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おちゃめくらぶ掲示板
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SIMロックがかかったiPadは本当にお買い得なのか・・・?
さて、5月10日に予約が開始されたiPadだけど予約開始日には予約だけのためにアップル
ストアに100人もの行列ができるほどの騒ぎとなったにょ。
しかし、これは「予約」というだけであって発売日に買えるという保証をしているわけ
ではないにょ。
発売日には予約優先の販売になるというだけであるため予約をしていても並ばないと買え
ないかもしれないにょ。(初回入荷数が予約数より少なければ全く安心できない)
この騒ぎによって同じ日に発表されたVAIO Pはややインパクトが薄れてしまったにょ。
まぁこのVAIO Pは完成度が高まったということで悪くはないけどティザー広告によって
余計な期待を持たされてしまった人が多かったということで「がっかり感」を感じて
いる人も少なくないにょ。
iPadの予約開始日と重ならなければもう少しは盛り上がったかもしれないけど・・・。
ということで、米国ですでに100万台を越える大ヒットとなり日本でもその片鱗を見せて
いるiPadだけど残念なことにSIMロックがかかっているにょ。
iPadのSIMロックに関しては不満の意見を述べている人も少なくないにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/mobile/20100514_366695.html
確かに予約開始直前になって「SIMロックあり」と発表されたからね。
なぜSIMロックを掛けるのかというと国内メーカーの端末においてはキャリアが端末
メーカーに対して開発補助金を出しているし、端末1台あたり4万円程度のインセンティブを
支払うことでユーザーが手に入れるために必要な金額を安くしているからにょ。
その補助金やインセンティブはユーザーからの使用料によって回収しているにょ。
したがって、SIMロックを解除した場合はキャリアがその金額を回収できないため端末の
価格上昇に繋がるというわけにょ。
しかし、iPadの場合は全面的にアップル社が開発し、ソフトバンクは販売をしていると
いうだけに止まっているにょ。
だから、強いて挙げるならばインセンティブの回収の問題しかないにょ。
インセンティブの金額は端末によっても大きく変わってくるためiPadではどれくらいか
というのが分からないけど月月割が1500円に設定されているため最大に見積もっても
インセンティブは1500x24=36000円となるにょ。
つまり、端末価格が36000円高くなるならばSIMロックをかける必要性は無くなるにょ。
では、本当に36000円も値上がりするのか、日本のiPadの価格を海外のiPadの価格と比べて
みることにするにょ。
国ごとの価格をユーロ換算しているサイトがあったのでそれを参考に検証してみるにょ。
http://wiredvision.jp/news/201005/2010051121.html
同じユーロ換算だと諸外国と比べて米国がダントツで安いのだけどその米国と比べても
日本の方が安いにょ。
米国は州によって税率が異なるため金額は一律ではないものの上記の表では最下位モデル
であるWi-Fi版16GBは545ドル(428ユーロ)となり、日本では48800円(418ユーロ)である
ため10ユーロ安く買えてしまうにょ。
36000円にはほど遠いけど日本が世界で一番安いのだけは確かにょ。
ただし、これには通信料金が含まれてないにょ。
日本では3GはソフトバンクのSIMロックが掛けられているためソフトバンクの通信料金を
見てみると1ヶ月(30日)&1GBあたり4410円のプリペイドの他にiPad専用の定額プランが
用意されているにょ。
専用プランの方は4410円だけど2年縛りによって月月割1500円が適用されるため実質
月に2910円で使い放題となるにょ。(ただし、縛りのある最初の2年間だけ)
これは諸外国と比べて圧倒的に安いにょ。
また、日本においては定額プランとプリペイドプランでは端末の価格も異なるにょ。
3G付きの最下位モデル(16GB)は61800円だけど定額プランに加入すれば58320円になって
しまうにょ。
上記では端末代は日本が一番安かったのにさらにそれよりも安くなるということにょ。
米国では3Gの有無によって端末代が142ドルも差があるわけだけど日本では定額プランを
利用することで16GBモデルの場合9520円の差(64GBモデルの場合8480円の差)しかない
ということを見ると3G付きの方は一段と安くなっているにょ。
端末代も安く通信料金も安いのであればSIMロックがかかっているということが必ずしも
デメリットとはいえないにょ。
ただ、いくら安くてもソフトバンクのインフラを疑問視する意見もあるにょ。
人口カバー率は高いけど市街地をメインに基地局を設置しているため郊外では繋がりにくい
という問題があるし、速度そのものも遅いというのがあるにょ。
FOMAはほとんどの地域で3.6Mbpsや7.2Mbpsに対応したHSDPA(3.5G)をカバーしているのに
対してソフトバンクは未だに3G(384Kbps)しかカバーされてない地域が大半だからね。
したがって、ドコモで1Mbps出る場所でソフトバンクだと100Kbps台ということもざらにある
模様にょ。(HSDPAカバーエリアでも1M出るような場所は皆無だし)
実際アンケート結果でもSIMロックが解除されればドコモのSIMでiPhoneを使いたいという
人が25%もいるくらいだしね。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100514_366684.html
そういうことを考えると多少高くなってもSIMフリーになることを望んでいるユーザーも
多いのではないかと思われるにょ。
安いのは良いことだけど安かろう悪かろうでは意味がないからね。
特にiPadはコンテンツプレイヤーとしては優秀であるため通信回線が遅ければ使い勝手を
損ねてしまうことになりかねないにょ。
私もソフトバンクのケータイを使っているけどソフトバンクのインフラが優れていると
思ったことは一度もないにょ。(むしろ、WILLCOMやイーモバが圏内の場所で圏外になり
唖然としたことがあるくらい)
そういう時に便利なのがPocket WiFiなどのモバイルルータ機能を持った通信端末にょ。
イーモバのエリアに不安があるという人は近日に日本通信からSIMフリーのモバイルルータが
発売されるのでそれを利用すると良さそうにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100514_367075.html
SIMフリーといってもW-CDMAという時点でauは対象外なので事実上ドコモ専用といっても
いいけどね。
とはいえ、ドコモの回線が使えるならば多少高価だけどエリアは広いしソフトバンクよりは
回線速度が速いというメリットがあるにょ。(というか、ソフトバンクはPC接続の定額
通信サービスを行ってない)
価格を抑えたいならば最大300Kbpsだけど同じく日本通信から発売されたb-mobile SIMを
使うという手もあるにょ。(これならば月2000円台で定額使用可能になる)
こういう端末さえあれば安価な3G無しモデルを買って使えるし、回線もモバイルPCと
共用できるため結果として割安となるにょ。
SIMロックがであることが確かにメリットとなる場合があるけどそれができない以上は
このような方法によって運用していくのがベストではないかと思われるにょ。
ドコモがiPad用のSIMを発売すると宣言していたのは海外ではSIMフリーであったという
こともあるし、総務省がSIMロックを解除する方向にキャリアに働きかけていたという
のもあるにょ。
これは4月28日の発表で義務ではなく選択制(解除するかどうかはキャリアの判断に
任せる)へと決まったためのSIMロック解除は実現できなかったにょ。
孫社長も「戦いの武器は渡せない」と言っているくらいにょ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1005/14/news036.html
これはSIMロック解除が義務ではなく選択制になった時点で自分たちの大きな武器を生かす
ためにも会社としては当然の判断でこの行為(SIMロック)を責めることはできないにょ。
とはいえ、SIMロック解除の方向に進んでいたためかソフトバンクは4月27日からホワイト
プランが2年縛りの改悪となってしまったけどね。
それによって5月1日に書いたように端末の2年縛り(割賦販売)が2ヶ月がずれている影響で
実質4年縛りとなってしまっていたにょ。
この問題に関してはホワイトプランの解除月に余裕が持たされたために実質4年縛りが
端末縛りと同じ2年縛りに改善されたにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100513_366718.html
これもSIMロック解除が義務化で無くなったお陰かも・・・。
改善といっても改悪されたものが多少マシになっただけなんだけどね。
さて、iPadに話を戻すと多く存在するモデルの中からどれを買うのが一番お得なのかは
個人の使い方によって変わるにょ。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20100513/1031767/
3G対応モデルを買う場合でも定額プランとプリペイドプランの2通りの方法があるし、3Gの
ないWi-Fiのみモデルを買うという方法、SIMフリーの海外の3G対応版を購入するという
方法もあるにょ。
iPadを買って3G通信を行うつもりならば無難に定額プランで買うのが一番にょ。
プリペイドプランはいつでも解約できるという点以外は全くメリットがないにょ。
端末も定額プランと比べて高価だし、通信料金も割高になるからね。
そういう意味では定額プランの3G対応モデルかWi-Fiモデルの二択となるにょ。
公衆無線LANが充実しているから3Gは不要もしくはPocket WiFiなどの3G通信対応のモバイル
ルータを持っているので本体が3G対応である必要はないという人であればWi-Fiモデル
一択となるにょ。
3G通信が必要という人は3Gモデルを買うことになるけどそうなるとSIMフリーの海外の
3Gモデルも気になると思うにょ。
ただし、海外版は輸入品となり手数料の分だけ端末代金そのものが国内版よりも割高に
なるだろうし認可されてない無線LAN端末を屋外で使用すると電波法に抵触するおそれが
あるにょ。
「3Gしか使わない」なおかつ「ソフトバンクの回線は嫌」という人ではそれでも欲しいかも
しれないけど問題は対応SIMがないことにょ。
国内iPadにSIMロックがかかっているためドコモもmicro SIMカードの販売をを断念して
しまったからね。
SIMカードを削ってmicro SIMにするという方法もあるけどSIMはキャリアからの貸与品で
あるためこういう行為を行うというのはさすがにお勧めはできないにょ。
http://www.ytsuboi.org/wp/archives/1687
総務省がSIMロック解除を「キャリアの選択制」にした時点で人気商品がSIMフリーで
販売されることはなくなったのでiPadにSIMロックがかかっていると正式発表されるよりも
前にある程度は予想はついていたことにょ。
これは孫社長の発言を見ての通りSIMロック解除が義務化されるまでは変わらないと予想
できるためiPadは欲しいけど「ソフトバンクの回線は嫌」という人はWi-Fiモデルを買う
のが一番といえるにょ。
今データ通信カード(USB端末)を使っている人はそれを解約してPocket WiFi等の
モバイルルータを買ってくればすべて丸く収まるにょ。
ドコモ派の人は上記の日本通信のモバイルルータを買うという方法もあるしね。
もしも国内版のiPadがSIMフリーならばどれくらい割高になるのかというとインセンティブや
アップル社との交渉条件が分からないので何ともいえないけど米国で687ドルで16GBの
3Gモデルが買えるということを考えると高く見積もっても1ドル120円と計算して8.2万円で
買えることになるにょ。
SIMフリーになっても「最大で3.6万円も価格が上がる」なんてことはなく最大に見積もって
2万円程度の上昇に止まると思われるにょ。(日本国内に拠点をおいているメーカーならば
1ドル100円計算だろうから68700円となりSIMロックがかかっている現状より1万円アップ
程度になると予想される)
さて、仮に2万円高くなるとしてSIMフリーを望むかそれとも現状の価格を望むかという
のは、なかなか難しい選択肢となるけど私は別にドコモにこだわりがないので端末代は
安ければ安い方がいいにょ。
持ってて良かったPocket WiFi(笑)
・・・べ、別にiPadを買うと決まったわけじゃないんだからね!
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