[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
1-
101-
201-
301-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
ゴーストの感想を依頼するスレ
303
:
任意たん
:2014/02/13(木) 10:17:43
303 :任意たん:2012/03/23(金) 02:35:19
>>301
「幼白鬼」
相変わらず非常に長い上に読みづらいです。申し訳ない。
【依頼内容】
とある名家の主から「しばらく座敷牢にいる人物を世話(監視)して欲しい」と頼まれた。
内容からして気は進まないが、依頼されたからには仕方ない。
言われた通り座敷牢に入ってみると、そこには・・・
この世のモノとは思えないほど美しい、純白の髪をもつ少女がいた。
【監視・一日目】
「だれ?」と聞かれたようなので、とりあえず名前を名乗っておく。
・・・特に反応はない。
黙っているのも変なので、挨拶がてら頭を撫でようとしたが、怯えられてしまった。
ちょっと早急すぎたのか、それとも前に何かあったのか。ますます気が進まない。
その後も何度か話しかけてみるが、最後まで返事はもらえなかった。
【監視・二日目】
行きがけに商店街を見かけたので、手慰みに何か買ってみる。
彼女にプレゼントしてみようか。何か反応があるかもしれない。
座敷牢についた。今日も話しかけてみるが、特に反応は見られない。
贈り物は・・・受け取ってはもらえたが、あの態度からして「あれが何か」が分かってない。
ひょっとしたら彼女が喜ぶかもと思ったのだが、どうやら的を外したようだ。
とりあえず彼女の様子を見ながら、ずっと考え事をして過ごした。
【監視・三日目】
今日もちょっとした物を渡してみる。だが彼女は相変わらずだ。
しばらく昨日と同じように考え事をしていると、彼女がこちらへ寄ってきた。
「・・・・・・。」
何か言いたいことでもあるのだろうか。根気よく待ってみる。
「あなたは、わたしをなぐらないの?」
そんなことはしないと言った。しかし彼女は聞いているのかいないのか、無表情を崩さない。
試しに慎重に、優しく頭を撫でてみる。特に拒絶はされなかった。
柔らかい髪の毛を時折撫でながら、少し取り留めのない話をしてみる。
相変わらず聞いているかも分からないが、少し距離が縮まった気がした。
【四日目】
今日は彼女にちょっとした変化があった。挨拶をしてくれたのだ。
それにぽつりぽつりとではあるが、こちらを見て話をしてくれるようになった。
こちらも昨日と同じく取り留めのない話をしながら、たまに頭を撫でてみる。
・・・とても可愛らしい笑顔が見れた。なんということだ。なんという(ry
そこで今まで完全に忘れていたプレゼントの縫いぐるみを、物は試しと渡してみる。
興味を持ってくれたようだ。お人形だと教えると、笑顔でお礼を言ってくれた。
心を開いてくれたと見て、良いのだろうか。
【五日目】
今日はちょっとした遊び道具を買ってみる。知恵の輪とお手玉だ。
渡してみると最初は不思議そうに眺めていたが、その内熱心にこね回し始めた。
お手玉はまだ「へたっぴ」だし、知恵の輪も解けるまでまだまだ時間がかかるだろう。
それを眺めるのも、なかなか微笑ましくて楽しいかもしれない。
【六日目】
今日は花を買ってみた。彼女に似合いそうな○○の花だ。
彼女に渡すと、とても喜んでくれた。どうやら好きな色だったようだ。
今度は花瓶でも買ってこようか。あるいは花の種を贈ってみるのも良いかもしれない。
熱心に知恵の輪をいじる彼女を見ながら、そんなことを考えたりする。
彼女の笑顔をもっと見たい。監視役がそう思うのは、いけないことだろうか。
【七日目】
今日はとても大切なことが・・・いや、もはや何も書くまい。
これ以上はあなた自身の目で確かめて欲しい。そして、できれば。
彼女に優しくしてあげてください。
――彼女の目醒める、その時まで。
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板