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おちゃめくらぶ掲示板
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夏コミ(C88)新刊のプチコン3号本が完成!
夏コミ(コミックマーケット88)で頒布する新刊がようやくできたにょ。
タイトルは「プチコン3号QSP完全マニュアル」にょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/630728859533479936
頒布場所は毎度委託でお世話になっている「まりも友の会」様のスペースで3日目(8/16)
東O-02aとなっているにょ。
売れ残らないように完売可能な部数しか用意してないのでもしも欲しいという方が居れば
早めに行くのをオススメにょ。(いつも昼前くらいには完売しているらしい)
どんな内容かというとプチコン3号で最近流行っているQSPの作り方を解説した本となって
いるにょ。
「QSP」に関してはおちゃめくらぶの用語事典のQSPの項目を参照して欲しいにょ。
◎おちゃめくらぶ用語事典「QSP」
http://ochameclub.web.fc2.com/ochamewords.htm#qsp
QSPは作ること自体は簡単なのだけど完成度を高めようとすると途端に難しくなって
くるにょ。
これはQSPに限らず文字数制限付きプログラムでは普通のことだけど「文字数に制限が
ある」ということで独特の手法が必要になってくるためにょ。
それについて解説したのがこの本となるにょ。
まず、限られた文字数で少しでも多くの要素を入れるためにはリスト短縮が必要になって
くるにょ。(リスト短縮以外にもうまく順番を並べ替えて行末が空かないようにするという
工夫も必要)
リスト短縮は普段プログラミングをする際には特に気にする必要はないけど文字数制限が
あるプログラムの場合はこれを考えるのと考えないのとでは雲泥の差が出てくるにょ。
リスト短縮においては良く使われるであろうものを基礎知識としてこの本で網羅しているにょ。
さすがにすべてを記載するのはページ数的にも無理(それだけで1冊の本が出来てしまう
レベル)というのもあるし、具体例がないと伝わらないので後編では実践編として実際に
私が作ったQSP3作品の解説を行っているにょ。
今回チョイスしたのは「PETIT 100m QSP」「音姫〜サウンドプリンセス〜 QSP」「PETIT
PAINT QSP」にょ。
この3作品を選んだ根拠は「Miiverseでそこそこ評価が高かったもの」「画面写真を表紙に
載せる場合に映える」「ジャンルや作り方が異なる」というのを基準に選んだにょ。
もう1、2作品を追加したかったところだけど後述のように時間不足でそれは無理だったにょ。
Miiverseの評価というのはどのように考えるかによって変わってくるよ。
「そうだね」を基準にした場合には下記のようになるにょ。
PETIT 100m QSP ・・・・・・・・・・・ そうだね??5
PETIT KEYBOARD QSP ・・・・・・・・・ そうだね??1
PETIT BAN QSP ・・・・・・・・・・・ そうだね 14
簡易方位磁針 QSP ・・・・・・・・・・ そうだね 17
簡易分度器 QSP ・・・・・・・・・・・ そうだね??8
簡易ものさし QSP ・・・・・・・・・・ そうだね??5
ラーメンタイマー QSP ・・・・・・・・ そうだね??6
ストップウォッチ QSP ・・・・・・・・ そうだね??7
PETIT PAINT QSP ・・・・・・・・・・ そうだね 29
OMP ・・・・・・・・・・・・・・・・ そうだね??4
棒歌ロイド QSP ・・・・・・・・・・・ そうだね??9
せつない見切り ・・・・・・・・・・・ そうだね 9
音姫〜サウンドプリンセス〜 QSP ・・・ そうだね 10
※8/11現在の数字
この数字を元に単純に上位3作品を選べば「PETIT PAINT QSP」「簡易方位磁針 QSP」
「PETIT BAN QSP」となるにょ。
しかし、「そうだね」の数字のみが評価ともいえずコメント数やその内容も考えて
みたにょ。
表紙に画面写真を載せることを前提にした場合にはやはり白黒よりも色がついていると
いうのが非常に大きいにょ。
そして、背景色が黒(正しくはデフォルトの透明色)以外となると「PETIT 100m QSP」
「音姫〜サウンドプリンセス〜 QSP」「PETIT PAINT QSP」の3作品しかないにょ。
あえて言うまでもないけどQSPというのは文字数制限が非常に大きくそのため色を設定
するというのがなかなかやりにくいにょ。
色を変えるくらいの余裕があるならばゲームの完成度を高める方に文字数を費やす方が
有用だからね。(色を変えたり、背景を付けることでゲーム内容を妥協してしまうのは
本末転倒といえる)
しかし、上記の3作品は特にマイナスポイントはなく背景色も設定しているにょ。
とはいえ、見た目だけで決めるわけにはいかず「見た目」はあくまで最終選考で迷った
場合の選択基準としたにょ。
今回選んだのは(時間的に考えて)3作品となったわけだけど3作品を選ぶならば3作品
全部が「ゲームのみ」もしくは「ツールのみ」というのは避けたかったにょ。
評価がダントツの「PETIT PAINT QSP」は確定としたのでそうなると残り2作品は
「ゲーム+ゲーム」もしくは「ゲーム+ツール」となるにょ。
そうなるとゲームで最も評価が高い「音姫〜サウンドプリンセス〜 QSP」が確定で
あと残り1作品となるにょ。
となると、消去法的に作り慣れていて解説が最もしやすい「PETIT 100m QSP」となった
わけだけどこの3作品は偶然にも上記の「背景に色が付いている3作品」と同一になって
いるにょ。
音姫はリスト短縮的には特筆すべきものはあまりないけど本を作る時にイラストでの
穴埋めに活用できたので良かったにょ。(イラストを新規書きおろしする時間は今回
なかったので音姫様々という感じ)
QSPの解説を元に考えると以前作った「プチコン1画面プログラムのススメ」にも書いて
いるように「ベースとなるプログラムは小さめでプラスしていく手法」「ベースとなる
プログラムは大きめで削っていく手法」があるにょ。
前者は「音姫〜サウンドプリンセス〜 QSP」があるけど後者がこの2作品では微妙と
なるにょ。
確かにリスト短縮があってこそ実現されているとはいえ「リスト短縮」や「優先度の
低い要素の削除」ということを考えると「PETIT BAN QSP」を入れたかったところにょ。
しかし、「画面があまりに地味」「解説するのに時間がかかる」ということで今回は
省略したにょ。
もしも、「プチコン3号QSP完全マニュアル」の完全版を作る機会があれば解説作品の
追加や入れ替えを検討したいところにょ。
さて、こうして無事に作られた今回の新刊だけど実は完成したのは奇跡といっても
過言ではないにょ。
というのも、締め切り前日(ここでの締め切りというのは委託先のサークル主の方が
東京に出発する日に届くように完成させることがタイムリミットとなる)の1日で
原稿書きから製本まで行ったわけだからね。
今まで2日で作ったということはあったけどコミケなどのイベントで頒布する本を1日で
原稿書きから製本まで行ったというのは私の人生では初体験にょ。
本来は今回の夏コミでは「ハピネスチャージプチコン プチコン3号入門 後編」を作る
予定だったにょ。
しかし、締め切り前日になってもどんな内容にするかという具体案が出ていなくて
完成したゲームを掲載するという趣旨の本なのにそのゲーム内容が決まってないどころか
これから作るという状態であればとても1日では完成は不可能にょ。
というわけで、原稿を書くことがすぐにできるし、気分的には「前回の入門本の続き」
よりも「QSP」という感じだったのでモチベーションにおいても題材にQSPを選んだことが
1日で原稿を書き終えた勝因になっているにょ。(テキストサイズで約30KBなので(原稿
用紙1枚に平均300文字書いたとすれば)原稿用紙50枚分の原稿に相当するにょ。
題材がQSPならばすでにMiiverseに投稿した画像(画面写真やプログラムリスト等)が
そのまま使えるため新規に画像を用意しなくても良いというのが時間的に有利に働いた
とはいえ、原稿書きだけで朝起きてから昼過ぎまでかかったため編集作業や印刷や製本の
時間を考えるとかなりシビアだったにょ。
特に毎回頭を悩ませていたのが印刷時間にょ。
私が使っているエプソンのプリンタPM-D800は9年前に購入した10年前に発売された機種
だけど当時としては印刷もキレイかつそこそこ速いプリンタだったにょ。
それまで使っていたPM-720Cが印刷が遅すぎたこともあり少なくとも買った当時は速度面
では十分に満足していたにょ。
しかし、コミケで作る本を印刷する時には「普通紙ではあまりキレイに印字できない」
という点や「スーパーファイン用紙でプリント時にはA4用紙1枚につき1分半くらいかかる」
という印刷の遅さはかなり致命的に感じたにょ。
1枚が1分半ならば200枚ならば300分となり、印刷作業だけで5時間が失われてしまうことに
なるにょ。
そこで、夏コミを前に9年ぶりにプリンタを買い換えたにょ。
それが今回購入したEP-807AWにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/631119199880941569
価格は13800円だったのでPM-D800やPM-720Cの購入時の価格とほぼ同程度にょ。
無線LAN対応の複合機なので単体でカラーコピー機として使えるだけではなくスマホからも
無線LAN経由での印刷やスキャンが可能になっているにょ。
つまり、PCレスでもいろいろ使える便利な機種ということにょ。
とはいえ、実際に使うならば速度面でUSB接続の方が有利にょ。
実際に出力した感じだとA4カラーの普通紙印字が1分で6枚程度だったにょ。
これは印刷設定や条件が異なるからPM-D800とは速度の単純比較はできないもののそれでも
明らかに速くなっているのは確かにょ。
写真印刷はPM-D800でも十分キレイだったから単純にキレイさではあまり差はないけど
速度の差は非常に大きいにょ。
EP-807AWを買った理由は印刷を少しでも速くしたいということだけどこの機種を選んだのは
エプソンのA4対応のモデルでは最上位機種だけあって機能も充実していてプリンタだけでは
なくスキャナ部の性能も高いということにょ。
現在使っているGT-8300UFはエプソンのUSB2.0対応としては初期のスキャナということもあって
発売当時は最速レベルのスキャン速度だったけど複合機のスキャナ部はそれほど性能が高く
ないというのが難点だったにょ。
というわけで、このEP-807AWでようやくGT-8300UFに匹敵する性能(速度)といえるにょ。
(CCDとCISという構造面の違いがあるし、フィルムスキャンも可能なGT-8300UFの方が上と
いう要素もあるけど)
あとは、このクラス最小、最軽量ということがこの機種を選んだ理由にょ。
ただし、一番のネックとなるのはインクカートリッジが高価ということにょ。
6色セットで7000円近い価格というのはインクが高価なエプソンのプリンタの中でも高額な
部類にょ。
2回買い換えたら本体と同じ価格になってしまうわけだしね。
もっとも廉価プリンタの場合はインクと本体の価格が同じくらいだから本体の価格が2回分の
価格程度というのはマシな部類といえそうにょ。
というわけで、この新しく買い換えたプリンタによって何とか1日で完成という奇跡を起こす
ことが可能になったわけだけど毎回ギリギリにならないと作業が行われないので冬コミも
また1日で作るという事態に陥りそうな感じにょ(笑)
今年の冬コミでは前回の続きとなる入門本の後編を作りたいけど前編がver.1.0.0ベースの内容
となっているためver.3.2.1ベース(というか、冬コミまでにさらに次のバージョンが出て
いる可能性が高い)にしたものも作ってみたい気もするにょ。
あと、今回作ったQSP完全マニュアルも実際に製本して読み直してみると抜けの部分(抜けや
誤植に関してはサポートページにて案内予定)も結構あるし、上記のように他のQSPの解説も
行いたいので「QSP完全マニュアル完全版」(「完全」が2つ付くので実際に作るならば別の
名前にすると思う)を作るというのも考えているにょ。
まぁあれこれ考えて実際に動き出すのは直前になってからというパターンになる可能性が
256%にょ(笑)
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