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おちゃめくらぶ掲示板
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さまざまなものに萌えることで絵は上達する
私は2ヶ月前から概ね毎晩twitter上でワンドロ(お絵かき60分一本勝負)を行っているにょ。
これは私は描くのが遅いためそれを何とかしたいからにょ。
何せ背景までまともに描いたらアニメ塗りでも20時間くらいかかり、ある程度手抜きをして
描いても5時間程度はかかってしまうにょ。(キャラ単体の手抜き絵で2〜4時間程度)
その理由はすでに分析で分かっていて「描いたり修正したりという試行錯誤の時間が長い」
ということと「ペンタブを12年使っているのに未だにペンタブで満足に線が引けない」という
のが主な原因となっているにょ。(時間を掛ければ自力である程度修正できるけど時間が
限られている場合にはそれが困難であり、私は上達したというよりも修正スキルがアップ
したという感じなので時間が短い場合には20年前と比べてもあまり上達していない感じ)
それを克服するための練習にはワンドロが適していると感じたにょ。
ただし、ワンドロを描くためにはワンドロを描くのに必要なスキルが要求されてくるにょ。
最も重要なのが時間配分にょ。
それらについては詳しくは5月23日に書いたものを参考にして欲しいにょ。
ワンドロはお絵かきの練習になるのか?
http://6407.teacup.com/ochame/bbs/4564
私が主に参加しているのは毎晩23時から行われているプリキュアワンドロにょ。
1日の参加者が50〜140名ということで数多いワンドロの中では規模が大きい方ではないかと
思われるにょ。
それだけ多くの参加者が居れば上手い人も居れば下手な人も居るにょ。
私も上記のように普段は時間をかけて悪い部分を少しずつ修正しながら完成度を高めている
感じの絵を描いているため時間制限のあるワンドロにおいては参加者の中ではかなり下手な
方に位置しているにょ。
みんなが1時間でどんな絵を描いているかは実際に見てもらうのが一番にょ。
プリキュアワンドロであればtwitter上でハッシュタグ「#プリキュア版深夜の真剣お絵かき
60分一本勝負」を検索してもらえればいいし、主催者の手によって毎晩の参加者がtogetter
上にまとめられているにょ。
プリキュア版深夜の真剣お絵描き(@precure_1draw)さんのまとめ
http://togetter.com/id/precure_1draw
あと主催者とは別に有志の手によってプリキュアワンドロがまとめられているにょ。
#プリキュア版深夜の真剣お絵描き60分一本勝負 イラストのまとめのページ
http://sakuramochi.mydns.jp/precure/1draw-collections/
主催者がtogetterでまとめ出したのは参加者が増えた5月23日からなのでそれ以前のものを
知りたい場合はすべての参加者の自動的にまとめている有志のまとめの方を参考にすると
いいにょ。
有志のまとめの方は毎日のまとめ以外にも参加者別のギャラリーページまで作られているにょ。
私のページはこんな感じにょ。
おちゃめ (@ochame_nako) さんのギャラリー
http://sakuramochi.mydns.jp/precure/1draw-collections/user/ochame_nako.html
上手い下手以前にパンツ絵がやたら多いけどこれは個人的な趣味なので了解してにょ(笑)
ワンドロは現時点では自分で納得できるような絵が描けた試しがないためWebサイト(おちゃめ
くらぶ)の方で正式公開する予定はなかったけどこうやって一覧を見てみるとやはり酷いにょ。
一部の絵はワンドロの時から修正してサイトの方で正式公開に至っているものもあるにょ。
例えばあぐりちゃんの絵は1時間で描いたワンドロ絵と5時間掛けて描いた正式公開版の絵では
これくらい変わっているにょ。
https://twitter.com/ochame_nako/status/471494048302112768
このあぐりちゃん以外の絵についてはCGコーナーで公開しているものを見てにょ。(今年の
5月から公開している絵はほぼワンドロで描いた絵を修正したもの)
おちゃめくらぶ CGコーナー
http://ochameclub.web.fc2.com/CG/data.htm
さて、このように書くとまるでワンドロがお絵かきの練習に適しているかのようなイメージを
与えているかもしれないけど実はほとんどの人にとっては有意的な練習とはいえず私のような
特例のみに効果が期待できるというだけにょ。
上達云々の前に「絵を描く習慣を身につけたい」というのであればワンドロは1枚60分という
限られた時間であるため時間の捻出が容易であるという点や大勢で参加することでお祭り的な
楽しさがあるため参加するのが億劫になるということはないと思うにょ。(そもそも自分が
描いた絵を他人に見せることができないという人もいるかと思うけど人に見せることは
上達にも繋がる)
というわけで、私のようなケース、絵を描く習慣がない人にはワンドロはおすすめできるけど
そうでない人にはワンドロは上達のための練習としてはおすすめはできないにょ。
その理由としてはワンドロでは絵が上達するのに重要な「見て描く」「考えて描く」という
ものを身につけることができないためにょ。
私の場合はワンドロでMAX画力を高めようとは全く考えておらず、AVE画力(平均画力)を
高めようとしているにょ。(こんなことを書くと画力の定義って何なんだとなりそうだけど)
絵はたくさん描けば上手くなるけど枚数によって上達するのはMIN画力(何も考えずにさらさら
と描いたときの絵のレベル)だけであり、MAX画力はあまり変わらないにょ。
MAX画力を高めるためには現状の自分の中にはないものを使って描く必要があるにょ。
そんなことは無理なので参考になる資料を見て描かなくてはならないというわけにょ。
同じスキルの人が「画力を高めたい(上達したい)」と言ったときにMAX画力を高めたいのか
AVE画力を高めたいのかMIN画力を高めたいのかで練習方法は全く変わってくるにょ。
とはいえ、普通の人は上手くなりたいというのは「MAX画力を高めたい」とほぼ同義であるため
これを高めるような練習をする必要があるにょ。
その時に必要なのが「見て描く」「考えて描く」ということにょ。
ワンドロは時間の制約があって資料を見て描くのが困難にょ。(さすがに描いたことのない
キャラを資料無しで描くのは難しいため髪型や服装といった公式設定の資料やアニメの
キャプ画像を参考にはしている)
確かに資料なんて今はネットの普及によって簡単に入手が可能になっているにょ。
インターネットが普及しておらず、パソコン通信でさえ一部の人しかやってなかった80年代
だと基本的に自分が描きたいものの資料は図書館や書店などにおいて本という紙媒体を
元に探すしかなかったにょ。
しかも、絵の描き方としてまとめたような本は無かった(80年代だとようやく漫画の描き方
みたいな入門書が並ぶようになったレベルでデフォルメ絵を描くための具体的な手法を記した
本は少なくとも私は80年代に見たことはない)ため専門書を探してそれを元に描くか模写に
よって自分自身の手で会得するしかなかったにょ。
今ならば描きたい物の名称をネット検索すれば写真などが沢山見れるし、それに「講座」や
「描き方」を付けて検索すれば簡単にそれを描くための方法も見つかるにょ。
したがって、一定水準以上絵を描ける人というのは昔とは比べ物にならないくらい増えている
感じにょ。
したがって、資料を見ずに描くというのは資料が簡単に入手できなかった昔ならばまだしも
今となっては上達においてデメリット以外の何物でもないにょ。
そして、ネット上にある講座を見るだけで誰でもそれなりには描けるようになるにょ。
私もお絵かき講座でさまざまなものを書いているにょ。
お絵かき講座
http://ochameclub.web.fc2.com/CG/lecture.htm
このお絵かき講座は現時点ではパース講座がメインとなっていてそれに加えて私の絵の
メイキングを元にしたアニメ塗り講座もあるにょ。
このアニメ塗り講座はおちゃめくらぶの全ページの中でGoogle経由の閲覧数においてはここ
1ヶ月間でトップになっているおちゃめくらぶの中では人気のコンテンツにょ。
やはり、私が講座を書く際に拘っている点といえば普通に検索してすぐに分かるようなものの
羅列にはしないということにょ。
どこにでも書いているようなことというのはそれなりに重要なことなので書くことに意義が
あるけれどそれを羅列しただけではわざわざ私が書く必要もないからね。
やはり、そういった基本を抑えつつあまり他所では見られないようなものにしたいにょ。
これがプチコン講座やポケコン講座であれば他所にはほとんどない(あっても入門レベルの
ものしかなくほとんど実践では役に立たない)ということでそれなりに書くことに意義がある
ものばかりだけどお絵かき講座なんてネット上を探せばいくらでもあるからね。
そんな中でパース講座は他所ではない差別化ができているのではないかと思うにょ。(まだ
書きたいことのほんの一部しか書いてないのでこれからが本番だけど)
さて、ここで重要なのは「資料を参考にして描く」というのは「資料を模写して描く」と
いうのとでは異なるということにょ。
模写はそれ自体練習には良いのだけど自分が公開する作品に使う場合にはフリー素材や自前で
用意した資料(自分が撮った写真など)でないときには著作権の問題が発生するというだけ
ではなくピンポイントな資料というのはなかなか手に入らないためにょ。
描きたいイメージがあってそれにぴったり合うアングルで撮影された資料がないときには
その資料の写真などに合わせてイメージの方を変えるというのは本末転倒だからね。
ただの練習絵ではなく作品(自分の絵として広く公開する絵)の場合には資料はあくまで
参考として使う必要があるにょ。
ここで模写と参考の違いは何かというと模写は構造を理解しなくてもそれを真似て描くことが
できるけど参考にして描く場合には構造を理解する必要があるにょ。
模写はそこそこ上手く描けるけど模写以外になるとガクっとレベルが落ちたような絵になる
という人は模写を単純に見て描き写すだけに気を取られて構造を理解していないために
起きているにょ。
模写において真似て描く(正しい比率で描く)というのは第1段階であり、次の段階では
構造を理解して描くというのが求められてくるにょ。
これによって、模写で得たものを自分の中に蓄積することができるにょ。
例えるならば単なる模写はラスタライズした状態、構造を理解するというのもモデリング
した状態(ベクトルデータの状態)といえるにょ。
モデリングしたデータは別のものに流用可能だけどラスタライズされたデータはそれ以外
では流用はできないにょ。(その模写したものと全くアングルでは描けるけどそれ以外の
アングルは描けないのはそのせい)
構造を理解して描くというのは上達においては必要不可欠なものといえるのだけど人体構造
というのは非常に複雑であり私もまだ不十分な理解なので講座を書けるレベルには達して
いないにょ。(講座は私がその時点で身につけている知識を自己確認として書いている
場合が多い)
しかし、衣服については構造そのものは人体よりは遙かに簡単にょ。
衣服の一例として今の季節に描く機会が多いであろう浴衣について見てまとめてみたにょ。
浴衣講座
http://twitpic.com/e8dgyw
各部の名称は特に覚える必要はないけどなかったら説明がしにくいため必要と思われる部分
のみ一応書いておいたにょ。
浴衣がどのように縫合されているのかという点にょ。
これは着たときに中央にくるおくみに注意すれば良いにょ。
浴衣の構造を知らなければ資料を見ても全部1枚の布で繋がっていると判断して描いてしまい
がちだからね。
おくみは柄物でない限りはよほどディティールを重視した絵でない限りはそこまで気にする
必要はない(アニメ塗りで全身絵で柄無しの浴衣しだとおくみ線を省略しても問題はない)
けれどおはしょりははっきりとした段差になるためこれを省略はできないにょ。
構造を知らなければ帯の下に別の何かを巻いているような感じになってしまうかもしれない
けど単に浴衣の丈を調整するため浴衣の一部を差し込んでいるだけなので柄は浴衣そのもの
と同じになるにょ。
あともう一つ別の例としてパンツについてまとめてみたにょ。
パンツ講座
http://twitpic.com/e8bdtm
これはパンツで重要なクロッチの表現方法に重点を置いたものにょ。
パンツの構造なんて実際に作ったことがない限りは知っている人はあまり居ないのではないか
と思うにょ。
しかし、これは見ての通りすごくシンプルにょ。
クロッチに関しては大体この辺という感じでカンで描いていた人も多いだろうけどこの講座に
よって自信をもって描けるようになるのではないかと思うにょ。
クロッチの縫い目の部分が二重線になり、片方がはっきりとした線、もう片方がうっすらと
した線で表現されるというのもこの講座を見れば一目瞭然にょ。
他のものにおいてはまた機会を見て書こうと思うにょ。(一番いいのは現物を入手して
それを徹底的に観察して描くということだけど入手するのが難しいもの抵抗のあるものが
あるのでそういうのは写真や講座を参考にすると良い)
このように少しずつ構造を理解していくことが絵の上達には欠かすことができないにょ。
つまり、絵が上達するためにはいろいろな対象物に興味を持つということが重要であると
いうことにょ。
可愛い女の子の顔に興味があれば顔の中でも目の構造、口の構造、髪の構造に興味が出てきて
その構造や大きさや比率を理解することで可愛い顔が描けるようになるわけだからね。
あとは、胸に興味を持つのもいいし、お尻に興味を持つのもいいし、手足に興味を持つのも
いいにょ。
こうやってどんどん興味の対象を広げていけば「上達のためにはつまらない練習をくりかえす
必要がある」という固定観念は間違っていることが分かるにょ。
端的に言えばいろいろなものに萌えることが上達に繋がるということにょ。(萌えの厳密な
定義は何なのかというのを書き始めるとまた話が脱線してしまうけどここでの萌えというのは
それを考えるだけでドキドキわくわくするようなものとする)
セーラー服に萌えるのもいいし、スカートに萌えるのもいいし、キャラや衣服から離れて
背景に萌えるのもありにょ。
描いていくうちに自分なりの拘りみたいなのも出てくると思うにょ。
それは大変いいことなのだけど拘るがあまり、排他的になるのは考えの幅を狭めることになる
ためあまり良いことではないにょ。
拘る部分は不自然に強調されることが多くそれは奇形を招いてしまうからね。
ある程度の拘りは良いことだけどバランスも重要といえるにょ。
まぁ私自身が自分が興味を持ったもののみを描いている状態なのであまり他人に対して
とやかく言えるレベルではないんだけどね(笑)
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