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おちゃめくらぶ掲示板
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SIMロック解除で縛りが大きくなる!?
今使っているケータイは購入して3年経ちそろそろバッテリがやばくなってきたにょ。
何せ寝る前に十分残量があっても起きたら空っぽになっていたということさえあったくらい
だからね(笑)
今月は出費が多くなりそうなのでしばらくケータイの買い換えは難しいということで先日
予備バッテリを買いケータイの買い換えはしばらくガマンすることにしたにょ。
すごく欲しい端末があれば無理をしてでも買っただろうけどそんな端末は今のソフトバンク
にはないからね。(iPhoneは少し惹かれるけどメインで使うケータイでは不満も多いし
サブ機なら問題ないけどそれでは今よりコストアップになってしまう)
ただ、ケータイを買い換えるならばソフトバンクの場合は4月27日までがチャンスだった
かもしれないにょ。
現在私はVodafone時代の旧プランを維持しているため新しい端末を買おうとするとプラン
変更の必要性が出てくるからにょ。
現在のプラン維持するためには端末購入に支払う金額は後述の月月割を考慮した実質金額
ではなくではなく端末代金の全額を負担をする必要があるからね。
試算で毎月200〜300円程度安くなるからホワイトプランではなく旧プランを使っている
というのに数万円単位(最大48000円)で負担金が増えるのは本末転倒にょ。
そうなるとホワイトプランに加入すればいいだけの話に聞こえるかもしれないけど厄介
なのは4月27日からホワイトプランが2年縛りになったことにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100419_362350.html
基本料金980円で(一部の時間帯を除き)ソフトバンク同士は通話料無料なのに縛りがない
ということで新規加入者を急増させるきっかけになったホワイトプランだけどそれは
ソフトバンクユーザーが少ないからこそ可能であってユーザーが増えてくればコスト
アップに繋がるにょ。
それが今回の2年縛り導入の理由らしいけど果たしてそれが本当の理由なのか・・・?
ホワイトプランの月額980円というのが維持するのが厳しいというのならば縛りを付ける
というのではなくホワイトプラン自体を廃止(新規加入を終了)して別のプランにすべき
だろうからね。
さて、端末の割賦販売が主流になったため今は契約の縛りと端末の縛りが存在するにょ。
端末の場合は縛りというよりも分割払いに近いけどね。
特にソフトバンクの場合は完全に割賦販売となっているために例えば72000円の端末を購入
する際には月々3000円ずつ支払う形となり、途中で解約や機種変更をした場合には
その割賦の残債が発生するにょ。(72000円という端末はソフトバンクの場合では平均
レベルであり決して高価な端末ではない)
18ヶ月支払ってから解約した場合には3000円×6=18000円分の残債を支払う必要がある
ため目先の「実質負担金」の安さに惹かれて短期間で解約するのは非常に危険にょ。
では「実質負担金」とは何なのかというとソフトバンクの場合は、上記のように割賦
購入で毎月の支払いの一部をソフトバンクが負担してくれるというものにょ。
それは「月月割」と言われ端末にもよるけど最大2000円まで負担してくれるにょ。
つまり、3000円の支払いのうち2000円は支払う必要がないため残り1000円を支払えば
いいにょ。
1000円×24=24000円となり、72000円の端末の実質負担金は24000円となるにょ。(旧
プランでは月月割が適用されないためもしも私が旧プランのまま新端末を購入したら
72000円全額を支払う必要がある)
ただし、この支払いにも注意しないといけないにょ。
最大2000円ソフトバンクが負担してくれるといってもそれは毎月の使用料金が2000円に
達してないとそこまで負担してくれないということにょ。
その「使用料金」とは基本料金とコンテンツ使用料を除いたものなので要するに通話料と
パケット使用料とオプション使用料となるにょ。
それらが仮に1500円しかない場合は1500円しか月月割はないということにょ。
実は、昨年8月19日までは基本料金も月月割の対象内だったにょ。
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20090717_303192.html
したがって、ホワイトプラン(月980円)に加入し、通話はソフトバンク相手のみで通話は
無料で済ませパケット定額に加入し最低の1029円内で収めているような人でも月月割の
上限である2000円の割引を受けることができたにょ。
しかし、今は基本料金が対象外となったため1344円分(パケット定額の1029円+ドコモで
いうiモード料金に相当する315円=1344円)の割引しか受けることができないにょ。
パケット通信を全くしない、オプションにも加入しないという人は月月割を一切受けられず
端末代金を全額ユーザーが支払う必要があるにょ。(待ち受け専用か、通話相手がソフト
バンクユーザーのみの場合
あと月月割は1契約につき1つなので現在使っている端末の支払いが完了する前に機種変更を
した場合には後から購入した端末のみ月月割を受けられて支払いが残っている端末に
関しては残債が発生してしまうにょ。(月に4000円以上使用している場合であっても
2000円の月月割を2機種分受けられるというわけではない)
したがって、現在使っている端末の支払いが終わる前に新たに72000円の端末を購入したら
3000(旧端末代)+3000(新端末代)-2000(月月割)=4000円となり、端末代は月額
4000円支払う必要があるにょ。
それと当然のことながら解約した場合には毎月の支払い分(上記の例だと毎月3000円×
残り支払い月分となり月月割を適用後の1000円×残り支払い月分ではない)がそのまま
残債となるにょ。
WILLCOMもソフトバンクと同じ方式を採用しているにょ。
auとドコモはここまで割賦販売を表には出してないものの2年以内の解約では違約金を
支払う必要があるにょ。
契約の縛りについてはドコモの「ひとりでも割」、auの「誰でも割」などどのキャリア
でも導入され、2年間継続して使うことを約束することでどのプランに加入していても
50%程度(ドコモの場合は使用年数によって37〜50%)の割引を受けることが可能に
なるにょ。
ジャスト2年以外で解約する(自動契約更新となるためそのタイミングを逃すとさらに
2年後となる)と9975円の解約金が発生するとはいえ、月5000円のプランの人であれば
4ヶ月使用すればその解約金の元は取れるし、月1万円のプランの人であれば2ヶ月使用
すれば元は取れるので積極的に加入して損はないし、それが嫌なら2年縛りに加入しない
という選択肢があるにょ。
しかし、この新たに導入されたホワイトプランの2年縛りは非常に厄介にょ。
2年縛りになって価格が安くならないのならば一方的な改悪だけど1年間使えば2ヶ月間が
タダになるというため要するに1年当たり10ヶ月分の料金で済むためお得のように見える
かもしれないにょ。
一見するとVodafone時代の「ハッピーボーナス」に近いような感じに受け取れるけど
そこには落とし穴があるにょ。
ハッピーボーナスは加入・非加入の選択の余地があるし2ヶ月の無料月以外にも毎月の
基本料金も15%(長期利用すれば割引率は最大40%に達する)されるということで
無料月を考慮すれば割引率は最大で50%に達するにょ。(auの「誰でも割」と同じ率)
この新しいホワイトプランは2年間の縛りがあるにも関わらず割引率は最大時(ソフト
バンクを永続的に使用する場合)で計算しても2割にも満たないにょ。
それでも「安くなるならいいのでは?」と考えるかもしれないけどどれだけ使えば
安くなるかをシミュレーションしてみるにょ。
使用期間 基本料金 旧ホワイトプランとの比較
1ヶ月 980円 -9975円
2ヶ月 980円 -9975円
(中略)
12ヶ月 980円 -9975円
13ヶ月 0円 -8995円 ※契約した月から2ヶ月間は基本料金無料
14ヶ月 0円 -8015円 (5月に契約したら1年後の6月、7月が無料になる)
15ヶ月 980円 -8015円
(中略)
24ヶ月 980円 +1960円 ※解約金発生無し
25ヶ月 980円 -8015円
(中略)
36ヶ月 980円 -8015円
37ヶ月 0円 -7035円 ※契約した月から2ヶ月間は基本料金無料
38ヶ月 0円 -6055円 (5月に契約したら1年後の6月、7月が無料になる)
39ヶ月 980円 -6055円
(中略)
48ヶ月 980円 +3920円 ※解約金発生無し
こうしてみると24ヶ月単位で解約しない限りは確実に損をしてしまうにょ。
永続的にソフトバンクを使用する場合(解約をしない場合)はプラスにしかならないけど
それならば他のキャリアも同じことにょ。
ホワイトプランがキャリア間の通話定額を除いた場合でさえ他のキャリアと比べて
安上がりといえたのは縛りがなく月980円だったということにょ。
したがって、この新ホワイトプランは現行プランからの置き換えプランとして考えた場合
改悪と言ってもいいにょ。
auの「誰でも割」は数ヶ月使用するだけで解約金を払ってもプラスになるのだけどこの
新ホワイトプランでそうならないのは割引率の低さとホワイトプランの場合は基本料金
そのものが安いせいにょ。(要するに割り引き金額そのものが小さいせい)
何せ24ヶ月使っても1960円の割引だからね。
割引率で言えば8.3%にょ。
これは同じ2年縛りで50%の割引率である「誰でも割」とは雲泥の差があるにょ。
この高い割引率のお陰で高価な料金プランに入っていれば解約金の元が簡単に取れてしまう
わけにょ。
ホワイトプランの場合は通話料金が半額になるWホワイトがあるけどそれはオプション
扱いとなるために割引の対象外にょ。
Wホワイトの加入を前提として考えるならば割引率はたったの4.1%となるにょ。
これが簡単に元が取れない(ユーザーにとってプラスにならない)理由となるにょ。
解約金を払ってもマイナスにならないようにするためには最低74ヶ月使用しなくては
ならないにょ。
今後74ヶ月は解約を絶対にしないという人ならばこの新ホワイトプランは歓迎すべき
だろうけれどそのような人はごく一部にとどまると思うにょ。
したがって、現在ホワイトプランに入っている人が「1年で2ヶ月無料分」という餌に
釣られてこの新ホワイトプランに変更するのは気を付けた方がいいにょ。
上記の月ごとの比較表を見ただけでは素直に2年単位の契約更新月に解約すれば解約料が
発生しないと思うけどそうではないにょ。
それは前述の端末2年縛りがあるからにょ。
両方2年縛りなのだから問題ないと思いそうだけど端末の支払いは2ヶ月遅れでやってくる
から厄介にょ。
割賦金を完済するには26ヶ月必要となりホワイトプランの24ヶ月の契約更新月に解約した
場合には端末の2ヶ月分の残債を支払う必要があるにょ。
上記の表は旧ホワイトプランと比較してどうなのかということを書いたわけだけど今度は
端末の割賦金を加えて解約時に必要になる金額を書いてみるにょ。(端末の価格は例で
使用した72000円の端末を月に3000円ずつ支払うと想定した)
使用期間 端末の割賦残債 解約時に支払うべき金額
1ヶ月 72000円 81975円(9975円の解約金を含む)
2ヶ月 72000円 81975円(9975円の解約金を含む)
3ヶ月 69000円 78975円(9975円の解約金を含む)
(中略)
24ヶ月 6000円 6000円 ※ホワイトプラン解約金無し
25ヶ月 3000円 12975円(9975円の解約金を含む)
26ヶ月 0円 9975円(9975円の解約金を含む)
(中略)
46ヶ月 0円 9975円(9975円の解約金を含む)
47ヶ月 0円 9975円(9975円の解約金を含む)
48ヶ月 0円 0円 ※ホワイトプラン解約金無し
このように解約時に解約金が発生しないのは24ヶ月後ではなく48ヶ月後になるにょ。
しかもその間に機種変更を行った場合にはその機種の割賦金を完済した後にホワイト
プランの2年縛りが解けるまで待たないといけないにょ。(4年間機種変更をしないという
人にとっては大きな問題ではないけど)
旧ホワイトプランがまだ残りこの新ホワイトプランとどちらを選ぶかという選択の余地が
あるのなら何も問題はないのだけどこの新ホワイトプランしか選択の余地が無くなり
端末の2年縛りと合わせて事実上の4年縛りといっても過言ではないこの縛りを加えて
得られるものは4年(48ヶ月)で6760円分(6ヶ月分の基本料金)の値引きだけにょ。
上記のように他のキャリアと比較してもこの縛りの割に合うとは到底思えないにょ。
この改悪の背景にあるのは総務省が提案しているSIMロック解除があると思われるにょ。
本来であれば端末の2年縛りがあるのだからホワイトプランの縛り付ける必要性なんて
ないからね。(端末の2年縛りも新規即解をするユーザーの負担を長期ユーザーが補うと
いう理不尽さを無くし端末に必要な代金はそのユーザーから回収するというのが目的)
適正な端末代金を各ユーザーが支払うことで基本料金を抑えることが可能になって登場
したのがホワイトプランにょ。
それなのに縛りを付けるというのはSIMロック解除によって端末代金を支払ってすぐに
キャリアを去ってしまうユーザーの増加を懸念しているのかもしれないにょ。
端末2年縛りに加えて契約2年縛りがあると上記のように事実上の4年縛りになるからね。
その間に新しい端末を買えば再びそのキャリアに止まる可能性が高くなるにょ。
さすがに4年間新しい端末を買わないという人の方が少ないだろうからね。
SIMロック解除はユーザーに端末とキャリアの両方の選択の余地が与えられるという
メリットは確かにあるもののキャリアにとってはユーザーを逃がさないように今回の
ソフトバンクの改悪のように縛りをさらに厳しくするという可能性が高いにょ。
もっとも縛りは強いけどより魅力的(安価)なオプションというのであればそれは
それで長期ユーザーにとっては歓迎すべきことだけど今回の新ホワイトプランでは選択の
余地無し、かつ、メリットよりもデメリットの方が大きいから問題となるわけにょ。
せめて、「新Wホワイト」ということで現行のWホワイト(ホワイトプラン980円+W
ホワイトオプション980円の合計1960円)が2年縛りで980円になるというのであれば
ユーザーにとっても魅力的になっただろうけどね。
解約金の金額の高さ(基本料金の10倍以上)というのを考えると10ヶ月(初年度は12ヶ月)
払ったら2ヶ月無料ではなく2ヶ月払ったら10ヶ月無料でないとバランスがとても取れない
と思うにょ。
そこまでするのはどう考えても無理だろうし、基本料金とのバランスが取れるくらい
解約金を安く(例えば1000円とか2000円くらいに)したら縛りも弱まってしまうので縛る
意味が無くなるので難しいところにょ。
総務省はキャリアに対してSIMロックを解除するように求めていたのだけどSIMロック解除は
4月28日の発表で義務化ではなくキャリアによる選択制に決まったにょ。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/28/news029.html
4月10日に書いたように現状の端末ではSIMロック解除によってユーザーにメリットがある
とは言い難いので「ロックがかかっている(=制限がかかっている)からそれがなくなる
というのは良いことだ」とは単純には言えないにょ。
同じ周波数帯を利用しているドコモとソフトバンクであれば互いの端末が使えるという
メリットがあるとはいえ、キャリア独自サービスを受けることができなくなってしまう
というデメリットがあるにょ。(将来的には両対応端末もできるだろうけど割り高になる
と思われる)
しかし、スマートフォンでは元々キャリア独自サービスは重視されていないためにSIM
ロック解除によってキャリア間の移行は問題なくなるにょ。
同じ端末でソフトバンクとドコモで同じように使えるのならばインフラ面でドコモを選択
するというユーザーが大勢いると思われ230万台のヒットとなりソフトバンクの純増数に
大きな貢献をしたiPhoneユーザーもドコモへと流れる可能性があるにょ。
しかし、上記のように4月28日にSIMロック解除はキャリア選択制となったのでその心配は
要らなくなったにょ。
今回(4月27日から)のホワイトプランの改悪がこのSIMロック解除に関係しているとすれば
それは勇み足だったと言わざるを得ないにょ。
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