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おちゃめくらぶ掲示板
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NEXの最大のネックは・・・
昨日ついにソニーのミラーレスカメラNEX-5が発売されたにょ。
5月21日にはライバル機種との比較レビューより高感度番長(高感度画質のみライバル
より優れる)という結論を下したにょ。
バランスの良さも大事だけどこういうストレートにウリとなる部分があるというのは
悪いことではないにょ。
とはいえ、画質(要はレンズの性能)に関してはかなり残念だったのは確かにょ。
ただ、個体差や被写体によっても印象は変わってくるため1つのレビューだけで判断を
するというのは良いことではないにょ。
ということで他のレビューも見てみることにするにょ。
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1005/24/news025.html
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1005/25/news031.html
実際に作例を見るとレンズ性能の悪さはそんなに気にならないにょ。
まぁ上手く撮っているからそう感じさせるというのかもしれないけどね。
ここで私が特に大きな期待を寄せている手持ち夜景の写真もあったにょ。
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1005/24/news025_4.html
リンク先のページの最下部、右側の写真がその手持ち夜景モードに相当するけどこの
写真を見る限りISO6400で撮影したというのは信じられないレベルにょ。
手持ち夜景モードはソニーのCMOSセンサー採用のコンデジで広く使われているのだけど
複数枚連写をしそれを重ね合わせることで高感度時でもノイズの少ない写真にすることが
可能になるというものにょ。
特に高感度に強い裏面照射センサーと組み合わせた場合には効果は絶大でありISO1600で
ほとんど気にならないノイズとなるにょ。
私が実際にTX1を使い比較した結果、通常モードのISO400で撮影したものと同レベルの
ノイズと感じたにょ。
つまり、手持ち夜景モードを使うことで画質を維持した状態で約2段分の高感度が得られる
ということになるにょ。
1/2.3インチという極めて小さなセンサーを搭載したコンデジでここまでの効果が得られる
というのならばそれよりも桁違いに大きな(約13倍)の面積を持つAPS-Cサイズのセンサー
であればすごい結果が得られるというのは至極当然のことにょ。
NEX-5でもISO6400でありながらISO1600並の低ノイズの写真が撮れているからね。
元々NEX-5はAPS-Cの中でも1、2を争うくらい高感度画質に優れているのだけどそれから
さらに2段分となるとフルサイズさえも凌駕するのではないかという感じにょ。
その仮説が正しいかどうかを判断するためにもISO12800での手持ち夜景モードの結果も
見てみたいものにょ。
もっとも手持ち夜景モードは万能なものではなく連写したものを重ね合わせをすることで
低ノイズを実現するために被写体は静物に限られるということにょ。
そして、重ね合わせがうまくいくように手ぶれをしないことが重要となるにょ。
ぶれてしまえばノイズもあまり減らないだけではなくディティールの甘い写真になって
しまうからね。
NEXといえば姉妹機であるNEX-3が1週間遅れの6月10日に発売されるにょ。
そのレビューがあったので見てみるにょ。
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/newproduct/20100601_371489.html
5と3の違いはサイズ、重量、動画くらいにょ。
5の方が小型軽量であり動画はフルHDに対応しているのに対して3は720pまでとなって
いるにょ。
フルHDが要らなければ安価なNEX-3でも何ら問題はないと思うにょ。
上記レビューでは当初に発売される2本のレンズの撮影比較があるのでまた見てみるにょ。
まずは16mmF2.8の広角パンケーキレンズ方を見てみるにょ。
このレンズは風景には良さそうなレンズだけど解像感がまるでないという小さいだけの
レンズというイメージだったけど今回の比較ではそれなりに使えそうだというイメージに
変わったにょ。
さすがに開放では酷いけどF5.6まで絞れば中央部はそこそこ解像するしF8まで絞れば
あまり不満がないレベルになるからね。
開放(F2.8) http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/371/489/html/p001.jpg.html
F8 http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/371/489/html/p004.jpg.html
とはいえ、それはあくまで中央部の話にょ。
周辺部はF11まで絞っても甘いままにょ。
やはり無理をせず24mm(換算36mm)くらいで設計しておいた方が良かったのでないかと
思わせられるにょ。
標準ズームの方は16mmの広角パンケーキよりはマシな感じにょ。
広角側(18mm)はさすがに開放では甘いけど使えないこともないレベルだしF8まで絞ると
周辺部もそこそこ解像してくれるにょ。
開放(F3.5) http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/371/489/html/p008.jpg.html
F8 http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/371/489/html/p011.jpg.html
望遠側(55mm)は広角側よりは解像感で劣るけどF11まで絞れば十分使えるレベルには
なっていると感じるにょ。
開放(F5.6) http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/371/489/html/p015.jpg.html
F11 http://dc.watch.impress.co.jp/img/dcw/docs/371/489/html/p017.jpg.html
標準ズームの方は良くはないけどとりわけ悪いというレベルではないにょ。
広角側だけ見れば現在の平均的な標準ズームよりはやや下という感じくらいにょ。
やはり前回の作例が悪すぎたというだけかも・・・。
しかし、広角パンケーキの方はさすがに辛いにょ。
NEXの小型軽量を生かすならば広角パンケーキがベストだけどこの描写力だとせっかくの
大型センサーの価値は微妙だからね。
日中屋外での撮影ならばGRDIIIなどの高画質コンデジの方が上に感じるにょ。
もっともISO400くらいでその差はなくなりISO1600まで上げればNEXの圧勝だろうから
暗所で撮影する機会が多ければNEXのメリットは大きいにょ。
さて、NEXでネックになるのは広角パンケーキの解像力ではなくやはり操作性にょ。
コンデジからのステップアップとして高画質&高感度で撮影できる機種を探しているの
ならばいいけどデジタル一眼のサブとして使用するならばすべてメニュー画面から階層を
たどって設定しなくてはならないという煩わしさはストレスとなるかもしれないにょ。
何せNEX-5ではカードをフォーマットをするという操作だけでも28ステップの操作が必要
みたいだからね。
http://digicame-info.com/2010/05/nex-5-1.html
ちなみに私が使っているコンデジのTX1でフォーマット操作を行うためには下記のような
5ステップで済むにょ。
MENUボタン→設定ボタン→メモリースティックツール→フォーマット→OK
一体どのような操作方法だと28ステップになるのか全く想像ができないにょ。
まぁTX1の場合はタッチパネルだからこそステップ数が減っている(カーソル操作の
ステップが必要ないため)というのもあるけどね。
NEX-5に関しては昨日発売ということで今後はユーザーサイトやブログでどんどん作例や
レビューが公開されるだろうけどやはりパンケーキレンズの解像力と操作性(撮影における
操作ではなく設定の操作)をネックに挙げる人が多そうな気がするにょ。
まぁオート専用と割り切ればいいのだろうけど無理に本体を小型化したせいでヘタな
コンデジよりも操作性がダウンしているからね。(あとはあまりレビューに上がってない
けどAF速度もネックになるかも・・・)
恐らくそれが気になる人は今後発売されるであろう上位モデルとなるNEX-7(?)を
買えというメーカーの考えなのかもしれないけどね。
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