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おちゃめくらぶ掲示板
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MSが次世代ゲーム機「Xbox One」を発表
Microsoftが次世代ゲーム機「Xbox One」を発表したにょ。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20130522_600320.html
さて、まず気になるのはスペックかもしれないにょ。
現時点では詳細は発表されてないけどすでに発表済みのPS4と比べると次のようになるにょ。
Xbox One PS4
CPU 8コアCPU AMD Juguar 8コア
GPU D3D11.1GPU AMDカスタムGPU 1.84Tflops
32MB eSRAM Radeonコア 18基
メモリ 8GB DDR3 8GB GDDR5(176GB/s)
HDD 500GB 不明
光学ドライブ Blu-ray Blu-ray
まずはCPU、GPU、メモリについて見ていくにょ。
CPUは何を採用するのかは明らかにされてないけどCPUとGPUをワンパッケージ化するならば
事実上AMDしか選択の余地がないにょ。
Intel製CPUだと他者GPUとのカスタム製品を用意することができないし、nVidiaのGPUを選択
した場合にはCPUは自動的にARMベースのものになってしまうからにょ。(ワンパッケージ化
できるか否かは将来的なコストダウンにかかってくるため非常に重要となる)
するとAMDの中のどの製品を使うかだけどこれはPS4で採用されたCPUを見てのようにメイン
ストリーム向けのSteamrollerコアは年内に発売した場合には安定した供給が望めないため
より確実性のあるJuguarコアを選択するしかないにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20130222_588869.html
それによって省電力という点においても有利になるにょ。(その代わりピークパフォーマンス
では劣ってしまうけどその辺は専用機ということでソフトウェアの最適化でカバーするという
方法もある)
というわけで、発表はされてないけどPS4と同じJuguar 8コアであることが濃厚にょ。
28nmではなく40nmで製造されているという話も一部にあるためそうなるとJuguarではなく
現行のBobcatコアという可能性もあるけど下記のGPUを考えると40nm説はやはりあり得ないの
ではないかと思われるにょ。
GPUにおいては、D3D11.1世代のものということくらいしか分からないにょ。
といっても、発売時期を考えるとGCNを採用したRadeon HD7000系のカスタムGPUであることは
濃厚といえるにょ。
さて、問題はどの程度の性能かということだけどこれはトータルで50億トランジスタという
情報から判断するしかないにょ。(28億トランジスタのRadeon HD7850が28nmでダイサイズが
212平方mmとなるため40nmで50億トランジスタのチップを作った場合には約750平方mmとなり
普通に考えたらあり得ないサイズとなってしまうので28nmである可能性が極めて高い)
PS4のGPUは28億トランジスタであり、その差分は22億トランジスタにょ。
これでCPU、eSRAM、その他のトランジスタ数を考慮すれば使用しているトランジスタ数が
分かり搭載されているRadeonコアが何基かが分かるにょ。
eSRAMは6T-SRAMならば32MBで16億トランジスタ、CPUに使われると予想されているJuguarコアは
トランジスタ数が公表されてないけどダイサイズが3.1平方mmという情報からRadeon HD7850と
同じ密度でトランジスタ数が配置されていると仮定した場合には計算上約4000万トランジスタ
になるにょ。
そうなると8コアで3.2億トランジスタにょ。
L2がどの程度か分からないので合計4MB(1コアあたり512KB)と仮定すれば2億トランジスタなので
コアと合わせて5.2億トランジスタなるにょ。(コア部分のトランジスタは計算誤差があるため計算
しやすいようにちょうど5億とする)
あと億単位でトランジスタ数が必要なロジックチップが搭載されているか分からないので
現状だけを見ると16億+5億+28億=49億となりほぼ50億になるにょ。
したがって、合計50億トランジスタという数字からPS4に搭載されているGPUとトランジスタ
数は同レベルとなるにょ。
他に億単位のロジックチップが搭載されているならばPS4よりも劣るGPUとなってしまうけど
そうでないならばPS4並といえるにょ。
逆算により動作クロックも判明しているPS4とは異なりクロックが分からないためPS4と
同レベルとは言えないけどそれほど大きな差が出るレベルになるとは思えないにょ。
メモリに関してみると8GBということでPS4と同じだけど問題はDDR3ということにょ。
これはWiiUでも使用されているとはいえ、やはりGPUとの兼用となると帯域面では著しく
不足してしまう可能性があるにょ。
DDR-2133でも17GB/sでデュアルチャンネルで接続されていたとしても34GB/sしかないためにょ。
もちろん、カスタム版Juguarのメモリーコントローラーがクアッドチャンネルまで対応という
のならば話は変わってくるけど仮にそうであっても68GB/sとなり、PS4の3分の1程度になるにょ。
もちろん、これは単純にメモリ帯域に比例するというわけではないのだけど高解像度で
FSAAをかけた場合には帯域は全く足らないにょ。
そのために用意されているのがeSRAMにょ。
高速、低レイテンシのeSRAM上に展開することでその帯域不足のボトルネックを軽減しようと
しているのだけど32MBで十分かというと微妙なところにょ。
現時点でははっきりは分からないけど分かっているスペックだけで判断するとXbox Oneよりも
PS4の方がスペックが上である可能性が高そうにょ。
もっとも、スペックが上だから実効性能でも上というわけではないにょ。
特にPS4に搭載されているGDDR5はGPU用のVRAMに特化したものなのでメインメモリとして使用
する場合には問題もあるためにょ。
PS3に搭載のCellもピーク性能は極めて高かったけどそれを活かすのは困難であり、多くの
場合にはXbox360の方が上だったにょ。
それを考えるとピーク性能の差が実効性能にそのまま反映されるわけではないため実際に
発売されるソフトから判断するしかないにょ。
ゲーム機の場合はソフトが最も重要なのだけどそのソフトも独占タイトルとなるものが今回
多く発表されたにょ。
ただし、これも国内において発売されるかは不透明なものも多いし、また、国内における
ユーザー層を考えると現時点で発表されているタイトルでは北米市場で高いシェアを獲得
できても日本国内市場では厳しいのではないかと思われるにょ。
これは初代Xboxで反省してXbox360では国内市場向けにブルードラゴンを販売したという経緯が
あるためXbox Oneの情報がもう少し出始めてから判断をする必要があるかもしれないにょ。
次世代機は開発コストの増大によって現状よりマルチが増える可能性があるけどそうなった
場合にはやはり苦戦するのがWiiUにょ。
フルHD、60fpsで十分動作する程度のスペック(詳細が発表される前の想像スペック)だったら
何とかマルチから外されることは無かっただろうけど次世代機の中では1つ飛び抜けて性能が
劣るため今後もマルチでは期待できないにょ。
そのため任天堂独自タイトルをウリにしていかなければならないにょ。
まぁタイトル自体は優れたものが多いため開発の遅れなくコンスタントに発売していけば
性能で劣ってもマルチタイトルが無くてもWiiUが「一人負け」することはないと思うにょ。
Xbox OneはPS4と同じく後方互換性は廃止したにょ。
PS4の場合はCellと互換性のある高性能CPUを別途用意するというのが現在のSCEの財政では
厳しいというのが最大の理由にょ。
将来的なコストダウンを考えると下手なオリジナルカスタムCPUよりも他社が設計したCPUを
カスタマイズしてワンチップ化可能なものにした方が有利になるからね。
恐らくその基本的な考えはMSも同じなのではないかと思われるにょ。
しかし、ここまでPC化してくると「PCでゲームをすればいい」という考えの人もいるのでは
ないかと思うにょ。
確かに昔だったらカスタム化したチップを搭載したゲーム機の方がゲームにおいてはPCよりも
有利という状況下だったけど次世代機といってもGPU性能は現行PC向けのミドルクラスにしか
すぎないにょ。
ハイエンドPC並、もしくはそれ以上だったのに今はそれができないのはやはり大きいのは
コストの問題と消費電力の問題があるためにょ。
価格10数万円で平均消費電力300Wならば現行ハイエンド並の性能のゲーム機は可能だけど
そんなものを作っても売れないからね。
逆に言えば年間3億台近く売れるPCのうちゲームのためにそこまでコストをかけたPCというのは
ほんの一部であり、多くのPCに搭載されているGPUはPS4にも劣るということを考えるとまだ
まだゲーム専用機が無くなる心配は無さそうにょ。
それに同じスペックのマシンが世界で数千万台規模で販売されるためPC向けとは異なり性能を
引き出しやすいというのが大きいにょ。
そのためPCでPS4並のゲームをプレイするにはPS4よりも遙かにハイスペックな環境が必要に
なってくるにょ。
それに昨今はゲーム市場全体ではかつてのような伸びはなくソーシャルゲームなどの売り
上げ増によってゲーム専用機のゲームは売り上げが年々減少傾向にあるにょ。
これは携帯ゲーム機の方が影響が大きく据え置き機にはあまり影響はないとはいえスペック
アップによって制作コストが上昇したのをペイするためにもより多くの人がプレイできる
環境(ゲーム専用機)が用意されるのは大きいにょ。
Xbox Oneで注目すべきは改良されたKinectが標準添付されているということにょ。
こういった高額な周辺機器は標準添付が行われないと普及しない(WiiUのコントローラーも
標準添付だからこそ価値がある)ためMSのKinectに対する本気が伝わってくる感じにょ。
あと残念な部分になりそうなのが中古対策にょ。
これは現状では詳細は発表されておらず、ウワサ(リーク情報)でしかないのだけどどうやら
シリアルコードを別途購入しなければ中古ソフトは使えないらしいにょ。
ソフトはすべてアクティべーションが導入されておりネット環境が必須で友人からソフトを
借りた場合にもそのシリアルはアクティべーションで通過しないためシリアルコードの購入が
必要になるということにょ。
もしも、このウワサが本当ならば中古ソフトは事実上の壊滅に追い込まれるにょ。
価値があるのはシリアルコードであってメディアそのものではないわけだからね。
つまり、ダウンロード販売されていないソフトにおいてはメディアそのものが有用であるため
価値はあるけど握手券無しのAKB48のCDのように中古売買ができても価値がほとんどなく
新作ソフトを売っても二束三文にしかならない可能性があるにょ。
古いソフトを売って新作ソフトを買うという人は激減するし、買ったけど糞だったから売って
しまおうということもほぼできなくなるわけだからね。
PS4もIDによる中古対策は可能なのだけど現時点ではやる予定がないのはユーザーのためという
よりも中古ソフトの合法判決が出たため強行しにくいというのがありそうにょ。
ただでさえXboxは国内で苦戦が必至なのにさらに苦戦用途を増やすのは得策ではないにょ。
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