であれば上記のようなメリットがあっても厳しくなるからね。
価格が29800円くらいでも相当鈍くなるだろうし、(あり得ない金額だろうけど)5万円
くらいになれば自爆する可能性さえあるにょ。
それくらいユーザーは価格に敏感にょ。
携帯機であれば2万円以内、高性能ということを考慮しても3万円以内が上限だからね。
アーリーアダプター層が数10万人いるから多少高価でも魅力的ならば数10万台は売れる
けど普及が開始(200〜300万台)となると据え置き型でさえも3万円切ったあたりから
となるにょ。(それに据え置き型よりも携帯型の方が安いという固定観念がある以上は
携帯機ならば2万円程度でないと普及は難しい)
元々玩具・遊具メーカーである任天堂はPC、家電メーカーとは違い価格には敏感である
ため一部のアナリストが言っているような「3DSは高価になり、普及はしない」という
ような事態にはならないと思うにょ。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0617&f=business_0617_107.shtml
任天堂のゲーム機においては過去に最高でも25000円だからいくら3DSが高価であっても
それを越えることは考えにくいにょ。(私の予想では本命2万円、対抗が2.5万円)
そもそも任天堂はパーツ屋ではないため内製率(構成する部品の自社製品割合)がかなり
低いからね。
ソニーのように内製率が高い場合は長期的に見てコストダウンが計れるため年数を重ねて
最新技術で作ることで部材コストを抑えることが可能になるけど任天堂はそれができない
ということで、最初からある程度安めの価格設定にする必要があるにょ。
したがって、そういう面からも発売当初に高価な価格付けというのは考えられないにょ。
量産効果による値下がりよりも最初に想定した売価を元にパーツ構成を考えているわけ
だしね。(言い換えれば時間が経てば黒字転換するということを考慮にいれ最初は
「逆さや」で販売するという考えでは厳しい)
DSがヒットしたことで液晶をはじめパーツメーカーとは強気の取引が可能となっただろう
から高性能になった分だけ高価になるというものではないにょ。
では、仮に2万円程度で3DSが出た時に果たして3DSを脅かすライバルは登場するのか?
やはりライバルといえば筆頭はPSPの後継機種(以下「PSP2」と記す)だと思うにょ。
PSPは国内では売上台数が1500万台近くに達しておりすでにGBアドバンスに少し劣る程度
であるため本来であればトップシェアを取ってもいいレベルにょ。
DSの国内3000万台という売上が異常ともいえるレベルだからね。
ソフトに関してもDSでは任天堂ソフトの圧倒的強さを発揮したにょ。
DSでは1位のNEWスーパーマリオの580万本を筆頭に9本が300万本を突破しているにょ。
プレステ2に参入しているソフトベンダーの多くがPSPに参入しているということで当初
よりサードパーティに恵まれたPSPはその高性能さも相まってGBA互換を有するDSよりも
有利という見方をする人も多かったにょ。
しかし、PSPではキラーソフトと呼べるようなタイトルはモンハンくらいしか登場しない
というのがDSの後塵となったと思われるにょ。
そのモンスターハンター2nd Gはベスト版を含めて300万本突破しているもののそれに
継ぐタイトルが不在だったからね。
しかも、海外ではそのモンハンでさえあまり売れてないせいでハードはそれなりに売れても
ソフトが売れないため小売り泣かせの商品にょ。(ハードはほとんど小売りにとっては
利益が泣くソフトが売れないと利益にならないため)
ソフトが売れないということに関してはやはり違法ダウンロードをしている人が多いと
考えているのではないかと思うにょ。
音楽に関してはすでにCDというパッケージ販売は一部のマニア相手の商売になりつつあり
ダウンロードの方が主流になっているのだけどその際に無視できないのが違法ダウンロード
だからね。
従来であればダウンロードはグレーゾーンだったのだけど著作権法が改正され今年の1月
からはダウンロードも違法となったにょ。(違法と知りつつダウンロードした場合に限る)
そういうわけで違法ダウンロード数というのがどの程度あるのかを見てみるにょ。
http://www.cesa.or.jp/uploads/2010/ihoufukusei.pdf
上記リンク先のまとめからワースト5を抜き出すとこんな感じにょ。
PSPソフト違法ダウンロード数
1位 ディシディア ファイナルファンタジー 528万回
2位 ファンタシースターポータブル2 467万回
3位 真・三國無双 MULTI RAID 207万回
4位 モンスターハンターポータブル 2nd G 182万回
5位 クライシスコア -ファイナルファンタジーVII- 122万回
PSPソフト合計 2325万回
これはさすがに多いと思うけど相対的に考えてPSPだけが多いのかということを見るために
DSの方も見てみるにょ。
DSソフト違法ダウンロード数
1位 ポケットモンスター プラチナ 200万回
2位 ポケットモンスター ダイヤモンド 186万回
3位 ドラゴンクエストIX 星空の守り人 155万回
4位 マリオパーティDS 147万回
5位 New スーパーマリオブラザーズ 145万回
DSソフト合計 1935万回
こうしてみるとPSPはDSより本体の売上台数が半分しかないのに違法ダウンロード数は
多いという由々しき事態となっているにょ。
この理由はDSでは違法DLしたソフトをプレイするには通称「マジコン」が必要なのに
対してPSPでは誰でも無料で入手可能なCFWさえ入れれば使用可能になるというのが影響
していると思うにょ。
DSが本体、ソフトでマジコン対策を行っているのと同様にPSPもCFW対策を行っている
とはいえそれを突破するユーザーによっていたちごっこが続いているにょ。(CFWや
マジコンが悪いということではなくそういう使い方をしているユーザーが多いというのが
問題となる)
吸い出しをすれば事実上コピーフリーになってしまう現状のパッケージソフトよりは
DRMでしっかり管理されたダウンロード販売であれば逆にコピー対策には有効に働く
ために現状の問題点を打開するためにはPSP2はダウンロード販売オンリーでいくという
のがベストとなるにょ。
しかし、それが商業的に成功するかは別問題にょ。
試金石として用意されたPSP goはとても成功したとはいえないからね。
PSP2をダウンロード販売オンリーでいくという計画がもしもあったとしてもユーザーの
PSP goに対する反応を見てそれは白紙に戻されたと思うにょ。
では、いずれ登場するであろうPSP2が3DSにシェアで勝つためにはどのような形にすべきか
ということを考えてみるにょ。
現行モデルでいえばPSPのDSに対するアドバンテージはやはりスペックの高さだと思うにょ。
DSがN64クオリティーのゲームなのに対してPSPはPS2クオリティーのゲームだからね。
これは誰の目から見ても明らかな差となっているにょ。
同じような価格であればスペックが低いよりは高い方がいいというのはほとんどの
ユーザーが感じることだからね。
それでもDSが勝った理由はGBA互換があったというのもあるけどやはり新規ユーザーの発掘
と上記の任天堂ソフトの強さによるものが大きそうにょ。
ソフトで任天堂に勝つというのは難しいのでPSP2が3DSに勝つためには現在のPSPの長所を
より生かしていく必要がありそうにょ。(自作アプリの動作を公式に認めるという方法も
あるけどそれは上記のような違法コピーを増進するだけなのでメーカーにとっては論外の
ものとなる)
PSPを好んで買うという人はやはりグラフィック性能の高さを重視する人となるにょ。
確かにDSとPSPでは目に見えて分かるレベルの差はあったけど3DSによって性能が底上げ化
された影響で目に見えてその差を感じるレベルにするのは難しいにょ。
3DSもDSよりは高解像度になったとはいえPSPにまだ負けているけど3D(立体視)液晶に
なればあまりドットが気にならなくなる(400x240とはいえ実際は800x240の情報量がある
わけだし立体視によるアンチエイリアスが働くためあまりドットが目立たなくなる)から
多少の解像度で優れているというレベルであればPSP2には勝ち目はないにょ。
目に見えるくらいの大きな違いを出すにはPSPの4倍となる960x540ドットくらいの液晶
パネルを搭載する必要がありそうにょ。
それで、PS3クオリティのゲームが遊べるならばハイエンド指向の人は飛びつきそうにょ。
ただし、その高解像度で3DSを完全に超えるクオリティーとなると消費電力も馬鹿には
ならないにょ。
問題は記録メディアにょ。
PSPとの互換性を保つことはシェアを現状よりも落とさないための必須条件であるため
UMDドライブは必須となるにょ。
しかし、現状のUMDドライブは1.8GBしかないにょ。
現行PSPの解像度であればそれほど困る機会はないとはいえ上記のように4倍になれば
足りなくなる機会も多くなりそうにょ。
3DSに関しては現状で2GB(16Gbit)までのカートリッジをサポートしているにょ。
現行DSは発売当初は2Gbit(256MB)までしかサポートしておらず、当初は512Mbitが最高
だったので問題はなかったけど2007年発売の「アルカイック・シールド・ヒート」で
その最高の2Gbitに達したにょ。(あくまで2GbitというのはDS発表当時の技術限界であり
光学メディアとは異なりそれがが限界ではない)
それ以降は2Gbit使用したソフトは多数登場し、7月1日に発売予定の「イナズマイレブン3」
ではついにその限界を突破した4Gbitに達するにょ。
ROMカートリッジは時代によって進化するために末期には当初のサポート容量を越えると
いうのは珍しくないにょ。
1Mbit ROMでさえディスクシステムを越える大容量ということで大きな話題となった
ファミコンで最終的には8Mbitのもの(「メタルスレイダーグローリー」「信長の野望
武将風雲録」)が登場するなんて当初では考えられなかったしね。
したがって、3DSも現状では2GBというだけであり、末期(5、6年後くらい)には4GBや8GBの
容量のソフトが登場する可能性は十分にあるにょ。
だから、「ROMだから容量が小さいのがネック」とはならないにょ。
製造プロセスの改善を考えると2年あたり2倍程度の容量アップは期待できるため5〜6倍の
ハンデがあったとしても6年程度で逆転可能になるからね。
両面で896Kbitの(当時としては)大容量であったディスクシステムがすぐにROMカート
リッジに容量で逆転されたのを覚えている人も多いのではないかと思うにょ。
むしろ容量でネックなのは最大で1.8GBしかないPSP用のUMDにょ。
かといって、全く別のドライブを採用するわけにはいかず、Blu-rayの技術を使った高密度
UMDを新規に作るしかないにょ。
しかし、それを搭載するにはコスト面での制約上かなり厳しいものとなるにょ。
あまりコストを増やさず容量アップさせるには現在の2層式から4層式にするということ
くらいか・・・。
PSPで独自の光学メディアを採用したという時点で厳しくなってしまったにょ
互換性を残すためにはドライブを残す必要があるし、ネットでのダウンロードに関しては
goでユーザーの反発が多かったからそれをメインに据えるのは難しいからね。
またスペックアップのためにPSP2がTegra2を採用するという方法を取った場合、PSPとの
互換性が無くなるため従来のMIPS系CPUも別途搭載しなくてはならないのでさらにコスト
面で不利になってしまうにょ。
3DSより見た目で明らかに性能を上回るレベルにするというのは技術的にはたやすい
ことだけどコストの面と消費電力の面を考えるとかなり難しいものといえるにょ。
3DSの価格がいくらかはまだ発表されてないので分からないけど仮に3DSが2万円だとしたら
29800円でPSP2を販売すれば台数で3DSに勝てる見込みは全くないにょ。(スペック面で
ハイエンド層を取り込んだとしてそれだと現状のPSP vs DSと同じであるため3DSから
シェアを奪うことはできない)
そうなるとかなり戦略的(というか無謀)な価格付けをする必要があるため大幅な逆ざやに
なってしまうにょ。
3DSより圧倒的に高性能かつ圧倒的に安価というならば話は別だけどそれは無理にょ。
そこまでの逆ざやはSCE自身が耐えられないし、ハイスペックになるとソフトの開発費
高騰を招いてしまいそれはソフトの価格に反映されてしまうからね。
よって、PSP2は3DSには絶対に勝てないにょ。(ハイエンド層だけではシェアに大きな
影響を与えるのは難しい)
だからSCEも3DSが発表されたからすぐにそれに追従しようとは考えてないみたいにょ。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/20100617_375056.html
上記リンク先のインタビューより開発中なのは間違いないけどそれがまだ世間に発表できる
段階にはないということはしばらくDSおよび3DSの一人勝ち状態が続きそうにょ。
(下記へ続く)
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