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おちゃめくらぶ掲示板

1372御茶目菜子:2012/10/30(火) 23:56:27
Win8搭載PCは非Windowsタブレット端末に敗北してしまうのか・・・?
Win8搭載PCの発売3日間の販売台数はWin7発売当時のわずか1/3しかないとのことにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20121030_569467.html
Win8搭載PCが売れないのはWin7搭載PCの方が安いからというのは確かだろうけどそれは
7登場時も型落ちとなっていたVista搭載PCが安くなっていたわけだからそれだけが理由と
いうわけでも無さそうにょ。(割高となっているコンバーチブル型PCが平均価格を上げて
いるとも考えられるけど売り上げ比率を見る限りではそこまで影響はなく単に最新モデルか
型落ちモデルかの価格差であると推測される)
アップグレードの10月26日にも書いたようにWin8のアップグレードに関してはパッケージ版を
購入しても6000円程度、ダウンロードならば3300円、1月4日までにWin7を買えばダウンロード
版は1200円という破格の安さだからね。
では単純に安いからWin7搭載PCを買うのかというとそうではなくWin8搭載PCには価格に
似合うだけの付加価値を感じている人が少ないからと言えるにょ。

Vistaは登場時には不満が多いOSだったにょ。
レスポンスに関してはSP2でかなり改善されたし、Vista登場から7登場までの3年間のPCの
性能向上(CPU性能向上だけではなく統合型GPUの性能向上もめざましくVista登場時には
デフォで512MB〜1GBだったメモリ搭載量も7登場時には2GBがデフォになったことが大きい)
もあったとはいえ、マイナスイメージを覆すのは簡単なことではなく多くのユーザーは
Win7を大いに歓迎したにょ。
その結果がWin7の急速な普及だと思われるにょ。
Win8はまだ発売されたばかりでSPによって改善は可能な面もあるけど一番の問題はタッチ
パネルに特化したModern UIを全面に出してしまったことにょ。
これは確かにタブレット型のPC(コンバーチブル型も含む)では使い勝手は悪くないものの
キーボードとマウスで操作する一般的なPCに向いているUIとはとても言い難いにょ。
つまり、Win8のユーザーの評価向上を行うためにはタブレット型のPCが主流になる必要が
あるということにょ。
しかし、いくらWin8登場でタブレット型やコンバーチブル型のPCが増えたとはいえすぐに
それが主流になるというのは難しいにょ。

せめて、ノートPCは全機種でタッチパネルを搭載、デスクトップPCはタッチパネル搭載
もしくはタッチに対応したタブレットの標準添付などが実現しないと問題外にょ。
とはいえ、それでも液晶パネルとの距離が固定化されてしまう据え置き型ノートPCや
デスクトップPCで液晶にタッチパネルを搭載すればそれだけでWin8が使いやすくなると
いうわけではないにょ。(まして、液晶画面とは別のタブレットだと操作感がまるで
別物になってしまう)
そもそも、Windowsにおいてタブレット機能はVista以降ならば標準で組み込まれている
ためタッチパネルを使ったジェスチャ操作や文字入力はできてしまうにょ。
したがって、7ではなく8を選ぶということはModern UIにどれだけの価値を置いているかで
すべて決まってしまうにょ。
そう考えると、現時点ではタブレット型もしくはコンバーチブル型のPCを買わないと
その意味はないためそれが売り上げに響いていると思われるにょ。
つまり、タブレット型やコンバーチブル型ではないWin8搭載PCを買った人は新しいOSが
好きな人もしくはOSを気にしない人以外には考えられないにょ。(新しいPCの方が
スペックが高いからという理由で最新型であるWin8搭載機を選ぶ人もいるかもしれない
けど夏モデルと秋冬モデルにそれほどの性能差はないし、少なくとも価格差を考えると
明らかにコストパフォーマンスは悪いため良い選択肢とはいえない)

やはり、この辺は最初からタッチパネルでの操作を考えたUIを搭載しているAndroid OSの
方が優れているにょ。
何せ基本的にスマホやタブレット端末で使用されているためタブレット型(キーボードや
マウスによって操作する機器ではないもの)のものに搭載されているためタッチパネル
前提のUIで何ら問題はないわけだからね。
これがWin8の場合はいくらOSのUIを変えても過去のアプリ資産や実際に搭載されている
機器のUIを考えると上記のように使いやすいとは言い難いからね。(あくまで現時点の
話なので将来的に対応のアプリが増えてタブレット型、コンバーチブル型のPCが主流に
なれば全く違ったものになる)

Androidもこの度Android 4.2が発表されそれを搭載したNexus10も発表されたにょ。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20121030_569488.html
先月国内でも販売が開始されたNexus7(Nexus7もこの度32GBモデルや3G搭載モデルが
発表された)だけどこちらはそこそこ高性能だけどかなり安価という感じの製品であり
スペック面は特に目を見張る部分はなかったけどNexus10は現状のタブレット端末の主力
製品がぶつかり合う10インチクラスの製品ということでスペックも抜かりはないにょ。
CPUは従来のCortex-A9をベースとしたものからCortex-A15をベースとしたものへと変わり
性能向上となっているにょ。(デュアルコアであるもののコア性能は従来の2倍以上)
そして何より素晴らしいのは液晶の解像度が2560x1600(WQXGA)となっているにょ。
これは第3世代iPad、先日発表された第4世代iPadの2048x1536(QXGA)を超えるものと
なっているにょ。
精細度で見てもiPadはReitina液晶と言いつつも264ppiに止まっているのに対してこの
Nexus10は300ppiに達しているにょ。(これで3万円台から購入可能なのだからコスト
パフォーマンスはNexus7と同様に非常に高いといえる)

人によって必要十分な解像度は異なるだろうけどドットが見えないレベルとなると
やはり300ppi以上は欲しいところにょ。
スマホにおいては10月22日に書いたようにHTC J Butterflyは5インチでフルHDに達して
おり、精細度は440ppiとなっているにょ。
300ppiでドットが見えなくなるといってもこれはあくまで30cm以上の距離で中間調ありの
文字や絵を見た場合に限られるにょ。(白黒2階調ならば400〜500ppiは必要)
したがって、スマホのように片手で操作して片手で入力することが可能なデバイスだと
30cmよりも近づいて見るということはよくあるため300ppiでは十分であるとは言い難いと
私は思うにょ。
これがタブレット端末ならばある程度のサイズがあるため30cmは離して見るだろうと
考えてもやはり300ppiは欲しいところにょ。
仮に30cmで300ppiを超えることがReitina(つまり、人間の目の限界)の定義だとすると
264ppiのiPadは34cm以上離れて操作することになるにょ。
身体の大きな外国人ならばそれが普通なのかもしれないけど一般的な体型だと少し
離して閲覧時に30cm程度となるためQXGAのiPadはReitinaとは言い難いにょ。
これはXGA(iPadおよびiPad2)の縦横2倍で互換性の面で都合が良かったというだけだと
思われるにょ。

このNexus10は現時点のタブレット端末では最高解像度となるわけだけどこれが近い将来は
スタンダードなものになっていくと思われるにょ。
現時点では、4〜5インチのスマホが720p、7インチでWXGA、10インチでフルHDが主流と
なっているのだけどこれがさらに1ランク上がるためにょ。
スマホでフルHDが主流にはさすがにすぐにはならないだろうけど7インチモデルがフルHDに
なるのは時間の問題であり、そうなると10インチクラスはフルHDを超えるWQXGAになるという
わけにょ。
それに上記のように300ppiというのが1つの指標となっているからね。(300ppiを超えたら
全く恩恵が無くなるというわけではないけど一般的な使用方法では差異がほとんど無くなる
ためにコストに似合う恩恵にはならない)

Win8を搭載のPCはこのようにタブレット端末に大きく解像度で劣ってしまうことになって
いるにょ。
実際、10月19日に書いたようにほとんどの機種がWXGA(1366x768)となっていて、フルHDが
選択できるのはほとんどないにょ。
PCにおいてフルHDを超える機種となると27インチ液晶を搭載のデスクトップPCとなって
しまうにょ。
これは一般的なPCはマウスとキーボードで操作するため目からモニタの距離が50〜60cmある
というのが1つの理由になっているのだろうけどタブレット端末においてもそれを理由に
してしまうとタブレット型のPC(つまり手に持って使うということ)を全否定することに
なってしまうにょ。
もしも「ユーザーの多くがWXGAで十分と感じているため」というのならばタブレット端末が
WXGAを遙かに超えるものにはなるはずがないからね。
むしろ、マルチウィンドウをデフォでサポートしているWindowsの方が高解像度化の恩恵は
大きいはずにょ。

Vista以降は柔軟なスケーリングに対応しておりOSでdpi設定をすれば高精細のモニタで
文字が読みにくいということはなく文字がキレイに見えるようになるにょ。
それなのに阻害しているのが昨年の10月4日にも書いたように従来のアプリの互換性がある
ためにょ。
スケーリングを変更してしまうとレイアウトが崩れてしまうアプリもあるし、そもそも
スケーリングを変更に対応していないアプリもあるからね。(特にゲームの場合は解像度
指定をしているため高精細なモニタだと小さい文字でプレイするかフルスクリーンで
プレイするしかない)
これがModern UIでは大きく変わったにょ。
従来は文字のスケーリングに対応していてキレイになっても画像はデフォの画像をそのまま
引き延ばすため汚くなってしまうからね。
これが、Modern UIでは3通りのスケーリングから最適なものが選択可能になっているにょ。
つまり、柔軟なマルチスケーリングに対応しているWin8だからこそWXGAのしがらみから
脱却すべきといえるにょ。(タブレット端末などでReitina液晶に慣れてしまうとドットの
粗い非Reitinaには戻れなくなってしまう)
OSのUIだけを変えても何も変わらないどころか、従来の機器そのままでUIだけを変えても
改悪にしかならないにょ。

将来的にはタブレット端末は現在のPC全体の出荷台数を超える(逆にPCの出荷台数は頭打ち
であり徐々に減少していくと思われる)ためそうなったときに過去の負の遺産にしがみついて
いるようだとWindows PCはタブレット端末に敗北していまうと言えそうにょ。(そうなら
ないためにModern UIを搭載したのだけどそれがほとんど生かせていない)
Vistaが初期段階で悪いイメージがついてそれをずっと引きずっていたようにWin8も初期の
段階でネガティブなイメージが付かないようにすべきだったと思われるにょ。
Win8ならばどのPCでもタッチ操作ができると考えている人もいるくらいなのでせめて初期の
段階ではWin8搭載の全PCにタッチパネルを搭載というくらいやっても良かったと思うにょ。
というか、動作要件にタッチパネルを必須(マウス操作は非推奨)としておけばタッチパネル
搭載は自然に進んだはずにょ。(上記のようにタッチパネルを搭載すればすべて解決というわけ
ではないけど出来ると思っていたのに出来ないとできないと買った後で気づくよりは遙かにマシ)




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