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おちゃめくらぶ掲示板

26御茶目菜子:2009/10/13(火) 12:56:21
もしも私がVAIO Xを買うならばZ540+SSD128GBかも・・・・
VAIO X徹底検証
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0910/09/news074.html
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0910/12/news006.html
Atom Z&US15WということでCPU、GPU性能的にはPenM(Banias)世代のモバイルノートと
比較してあまり変わらないのだけどやはりデフォでSSDを搭載しているというのが体感
速度を大きく高めていると思われるにょ。
システムドライブの速度はPCを通常使用する場合において最もボトルネックになっている
部分だからね。
デスクトップPCとノートPCを併用している人はデスクトップPCの方が体感で速く感じる
ときにこれが最大の原因となっているにょ。(私のR5が体感ではAtom搭載ネットブックに
完敗なのもそのせい)
バックグラウンドでアプリが動作している状態での体感速度であればデュアルコアCPUが
有用なのだけどそれ以外はこのシステムドライブの速度が最も重要となるにょ。

さて、問題はこのドライブの速度にょ。
US15WはSATAをサポートしていないためにSSDを使うにはPATAのSSDを使うか、PATA→SATAの
変換アダプタでSATAのSSDを使うか、mini PCIにSATAを増設してSATAのSSDを使うかの
3通りの方法しかないにょ。
VAIO Xで用いられているのは最初の2つで、最後の1つはVersaPro UltraLite タイプVSで
使用されているにょ。
US15WがサポートしているのはATA100までで、いかなる方法を用いても100MB/sを越える
ことができないけどタイプVSのようにmini PCIで接続すれば100MB/sを越えることは
可能となるにょ。

では、VAIO XのSSDの速度はというと上記レビュー後半をの方を読んでもらえば分かる
ようにPATAの64GB、変換アダプタ使用によるSATA128GB、256GBの間には越えられない
レベルの差があるにょ。
この点については10月9日にも書いたけど実機による性能差は予想以上になっているにょ。

http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0910/12/news006_2.html
CrystalDiskMark      64GB     128GB      256GB
シーケンシャルリード  64.89MB/s    80.87MB/s    64.89MB/s
シーケンシャルライト  32.20MB/s    68.79MB/s    57.16MB/s
ランダムリード(512KB) 58.57MB/s    73.42MB/s    67.80MB/s
ランダムライト(512KB)??2.21MB/s    67.81MB/s    55.48MB/s
ランダムリード(4KB) ??3.32MB/s    11.38MB/s    10.08MB/s
ランダムライト(4KB) ??1.71MB/s     8.18MB/s     6.62MB/s
(注)256GBのもののみCPU性能が1ランク上のZ550となっているけどディスク性能を
   測る場合においてはそれほど大きな影響はない

このベンチ結果を見ると128GB>256GB>>>>>>>64GBという感じにょ。
128GB/256GBのSSDは公称リード220MB/s、ライト200MB/sということでUS15W側のハード
による100MB/sの上限に加えて、PATA→SATA変換アダプタ使用による速度低下を考えれば
本来の性能は発揮できてないとはいえなかなか健闘しているといえそうにょ。
128GBのSSDと256GBのSSDは本来ならば同等のスコアが出るはずだけどこれは個体差に
よるものかもしれないにょ。
私も同じメーカーの同じ型番のUSBメモリをいくつか買ってベンチを試してみたことが
あるけど1〜2割程度ならば個体差の範疇といった感じだからね。
しかし、64GBのものはネットブックやMIDに採用されるのを想定したモジュールタイプの
SSDであるためにSSDそのものが遅いにょ。
リード64MB/sというのは1.8インチHDDが最新のものでも30MB/s程度ということを考えると
かなり速く、HDDよりは有用とはいえ、ライト性能が遅すぎるにょ。
ランダムライト512KBで2MB程度というのは安物MLCのUSBメモリ並だからね。
最近のSSDはMLCであってもコントローラの改善やDRAMキャッシュ搭載によってベンチ
性能はSLCと遜色ないレベルまで高められているけどこれはコストをかけてないせい
だと思われるにょ。
だから、書き込みを伴う作業においては体感速度で明確に分かるくらいの差が128MB、
256GBと比べた際には出そうにょ。

普通にWindows使用時においても64GBと128GB、256GBのものでは明確な差があるにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0910/12/news006_3.html
休止への移行は128GB、256GBが17.9秒なのに対して64GBは26.3秒もかかっているからね。
同じくシャットダウンにかかる時間も256GBが18.7秒、128GBが18.9秒に対して64GBは
27.1秒となっているにょ。
スリープからの復帰でも128GB、256GBが2.5秒に対して64GBは4.8秒となっているにょ。
スリープからの復帰は基本的にはディスク性能は影響しないという認識だったけど
これを見る限りかなり影響しているにょ。(個体差・・・として割り切るには大きすぎる
差だしね)

これだけ見れば予算的に128GB以上が選択できないもしくは店頭モデルでないと駄目
(直販は嫌)というので無ければ64GBの選ぶメリットはない感じにょ。
しかし、唯一のメリットはバッテリー駆動時間にあるにょ。
PATA→SATA変換アダプタの消費電力はかなり大きく公称駆動時間は標準バッテリ(L)に
おいては64GBが10時間なのに対して256GBは8.5時間となっているにょ。
とはいうものの公称駆動時間はJEITA測定法によるものだから負荷があまりに小さく
相対的にこの変換アダプタの消費電力の占める割合が大きくなっているというのに
すぎないにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0910/12/news006_4.html
輝度最大においてLバッテリで連続動作させた場合は256GBが4時間33分、128GBが4時間
36分、64GBが4時間43分ということで駆動時間の差は10分に止まるにょ。
10分というのはほとんど個体差のレベルだけど変換アダプタの消費電力はそれなりに
あるので128GB、256GBの方が駆動時間が短くなるのは確実とはいえ、上記の性能差を
見る限りではこの程度の駆動時間の差ではバッテリ駆動時間で有利になるということを
理由に64GBのSSDを積極的に選択はしにくい感じにょ。

あと気になるのは発熱やファンの動作音だけど発熱に関しては64GBモデルが若干低い
とはいえ、ほとんど誤差程度の差に止まっているにょ。
PCにおいて熱源になるのはCPU、チップセット、メモリ、ドライブだけど今回の構成
だと128GB、256GBのモデルはSATA変換アダプタによる発熱、256GBモデルはCPUが
1ランク上であるため発熱が大きくなっているという違いがあるにょ。
これで誤差程度の表面発熱というのは冷却ファンの回転数が異なるからというのが
大きそうにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0910/12/news006_5.html
実際ファンの動作音を測定した場合256GB>128GB>64GBとなっており、CPU高い+SATA
アダプタ>SATAアダプタ>デフォという感じで消費電力アップ要素のあるものが
ファンの回転数が高くなっているにょ。
レビューでも256GBモデルでは負荷時にはファンの音が気になるようなことが書いてある
わけだし、アイドル時でもファンが回り続けるということで低TDPのAtomとはいえ2GHz
では廃熱に結構気を遣っている感じにょ。

VAIO Pではファンレスであったため負荷を掛ければ冷却が追いつかず自動的にクロック
ダウンしてしまって高クロックを生かすことができなかったけどファンが付いている
ということでそういう心配もないというのはメリットにはなるにょ。
Let'snoteでもシングルコア時ではファンなしでもギリギリなんとかカバーできていた
けれどデュアルコア化によってTDPが一気に倍増し、ファンレスでは負荷を掛けたら
自動クロックダウンが働き動画再生など高いCPU性能を求めたい時にクロックダウンで
まともに使えないという状況下に陥ることもあるからね。(だから、R7、W7、T7以降は
ファンレスをやめファン付きになった)
私はファンの動作音があらかじめ分からない限りはファンレスを求めているのだけど
ファンは経年劣化が激しいため購入から数年後には動作音がかなり大きくなってしまう
ために新品時の動作音も当てにはならないという問題もあるにょ。
こまめにメインテナンスが可能だったり、故障の際は簡単に交換できる仕組みになって
いればそれほど心配は要らないけどVAIO Xのような薄型のPCにそんなものを求めるのは
無理(というか、パーツ交換が公式に認められているのはThinkPadくらい?)である
ために常用モバイルノートであればファンレスにしてVAIO Pのように長時間使うのに
抵抗があるようなものよりはファンが付いている方が安心して使えるという方を
メリットととらえることもできるにょ。(シングルコアのファンレスLet'snoteでも
夏場は温度にかなり気を遣う必要がある)

VAIO Xは薄くて軽いということが最大の特徴であり、それ以外は凡庸なPCであるがゆえ
10月9日にも書いたように万人向けと思うけどCPU性能は現在まともに使える最低レベル
であるために重い作業をやるために購入するPCではないにょ。
性能は実用最低レベルだけど11.1インチWXGA、17mmピッチのキーボードなど常用できる
サイズであるためPよりは万人向けというだけだからね。
フットプリント至上主義の私としてはもう1周り小さければ(24x16cmくらい)R5の
代わりとして十分使えそうな感じだけどそれだと使い勝手が悪くなるために微妙な
製品となってしまうにょ。
液晶を10.1インチWXGAにしてキーボードや液晶のサイズギリギリまで小さくすれば
そのサイズは実現できそうだけど強度も無くなるしね。




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