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おちゃめくらぶ掲示板

242御茶目菜子:2010/05/27(木) 12:42:11
モバイルルータのネックは価格と駆動時間
さて、いよいよiPadの発売は明日になったにょ。
問題は通信手段をいかに確保するかということだけどこれは3Gモデルを買うかWi-Fiモデルを
買うかで変わってくるにょ。
3Gモデルならばソフトバンクとの3G通信契約を行うのでそれを利用するという手もある
けれどWi-Fiモデルを買った場合はモバイル時には少し前までならば公衆無線LANを使うしか
選択の余地がなかったにょ。

しかし、ここ最近注目を集めているモバイルルータがあるにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100526_369649.html
5月24日にも書いたように公衆無線LANは利用できるエリアが極めて限定され地方においては
実用にはほど遠いのだけどモバイルルータであれば3G通信対応モデルならば3G通信が
できる場所であればどこでも無線LANによる通信が可能になるというメリットがあるにょ。

モバイルルータが便利なのは確かだけど価格やサイズや駆動時間が気になるにょ。
現時点でUSBの3G通信端末を使用している人であれば通信料金はいいとしても端末を
購入するなら端末代がかかるし、モバイルルータはPCとは別に電源管理をする必要がある
(USB端末ならばそんな心配は不要)ということでその分のハードルは高いにょ。

さて、まずは端末本体を見てみるにょ。
私が使っているPocket WiFiは2年縛りの新規契約だと基本料金が最も安くなる新にねんで
契約しても15580円程度かかってしまうにょ。(にねんMだと端末価格はさらに9600円
安くなるけど基本料金に400円上乗せされているだけでトータルでは変わらない)
縛り無しで購入した場合には39580円程度となるためすぐに解約するという場合を除き
2年縛りの新規契約が最もお買い得といえるにょ。

しかし、2年縛りは嫌とかイーモバはエリアが狭いとかすでにデータ通信契約をしている
他キャリアのSIMがあるからなどの理由がある場合はPocket WiFiがいくら便利とはいえ
そこまで強くはお勧めできないにょ。
そういう人にはやはり日本通信のSIMフリーのモバイルルータ「b-mobile WiFi」がお勧め
となるにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20100526_369311.html
SIMフリーであるためどこのキャリアでも使えるとはいえ通信方式と周波数帯を考えた場合
国内で使用するならば実質ドコモ専用になりそうだけどね。

やはり、このb-mobile WiFiの最大の魅力は価格にょ。
19800円という金額は安価とはいえないけど縛りなしでこの金額は十分に安いにょ。
上記リンクのレビューにも書いてあるように中国国内で売られている安価な端末と比べた
場合とあまり差がないくらいの価格だからね。(USBの通信端末であれば白ROMが数千円で
入手可能ということを考えれば19800円は割高という人もいるかもしれないけど)
したがって、端末をこれより安く手に入れるためには2年縛りなどがないと無理になって
くるにょ。

しかし、まだ他にも選択肢があるにょ。
すでにフレッツに加入している人向けに月315円で端末のレンタル行うということが発表
されたからね。(あくまで315円というのは端末のみの価格で通信費は別)
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100525_369372.html
この「光ポータブル」という端末は発表されたばかりのBUFFALOの「ポータブルWi-Fi」が
ベースとなっているにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100525_369357.html

このポータブルWi-Fiは普通に買えば37000円ということでPocket WiFiと同じく高価な端末
なのだけどそれが(恐らく)縛り無しで月315円となると非常にお買い得感は高いにょ。
315円を1年間払った場合には3780円となり37000円出して普通に買えるだけのお金があれば
約10年分のレンタルできてしまうにょ。
さすがに通信方式の問題や機器の故障の問題やバッテリ問題で同じ端末を10年も使う人は
ほとんどいないと思うのでレンタルが利用できる環境の人であればレンタルの方が圧倒的に
お得となるにょ。
上記の安価な日本通信の「b-mobile WiFi」が比較対象であっても5年半以上同じ端末を使い
続けない限りレンタルよりはお得にならないにょ。

さて、モバイルルータも安価な「b-mobile WiFi」を購入するとか2年縛りでの購入を行う
ことやレンタルを活用することで安価に入手可能ということでそのハードルは下がりつつ
あるけどやはりUSB接続の通信端末と異なり注意しなくてはならないのがバッテリ問題にょ。
モバイルルータはバッテリ内蔵でスタンドアローン動作しているだけにバッテリが無く
なった場合はその機能が完全に失われてしまうからね。

Pocket WiFiの場合は公称連続通信は4時間で実駆動も公称値と同じくらいにょ。
私も実際に正確に測定したわけではないけど感覚的にはそれに近いレベルはあると思うし
他所の測定結果も4時間を切っているというものはほぼないためよほどの個体差がない
限りは「新品バッテリであれば連続4時間以上通信可能」というのはほぼ確実にょ。

この4時間というのが長いか短いかは人によると思うにょ。
モバイル環境下において4時間も連続通信を行う機会なんて滅多にないからね。
というか、私の場合でもせいぜい連続1時間程度なので4時間動作すれば遠出を行う場合を
除いて余裕にょ。
とはいえ、充電管理の問題はあるにょ。

毎日こまめに充電する人であれば「1日に使う時間>端末の実駆動時間」である限りは
困ることはないけど私の場合はケータイでさえもある程度減ってから充電しているからね。
いつも持ち歩いているPCのR5は普通に使って6時間程度は駆動するため充電を行うのは
バッテリ残量が半分とか3分の1になってからにょ。
これで普段の使用において困ることはないにょ。

私の場合、「ある程度減ってから充電を行う」ということをしているのは使用している
機器を毎日充電するのは現実的ではないからにょ。
ほぼ毎日持ち歩いている機器だけを見ても5台分あるからね。
あまり持ち歩かないけど使用頻度の高い機器を含めると軽く2桁の台数となるにょ。
これを毎日充電管理するのは現実的な選択肢とは思えず必然的にある程度減ってから
充電という選択肢を選んでしまうにょ。
とはいえ別にすべての機器を毎日充電するなんてことはする必要がなくバッテリ駆動時間の
短い端末を優先的に充電すれば良いだけの話なんだけどね。

さて、連続通信4時間ならば多くの人にとって十分な駆動時間・・・と思えるけどそこには
落とし穴があるにょ。
それは非通信時の駆動時間にょ。
Pocket WiFiのカタログスペックを見てみると待機時は100時間となっているにょ。
これはケータイの待ち受け時間と同じようなもの(圏内にあるかどうかということしか
見てない)であり参考にならないにょ。
通信をしなくても無線LANルータとしての機能を果たさない状態の駆動時間では全く意味が
ないからね。
Pocket WiFiは一定時間通信がない場合には自動的にこの待機モードになるようにデフォ
状態で設定されているけどこのモードに入ると使用する前にわざわざ無線LANの機能をONに
するという手間が必要になってくるにょ。
その手間を無くすには無線LAN機能を常時ONに設定してやるしかないにょ。

その状態での駆動時間を測定したレビューがあるので見てみると14時間とのことにょ。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20091210/1030539/?P=4
つまり、14時間は無線LANルータとして機能するということにょ。
それなら1日中電源を入れていても大丈夫・・・と思いがちだけどそうではないにょ。
あくまでこれは非通信時の駆動時間だからね。
通信時の駆動時間が4時間(上記レビューでは実測5時間となってるけど5時間動作している
というサイトはここだけであり大抵は4〜4.5時間程度なので4時間として考える)非通信時が
14時間という2つのデータを元にすると下記のような結果になるにょ。

 ◎Pocket WiFiの駆動時間
 通信時間    通信時、非通信時を含めたトータルでの駆動時間
  0時間      14 時間
  1時間     ??11.5時間
  2時間       9 時間
  3時間       6.5時間
  4時間       4 時間

1日2時間通信をするという人は待機時を含めても9時間しか駆動しないために朝からずっと
電源を入れておいたら2時間しか通信してないにも関わらず夕方にはバッテリが無くなって
しまうという計算になるにょ。(これはあくまで新品バッテリの話であり1〜2年使用した
場合には半分程度の駆動時間となる可能性が高い)
つまり、実際に使用する通信時間が4時間よりも短いからバッテリ駆動時間は十分という
問題ではなくその駆動時間を確保するためにはこまめに電源を切るという動作が必要に
なってくるにょ。(切った場合には当然付けるという動作も必要になる)
しかし、モバイルルータの場合は基本的に電源を入れっぱなしで使用するという方法を
取ることでいつでもどこでも常にネット接続環境が保たれるというのがUSB端末と比べて
最大のアドバンテージとなっているのにそれが失われてしまうことになるのがネックにょ。

それに、モバイルルータの場合は一旦電源を落とすと再び使用可能になるには電源を入れて
からかなりの時間がかかってしまうにょ。
Pocket WiFiでは20秒程度で済むけど機種によっては1分以上かかるものもあるからね。
こまめに電源を切るということが駆動時間のアップに繋がるとはいえこれはやや不便にょ。
さらにモバイルルータをバッグの中に入れている場合はバッグの中から取り出すという
動作が必要になるためそれよりも長い時間が必要になってしまうにょ。
こまめに電源を切ることで駆動時間をアップさせたいという人はモバイルルータは簡単に
取り出せる場所に置いておくという方法を取るのが一番にょ。

将来的には1日中電源を入れっぱなしでも問題がないレベルに省電力化されたものが登場
するかもしれないけど現在はそんな選択肢がないからね。(BUFFALOのポータブルWi-Fiが
長時間駆動できそうなのでレビューが楽しみ)
現時点では常時無線LAN機能をONで十分な駆動時間を確保するにはUSB給電(充電)可能な
端末を使用し、USB給電可能なエネループモバイルブースター等の機器を使用するという
方法でしのぐしかないにょ。




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