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おちゃめくらぶ掲示板

2091御茶目菜子:2014/06/16(月) 00:38:23
レスにょ
天郷思音さんへ
>「ISO感度が低いとノイズが少なくなります。」とのことで400にしたら3Mでそれなりに満足の画質になった。ただ今度はブレ注意になる。

ISO感度を高くすればシャッター速度を速くできるためブレ抑止に繋がるにょ。
手ぶれを抑えるためには一般的には「焦点距離分の1秒」がボーダーラインとされていて
VG-180の換算26mmの広角端で撮影した際には1/30程度がボーダーとなるにょ。
もちろん、これはちゃんとぶれにくいように持って撮影した場合の話で片手で持って液晶
画面を見ながらシャッターを押すという写メなどではよくある使い方をするとそのボーダー
よりずっと速いシャッター速度が必要になるにょ。

ただし、ISO感度を高くするとその分ノイズが多くなり画質が悪くなるにょ。
簡単に理由を説明するとシャッター速度が速くできるということはそのそのセンサー全体に
当たる合計の光量が減るためにょ。
それを考えれば普及クラスのコンデジに使われている1/2.3インチセンサーよりも13〜30倍
大きなセンサーを搭載しているデジタル一眼レフはそのセンサー面積にほぼ比例した性能を
得ることが可能になるにょ。
F値が同じ場合はコンデジでISO100とフルサイズセンサー搭載のデジタル一眼のISO3200が
大体同じくらいの光量になるにょ。

つまり、センサーサイズが大きい機種を買えば高感度でもあまりノイズを気にせず撮影する
ことが可能になるというわけにょ。
とはいえ、普及クラスのコンデジは大抵が1/2.3インチセンサーが採用されていてそれより
大きなものは高級コンデジにしか搭載されてないにょ。
高級コンデジでよく使われている1/1.7インチセンサーは約1.5倍の面積しかないためセンサー
性能にそれほど大きな違いはないにょ。(最近増えている1インチ搭載の機種ならば普及
クラスのコンデジの4倍の面積になる)
普及クラスのコンデジはセンサーサイズが小さいけどその代わりコストが抑えられて小型
軽量化が可能になるというメリットがあるにょ。
コンデジのセンサーが小さいといってもISO100で普通に撮影して画質面で特に問題が発生
することはないけどコンデジの小さなセンサーで少しでも高感度の画質を上げるために生
み出されたのが裏面照射CMOSセンサーにょ。
これはセンサーの受光面にあった配線を逆側に設置することで受光面のロスを下げる(要
するに開口率を上げる)ことができ概ね2倍の性能アップになっているにょ。

ISO感度を変えずに手ぶれを軽減するために搭載されたのが手ぶれ補正機能にょ。
光学式手ぶれ補正機能は加速度センサーによってぶれの量や向きを検知してレンズや受光
センサーを動かすことでぶれを相殺する仕組みにょ。
機種によって差はあるけど概ね2〜3段(4〜8倍)の効果が見込めるにょ。
あとシャッター速度を速くするためにはレンズのF値を小さくすればいいにょ。
といっても、これはレンズ一体型のコンデジの場合はF値の小さな明るいレンズを搭載した
機種を買うしかないにょ。
F値が半分ならば4倍の効果が見込めるにょ。
つまり、コンデジの小さなセンサーといっても裏面照射CMOSセンサー、光学式手ぶれ補正
機能、明るいレンズによってシャッター速度を上げることができない室内などでも画質の
劣化を最小限に抑えたまま手ぶれを抑えることができるにょ。
といっても、手ぶれを抑えるのが最大目的ならば三脚を使うのが一番確実だし、暗い場所
ならばフラッシュを使えばいいにょ(笑)

>調子に乗って写真上げちゃった

3Mのサイズならば普通に使える画質は確保できているにょ。
3MあればWeb上で使うには十分だし、ハガキサイズならば300dpiの高精細印刷も可能にょ。
A4サイズになるとさすがにやや不足に思える(300dpiで印刷するには900万画素必要)けど
A4プリントをしたものを細部をじっくり鑑賞するということはほぼないので問題ないにょ。
壁にかけて5、60cmくらいの距離から見れば300万画素であっても900万画素であっても
変わらないからね。

その中で1枚だけ望遠レンズで撮ったためか盛大に失敗している写真があるけどこれは
手ぶれ、ピンぼけ、高感度、回折ぼけが重なったためだと思うにょ。
exifを見る限りでは1/200秒で撮影されているけどVG-180の望遠端は換算130mmなので本来
ならばちゃんと構えていれば手ぶれはほとんど気にしなくてもいいにょ。
といっても、写メのようにコンデジを片手で持って撮影してしまうとこのボーダーは大幅に
変わってくるにょ。
ピンぼけはこの写真を見る限りはピントが合わないような環境下とは考えにくいため恐らく
ピントが合う前にシャッターボタンを押してしまったのではないかと思うにょ。
シャッターボタンを一気に押し込まず、半押ししてピントが合ったのを確認して撮影すると
良いにょ。
ISO800になっているけどデジタル一眼ならばもはや中〜低感度といった感じなのに対して
コンデジではやはり高感度は否めないため日中屋外ならばISO100(100がない場合はその
コンデジで設定できる最低感度)に設定するのがベターにょ。(ISOオートならば暗い場所
では自動的に感度を上げて明るい場所では自動的に感度を下げてくれる)
最後の回折ぼけに関してはこの写真はF18で撮影されているためにょ。
光の回折の影響があるため1/2.3インチセンサーで1600万画素で解像するためには収差のない
理想的なレンズを搭載していてもF2.8より明るいものが求められるにょ。
それと比べて5段半も暗いF値となっているためいくら300万画素であってもまともに解像させる
のは無理にょ。
私の手元のコンデジでそんな暗いF値になる機種はないので何かの間違いかと思ったにょ(笑)


コンデジにおいてISO感度設定の違いによる写りの違いの例として以前デザインに惹かれて
買ったコンデジ「optio I-10」と当時メインに使っていた「TX1」との比較をしてみたにょ。
http://ochameclub.web.fc2.com/test/I-10_room.jpg
4つの写真は300万画素モードで撮影したものを原寸大でトリミングしただけでありそれ以外の
加工は一切していないにょ。
一番上がI-10のISOオートによるもので室内であるためISO800に設定されたけどこの感度だと
画質面でかなり厳しいにょ。
それならば一番低い感度(ISO160)ではどうかというと今度は手ぶれを激しく起こしている
ためISO800よりも酷いことになったにょ。(光学式手ぶれ補正は付いているけど極端に
シャッター速度が遅いと手ぶれ補正も「無いよりはマシ」のレベルでそれほど役に立たない
のとマクロ撮影では一般的な2軸、3軸の手ぶれ補正とは異なる補正を求められるため)
とはいえ、ブレによってコントラスト低下は起きていてぱっと見た感じのイメージは悪いけど
解像そのものはISO800よりは良いかもしれないにょ。
こういった十分なシャッター速度が稼げない室内で撮影する場合にはフラッシュを使えば
問題なく撮影できるにょ。
ある程度近くのもので発光体や光沢のある物を撮影するのでないということが求められるため
何でもかんでもフラッシュを使えば解決できるというわけでもないけどね。
ちなみに当時メインで使っていたコンデジ(TX-1)でフラッシュ無しで手持ち撮影したものを
最後に記しているにょ。
さすがにフラッシュを使ったI-10には画質で劣るけどそれでも蛍光灯の下でノンフラッシュ
手持ち撮影でここまで撮れるというのはコンデジとして考えると素晴らしいと思うにょ。
手持ち夜景モードは連写合成によって高感度でもノイズを軽減することが可能になる撮影
モードで感度自体はISO800となっているので同じISO800で撮影された一番上のものと比較
すれば同じコンデジとは思えないくらいの違いがあることが分かると思うにょ。

>とりあえず動きましたがNortonのスキャンをかけて大丈夫なのかなぁ?
>現在は落ち着いてますが。
>復元直後にやめたほうがいいことは何かあるのかな?

Windowsを最新の状態にしてセキュリティソフトもちゃんと入っているならば通常通り使用して
問題ないと思うにょ。
といっても怪しげなサイトに行っても大丈夫というわけではないけどね。
まぁハッキングによって書き換えられている可能性があるため100%安心できるサイトなんて
ないにょ。




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