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おちゃめくらぶ掲示板

21御茶目菜子:2009/10/06(火) 13:57:40
私がモバイルノートに求めるもの
まずは私のモバイルノート歴だけど長年ザウルスをメインモバイルとして使っていた
ためにノートPCを持ち歩くという行為をし始めてからはまだそんなに年数は経って
ないにょ。
FMV6300MC→Let'snote R2→Let'snote R3→Let'snote R5という変遷の私のモバイル
ノート歴だけどFMVを買った時にはメインモバイル端末がザウルスだったためにその
ザウルスでできないことをするため(Web閲覧やMS-Officeなどの使用)というのが
購入の最大目的だったにょ。
どれほどの頻度で使用するのかは分からなかったので予算は少なめで、しかも最低でも
Win98がまともに動作し、できればWin2Kが動作するレベル(最大メモリ128MB超)で
小さいことが前提になっていたにょ。
当時はまだどの程度使うのかということが明確ではなかったので筐体サイズは厳密に
考えていなかったのだけど持ち歩くならば必要なスペックを満たしていれば小さい方が
良いという認識で、あとはバッテリ駆動時間が長ければ良いという感じだったにょ。
ザウルスMI-E1で公称で最大10時間駆動ながら動画再生時は45分しか動作しないという
ものを経験しているためにバッテリにおける実駆動時間が短い端末というのは使えない
というのは分かっていたからね。

このFMVは中古で購入時輝度を最大でも連続Web閲覧2時間半、後にバッテリを新品に
交換したら連続Web閲覧で4時間半使えたにょ。
これはLet'snote R3に近いレベルにょ。
ただ、R3は輝度最大では5時間程度だけど輝度を落とすことで6〜7時間使用できたのに
対してこのFMVは輝度が2段階であるために駆動時間を伸ばせなかったにょ。
それでも、当時のPCとしてはこの駆動時間は十分に長くメモリは最大160MBでセレロン
300MHzの高性能CPUということでチャンドラを買うよりは私の目的には合っていたと
思っているにょ。(Let'snote CF-M32も候補だったけど160MB仕様のものは高価で手が
出せなかった)

しかし、使ってみると要求はどんどん高まるものでやっぱりSVGAでは狭いなということで
FMVが壊れたのをきっかけに安く売られていたLet'snoteを購入したにょ。(中古だけど)
買ったのはLet'snoteはセレロン366MHzのCF-S51だけど標準のバッテリは
FMVが6セルなのに対してS51は3セルということで全然バッテリが持たない(中古である
ために若干バッテリがへたっているとはいえ1時間程度しか使えない)、ファンが
結構うるさい、そして11.3インチ液晶搭載ということで本体が大きくなり、バスの中で
使用すると前の座席に当たってしまい、液晶を十分開くことができないなどの問題点も
発生してしまったにょ。
XGAというアドバンテージがあったもののこれでは不便さが大きいために結局FMVを
自前で修理するということにしたにょ。

壊れるために自前で修理してきたのだけどそれも続いてしまうと嫌になるにょ。
中古で購入ということでパーツがへたっているとはいえ、3回も壊れたからね。
1〜2万円で購入した中古PCをメーカー修理に出すのは馬鹿らしいということで部品取り用
として安く購入した同機とニコイチで復活させていったのだけど結局は上半分も下半分も
交換したために最初に買ったものはすでに跡形もない状態にょ。(末期の頃は本体が
5000円で入手可能だったから修理に出すより遙かに安上がりだった)
やっぱり、モバイルPCはファンレスの方が良い(今は静かであればファン付きも悪くは
ないと思っているけどファンの音の大きさは事前に分からないのがネック)し、丈夫
なのに限るということでやはり目を付けたのがLet'snoteにょ。
11.3インチのS51でも大きすぎるということが分かったので眼中にあったのは10.4インチ
液晶のRシリーズにょ。
公称9時間という当時1kg以下のノートで世界最長駆動時間を誇っていたR3が欲しかった
けれど中古でも10万円オーバーというのは予算的に無理なのでR2で妥協したにょ。
予算が少なかったのでR1にすべきかと思っていたけどやはりWinXPを使うならばR1の
後期モデルでも最大384MBでは少々心許なかったしね。

すでにRADEON X700を搭載したPenMノートを持っていたためにPenMの高性能ぶりは
分かっていたけどR2のPenM1GHzはモバイルPCとしては十分すぎる性能と思ったにょ。
何せ当時自宅用のネット専用ノートはPen3 800MHzだったからそれよりも上回って
しまったくらいだしね。
そのR2だけど従来通りサスペンドで運用していたらカバンに入れている状態で休止に
突入できず熱でやられてしまったにょ。
気づいた時には手遅れで筐体がすごく熱くなっていたにょ。
数時間放置していた冷えたら起動したもののブルー画面が頻発するようになって
しまい耐えられなくなってしまったにょ。
マザーボードの修理になるためメーカー修理だと5万円は覚悟しないといけないし
部品取り用で安価なものをといっても上記のFMVのように5000円では入手不可能である
ために結局1年も経たないうちにR3に買い換えたにょ。

R3に変えてからはすこぶる好調とはいえ、しばらく怖くてサスペンド運用はできなく
なってしまったにょ。(今は普通にサスペンドのみの運用で基本的に休止は全く使って
いない)
そういうことで、今年の6月にまだ問題なく動作するR3からR5へと買い換えのだけど
ネットブックが新品で3万円から購入可能な今となっては安くなったとはいえ4.7万円で
中古のR5を買うというのは若干の抵抗はあったにょ。
R3の不満点は昨年の10月30日にも書いたように主に最大メモリが768MBという点だから
R5で1.5GBになったためその弱点は補強できるけど問題はそれだけのために5万円近い
投資は微妙に感じていたにょ。
壊れて買い換えるのであればやむを得ないけどまだ十分動作するわけだしね。
しかし、ネットブックでは弱点が補強される代わりに別の弱点が出来てしまうために
安くても要求を満たせなければ意味がないからね。

昨年の10月30日にR3を評価した際にも用いた下記の観点から私がモバイルノートに求める
ものを考えてみるにょ。

(1)筐体サイズ、重量・・・B5用紙サイズ以下必須、1kg以下(1.2kg程度までは許容)
(2)CPU性能・・・PenM1GHz、Atom1.6GHz以上必須
(3)GPU性能・・・945GMS、945GSE以上
(4)メモリ・・・1GB以上(WinXPの場合)必須、1.5GB以上(Win7の場合)
(5)液晶・・・XGA以上必須、ドットピッチは120〜130ppiが望ましい
(6)バッテリ駆動時間・・・実駆動3時間必須、サスペンドで1週間以上保持が望ましい
(7)キーボード・・・タッチタイピングが可能ならばOK、ただし変態配列は極力避けたい
(8)ポインティングデバイス・・・使いやすいものであればOK
(9)ストレージ・・・XPならば60GB以上(30GB以上必須)、できるだけ高速なものが望ましい
(10)拡張性・・・USBは2つ以上必須、PCカードスロットなどはあるに越したことはない
(11)静音性・・・ファンレスもしくは静音ファン必須
(12)デザイン・・・これは主観だけどLet'snoteならばR3〜R5の筐体が好み

(1)の筐体サイズは一般的なB5ノートであった11.3インチ液晶搭載のLet'snote CF-S51が
モバイルするには大きすぎたということで奥行きは18cm程度が限界、幅は22〜23cmが
ベストだけど25cmくらいならば膝の上に置いても筐体が邪魔になることは
ないのでそれが限界となるにょ。(要はジャストB5用紙サイズ以下のサイズ)
重さは1kgには拘らない(といっても1.2kgまでには抑えたい)けど軽ければ軽い方が
いいにょ。

(2)、(3)のCPU、GPU性能は普通にWinXPやWin7が動作するレベルであれば問題ないにょ。
WinXPであればPenM600MHzでも十分快適に動作するけど最近のアプリは重くなっているし
Win7を視野に入れるのならばPenM1GHzは最低ラインだからね。
その際はAeroの動作最低ラインであるGMA950は最低限欲しいところにょ。
また、モバイルだけでなく自宅のサブPCとして使うためYouTubeなどの動画サイトも
普通に見れるスペックとなるとPenM1GHzは今となっては最低ラインとなるにょ。
4月20日にも書いたようにYouTubeでもHDならばPenM2GHzくらい欲しくなるけど8月11日に
書いたようにR5のCoreSolo1.2GHzならばそれほどコマ落ちせずに再生できるためサブ
PCとしては十分なレベルに達しているにょ。

(4)のメモリに関してはR3の768MBでも不満がある(気を付けないとメモリ使用量が1GBを
越えていることがあるため)ということで1GB以上は欲しいところだけどオンボード
オンリーとかR3のようにMicroDIMMのDDRメモリを使用するもので無ければPenM世代
以降のモバイルノートやネットブックはすべて1GB超にできるためにこれに関しては
(2)を満たせば同時に満たされるにょ。
Win7を使うのならばXP+0.5GBは欲しいところだから1.5GBは最低限欲しいけどね。

(5)の液晶に関しては最近のオフィスソフトを使うならばXGAは必須だけど問題となるのは
ドットピッチにょ。
7月15日に書いたように150ppi以上に達すると(個人差があるものの)常用するのが
厳しくなるからね。
ネットブックで増えつつある10.1インチWXGAだけどWVGAがあっという間にWSVGAへと
置き換わった(解像度が高い方が使いやすいため)のと違いこちらは解像度が高く
なった分だけ使いやすくなったとは言い難いため置き換えはないと思うにょ。(コスト
面の問題もあるしね)
(1)の筐体サイズの制約から10インチクラスが限界であるためにドットピッチを考慮
すれば10.4インチXGA(123ppi)のLet'snote Rシリーズは私にとってベストとなると
いうことにょ。
視野角や色再現性に関しては普通に使って問題がないレベルならば私は気にしないにょ。
視野角を気にする人はLet'snoteは向いてないからね。
液晶は自宅など固定場所で使うものでないためにノングレア液晶が望ましいにょ。

(6)のバッテリ駆動時間は私は普段は1日当たりバッテリでは1時間程度の使用だし外出
先で使う場合もせいぜい3時間程度だから実駆動で3時間動作すれば問題ないにょ。
実駆動3時間を確保するにはJEITA測定値だと5時間程度は欲しいけどね。
また、バッテリは使用していたら徐々に劣化するので2年で半減するとすれば新品時には
その2倍(つまり実駆動6時間)あるのが望ましいにょ。
バッテリは高価だからそんなに頻繁に購入できないしね。
また、最近私が気にしているのはサスペンド時の保持時間にょ。
私が過去に買ったモバイルノートはその保持時間が長いものばかりだったということで
これが普通と思っていたら中にはサスペンドだと1〜2日しか持たないものもたないものも
あるみたいだからね。(D4のようにお漏らしが多く、かつバッテリ容量が小さいもの
だと数時間しか持たない機種もある)
9月2日にはサスペンドの保持時間で大きく運用方法が変わってしまうということを書いた
わけだけどR5ならばサスペンドで放置しても10日以上持つために毎日1時間使用した場合
3日に1回の充電をすれば問題ないにょ。

(7)のキーボードだけど私はそこまで高いレベルは要求しないにょ。
NetWalkerのようにタイプしたらキートップがグラグラするというのは論外だけどそうで
なければパンタグラフでないから不可とかそういうのはないため大抵のキーボードは
問題なく打てるにょ。
気になるのはキーピッチにょ。
これも縦横14mmあれば何とかなるためポケットサイズのPCで無ければキーピッチが問題に
なることはあまりないにょ。(17mmくらいあれば打ちやすいけど)
ただ、2005年5月1日に書いたようにキーピッチというのはキートップ同士の間隔が
重要なので単純にキーの大きさでは決まらないにょ。
むしろ幅が狭い場合はセパレート式(ポケコンのキーとキーの間を開ける)によって
実質キーピッチを大きくした方が良いからね。
あと、Let'snoteの場合は奥行きを無理しているために横長の長方形のキートップと
なっているけどこの点はあまり良いとはいえないにょ。(慣れでカバーは可能だけど
慣れないと縦横比が異なるとミスタイプが多くなってしまう)

(8)のポインティングデバイスは筐体サイズに制約のあるモバイルノートではスティック
タイプの優位性は大きいけど9月29日に書いたように慣れが大きくなるから万人向けの
PCにおいてはあまり採用されないにょ。
実際はそれだけの問題ではなくタッチパッドの方が薄型化できる、コストが安い、
メインテナンスフリーというメリットがあるからタッチパッドが多く採用されていると
思われるにょ。
Let'snoteの円形のタッチパッドは9月30日に書いたように小さくても使いやすいもの
となっているにょ。(サイズや形状の関係で最初はとまどうだろうけどね)
確かに大きい方が使いやすいけど実際主に使う部分は中央付近に限られるから大きさが
問題になることは少ない(Let'snoteの小さなパッドでも画面の端から端まで1回の
スライドでカーソルを動かせる)わけだし、大きいとタイピングをしていて不用意に
触れてしまうことがあるため実用レベルの性能を維持したまま小さいパッドというのは
非常に合理的となるにょ。(円形だとスクロールもしやすいしね)

(9)のストレージに関しては大きければ大きい方が良いにょ。
CPUと違ってHDDは最新のものの方が消費電力も小さくなっているし、容量ではなく
プラッタ枚数の方が消費電力低減には有効だからね。(80GBを実現するには40GBx2
よりも80GBx1の方が消費電力低減になるため容量が大きければ消費電力が大きいという
わけではない)
最低限どれだけの容量が必要かとなると個人差があるだろうけどWinXPでWeb閲覧メイン
であれば16GB、普通にアプリを使いたいならば30GBが私は最低ラインに感じるにょ。
Win7を視野に入れるならば最低60GB欲しいところにょ。
容量よりも速度が重要で1.8インチHDDでは2.5インチHDDと比べて明らかに体感速度で
劣り、同じCoreSolo1.2GHzのR5とUXを比べてもその体感速度の違いは歴然にょ。
最近のSATAのHDDは非常に高速であるために旧世代のモバイルノートからネットブックへ
買い換えた場合快適に感じることがあるくらいにょ。(ULV PenMからAtom N270へと
乗り換えるならばCPU性能は同等以下であるために処理速度が速くなっているわけでは
ないのでHDDの速度の影響がいかに大きいかが分かる)
また、モバイルノートということで持ち運ぶ機会が多いノートPCは振動で壊れることが
ないSSDが非常に有用にょ。(もちろん速度面や省電力面のメリットも大きいけど)

(10)の拡張性は今更PCカードスロットが必要かどうかは疑問だけど有ればあるに越した
ことはないし、将来的にUSB3.0カードを挿したり可能なExpressCardスロットがあると
いうのはアドバンテージにはなるにょ。
無くても最近はUSB2.0で大抵のことは間に合ってしまうので大きな問題はないけどね。
だからUSB2.0ポートは最低2つは欲しいにょ。(1つは通信用、1つはストレージ用)
まぁUMPCなら1つのみという機種はあるけどモバイルノートならば最低2つは必ずある
から問題ないけどね。(10インチ以上のノートPCで1つしかないのはMacBook Airくらい)

(11)の静音性はモバイルマシンだからこそ私が重視しているものにょ。
2005年9月5日に書いたようにスピーカーから出る音はいくらでも防げるけどファンの音
というのはユーザーの手によって防げないからね。(PCの設定でファン停止モードがある
機種を除く)
しかも、その音というのがどの程度気になる音かは主観が大きいため他人の評価は当てに
ならない上に店頭でも判断ができないから厄介にょ。
買ってみたけど思った以上にファンの音が多かったら静かな場所で使うのは躊躇われて
しまうにょ。
10月3日に書いたように使用するための敷居(周りを気にすること)が高くなって
しまえば持ち歩く機会も減ってしまいかねないからね。
それに昨年11月24日にも書いたように私の経験上ファンはノートPCの中で一番壊れやすい
パーツであり、なおかつ部品の入手が難しいため自前で修理も簡単ではないという
問題があるにょ。

(12)のデザインは持ち出して他人の前で使う機会が多いモバイルノートだけに気になる
部分だけど100%主観であるためにどんなものが良いかは省略するにょ。
あと上記には挙げられてないけど最も重要な項目は価格で私は予算の都合で5万円までの
ものでないと厳しいにょ。

このようにモバイルノートは自宅据え置きのPCのように価格と性能だけを天秤にかける
というわけにはいかずさまざまな要素が絡んでくるにょ。
小さい方が持ち歩きやすいけど小さいと使いにくいという問題もあるわけだしね。
だから、誰にとってもベストなPCというのは存在せず自分にとってベストなPCを見つける
ことが重要になるにょ。
この辺は一昨日に書いたBASICにおけるIF文と同じような感じにょ。
これらは個人の使い方などが大きく絡んでしまうための他人が求めているものと異なる
のは当然で各観点ににおいてそれぞれ必須ライン(絶対必要)、妥協ライン(必要だけど
場合によっては多少足りなくても可)、推奨ライン(できればこれくらい必要)などを
考えておくと選びやすいにょ。
そうやって、ぜひ自分に合った1台を見つけて欲しいにょ。
私にとっては現状ではR5が限りなくベストに近いけどこれも各観点の求めるものが
変化すればR5がベストではなくなる可能性もあるから常に変わらないものというわけ
ではないにょ。
特にCPUやメモリは現状ではCoreSolo1.2GHz、メモリ1.5GBで不満はないけど数年後には
不満が出るのは必至だからね。




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