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おちゃめくらぶ掲示板
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Let'snote Rシリーズはアンダー1kg&B5サイズを死守できるのか!?
新型Let'snote発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_315692.html
ついにWindows7搭載のLet'snoteが発表されたわけだけどそれに合わせて久々のメジャー
モデルチェンジをしてきたにょ。
1年前までは14.1インチのYシリーズ、12.1インチの光学ドライブ内蔵のWシリーズ、
12.1インチの光学ドライブ非内蔵のTシリーズ、10.4インチのRシリーズという4つの
ラインナップだったのだけど昨年Fシリーズが登場し、しばらく併売されていたYが
ディスコンしてしまったにょ。
そして、今回12.1インチで光学ドライブ内蔵のS、12.1インチで光学ドライブ非内蔵の
Nが登場することによってW、Tはカタログから姿を消すことになったにょ。
頑なに4:3のスクエア液晶を搭載していたLet'snoteだけどFで初めてワイド液晶を
導入し、今回のS、Nでもワイド液晶を導入しているのだけど変わったのはワイドに
なったことだけではなく実質別物といった感じにょ。
やはり、一番の違いは基本性能の大幅向上にょ。
従来はULVのCPUを搭載していたのが今回のS、Nは通常電圧版となっているにょ。
Core2Duo2.53GHzというのは12.1インチモバイルノートとしてはトップレベルの性能
となるにょ。
さて、性能が上がるのはいいけど問題は廃熱と駆動時間にょ。
従来のW8、T8は筐体はW4、T4世代から基本的には変わっておらずW7、T7でファンを搭載
したからといって高い冷却効果を望むことはできなかったにょ。(デュアルコア対応の
T5M、W5Mからはヒートパイプ導入で放熱性はアップさせたけど筐体設計そのものは
変わってない)
何せファンレス設計されたPCにファンだけ付けたところで熱の流れを変えることはできず
ファンを付けたところでただのケースファンでしかなかったからね。
通常電圧版のCPUを搭載するためにはファンレス設計された筐体を一から設計し直す
必要があったということにょ。
廃熱は改善されているとしてもやはり気になるのは駆動時間にょ。
ULV Core2DuoがTDP10W、Core2Duo Pシリーズは25WということでCPUのTDPは2.5倍となる
からね。
TDP=消費電力ではないものの実消費電力も通常版の方が高いのは明白で上記リンク先の
記事にある動画を見ての通り負荷時にはULV Core2Duoを搭載したW8と比べても圧倒的に
消費電力が高くなっているにょ。
しかし、アイドル時の消費電力はLEDバックライトの採用によって従来のW8よりも
低くなっているにょ。(RシリーズはR6からLEDバックライトが採用されている)
これによって従来のW8の公称11時間を大きく上回る公称16時間を実現しているにょ。
実際はバッテリが6セルから8セルに増えたというのが最も大きな影響を及ぼしている
けどね。
バッテリの容量アップを考えれば16時間は従来機種からのバッテリの容量増加分に等しい
ためにすごいことではないんだけどね。
とはいえ、負荷時には消費電力が大きくなるために公称16時間だから16時間動作する
というわけではないにょ。
からね。
そもそも普通にWeb閲覧程度の負荷を与えるだけでJEITA測定法による駆動時間の
6〜7割の時間しか動作しないわけだからね。
しかし、JEITA測定法は今となってはかなり軽い負荷であるために重い作業をすれば
公称駆動時間よりもかなり短くなってしまうにょ。
ただ、上記に書いた動画を見てのように性能が高いために同じ作業を行うのにかかる
時間が大幅に短縮されるためにシングルコアであるULV CoreSoloを搭載のW5よりも
作業を終了するために必要な消費電力は小さくなっているにょ。
実際の駆動時間はというとWeb閲覧の負荷を与え続けて8時間26分となっているにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20090929_318096.html
省電力モードであれば11時間26分動作しているにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20090930_318220.html
これは公称駆動時間の71%に相当するにょ。
私が普段持ち歩いているLet'snote R5は公称11時間で省電力を駆使して実駆動8時間
程度であるためにこのS8は公称駆動時間が長くなった分だけ実駆動時間も長くなって
いるにょ。
ただし、アイドル時は通常版もULVもCPUの消費電力はほとんど変わらないとはいえ、
負荷時には消費電力の差が大きくなるために動画などの一定の負荷を与え続ける作業
では公称駆動時間よりもかなり短くなってしまうにょ。
だから、公称駆動時間に近づけようとするならば作業は動画再生のように長時間
持続するものではなくCPUの大幅な性能向上を生かして作業を短時間で終えてより
長い時間アイドル状態になることが重要となるにょ。
S8、N8は要はCPU性能の大幅アップ、それに伴い廃熱性の大幅アップ、そして(LED
バックライトの採用とバッテリ容量が6セル→8セルへの増加による)公称駆動時間の
大幅向上、ワイド液晶採用というのが主な変化にょ。
これから12インチクラスのモバイルノートを買おうとしている人には厚さや価格が許容
できればお勧めできそうな機種にょ。
ただ、私が買うとすればSやNではなくRなんだけどね。(筐体サイズ的に)
S8、N8はCULV機との差別化が十分できるくらい性能の大幅アップがなされており、
それでいてCULV機より小型軽量で長時間駆動というメリットが大きく価格が高価で
あっても十分に選ぶ価値はあるけどTDPの問題でULVのCPUを搭載せざるを得ない
Rシリーズの場合はCULV機と比べて基本性能で勝つのはかなり厳しいにょ。
しかし、筐体サイズからすればネットブックがライバルになるためにネットブックと
差別化できれば十分に訴求できるにょ。
R8の秋冬モデルは従来からのマイナーバージョンアップにとどまったにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090929_315703.html
ワイド液晶はさすがに搭載されなかったにょ。
ワイド液晶を搭載する場合はインチ数をどれくらいにするのかが問題になるからね。
私の主観では計算や実経験に基づいて120〜130ppiくらいが常用限界となっているけど
恐らくPanasonicの考えも私の考えと大きな差ないと思われるにょ。
したがって、筐体サイズを維持したままワイド化するならば8.9インチWSVGAの液晶を
採用せざるを得ないにょ。
ドットピッチを優先するならばWXGAでは11.6インチ以上必要になるにょ。
しかし、これでは12.1インチ液晶のN8とあまり変わらないフットプリントになって
しまうにょ。
10インチクラスの液晶でWXGAにすれば150ppi程度に達するために7月15日にも書いた
ように実用はできても常用は難しくなるにょ。(常用できるかどうかはユーザーによる
ためにユーザーを選んでしまうことになる)
14.1インチのYでさえ標準のSXGA+(124ppi)だけではなくXGA(91ppi)が用意されて
いたくらいだしね。
あと、ワイド液晶を採用したら基本的に同じインチ数の液晶でもフットプリントは
大きくなってしまう傾向があるために筐体サイズは実用最小のRでワイド液晶は採用
しにくくなっているにょ。
同じインチ数でワイドになれば横方向は大きくなるけど縦方向では短くなるために
トータルでは同等以下にできるはずだけどそれができないのはLet'snoteの場合は
縦方向のサイズ圧縮が困難だからにょ。
すでにキーボードではキーピッチは縦の方が横よりも短めになっているわけだし
円形のタッチパッドも縦方向のサイズ短縮の足かせになっているにょ。
この円形のタッチパッドをやめればワイドにすれば横方向へのサイズは大きくなる
もののの縦方向は小さくなるためにフットプリントの大型化は防げるけれどそれも
微妙にょ。
というのも、この円形のタッチパッドがなかなか優秀だからにょ。
タッチパッドは昨日も書いたようにスティック式のポインティングデバイスと比べ
低い習熟度で自由に扱えるようになるとはいえその出来は千差万別だからね。
私は20台くらいノートPCを使ってきたけどLet'snoteの円形タッチパッドはその中でも
秀逸にょ。
なぜ円形なのか?と言う前になぜ一般的なPCに使われているタッチパッドが長方形かを
考える方が先にょ。
液晶画面が縦より横に長いからというのも1つの理由だろうけどそれは決定的な理由
にはならないにょ。
そもそもタッチパッドは指先移動距離と画面上のカーソル移動距離とが比例関係にある
ということが低い習熟度で扱えるようになる理由となっているわけだけど1回の動作で
画面の端から端まで動作可能ではないために画面形状に合わせて長方形を採用している
機種が多いもののその形状にそれほど大きな意味は特にないにょ。(実際画面の縦横比と
タッチパッドの縦横比が等しい機種は皆無なわけだし)
要は1回に移動できる長ささえ確保できればいいわけだしね。
移動量確保の面ではLet'snoteの円形タッチパッドはタッチパッド搭載ノートPCの中では
パッド部分の面積が小さめであるため敬遠されがちだけど円形であるために当然ながら
指先の移動量が縦だろうと横だろうと等しくなるというメリットがあるにょ。
これが長方形のタッチパッドだとだと同じ距離ほどカーソルを移動させるのに横ならば
1回で済むけど縦ならば2回に分けないといけないという感じで感覚的に瞬時に行う
ことができないにょ。
カーソルを動かすのに縦だからとか横だからとか考える人はまずいないわけだし、画面
全体に置ける絶対座標の移動ではなく相対座標の移動であればなおさら縦横どちらの
移動も等しい方が重要となるにょ。
長方形のタッチパッドでこのような感覚的な操作を行うならば横方向への移動も縦方向と
同じエリアしか使わないようにするしかないにょ。(つまり事実上正方形のタッチパッド
として使うということ)
それならば円形の方がいいからね。(エリアをフルに使える)
こういった感覚動作はスティック型のポインティングデバイスに通じるものがあるにょ。
スティック型のポインティングデバイスで縦方向はカーソルの移動速度が遅いものなど
存在せず縦横等しく移動できるからね。
だから円形タッチパッドは慣れないうちは単に狭いだけなのだけど慣れれば非常に
使い勝手がいいにょ。(慣れなくても使いやすいのがタッチパッドのメリットなのに
慣れないと使いづらいというのはネックといえばネックかも)
それにLet'snoteのタッチパッドは反応がいいので素早く動作してもカーソル飛びが
ないし、1ドット単位の厳密な動作もこなせるにょ。
あと円形である最大のメリットはスクロール操作にあるにょ。
最近のPCではタッチパッド方式だと必ずといっていいほどスクロール機能がついて
いるのだけどこれはマウスのホイール動作に遙かに劣るものにょ。
しかし、円形であるという利点を生かしたシームレスなスクロール機能は縦でも
横でも自由にスクロールが可能でWeb閲覧も非常に快適にょ。(iPodのスクロール
機能と似たような感じ)
もしもRワイド液晶を搭載する場合、フットプリントの大型化を避けるにはこの円形の
タッチパッドをやめなければならないと書いたのがいかに重要なことかが分かって
もらえたと思うにょ。
Rシリーズは1〜2、3〜5、6〜8で基本的な筐体設計は変わっておらず恐らく来春の
R9ではメジャーモデルチェンジとなるにょ。
その際、RシリーズはWやTのようにディスコンとなる可能性はあるもののワイド化や
ファン搭載を前提とした設計されたRがどのようなものになるのかが楽しみにょ。
ただ、現状ですでに(廃熱問題以外は)完成されているハードなので改良ではなく
改悪にならないか不安でもあるにょ。
駆動時間を伸ばすにはセル数を増やすしかないけどR3〜5のように6セルに戻した場合
1kgを越えてしまうためにR1からずっと死守してきたアンダー1kgではなくなるからね。
ワイド化した場合も上記のようにフットプリントの大型化は避けられないために
今までずっと死守してきたアンダーB5サイズが失われてしまうにょ。
Rの存在意義は実用的に使える最小レベルの筐体サイズ(かつてのA5ファイルサイズPCと
ほぼ同じサイズ)であり、性能や駆動時間も実用レベルあるということだからね。
大きくなったり、小さくなったり、駆動時間が短くなったりすればその意義が崩れて
しまうことになりかねないにょ。
しぶきさんへ
>なるほど、私がオプティカルポイントに好感触を得たのは、ThinkPadユーザーのためですね。なんとなく納得です。
慣れの問題があるから良いものかどうかは私も判断はしかねているにょ。
大絶賛されているThinkPadのトラックポイントも店頭で少し触ったというレベルの
私はそんなに良いものというのは分からないからね。
>但し、OOoは重過ぎるのか、起動もファイルを開くのも時間がかかり、ハングしたのかと不安になります。
これはストレージ速度が問題っぽいのでよく使うアプリは立ち上げた状態にしておいた
方が良さそうにょ。
512MBメモリがあるためにリナザウよりは快適とはいえ、そんなにアプリを立ち上げて
いたらスワップは必須になってしまうけどね。
>スクロールバーが小さすぎて、操作がしにくいことや、微妙にGUIが使いにくい感じがするので、ソフト面のこなれ方が足りないように感じました。
これは小さい画面の高解像度機種の宿命にょ。
VAIO UXも4.5インチWSVGAということでNetWalkerよりもさらにドットピッチの小さな
液晶を搭載しているけどタスクバーやスクロールバーはWindows標準よりも広くしている
状態で出荷しているためそれほど操作しにくさは感じないにょ。
実際、WinXPの標準サイズに戻して操作したら指では[×]ボタンが押せないレベルに
なってしまうからね。
>しかし、ザウルスのときの品質とは程遠いできの悪さですねぇ。
ザウルスも初号機の出来の悪さはそんなものだったと思うにょ。
MIシリーズ初のMI-10もアプリの出来がとても良いものとは言えなかったけど後継と
なるパワーザウルスで改善され、MIシリーズ後期のEザウルス初号機のE1もバッテリ
駆動時間が短いとか縦型筐体なのにアプリがほとんど横方向を前提としていたりとか
いう問題があったしね。
シャープの初号機は実験的な機種が多いため待ちが基本だと思うにょ(笑)
熟成された2台目、3台目が買い時かも・・・。
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