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1変態1号:2022/02/10(木) 23:04:51 HOST:KHP059140147243.ppp-bb.dion.ne.jp


「フッ……!!フゥッ……!!」

 ジャージ姿の狼獣人の青年が、鬼気迫る表情で山道を駆けていた。
 彼は今年19歳となる体育大学生である。

 小学生の時から陸上の競技に魅了され、それから今日に至るまでアスリート意識を持って自身を鍛え上げた。
 その努力は実り、彼は国の代表として3日後の世界大会へと出場することが決まったのである。


「フッ……!!もう一本……!!」

 山道の往復をひたすら繰り返す。
 その鍛え上げられた肉体は、無駄な筋肉や脂肪は無く、誰が見ても美しいものであった。
 生半可な鍛錬では、その肉体を得ることは出来ないであろう。


 長く続いた走り込みであったが、狼青年は少しずつ速度を落としていき、やがて歩き出した。
 呼吸を整え、体を落ち着かせていく。

(最高のコンディションだ……!!)

 確かな手ごたえがあった。
 もしかしたら、自己ベストも狙える、いや、大会の記録を塗り替えることも出来るかもしれない。


(よし。後は大会まで休むとして、早く下山しない……と……?)

 彼は下山の準備をしようと辺りを見回すが、そこが見知らぬ景色であることに気付く。
 一本道を走っていただけなので迷うと言うことは無いはずだが、全く見たことも無い風景が広がっていたのだ。

「おいおい、勘弁してくれよ……」

 彼は思わず口に出していた。
 この山道はよくトレーニングに使用していて、慣れていた道だ。
 しかし、現に今は見知らぬ風景しかないのだから、迷ってしまったのであろう。


「困ったな……。うん?」

 日が落ちていく中、遠くに建物が見える。
 それは、小さな山小屋のようであった。
 このまま夜を迎えてしまうことを考えると、その小屋は青年にとってありがたいものであった。

 青年は完全に日が落ちてしまう前に山小屋に辿り着こうと、再び山道を駆けだした。




「こんばんはー……」

 山小屋に辿り着いた青年は、おそるおそる山小屋へと入っていく。
 青年の挨拶に対する返事は無かった。

(誰もいない、か。申し訳ないが使わせてもらおう)

 青年が山小屋内を探索すると、浴室を見つけた。
 湯舟はないようだが、シャワーが用意されている。

 日中、ずっと走り続けていた青年は、体がベトベトであった。
 おまけに汗臭い。
 狼であるがゆえに、自身の臭いにも敏感であった。

 せっかくなので、青年はシャワーを借りることとした。
 ベタベタのウェアを脱ぎ捨て、裸となる。

 大人となったばかりではあるが、鍛え上げられた肉体は既に成熟されていた。
 浴室に設置されている鏡に、全身が映る。

 彼は自分の肉体が、本当に自慢であった。
 あれは、中学生の頃である。
 彼がいつものようにトレーニングをし、徹底した食事管理から甘いものも我慢していた頃、クラスメイトの猪獣人はろくに運動もせずに食べたいものをたくさん食べていた。
 その結果、成長期を終えた猪獣人は驚く程に肥えて、見るに堪えない姿となっていたのである。

 狼獣人の青年は、そんなクラスメイトの猪獣人を軽蔑すらしていた。
 自ら体を堕落させていく行為、また、実際にぶよぶよな肉体を見て、美しさのかけらも感じられなかったからだ。

 しかし、そんなクラスメイトとは違う。無駄な肉が何一つ無い自分の体。
 彼が自分の肉体にストイックとなったのは、そのクラスメイトが原因の一つかも知れない。


 また、肉体が美しいのはもちろんのこと、彼の自慢はもう一つあった。
 それは、巨根でズルムケな陰茎である。
 男だったら、誰しもが羨ましいと思うかも知れない。

 そんなイチモツをぶらぶらとさせながら、シャワーを浴びる。
 運動した後のシャワーは、やはり気分が良い。
 耳を嬉しそうにピンとさせ、尻尾も小刻みではあるがフリフリと揺れている。


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