したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

2

7変態1号:2023/07/08(土) 17:46:13 HOST:KHP059140147243.ppp-bb.dion.ne.jp
「フッ……!!フゥッ……!!」

 ジャージ姿の狼獣人の青年が、鬼気迫る表情で山道を駆けていた。
 彼は今年19歳となる体育大学生である。

 小学生の時から陸上の競技に魅了され、それから今日に至るまでアスリート意識を持って自身を鍛え上げた。
 その努力は実り、彼は国の代表として3日後の世界大会へと出場することが決まったのである。


「フッ……!!もう一本……!!」

 山道の往復をひたすら繰り返す。
 その鍛え上げられた肉体は、無駄な筋肉や脂肪は無く、誰が見ても美しいものであった。
 生半可な鍛錬では、その肉体を得ることは出来ないであろう。


 長く続いた走り込みであったが、狼青年は少しずつ速度を落としていき、やがて歩き出した。
 呼吸を整え、体を落ち着かせていく。

(最高のコンディションだ……!!)

 確かな手ごたえがあった。
 もしかしたら、自己ベストも狙える、いや、大会の記録を塗り替えることも出来るかもしれない。


(よし。後は大会まで休むとして、早く下山しない……と……?)

 彼は下山の準備をしようと辺りを見回すが、そこが見知らぬ景色であることに気付く。
 一本道を走っていただけなので迷うと言うことは無いはずだが、全く見たことも無い風景が広がっていたのだ。

「おいおい、勘弁してくれよ……」

 彼は思わず口に出していた。
 この山道はよくトレーニングに使用していて、慣れていた道だ。
 しかし、現に今は見知らぬ風景しかないのだから、迷ってしまったのであろう。


「困ったな……。うん?」

 日が落ちていく中、遠くに建物が見える。
 それは、小さな山小屋のようであった。
 このまま夜を迎えてしまうことを考えると、その小屋は青年にとってありがたいものであった。

 青年は完全に日が落ちてしまう前に山小屋に辿り着こうと、再び山道を駆けだした。




「こんばんはー……」

 山小屋に辿り着いた青年は、おそるおそる山小屋へと入っていく。
 青年の挨拶に対する返事は無かった。

(誰もいない、か。申し訳ないが使わせてもらおう)

 青年が山小屋内を探索すると、浴室を見つけた。
 湯舟はないようだが、シャワーが用意されている。

 日中、ずっと走り続けていた青年は、体がベトベトであった。
 おまけに汗臭い。
 狼であるがゆえに、自身の臭いにも敏感であった。

 せっかくなので、青年はシャワーを借りることとした。
 ベタベタのウェアを脱ぎ捨て、裸となる。

 大人となったばかりではあるが、鍛え上げられた肉体は既に成熟されていた。
 浴室に設置されている鏡に、全身が映る。

 彼は自分の肉体が、本当に自慢であった。

 肉体が美しいのはもちろんのこと、彼の自慢はもう一つあった。
 それは、巨根でズルムケな陰茎である。
 男だったら、誰しもが羨ましいと思うかも知れない。

 そんなイチモツをぶらぶらとさせながら、シャワーを浴びる。
 運動した後のシャワーは、やはり気分が良い。
 耳を嬉しそうにピンとさせ、尻尾も小刻みではあるがフリフリと揺れている。


「ふぅー、さっぱりしたな!」

 持参のバッグに入っていたタオルで体を拭く。
 体に付いた水滴を丁寧に拭いていくが、ここで彼の手が止まった。
 丁度、胸の位置である。

(ん?何だか、違和感が……)

 どこかおかしいと、彼は目の前に映る、鏡の中の自分を見つめていた。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板