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変態1号
:2022/02/10(木) 23:05:56 HOST:KHP059140147243.ppp-bb.dion.ne.jp
しかし、どんどん触れるものが増えていく肉体。
その快楽に、体が逆らえない。
陰茎を扱く手に違和感があった。
見てみると、最初は亀頭を直に刺激していたのにも関わらず、今では皮オナの状態となっている。
少しだけ扱く手を止めて、自らの陰茎を見下ろす。
明らかに以前よりも陰茎の長さも太さも増して、大きくふてぶてしくなっているのだが、どうやら皮の厚さも増え包茎となってしまったようだ。
「ほう、けい……?俺が……?俺が包茎……?」
剥け上がった自慢の陰茎は、頻繁に皮オナをしたせいで、加齢とともに仮性包茎へと成り下がってしまったようである。
しかし、今の中年には、その体の変化すら愛おしいものであった。
「おっ、俺の、包茎!!包茎チンポ!!包茎チンポ!!気持ちいい!!ぐへっへえ!!」
再び自慰を始める。
自分の陰茎を『包茎チンポ』と言う度に、中年の心は昂っていく。
先程タオルで拭いたと言うのに、興奮や自慰の動きによって大量の汗がかかれていた。
体中から湯気が生じており、それは運動後の汗臭さだけでなく、加齢臭の存在も確認できる。
(やっ、やめろ……!!これ以上醜態を晒すな……!!)
精神ではそう思っても、自慰行為は止まらない。
どんどん加齢し、どんどん太くなっていく。
パンパンに詰まった肉体は まるで砲丸投げや重量挙げの選手のようである。
また、肉体が映えるように無駄な毛の手入れもしていたのだが、中年となった今ではそのような努力もしなくなったようだ。
胸毛はモッサリと生え、手足には濃く太い毛がモジャモジャと生え茂る。
顔を見ると、細かった顔の輪部は大量に作られた男性ホルモンで大きく肥大化。
自慰のことしか興味が無い、変態中年親父のガッシリとした台形の顔がそこにはあった。
それが全くの別人であれば、まだ幾分マシであっただろうが、その顔は、明らかに青年だった彼が中年へと加齢した顔付きであった。
中年の頭に、色々なものが浮かび上がってくる。
世界大会で無様な結果を出したこと。自暴自棄となったこと。今までの反動から暴飲暴食をするようになったこと。
腐ってもアスリート魂は消えなかったのか、自傷するようにハードなウエイトトレーニングにハマり、日を追うごとにパンプアップしていったこと。
今までの30年間の記憶が、頭の中へと刷り込まれようとしていた。
(ふざけ、るな……!!俺は、こんなデブ親父、なんか、に……!!)
記憶がどんどん刷り込まれる中、自慰行動もますます加速していく。
肉体が鍛えられれば鍛えられる程、その箇所の感度が高くなっていく。
「お゛ぅ……!!お゛ッ!!」
声帯が、長年のタバコや酒焼けによって枯れていく。
ざらざらとしたノイズが混じっていく。
パンパンに膨れ上がった胸筋にぽちっと付いている乳首は、今では指が少しでも触れただけで、射精をしてしまったかのような身震いをしてしまう。
腹も腿も、全身が性感帯のようであった。
(も、もう、だめ……だ……)
最後まで抗っていた中年の意識が消えていく。
いや、消えたのではない。受け入れたのだ。
20歳の元トップアスリートが挫折し、加齢した結果、50歳の親父となってしまった現実を。
「……!!お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉぉぉぉッ!!!!」
その惨めな現実を受け入れた時、筋肉と脂肪が一気に盛り上がり彼は大量に射精をした。
上空に打ち上げられたそれが、まるで先程のシャワーのように全身に降り注ぐ。
精液の臭いと、狼中年から発せられる体臭が、常人であれば耐えられそうもない空間を作り上げていた。
更に射精と同時に一気に発達し全身に筋肉疲労がつのった肉体。
牛のように厚みをます大胸筋、肥大化し前に突き出しそうな腹筋と腹斜筋。
以前の自分のウエストより太いとさえ思える如く大腿筋……
しかし、それすら今の中年には心地が良い。
彼は目の前の鏡を見る。
そこには人離れした体躯を誇る包茎で剛毛な一匹の狼中年親父が、スケベそうな面で自分の肉体を舐めまわすように見つめていた。
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