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おちゃめくらぶ掲示板

213御茶目菜子:2010/04/30(金) 12:50:58
新型VAIO P・・・?それともiPad対抗PCか・・・?
「VAIO New Ultra Mobile」のティザー広告開始
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100428_364465.html
新型VAIOの登場が予告されているけどUltra MobileということからするとVAIO Pの後継
機種と思われるにょ。
VAIO Pは昨年1月に登場し各所で話題になったにょ。
やはりインパクトが大きいのはポケットに入れて歩くというCMにょ。
実際はポケットに入れるというのはかなり無謀なサイズなんだけどね(笑)
私の「ポケットサイズPC」の定義だと奥行き+厚さが14cm以内となり、VAIO Pはそれを
ギリギリ満たせるのでポケットに入るサイズというのは間違いではないけどポケットに
入れた場合はみ出す量が多すぎるということでポケットサイズとは言い難い面もあるにょ。

また、8インチながら1600x768という超ワイドな高解像度液晶もインパクトがあったにょ。
ドットピッチこそ5.6インチWXGAのLOOX Uの方が細かいけどWXGAオーバーというのは
液晶サイズ10インチ以下のPCではかつて無かっただけにインパクトも大きいにょ。
このようにVAIO Pはインパクトこそあったけど中身は普通だったにょ。
普通というのはVAIOとしては普通ということにょ。

かつてのC1シリーズのように必要十分なキーボードサイズを備えて限界までコンパクトな
VAIO Pはメールやブログの更新などでテキスト入力を頻繁に行うユーザーにはかなり
有用だと思うけどいくら小さくても立って使うことが考慮されたデバイスではないため
私がリナザウ後継機種選びとしてVAIO Pを候補には入れたけど選考落ちとなったにょ。
それでVAIO Pの発表後にVAIO UXの中古を買ったにょ。
もしもVAIO Pが立った状態でも使えるようなものであったならばVAIO Pを買っていたかも
しれないにょ。

個人的には自分の用途を満たせるかどうかの基準としてモバイルランクに照らし合わせて
VAIO Pは購入に至らなかったのだけど一般的に考えるといくら1kgで長時間駆動する
モバイルノートであっても「1kg」という重さの時点で持ち歩くのを躊躇ってしまう
だろうし、サイズもB5になると「使わないかもしれないけど持ち歩こう」という人は
かなり減ると思うにょ。
そういう意味では十分実用レベルのキーピッチを確保しなが一般的なモバイルノートでは
実現できないサイズ、重量のVAIO Pは「PCを持ち歩く」という層を増やすのに貢献した
のではないかと思うにょ。
もっともいくら小型・軽量であってもそれはモバイルノートと比較した場合だし、上記の
ように立って使うことを考慮されたようなPCではないのであくまで喫茶店や公園のベンチ
など座って使う機会がある人専用だけどね。

この新型VAIO(新型VAIO P?)で気になるのはサイズ、重量とプラットフォームにょ。
VAIO P対抗として富士通はLOOX Uをデザインをクラムシェル型に一新して、VAIO Pより
一回り小型で軽量でマルチタッチ対応の液晶を搭載したからね。
この新型VAIOはその富士通の動きを見て発表(といっても新型LOOX Uの正式発表後から
開発を開始したのではこの時期には出せないのでいくつか考えた試作品の中からベスト
と思われるものを発表すると思う)ということで期待は高まるにょ。

VAIO Pはタッチパネルでないことが一部ユーザーに残念がられたけど私はクラムシェル
型ではタッチパネルはそれほど操作しやすいとはいえない(片手でホールディングしにくい
上にペンで力を加えたら液晶が動いてしまう)ということでタッチパネルを重視するなら
LOOX Uも旧タイプのようなコンバーチブルの方が良かったにょ。
まぁせっかく7でタッチパネルに対応したのだからメインとして使えるレベルではなくても
マルチタッチ対応にした方がユーザーへの訴求力が高まると思うから搭載するような
気がするけどね。

サイズ面はPはある意味限界だったのであれより小さくするということは確実にタイプ
しやすさは減少してしまうにょ。
小さいPCとして割り切って使用するならばいくらでもタイピングできるけどその分
ユーザーも選んでしまうにょ。
8.9インチEee PCのような小型なネットブックが市場からほぼ消滅したのもそれが原因
だろうからね。(VAIO Pはフットプリントはこそ小さいけど10インチクラスのネット
ブックと同程度のキーピッチとなっている)
そういう意味ではPはあれで完成されているため筐体形状を大きく変えにくいにょ。
これはLet'snote Rシリーズでもいえ、10インチクラスの液晶と円形タッチパッドを
搭載した場合あのサイズが限界だからね。
したがって、Rシリーズでワイド液晶を搭載するというのは単純に筐体サイズアップだけ
となってしまうためある意味ワイド化は鬼門といえるにょ。

とはいえ、個人的にはUシリーズの復活も期待したいところなんだけどね。
PMやBXといった小型のPCは昔だったらソニーが積極的に行うようなジャンルだったと
思うんだけどね。
しかし、あそこまで小型化すると一般人相手だとスマートフォンと明確な差別化をする
のが難しいためにどうしてもユーザーを選んでしまうという問題があるにょ。
mbook系(PM、BX)のような小型なPCは一定の需要があるけどネットブックのように
無難に(普通に)使えるようなものではないためにパイ自体が大きくないにょ。
それは、過去のUシリーズでソニー自身が一番実感していると思うにょ。

そうなると案外Slate PCだったりして・・・。
iPadは非常に人気が高いためアップル社をライバル視(?)しているソニーは無視が
できないだろうからね。
10インチ程度(もしかすると7〜8インチ)の液晶を搭載したピュアタブレットPCと
いう可能性は十分にあるにょ。
可能性から言えば、1位VAIO Pの後継、2位Slate PC、そして大きく離されて3位がポケット
サイズPCといったところか・・・。

すでにPの新モデルらしきものの情報があるのでこれとは別に用意しているのなければ
無難に考えれば新型VAIO Pとなるにょ。
http://japanese.engadget.com/2010/04/01/vaio-p-fcc/
オレンジ色のクリップ状のマークが何を意味しているのかを考えると答えが見つかりそう
だけど「クリップ=薄型(Slate PC)」という発想ではなくクリップ状に見えるあの
マークは3つに折りたたんで使えるというのを意味しているのかもしれないにょ(笑)
使いやすいかどうかは別にしてそれならばかなり斬新にょ。
これも無難に考えれば閉じたときの新型VAIO Pを横から見た形だろうけどね(つまり
筐体形状はかなり丸みを帯びてるということか?)
ただのVAIO Pの新モデルでティザー広告を行うということは考えにくいので新しい
何かを用意しているだろうけどね。

次はプラットフォーム(CPUやチップセット)について考えてみるにょ。
現在の小型のPC(UMPC)はすべてMenlowプラットフォーム(Atom Z+US15W)なのだけど
これはそれ以外に選択の余地がないからにょ。
次世代となるOak Trailは今年の後半の登場(当初「半ば」とアナウンスされたのが
「後半」となったので7月に登場というのは考えにくい)となっておりまだ当分先になる
と思われるにょ。(今回は現行プラットフォームで登場し、半年後のモデルチェンジで
新プラットフォームになるという可能性が最も高そう)
Baniasコアのセレロンはセレロン600AMHzとして正式発表前にVAIO U101に搭載された
という過去の実績があるもののそれはすでにPenMが発表された後であり新プラット
フォームではないにょ。

数ヶ月後に正式発表予定のプラットフォームを採用されるとはさすがに考えにくいので
可能性があるとしたらせいぜい未発表のクロックのCPUくらいにょ。
現在のAtom Zは2GHzのZ550が最高だけど未発表のZ560(2.13GHz?)が搭載されるという
のであれば十分に可能性はあるにょ。
本来であれば2GHzで打ち切りの予定だったけどそれよりも高いクロックのものが登場する
ということが示唆されたからね。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20100217_349391.html

Atom Z550で出てから早1年・・・。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090408_110547.html
その間Atom Zは全く進化してなかったから高クロック化を待望の人は多いと思うにょ。
GMA500はAeroを十分に動かすだけの性能がないためAeroを切って使うのが基本となる
けれとそれはCPU負荷増大を招き少しでも高速なCPUを使わないとWin7は快適には動作
しないにょ。
特にAtomはシングルスレッド性能が低いからね。
XPを動作させるならばAtom 1.6GHzでも十分な性能があるけど7を動作させるならば少し
でも高クロックなものが望ましいにょ。

とはいえ、クロックを上げるということは消費電力、TDPアップに繋がるにょ。
TDPが同じでも消費電力は同じではないので設定されたTDPに余裕があればクロックを
どんどん上げることが可能になるけどそうでなければクロックを上げにくいにょ。
恐らくZ550でTDPの2.4Wギリギリの消費電力になっているためにそれ以上のものが登場
しなかったのだと思われるにょ。
したがって、ステッピング変更などで消費電力の低減がなされないと登場が難しかったの
だと思われるにょ。

あともう1つの可能性はPineTrail採用にょ。
PineView(Atom N450/N470)ではCPUにチップセットを搭載することで最も大きかった
チップセットが別途必要では無くなったため小型化が可能になったからね。
とはいえ、ネットブックでは上記のように小型化どころかULCPCの規定上限までの
大型化が進んでおりPineViewは駆動時間増加程度しか恩恵がない状態にょ。
しかし、このチップのパッケージサイズの小型化の効果によってVAIOにPineViewを搭載
するということも十分可能になってくるにょ。

しかし、それには2つの点で問題があるにょ。
(1)TDPの問題
(2)動画再生問題

(1)は昨年12月23日にも書いたことなのだけどPineTrailがプラットフォーム全体で大きく
TDPが小さくなった(Atom N470+NM10でTDP8W)とはいえそれはAtom N+945GSE+ICH7M
(合計TDP11.8W)が高かったというだけの話にょ。
Atom Z550+US15Wの合計TDPは4.7WでPineTrailのTDPである8Wの方がプラットフォーム全体
では3.3Wも高くなるにょ。
VAIO PはファンレスであるためAtom Z+US15Wでさえギリギリだったわけなのでそれよりも
TDPが大きくなってしまえばファンレスでは冷却は無理にょ。
もっともファンを付ければ問題ないけど薄型化をするのに非常にコストがかかってしまう
という問題が出てくるにょ。

しかし、Atom Z+US15Wで7を動作させる場合問題となっていたAeroを動作させられる
性能がないということやPATA(ATA100)しか対応していない点はPineTrailを採用に
よって克服可能というメリットがあるにょ。
CPUこそAtom N470(1.86GHz)はAtom Z550(2GHz)より低速だけど上記の理由でシステム
全体としては確実に上回るからね。
それくらいUS15Wは低TDPというのを除けば魅力はないにょ。(あと後述の動画再生支援
機能搭載というメリットはあるけど)

(2)の動画再生に関して考えてみるにょ。
VAIO PはUS15W内蔵のGMA500の動画再生支援機能をフルに使い高ビットレートのH.264、
フルHDの動画でさえ再生が可能になるにょ。
4月26日、27日に書いたようにCoreSolo1.2GHzでもH.264、フルHDの動画はほぼコマ落ち
無しで再生が可能になったとはいえ、これは低ビットレートのものに限られるし、H.264
以外はそこまで大きく改善はされないにょ。(低ビットレートであれば他のコーデック
であってもフルHDは再生のものが再生は可能だけど)

その点、VAIO PではCoreSolo1.2GHzより大きく劣るAtom Z520(1.33GHz)でさえ高ビット
レートのフルHD動画が再生可能になるにょ。(ただし、再生支援の働かないDivXに
関しては720pでもコマ落ちしまくる)
そうなるとOSがWin7の場合同じCPUではXPよりも動画再生性能が劣るため再生支援機能が
ないPineTrailではVAIO Pのウリの1つを無くしてしまうことになるにょ。(XP搭載の
ネットブックよりも動画再生性能が落ちてしまう)
6月に登場が予想されているネットブック用のデュアルコアAtomを採用するという方法も
あるけどクロックが下がったデュアルコアAtomではAVCHDの再生なんて不可能にょ。

そうなると考えられるのはIONを搭載するということにょ。
これならばウリとしてはかなり大きくなるけどただでさえ厳しかった発熱問題がさらに
大きくなるという問題があるにょ。
TDPでいえばセレロンSU2300+GS45とあまり変わらないレベルに達してしまうため
IONではなくCULVという可能性さえ出てきてしまうにょ。
VAIO UXにCoreSoloを入れたとはいえ、さすがにVAIO PサイズのCULVノートは無理と
思われるにょ。
無難なところでPineTrail+再生支援チップというくらいか。
これならばファンを付ければ十分可能になるにょ。

そういうことで、この新型VAIOの私の予想は、筐体はVAIO Pと同レベルのサイズ(奥行きは
維持だけど横幅は1cmくらい短くなる)でCPUは未発表のAtom Z560を採用、マルチタッチ
対応の液晶という無難なものにょ。
あとは重量はVAIO Pと同レベルを維持してバッテリ駆動時間を2〜3割伸ばすという
くらいか・・・。(公称5時間、実駆動3時間弱を達成?)
大穴は上記のようにPineTrail+再生支援チップ搭載にょ。
IONやCULVはVAIO Pのサイズを維持する限りは至難の業なのでさすがに無理にょ。
とはいえVAIO PサイズでIONだったらちょっとそそられるものがあるにょ。
私はちっちゃくて高性能なものに目がないからね(笑)




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