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おちゃめくらぶ掲示板

203御茶目菜子:2010/04/21(水) 12:13:58
ネットブックに7を導入する意味はあるのか・・・?
4月18日にはネットブックは約300万台売れているけど外で使っているのを見かけないのは
持ち歩き用ではなくメインPCとして購入する人が多いせいということを書いたのだけど
それと同じようなことをマイクロソフトの人も言っているにょ。
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1004/20/news066.html
2月現在で277万台のネットブックが市場に出回っているとのことだけど私の予想では
約300万台といことでそれが間違いではなかったということで少し安心したにょ(笑)
私はPCにおけるノートPCの販売割合、ノートPCにおけるネットブックの販売割合から
大ざっぱに計算したものだけどもそもこの数大きく違っていたら根本から話にならない
ところだったからね。(プラスマイナス20%程度の誤差はあることを覚悟していたという
ことで250万〜350万の間には収まると思っていたけど)

WinXP搭載PCは一昨年の6月30日で販売終了(在庫販売のみ)となったのだけどネット
ブックではVistaの動作は重いということで特例としてネットブック(ULCPC)に限り
XP Homeの提供が継続されて現在に至っているにょ。
これも7が発売から1年で終了ということで今年の10月でXP搭載のネットブックは販売が
終了してしまうにょ。
XPは発売当初こそ「重い」と酷評だった(快適に使うには当時のハイエンドPCが必要
だった)けどそれはPCのスペックアップとともに克服されたにょ。
ネットブックはXP発売当時のハイエンドデスクトップPC並の性能を持つのでXPならば快適に
動作するにょ。
それにバグが多くNT系の割りには不安定というのも今となっては枯れたOSとなったため
問題ないにょ。
さらに普及している分だけ周辺機器やアプリの対応からも外されることは実質2世代前の
OSとなった現状あってもしばらくは安心というのもあるにょ。(9年前に発売開始のOSを
搭載PCが新製品として店頭に並んでいるというのはWinXPが発売後にWin3.1搭載PCが
新製品として並んでいるくらいのすごいこと)

しかし、このままXPを永続サポートをするのは難しいためにマイクロソフトは7への
アップグレードを推進しているにょ。
確かに7はVistaと比べると全般的に動作が速くなっているためにVistaからの乗り換えで
あれば有用だけどXPからだと微妙にょ。
起動もXPと大差ないし、終了も少し速い程度であり手間とコストをかけて行うべきか
というと微妙にょ。

私の場合は、コールドブートなんて基本的にやらないから起動や終了が多少速くなっても
それは関係ないにょ。
というか、上記リンク記事で7と比較しているXPはシャットダウンに30.96秒もかかって
いるけど私の所持PCではどれも10秒程度で終了するにょ。(ちなみに私のR5は13秒で
終了できた)
一体どの機種を使えばこんなに遅くなるのやら・・・。
まぁPCは使えば使うほど遅くなるからあり得ない数字ってわけでもないけどあまりフェアな
比較とは思えないにょ。
それを言ったら休止ならばメモリ使用量が少ない分だけXPの方が7より有利になってしまう
ことになるにょ。
もっとも、7はVistaと同様にスリープモードがあり、これだと休止よりも圧倒的に
速いにょ。
XPでもスタンバイがあるけどXPのスタンバイは電源が保持されている必要があるからね。
デスクトップPCでは常用はできないにょ。

ノートPCならばスタンバイを常用するのは問題ないけどスタンバイ中のバッテリ消費は
無視ができないレベルだし、うっかりバッテリ残量がゼロになってしまった時のことを
考えると常用してない人も多いことかと思われるにょ。
スタンバイだとどれだけバッテリが持つのかとか、PCのバッテリ残量がどれくらいかを
把握しておかないと常用は難しいからね。(私のR5はフル充電からならスタンバイ状態で
10日以上持つのでスタンバイを常用しても全く問題ないけど一般的なネットブックだと
1〜3日放置でフル充電であってもバッテリが空になってしまう)
スリープでは万一バッテリ残量がゼロになっても休止からの復帰と同じ扱いになるだけ
であるため心配はないにょ。

とはいえ、外出時であれば結局スタンバイと同じくバッテリ残量がゼロになれば使えなく
なってしまうためバッテリ消費のほとんどない休止にしてしまう人も多いと思うけどね。
そう考えると休止とスタンバイを使い分けるのが面倒もしくは難しいという人で無ければ
XPでも全く問題ないといえるにょ。
というか、休止やスタンバイ(スリープ)というものがどのようなものか知らないで
毎回シャットダウンで終了させるという人が大半ではないかと思われるにょ。(だから
「PCは起動が遅い」と思ったり速度比較でコールドブートの時間を重視したりする)
またPCは使い続けることで常駐物が増え、レジストリにゴミが溜まりブートやシャット
ダウンが遅くなっているからそういう意味ではXPと7のどちらを選択するのかではなく
OSをクリーンな状態にするのがベストといえるにょ。(OSのクリーンインストールするか
XP、7を問わず新しいPCに買い換える)

やはり、ネットブックでよく行うであろうことで重い作業といえばYouTubeなどののHD動画
再生だと思うにょ。
Flashは10.1からGPUの再生支援機能に対応したとはいえ、ネットブックに内蔵のGPUで
あるGMA950やGMA3150は再生支援を持ってないためにCPUパワーのみで再生する必要が
あるにょ。
ただ、残念ながらAtom NのCPU性能ではHD動画を再生することはできないにょ。
一旦ダウンロードした後にGOMプレイヤーなどの再生負荷が小さいプレイヤーで再生する
ならばネットブックでも720pまでは再生できるけどWebブラウザ上で再生するならば
Atom換算で2〜2.5GHzに相当する性能を持つCoreSolo1.2GHzでさえ不足するからね。
スマートフォンであれば480pや360pで再生できれば十分だけどWSVGAのネットブックで
あってもPCである以上は720pくらいは普通に再生できて欲しいからね。

さらにOSのオーバーヘッドも馬鹿にはならないにょ。
私は一昨年の3月26日に同じPCでWin98とWin2Kで動画再生比較をしてみたところ明らかに
Win2Kの方がコマ落ちが酷かったにょ。
これと同じことがXPと7の間でも言えるにょ。(具体的な違いは私が7を導入した後に
実験を行ってみたいと思う)
特にこのようなオーバーヘッドは再生ギリギリの環境下においては大きな差となって
表れてくるためにネットブックに7を導入するということは動画再生性能を自ら落とすと
いうのと同じにょ。
これが再生支援機能を内蔵しているGS45を搭載しているPCだとXPでは再生支援が働かない
ために7を導入した方が圧倒的に有利になるんだけどね。

このようにネットブックにおいては7を導入するメリットがほとんど見あたらないにょ。
すでにメインPCが7の人であれば同じ7の方が使い勝手がいいだろうし、ネットブックが
メインではなく別途高性能なPCを所持しているならばネットブックにそんなに高い
ものを求める必要も無くなるわけだしね。(不満ならばメインPCの方を使えばいい)
とはいえ、ネットブックをメインPCとして使っている人にとっては本当に7化が正しいか
と言われると考えさせられてしまうにょ。
確かにサポート期間の面からするとXPはあと3年でサポートが完全に終了してしまうため
一般的には5年サイクルの買い換えが多いだろうということを考えると今更XPというのも
微妙にょ。

それに、現時点ではネットブックで使用されている現役OSということで周辺機器やアプリは
大半がXPに対応しているけど半年後にはネットブックへの提供が無くなりXPは急速に終息に
向かうのではないかと思われるにょ。
そもそも、XPはVistaや7とはドライバモデルも異なるし、DirectXも9までの対応となって
いるためにXPをサポートするということ自体がベンダーの負担になってしまっている
わけだからね。
だから、サポート終了前にXP非対応の周辺機器やアプリが増大することが予想されるにょ。
Win98/Meの最終サポートは2006年の6月末だったわけだけどそれよりも前に98非対応の
ものはすでに多く存在していたからそれと同じようなことがXPでも起こると思われるにょ。

そういうことで、ネットブックは完全に追いつめられた状態となっているにょ。
唯一の希望は「来年登場する次世代AtomはHD動画の再生支援が付く予定になっている」
ということくらいにょ。(ただし、まだ確定情報ではない)
そのAtomが半年以内に登場するならばかなり状況は変わってくるのだけど現在のスペック
そのままで7を導入してもサポート期間が伸びるということくらいのメリットしかないにょ。




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