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おちゃめくらぶ掲示板
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NVIDIAがTegra4を発表
NVIDIAがTegra4を発表したにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/event/20130108_580835.html
クアッドコアのCortex-A15に72コアのGeForceコアを搭載して従来(Tegra3)比で6倍のGPU
性能となっているにょ。
PC向けのCPUは90年代にはクロックの大幅な向上によって性能向上がもたらされ、2000年台に
入ってからはリーク電流問題によってクロックの伸びが鈍化したためアーキテクチャの改良や
マルチコアによって性能向上がもたらされたにょ。
そのマルチコアも45nmのPenrynの時点でハイエンドがクアッドコア、ミドルがデュアルコア
だったのが現時点の22nmのIvyBridgeでは依然としてコンシューマ向けではクアッドコアが
メインとなっているにょ。
これは、PC向けのCPUとしては現在の4コア、8スレッドで十分であり、それ以上コア数を
増やしてもアムダールの法則によって性能を十分に発揮できないためと思われるにょ。
したがって、これからはより省電力な方向にシフトしていくにょ。
モバイル向けのCPUはPC向けの後追いをするようにここ数年で急速な性能向上となっているにょ。
性能上昇率ではPC用のものを遙かに凌いでいるのだけどこれはPCに近い体験を行えるように
するためには必要不可欠だからにょ。
ネットの利用1つをとっても昨今はWebサイトが動的になっており非常に重くなっているため
PenMクラスでさえ厳しくなってきているにょ。
そして、画面解像度の高解像度化が性能上昇を必要不可欠なものにしているにょ。
iPadがRetina液晶搭載の第3世代でGPU性能を上げて第4世代ではさらにそれを上げたのは
高解像度化による体感速度を低下を防ぐためにょ。
単純に考えれば画面のピクセル数が4倍(縦横2倍)になれば性能は4倍になってようやく
プラマイゼロだからね。(PC向けのAPUでもこの考えはあり、IvyBridgeでは内蔵GPUはフルHDを
越える2560x1600までサポートしているためSandyBridgeより大幅にGPU性能を上げているけど
今年の第2四半期に登場が予定されているHaswellではそれをさらに大幅に上回るものなると
予想されている)
Tegra4でGPU性能を大幅に上げたのはタブレット端末においては今後はフルHD以上の解像度の
機種が主流になっていくという考えによるものだと思われるにょ。
何せ動画再生も4Kに対応しているくらいだしね。
ただし、その際に問題となるのがメモリ帯域にょ。
ピクセル数が4倍になればこの帯域が4倍にならないとボトルネックになってしまうからね。
このモバイル端末向けのDRAMの帯域はここ数年で劇的に進化したにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20130108_580768.html
PCはノートPCにおいてはWXGAがメインであり、デスクトップPCもようやくフルHDがメインと
なった感じなので単純にピクセル数で言えばハイエンドなタブレット端末は一般的なPCを
完全に凌駕している感じであり、メモリ帯域もそれ相応なものが求められてくるにょ。
ノートPCもつい数年前まではDDR2-667(理論帯域5.3GB/s)が主流だった(実際にネット
ブックではシングルchで使用されていたけど解像度が低いこともあり、メモリ帯域不足が
問題になることはなかった)のに今やモバイル端末でもその2倍が当たり前だからね。
さて、この度NVIDIAはこのTegra4を搭載した携帯ゲーム機「SHIELD」も発表したにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/20130108_580839.html
実際は純粋なゲーム機というよりもゲームに特化したAndroid端末であり、Google Playを
利用することでアプリを使用することができるということでハードメーカーがあってその
ライセンスを受けることでサードパーティが対応のソフトをリリースするという一般的な
コンシューマゲーム機とは少々異なっているにょ。
一般的なコンシューマゲーム機はそういうビジネスモデルを採用している関係上、ハードは
製造原価を下回るいわゆる「逆ざや」で提供することも可能になっているのだけどこの
「SHIELD」ではそういうわけにはいかないにょ。
つまり、一般的な高性能Android端末と同レベルの価格帯になると予想されるにょ。
したがって、スペックなどを考えるとPS Vitaよりもさらに高価になると予想できるにょ。
では、ただのゲームがプレイしやすい高性能なAndroid端末というだけではなく仮想化技術
NVIDIA GRIDを使用したクラウドゲーミングやGeForce Experienceを利用してGeForce搭載の
PCで動作しているゲームをこのSHIED上でプレイ可能になるというものにょ。
これはかいつまんでいうとWii Uが本体でレンダリングしたものをTVを使用することなく
専用のコントローラでプレイできるというのと同じようなものにょ。
その際には遅延が発生するのだけどWii Uは専用化によってその遅延をほぼゼロにしたの
だけどSHIED上でそこまでの遅延問題を克服できるのかが問題にょ。
これはサーバ上でレンダリングをするクラウドゲーミングではさらに遅延は拡大することに
なるため非常にシビアとなるにょ。
クラウドゲーミングについては昨年12月29日に書いたように次世代のプレステ3後継機(PS4)
にも採用が予想されているのだけどまだまだ問題点が多いにょ。
将来的にはビジネスモデルとして確立されるのは間違いないけど現時点では初期投資コストの
大きさや回線や遅延の問題を考えると普及には時間がかかりそうにょ。
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