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おちゃめくらぶ掲示板
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コンシューマゲームはもう終わってしまうのか・・・?
今年はPS4やXbox Oneの発売があり、盛り上がりを見せているかのように見える
コンシューマゲーム市場だけど実は国内市場を見ると2007年から毎年市場規模が減少を
続けているにょ。
2012年は何とか98.9%まで持ちこたえたけどやはりDS全盛時(2007年)と比べたら盛り
上がりは少し欠けるかもしれないにょ。
http://www.famitsu.com/news/201301/07026935.html
市場規模から見ると縮小しているように見えるけど単純にそうとも言えないにょ。
http://allabout.co.jp/gm/gc/408119/
3DSは発売から2年半で国内販売台数が1200万台を突破しているとはいえ、同時期にDSは
国内販売台数1700万台だったので7割程度しか売れてないにょ。
そのためより市場規模を拡大させるため廉価かつ3D立体視非対応で6歳以下の子供にも安心
して使える「ニンテンドー2DS」を発売することになったのだけどそれも8月29日に書いた
ように国内での販売は現状では無さそうにょ。(国内では3DSが売れているから発売しない
というのはただの方便に過ぎない)
国内においてはDSと熾烈な争いをしたPSPだけどその後継機となるPS Vitaは発売から1年
9ヶ月経って依然として国内販売台数170万台に止まっているにょ。これは同時期のPSPが
380万台だったのと比べると半分以下に止まっているにょ。
つまり、今世紀に入ってからピークとなった2007年を支えていた携帯機2機種が前モデル
より売れてないだけではなく対応ソフトもミリオンヒットとなるビッグタイトルが少ない
というのも市場規模縮小の原因となっているにょ。(現時点でミリオンヒットは3DSでは
7タイトル、PS Vitaは「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」の23万本が最高となっている)
据え置きゲーム機を見ると次世代機トップとして登場したWii Uは年末商戦ということも
あってスタートダッシュは悪くなく発売週30万台、発売月63万台となったにょ。
しかし、正月を明けてから一気に雲行きが怪しくなり発売から8ヶ月でようやく100万台を
突破したにょ。
8月の週間販売台数も1万台前後と依然として苦戦しているにょ。
これはWiiと比べると3分の1以下の台数となっているにょ。
Wii Uが現状で失敗しているのはやはりソフト不足が原因だけどそれだけではなく任天堂の
歴代ハードの中でも高めの価格設定だったことが響いているにょ。(この影響を受けて
海外では50ドルの値下げが発表されたけど国内においては現時点では発表がない)
PS4、Xbox Oneとはスペックが開きすぎているためマルチは厳しいためそれらの機種が出る
前に十分なシェアを獲得しておきたかったところだろうけどこのままでは先発として十分な
アドバンテージは確保できそうにないにょ。(Wii Uが成功するためには次世代マルチが
可能なレベルの性能が必要だったためそれができない以上は任天堂ソフトに頼るしかないけど
定期的なキラーソフトを供給できていないため厳しい)
この分だと今年もコンシューマゲーム市場は前年割れの恐れがあるけどそれを食い止める
可能性を秘めているのがPS4とXbox Oneにょ。
PS4は海外では399ドルで11月15日に発売と発表されているけど国内での価格や発売日に
関してはまだ発表はされてないにょ。
これは9月9日のプレスカンファレンスにおいて発表されると予想されているにょ。
恐らく海外と発売日のずれはそれほどないだろうから価格は39800円で12月3日あたり
ではないかと思われるにょ。
PS3はコンシューマゲーム機としては高価すぎたため普及には時間がかかったものの
39800円ならばソフトさえちゃんと出そろえばかなり早い段階での100万台突破が期待
できそうにょ。
しかし、それでもコンシューマゲーム市場規模に影響を与えるのは来年になってから
だろうから今年度の市場規模はかなり厳しいものになりそうにょ。
コンシューマゲームが苦戦している中で市場規模を拡大しているのがオンライン、
ソーシャルゲーム市場にょ。
2012年は国内においてソーシャルゲーム市場がコンシューマゲーム機ソフト市場を追い
抜いたにょ。
http://www.inside-games.jp/article/2013/01/07/62684.html
2013年も大幅に伸びていると思われるし、コンシューマゲーム機の方は上記のように苦戦
している状況下なのでさらに差が広がるのではないかと思われるにょ。
さて、これから導き出されるのはソーシャルゲームの売り上げが伸びたからコンシューマ
ゲーム機市場が縮小傾向にあるという結論にょ。
これは一見すると的を射ているように見えるけど本質的には正しくはないにょ。
それは、コンシューマゲームとソーシャルゲームはソフトの性格そのものが異なるため
単純に市場を奪われていると解釈はできないためにょ。
ソーシャルゲームといえば、一時期問題となったコンプガチャがイメージされるように
ユーザーに多額の投資を強いるゲームも少なくないにょ。
現在では基本無料でアイテム課金が主流となっているけど多くの場合は無料でできること
というのは非常に限られているかプレイしていて不利になる場合も多いためそのゲームを
まともにプレイしていくためには課金が必要不可欠になるというようなバランス設定を
しているものが多いにょ。
つまり、基本無料というハードルの低さや話題性によってに釣られてより多くのユーザーを
獲得してその中から課金にいかに誘導するかがソーシャルゲームでは求められてくるにょ。
スマホ用のゲームというとソーシャルゲームを思い浮かべる人も多いと思うけど普通に
スタンドアローンで楽しめるスマホゲームも多いにょ。
しかし、市場規模から言えば昨年の早い段階でソーシャルゲームに追い抜かれその差は
さらに広がる傾向にある模様にょ。
http://www.4gamer.net/games/999/G999901/20130723092/
スマホ等のダウンロードゲームはコンシューマゲーム機のダウンロードゲームと競合する
可能性があるにょ。
そうなると将来的にはスマホ用のゲームがコンシューマゲームを駆逐するかというとそう
いうことはないと思われるにょ。
それは下記のようなアドバンテージがコンシューマゲームにはあるからにょ。
(1)長い年数同一ハードに供給される
(2)パッケージ販売がある
(3)ゲームに適したコントローラを搭載している
(1)コンシューマゲーム機は概ね5〜6年のサイクルで世代交代をしているにょ。
基本的にその間は同一スペックが保たれるにょ。
確かにコンシューマゲーム機が厳密に同一スペックかというとそうではなく型番商法を
行っているソニーでも型番によって若干変わっているとはいえ、同じソフトが動かない
ということは極めて希であり、基本的にそのプレステ用に作られたゲームはすべての
型番のプレステで動作するにょ。(PS2にはPS互換機能が搭載されているけど互換機能で
あるため100%とは言い難いけど大半のタイトルは問題なく動作する)
DSiはCPUが倍速化されメモリが4MBだったDSやDS Liteと比べて16MBへと増量しているの
だけどそれはWebブラウザを使用する時に使用されているにょ。
これは日進月歩で進化し続けるPCやスマホとは全く異なる性質を持つにょ。
PC用のCPUは一時期とは比べて性能向上が落ち着いている(これは一般的に使うには十分な
性能に達しているため省電力化に力を入れているため)とはいえ、GPUに関しては依然と
して大幅に向上し続けているにょ。
スマホに関しては3年前にはデュアルコアCPUの機種は無く2年前になってようやく一部の
ハイエンドモデルのみ採用だったのが今となってはデュアルコアは当たり前でクアッドコア
搭載のものさえあるにょ。
GPU性能に至っては3年前とは桁違いの高性能化を実現しているにょ。
OSもiOSは毎年更新、Android OSは一時期は半年で更新していたけどそれは最近落ち着いた
けど年1回以上は更新されているにょ。
こうすると進化がどんどん行われているスマホの方にアドバンテージがありそうだけど
実際に利用する立場からすると単純にそうとはいえないにょ。
性能向上が激しいということは陳腐化も激しいことを意味するからにょ。
3年前と比べて桁違いの性能向上は逆にいえば3年前の機種は桁違いに性能が劣ることを
意味するにょ。
そうなると最新スペックを要求するハイレベルなゲームはすぐに遊べなくなるか画質
などを落として妥協するか処理落ちを覚悟してプレイするしかなくなるにょ。
確かに特に高いスペックを要求しないゲームならば旧機種でも大丈夫だけど今度は
OSの問題に阻まれるにょ。
3年前の最新機種(2010年夏モデル)はAndroid 1.6だったし、2年前の最新機種
(2011年夏モデル)でさえAndroid 2.3だったにょ。
しかし、昨今ではAndroid 4.0以上を要求するゲームも少なくないにょ。
それならばOSをアップデートすればいいだけのことだけどこれは非公式な行為となって
しまうにょ。(キャリアに無関係なタブレット端末の場合は自己責任で行えば問題ない)
機種によっては4.0へのアップグレードを公式で行っている場合もあるにょ。
それでも、最新の4.3へのアップグレードを行っているさすがに機種はないにょ。
それができないのはサポートの負担が増えるためだと思われるにょ。
プリインストールのアプリもOSをアップグレードをしたら正常動作をしなくなるという
場合もあるからね。
その点、iPhoneはアップルの垂直統合モデルであるためその辺は安心にょ。
OSのアップグレードと同時にプリインストールのアプリのアップデートも自動的に
行われるからね。
そして、概ね発売から2年間は最新OSへのアップグレードが保障されているにょ。
つまり、基本的にiOS5搭載の機種はiOS6、iOS7までアップグレード可能になるという
わけにょ。(一部例外がある)
それでも、3年経てば最新OSに対応できないためすぐに陳腐化するにょ。
そういう面ではコンシューマゲーム機はそのハードの寿命が尽きるまでそれ用に作られた
ゲームは確実にプレイができるにょ。
そして、機種によってスペックが異なり操作感が変わるなんていう心配もないにょ。
つまり、スマホやPCのゲームの場合はスペックやOSをちゃんと気にしておかないとプレイ
できなかったり、プレイできても快適な動作が望めなかったりするけどその心配が要らない
というのがコンシューマゲームのメリットということにょ。
(2)最近はダウンロード販売の比率が増えてパッケージ販売が徐々に減りつつあるにょ。
Vitaにおいてはダウンロード販売の方が主流になりつつあるし、ダウンロード販売において
遅れをとっていた任天堂も3DS用のソフトのダウンロード販売を開始したにょ。
ダウンロード販売は売価においてそれほどメリットがあるというわけではなく基本的に売り
切れがないというのと販売店に行かなくてもネット上ですぐに買えるというメリットがある
くらいにょ。
ダウンロード販売にはデメリットも少なくないにょ。
◎スマートフォンとコンシューマゲーム機との棲み分け
http://6407.teacup.com/ochame/bbs/2779
◎ネット配信はコンシューマゲームを滅ぼす
http://6407.teacup.com/ochame/bbs/2731
パッケージ販売があることで、ユーザーは販売店で目にする機会があり、それはライト
ユーザーの目に止まる機会も増えるということにょ。
確かに販売店には置き場が限られるということで取り扱いタイトル数が増えればダウン
ロード販売の方が有利に見えるけど結局目的の商品を購入するか人気商品を購入するかに
止まってしまうにょ。
パッケージを見て「こんなソフトが出ていたのか」というような状況はダウンロード販売
ではほとんどあり得ないにょ。(Amazonのオススメ機能ではユーザーの嗜好から検索して
くれるため案外掘り出し物が見つかる場合もあるのでシステム次第だけど)
パッケージ販売は初期コストがかかる反面で開発費用を一気に回収できるというメリットが
あるにょ。
ダウンロード販売ではいつでも買えるということが売り上げの分散化を招いてしまうため
投資した分を回収するまでに時間がかかるため投資の大きな超大作はダウンロードオンリーで
展開するのは非常にリスクが大きいにょ。
そのため現時点では超大作はパッケージ販売だからこそ実現可能なことだと言えるにょ。
逆にいえばコストがあまりかかってない作品はダウンロード販売オンリーの方が初期投資が
少ない分だけ有利ともいえるにょ。
あとパッケージ販売において中古があるというのはユーザーにおいてはメリットだけど
メーカー側(ソフトベンダー側)にはメリット、デメリット双方あるためここでは省略する
ことにするにょ。
(3)スマホが普及することでタッチオンリーで快適にプレイできるUIが搭載されるように
なってきているとはいえ、やはりハードウェアによるボタン操作を超える操作感を得るのは
不可能にょ。
アタッチメントによってボタン操作が可能になるスマホ用オプションも発売されているけど
これはあくまでコンシューマゲームと同じようなボタン操作をソフトウェアで行っている
ゲームのみ有用にょ。
ハードウェアで搭載した方が快適操作を期待できるけど基本的にタッチで完結しなくては
ならないためそれでできるようなゲーム性、ゲームバランスで作る必要性があるにょ。
そういうアタッチメントを使わないとクリアできないようなゲームバランスにしてしまう
わけにはいかないということにょ。
この点でもコンシューマゲーム機であれば標準コントローラはすべてのユーザーが所持
しているためそれにあわせた操作性やゲームバランスでゲームを作ることができるし、
携帯ゲーム機の標準のボタンもそれと同様にょ。
作る側がプレイヤーのプレイスタイルを想定しやすいため徹底的に作りこんだゲームを
作りやすいといえるにょ。
したがって、高度なアクションゲームなどはコンシューマゲーム機でないと実現が不可能と
いえるにょ。
こうして見ると「コンシューマゲームがスマホゲームに食われる」ということがありえない
ことが分かるし、ソーシャルゲームとはまったく別ベクトルであるため競合すること自体が
ありえないことも分かるにょ。
ただし、各個人のお金と時間は有限であるため本来は競合しないものが競合してしまうにょ。
例えば似たような冷やす機械である冷蔵庫とエアコンが競合するということはありえないけど
「今度のボーナスをもらったらエアコンと冷蔵庫のどちらを買おうか」と迷うような場面は
容易に想像が付くと思うにょ。
それと同じく使えるお金が限られているためソーシャルゲームでお金を使ってしまうと
コンシューマゲームの方に使うお金が無くなるという可能性があるにょ。(ソーシャル
ゲームの市場が拡大したからコンシューマゲーム市場規模が縮小したと言う人はエアコンが
バカ売れしたら他の家電業界は衰退すると言うのと同じレベル)
ゲーム全体の市場を見るとわずかながら拡大傾向にあるのだけどソーシャルゲームの急拡大が
コンシューマゲーム市場の縮小の1つの要因になっていることは否めないにょ。
それは上記のような単純な理由によって起きているためソーシャルゲームが現在の2倍に
伸びたからコンシューマゲームがほぼ絶滅するということはなく若干割りを食う程度に止まる
と思われるにょ。
ただし、そのときには高い開発コストをかけても回収が難しいと脱退するソフトベンダーが
出てくる可能性もあり、そういう状態が続いてしまうと徐々に衰退がおきるということは
十分に考えられるにょ。
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