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おちゃめくらぶ掲示板
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冬コミ(C89)新刊のプチコン3号本が完成!
12月29日〜31日の3日間に冬コミ(コミックマーケット89)が開催されるにょ。
私も冬コミ用の新刊を委託頒布するにょ。
場所は3日目(12月31日)東メ-44b「まりも友の会」様のスペースにょ。
http://ochameclub.web.fc2.com/CLUB/ochame.htm#dojin
出す本は前々回、前回に引き続きプチコン3号本にょ。
タイトルは「プチコン3号QSP完全マニュアル PART2」にょ。
大まかなものは上記のリンク先を読んでもらえれば分かるけど前回となる今年の夏コミでは
「プチコン3号QSP完全マニュアル」と称してQSPに関してのノウハウや実際に私が作った
QSPの解説を行った本を頒布したにょ。
しかし、この本は急いで作ったためミスが非常に多く納得できる出来ではなかったにょ。
というわけで、「QSP完全マニュアル」の完全版を作りたいという気持ちはあったものの
問題となるのは実際に技術解説等を行う私が作ったQSPにょ。
ページの都合上解説が行えるのはせいぜい3作品程度となるけどその3作品は前回もかなり
頭を悩ませたにょ。
◎夏コミ(C88)新刊のプチコン3号本が完成!
http://6407.teacup.com/ochame/bbs/4984
可能な限りは様々なジャンルについて紹介したいので3作品を紹介するならばツールのみ
3作品とかゲームのみ3作品というのは可能な限り避けたかったにょ。
そして、QSPの作り方としては「ベースとなるプログラムは小さめでプラスしていく手法」
と「ベースとなるプログラムは大きめで削っていく手法」という2つのパターンがあるため
それを網羅する必要があるにょ。
そして、紹介するならばある程度出来が良いもの(Miiverse等でも反応が良かったもの)に
したいし、実際に技術解説を行うのに相応しい作品にしたい(大してテクニックを使わずに
完成したものは避けたい)というのがあり、それに加えて表紙でスクリーンショットを公開
する際に見た目も少し気にしたいというのがあるにょ。
そうなると必然的に選べる作品は決まってくるにょ。
今回のターゲットになった作品は次の3作品にょ。
◎連射計測QSP
http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom3/soft/qsp.htm#17
◎PETIT BAN QSP
http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom3/soft/qsp.htm#03
◎SIMPLE PAINT QSP
http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom3/soft/qsp.htm#19
この3作品を選んだ根拠はゲーム1作品、ツール2作品でバランスが取れているというのもあるし
ツールも音楽系、画像系と分かれているため優れているにょ。
連射計測QSPは「ベースとなるプログラムは小さめでプラスしていく手法」を説明するのに
適しているし、PETIT BAN QSPは「ベースとなるプログラムは大きめで削っていく手法」を
説明するのに適しているにょ。
SIMPLE PAINT QSPは私のすべてを使って作った(技術的にみた場合)最高作品の1つとなって
いるのでやはりこれは解説に加えるべき作品といえるにょ。
というわけで、これ以外は考えられないというくらいのベストな組み合わせとなっているにょ。
実を言うとPETIT BAN QSPは前回も3作品の中の最終候補に残ったけど「画面が地味」
「時間的な問題」などの理由で「音姫〜サウンドプリンセス〜 QSP」にその座を渡して
しまったにょ。(音姫は見た目の面でかなり有利に働いたので前回もその選択が間違っている
とは思ってないものの今回の3作品の組み合わせは前回以上に優れたものになっているにょ。
とはいえ、今回は前回と比べてスムーズに作れたかというとそうではなく最大の懸念材料と
なったのは「SIMPLE PAINT QSP」の公開がなかなか出来ないということがあったにょ。
これはSIMPLE PAINT QSPの開発が困難だったというのではなく実は公開の1ヶ月以上前には
すでに完成していてずっと公開待ち状態になっていたにょ。
それなのになかなか公開ができなかったのは実際に自分で使い込んでみて「これで十分
実用になる」というのを自分自身で確かめる必要があったのが1つの理由にょ。
一般的なツールであればある程度できたら公開してユーザーからの意見を元に少しずつ改善や
機能アップをしていくというのも1つの方法だけど限界までリスト短縮が行われているQSPの
場合は後から機能を追加するとか改善するとかいうのはほぼ不可能にょ。
もちろんリストが空白だらけとかリスト短縮の余地がたくさんあるという状態であれば対応が
いくらでも可能だけどそれだと「QSP完全マニュアル」にも書いているように完成度が高いQSP
とは言えないにょ。
仕様が確定してその仕様に合わせて最適化を行い限界までのリスト短縮を行いそこに限界まで
機能を詰め込んで使い勝手もQSPの限界を目指すというのができてようやく私が求めるQSPが
完成するにょ。
つまり、公開した時点で機能アップや改善は不可能になるためそれより前の段階で機能アップや
改善が不要か使い込んでおく必要があるというわけにょ。
これは「改善の要素」や「機能の不足」をゼロにしておくという意味ではなくそれを実行した
第三者から出てくることが想定される機能アップや改善ポイントは事前に予想していて
それと天秤にかけて「その機能や改善点を搭載する必要はない」と自信を持って言い切れる
くらいにしておく必要があるということにょ。
あと時間がかかったのはマニュアル制作に手間取ったというのもあるけどこれは毎度のこと
なので大した問題ではなく実は公開が大幅に遅れたもう1つの理由としては簡易関数電卓QSP
との兼ね合いがあるためにょ。
以前も書いたように簡易関数電卓QSPは近いうちに大幅な機能アップを果たしたver.2.0を
公開する予定となっているにょ。
上記ではQSPは公開してから大幅な機能追加が無理みたいなことを書いているのにそういう
ことが可能になったのは簡易関数電卓のコア部分となるRVAL関数(式評価を行う関数)の
大幅なリスト短縮が可能になったためでそれによってQSPでは異例となる69文字のリスト
短縮が可能になったにょ。
◎簡易関数電卓QSP ver.1.0
http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom3/soft/petit_calc_qsp.htm
元々無駄だらけのリストならばこの文字数は大したことはなく普通のことなのだけどこの
簡易関数電卓QSPは作った当時は限界に近いレベルのリスト短縮を行っていたのにも関わらず
69文字もリスト短縮が可能になったわけだからね。
私は「QSPの限界」を意識して作っていただけに内面は穏やかでは無かったにょ。
まぁQSPの限界と思われたPETIT PAINT QSPもリスト短縮によってロード機能を標準搭載した
ver.1.1が作れたわけだし、その限界までリスト短縮をしたはずのver.1.1でさえさらに17文字
リスト短縮可能なことが分かったためSIMPLE PAINT QSPを開発する発端になったので「限界」
というのはあくまで「その時点での限界」でしかないにょ。(SIMPLE PAINT QSPにおいては
そういった限界を何度も乗り越えた上で身につけた技術をすべて使っているためあくまで
現時点での限界とはいえここから短縮するのは極めて困難だと思う)
すでに限界まで短縮されている作品に新たに機能を追加したり、仕様を変更したりする場合は
搭載済みの機能を削る必要が出てくるにょ。
削るのは必要最小限にしたいけどそれはリストの長さの面の必要最小限というのではなく
優先度の関係にょ。
つまり、その作品を構成している処理のうちの優先度の低いものを削るというわけにょ。
もちろん追加する機能と削る機能の優先度も天秤に掛ける必要があるにょ。
機能を追加したり仕様変更をした場合にはまたリスト短縮をやり直さなくてはならない
場合も考えられるにょ。
そうしないとせっかく限界まで短縮していたのがパーになってしまうからね。(もちろん
公開時にはそこから1文字の短縮もできないレベルではなく余裕がある場合にはその限り
ではないけど)
その簡易関数電卓QSP ver.2.0の公開時には拡張ライブラリとしてお絵かき機能も搭載予定
となっているにょ。
簡易関数電卓QSPの拡張機能はすべてQSPで実現しているというのが1つのポリシーとなって
いるためお絵かき機能もQSPで作らなくてはならないにょ。
PETIT PAINT QSPを見てのようにお絵かき機能をQSPで作るのは難しいことではないにょ。
実際にPETIT PAINT QSPの簡易関数電卓QSP上で動作するバージョンはQSPにギリギリ収まった
わけだからね。
しかし、これは「17文字短縮が可能である」ver.1.1がベースになっているためにょ。
簡易関数電卓QSPのお絵かき機能はカラー対応にしてもSIMPLE PAINT QSP相当のものを搭載
するということを当初は考えていたにょ。
しかし、現実はそんなに甘くはなく限界までリスト短縮をしてようやくQSPに収まった
SIMPLE PAINT QSPと同等なものが簡易関数電卓QSPに対応させるなんて無理にょ。
便利な関数を用意しているため更なるリスト短縮が可能とはいえ、それ以上にシステムに
戻る処理などを追加する必要性があることを考えると冗長性が高くなる部分の方が多く
なってしまうにょ。
無限ループで良い単体のQSPとは違い特定ボタンでシステムに戻るというだけではなく
ロードも自動ロードが使えずボタン操作によってロードを行う必要があるし、画面も元に
戻す必要があるためにょ。
というわけで、簡易関数電卓QSP ver.2.0に搭載するお絵かき機能はかなり難航して
いるにょ。(すでに色選択等が異なる6バージョンを作っているためある程度妥協すれば
いつでも公開は可能だけど)
そういうわけで、「冬コミの新刊に間に合わない」という理由でSIMPLE PAINT QSPを
簡易関数電卓QSPの完成を待たずにさっさと公開したというわけにょ。
あと、すでに忘れている人がほとんどだと思うけど昨年の冬コミで頒布した「ハピネス
チャージプチコン プチコン3号入門 前編」の「後編」はどうなったのかを気にしている
人も中にはいるかもしれないにょ。(ほとんどの人が今言われて気が付いたかその存在
自体を知らなかったかもしれない)
これに関しては現状では明確な回答をしにくいにょ。
昨年の冬コミ時点ではWebサイトの「プチコン3号入門講座」は全く手つかずの状態
だったし、まだプチコン3号をほとんど使いこなせてなかったので入門本くらいしか
作れなかったというのがプチコン3号の入門本を作った理由にょ。
この手の入門本は入手性が悪ければこの本を真に欲している入門者(初心者)の手に渡る
ことがないため後編で書く予定だった実際の私が作ったプチコン3号用ゲーム(QSPやOSPでは
ないもの)を元にしたそれを作るための解説はWeb上でやるのがベターだと最近思うように
なってきているためにょ。
前編に関しては私のプチコン3号入門講座があまりに詳細解説すぎて長くて読めないため
ざっくりとした説明が欲しいという人のための講座としてデータ化してWeb上に置いて
いるにょ。
◎プチコン3号入門講座
http://ochameclub.web.fc2.com/petitcom3/lecture/
◎ハピネスチャージプチコン プチコン3号入門 前編
http://ochameclub.web.fc2.com/CLUB/petitcom3_guide1/
このプチコン3号本は3DS用のWebブラウザ等のpdfファイルが読めない環境であっても読める
ようにjpeg形式のファイルも置いているので環境を選ばずに読めるにょ。
というわけで、「後編」は「いつ出すか」ではなく「本当に作るべきか」を検討している
レベルになっているにょ。(それを作る時間をWeb上のプチコン3号講座に費やす方が初心者
にとってはベターかも)
というわけで、今回作った新刊「プチコン3号QSP完全マニュアル PART2」は完全マニュアルの
完全版みたいな感じだけど「プチコン3号QSP完全マニュアル 完全版」ではさすがにタイトル
としてはアレだし、「プチコン3号QSP完全マニュアル ver.2.0」といった方が適している
ような気がするにょ。
しかし、新たなQSP制作技術を身につけることができそれを使った作品をいくつか作った際には
また出せるように「PART2」としたにょ。
これならば「PART3」「PART4」といくらでも刊行できるにょ。
もっとも上記のように厳しい条件を満たすようにするためにはいくらでも刊行できるとはいえ
実際に作るのは難しいけどね。
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