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おちゃめくらぶ掲示板

1352御茶目菜子:2012/10/16(火) 00:00:33
プレステ4は本当に登場するのか・・・?
ファミ通を発行するエンターブレインの浜村社長は来年(2013年)末にPS3やXbox360の後継
機が登場する可能性があると述べているにょ。
http://mantan-web.jp/2012/10/12/20121012dog00m200039000c.html
PS3は2006年に登場してすでに6年、Xbox360は2005年に登場して7年経っており、来年の登場
であればそれぞれ7年と8年ということで後継機種が出ても不思議ではなくほぼ5年サイクルで
世代交代をしてきた従来からすればすでに遅いくらいにょ。
なかなか後継機が登場しないのは下記の2つの理由があると思われるにょ。

 (1) ソフト開発費の高騰の問題
 (2) 現行機の普及具合と次世代機のハイ初予算の問題

(1)一昨年の3月16日に書いたようにPCゲームもコンシューマゲームもスペック向上によって
開発費がどんどん高騰しているにょ。
単純に考えると性能が上がったのだから作るのはより楽になると考えるかもしれないけど
実際はハイスペックな次世代機が登場したらそれに似合ったゲームをユーザーは希望して
いるし、そういうゲームによって次世代機の普及が行われるにょ。
現世代機で十分に可能なレベルであれば次世代機は必要ないからね。
その結果スペックが高くなればなるほどその性能を引き出すためには高コストが必要と
なってしまうわけにょ。
1機種ではその開発費を回収できないためどんどんマルチが増えてよりコスト回収しやすく
しているにょ。

(2)次世代機の開発にはやはりコストがかかるにょ。
しかし、コンシューマゲーム機の場合は逆ざやで販売されることも多いためその開発費を
回収するというのは現在では極めて難しいにょ。
本体だけでは儲からないためソフトのライセンスによってソフトベンダーから得た資金に
よってその逆ざやで出たマイナス分を補填可能になっているにょ。
ずっと逆ざやで販売していくなんてことはできずハードの普及が必要不可欠な初期段階は
逆ざやでも普及期を過ぎた場合にはハードのみで利益が出せる価格にする必要があるにょ。
現在のPS3はもうその段階になっているにょ。
しかし、ようやく現世代機(PS3)で利益が出せるようになったのに次世代機を投入した
場合には当初はまた逆ざやで確実にマイナスになってしまうからね。
それにそんな現行機より1桁スペックが高い次世代機に高コストをかけて付いてこれる
ゲームベンダーは極めて限られるにょ。
そういうことで、「PS3は10年現役を続ける」とSCEの開発責任者が語っているにょ。
とはいえ、現世代機から次世代機へとバトンタッチする場合にはすぐに交代ができない
ため「10年現役」であっても来年か再来年には次世代機を投入する必要があるにょ。


ソフトの開発費高騰はひとまず置いといて次世代機がもし来年末(来年度末)に発売される
となるとどのようなスペックになるのかを考えていくことにするにょ。
次世代機が現行世代と比べて見た目で変わるレベルとなると1桁性能を上げるしかないにょ。
ただし、その場合でも次世代機で一番乗りとなるWii Uを見た目で差別化できる必要があるにょ。
では、Wii Uのスペックについては10月12日にある程度予想したのだけどさらにもう少し追加
して予想してみるにょ。
写真からCPUのダイサイズが30平方mm程度、GPUのダイサイズが150平方mm程度と予想(小さい
写真であるため縦横1割程度の誤差はありそうだけど)してそれにCPUが45nm、GPUが40nmで
製造という予想、そして消費電力が通常で40W、最大で75Wというメーカーの公式発表値を
プラスして考えると400〜480spのRADEON(RADEON E6760をベースとしたものあたりが濃厚)、
CPUはPowerPC 476FPのマルチコアと予想できるにょ。

では、これがどれくらいの性能かというとGPUに関してはPS3やXbox360を完全に凌駕するにょ。
動作クロックにもよるけど480spならばPS3のGPUであるRSX(PCで考えるならば帯域を半減
したGeFoece 7800GTXレベル)の2〜3倍くらいのシェーダ性能はありそうにょ。
といっても、当初Wii UのGPUの製造プロセスである28nmが実現できていたら3〜5倍は十分に
狙えていたたけどね。(100平方mm程度と予想していたので少し大きめのGPUだった)
PS3はフルHD対応といってもスペック不足でフルHDでゲームを作ることは難しいためWii Uが
次世代機としてHD対応を謳うならばフルHDで問題ないくらいのスペックは必要になると
思われるにょ。
10月12日に採り上げた「社長が訊く」でもHD(高解像度)がすでにSD(標準解像度)になって
いるという認識をしているくらいだからね。

Wii UのCPUを見てみるとせいぜい30平方mm程度なのだけどこれはAtomのダイサイズが25平方mm
ということを考えるとそれと同レベルか1周り上のサイズにょ。(CPUのアーキテクチャが
異なるためダイサイズで性能は単純比較できないので注意)
初代Atomは45nmプロセスで製造されており4700万トランジスタだったためそれと同レベルや
1周り上のWii U用のCPUは5000万〜6000万トランジスタと予想できるにょ。
仮にL2キャッシュが256KBの6T SRAMとするとトランジスタ数は約1200万となるにょ。
仮にPowerPC 476FPが採用されているとしてトランジスタ数は不明だけどダイサイズは3.6
平方mmとなっているにょ。
CPUのダイサイズが30平方mmならばL2だけで約2割となりFSB、その他で3割消費したとすれば
残りCPUコアに使えるのは半分であるため15÷3.6≒4コアとなるにょ。
誤差があって実際は27平方mm程度だとすれば3コアになるにょ。
すでにマルチコアと発表されているもののこのダイサイズで512KBのL2を搭載すれば4割程度が
消費されるためデュアルコアが限界になるためL2は256KBの可能性が高そうにょ。(3コアも
十分可能だけどGPUとのデータのやりとりのために必要なデータバスやメモリーコントローラの
分を考えると難しい)

このWii UのCPUを同じPowerPC系のXbox360のCPUと比べると世代が新しくてもトランジスタ
数が半分以下なのでさすがに性能面で劣るにょ。
Xbox360のCPUの総トランジスタ数は1億6500万で3コア、3.2GHzでL2は1MBとなっているにょ。
CPUコアそのものが異なるとはいえPowerPC 476FPは45nmならば1.6GHzになるため3コアならば
Xbox360の半分になるにょ。(IPCが異なるため実際は6割程度)
4コアであっても単純計算でXbox360のCPUの8割程度しかないにょ。
PS3のCellはメインにはPowerPC系のコアを採用しているけどCellの最大の特色は非対称となる
マルチコアであるという点にょ。
Xbox360のCPUが対称型3コアであるため扱いやすいのに対して非対称の場合はそれを使いこなす
というのは非常に難しいためピーク性能は高くてもそれは未だにほとんど生かされてないにょ。
確かにそれらのCPUと比べてピーク性能は劣るとはいえゲームにおいては昨今はCPUよりもGPUが
ボトルネックになる機会の方が多いにょ。
CPUがボトルネックになるのは物理エンジンを動作時なのでもしもそれをGPU側で行えばWii Uの
CPU性能は全く問題がなくなるにょ。
とはいえ、GPGPUもまだ十分使われてないしGPGPUを考えるとWii UのGPUは力不足になって
しまう可能性があるけどGPU性能だけを見ればPS3より確実に上なので総合力でPS3やXbox360に
負けることはないと思うにょ。

では、次世代PS3(ここではPS4としておく)の性能がどれくらいかというとCPUは現状より上
ならばしばらく安泰であるため消費電力が上がるためクロックはそれほど上げずに将来の
製造プロセスの微細化に期待してコア数を2倍くらいにするにょ。
反面GPUにおいてはPS4はPS3の1桁上の性能は欲しいため現状ならばミドルクラスくらいの
もので十分にょ。
GeForceならばGTX660くらいでもRSXより1桁上のシェーダ性能は出せるにょ。
フルHDならばこれで困ることはないのだけどもしもPS4で4K対応にするならばこれでは
不十分になるにょ。
単純に考えてもピクセル数が4倍だからね。
GTX660はCUDAコア(SP数)は960でその4倍・・・というのは無茶だけど4Kで現状のPS3以上の
高画質でプレイするならばその2倍は欲しいところにょ。
そうなると現状のシングルGPUで最高となるGTX680でも足らないにょ。
メモリもメインメモリ2GB、VRAM2GBは最低欲しいところにょ。(もちろん十分な帯域も確保
しなければならない)

しかし、Cellは当初は自社生産だったのが工場を東芝に売却して現在は45nmで止まっており
32nmは現時点では出せていないにょ。
そうなると今後微細化によるコストダウンを計算に入れるのはかなり無謀にょ。
したがって、CPUは現状の45nmのCellを使うので無ければPS3との互換性を捨てるしかないにょ。
仮に互換性を捨てたとしてもまだ、来年となると32nmだろうからそんなに無茶な性能アップは
難しいにょ。
GPUにおいては来年ならば28nmは安定供給されるだろうけど現状のハイエンドモデルである
GTX680はすでに28nmで製造されているため低コスト化や大幅な低電力化は難しいにょ。
したがって、GTX660クラスを搭載して4Kは諦めるかフルHDでレンダリングしたものを4Kに
引き延ばしてプレイという感じになるかもしれないにょ。
どっちにしても、現在のSCEにはそんな余力はないため来年中にPS4が登場する可能性は
かなり薄そうにょ。
Xbox360のようにMSがPS4より1年先行して次世代機であるXbox720(?)を発売するという
可能性はあるものの現行機と比べて大幅な差別化をするのは難しそうにょ。
差別化するならば3D立体視の標準化とか4Kとかしかないけど3Dは現時点で3D対応TVの普及率を
考えるとまだ時期尚早(というか本当に必要とされているかも怪しい)だし、4Kもまだ現時点では
TVが高価でありそれが普及価格になるためにはまだ数年かかりそうなので、もしも次世代機で
「4K対応」を謳うならば最低でもあと2、3年は先送りになりそうにょ。




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