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能力やるから戦えよ、のようです
1
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/09(月) 21:40:57 ID:???
・ながら
・倉庫だろうがそうでなかろうが無断使用
・逃亡の可能性大
2
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/09(月) 21:52:24 ID:RJETzFbk
>>1
?
3
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/14(土) 22:24:50 ID:???
('A`)「・・・・・・」
俺は今、この世のものとは思えない光景を見ている
肉塊と化した人間だったもの
恐怖で腰が抜け、惨殺されてゆく教職員や生徒たち
そして
/ 。゚ 3 「GUUUOOOOOOOOO!!!!!」
この惨状を作り出した張本人
元VIP高校校長、荒巻スカルチノフ
4
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/14(土) 22:37:32 ID:???
('A`)「ハハ・・・、なんだよ、これ」
思わず小さな笑いが零れる
寝坊して遅れて出勤したらこの有り様なんだ
もう笑うしかない
/ 。゚ 3「GUUU・・・・・・」
('A`)「・・・あ」
やべえ
あいつと目合った
こりゃ殺されるな
逃げてもどうせ無駄だ
俺の足の早さなんかたかが知れてる
そうだ、いっそ死ぬなら目閉じておくか
恐怖が和らぐかもしれん
考えてみればまだやってないこといっぱいあるな
今期のアニメもまだ見てないし、クリアしてないエロゲは山積みだし
もっと人生楽しんどきゃよかったなあ
それにしても遅いな
もう俺死んでていいはずなのに
思いきって目開けてみるか
5
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/14(土) 22:46:16 ID:???
/ 。゚ 3「GUUUUUU!!!!」
(;'A`)「!?」
見ると、やつは高速のラッシュを繰り出していた
しかし俺には全く届いていない
いつも一定の位置で拳が止まっている
まるで透明な壁にでも遮られているかのように
「おーっす!みらいのチャンピオン」
不意に何者かに背後から声をかけられた
警戒しつつ振り向いてみる
6
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/14(土) 22:49:34 ID:lNMvepnU
( ・∀・)「やあ!」
そこには背広を着た如何にもサラリーマンという容姿の男が立っていた
ただ普通のサラリーマンと違う点が一つだけ
こいつ、羽が生えていやがる
7
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/14(土) 23:40:08 ID:lNMvepnU
(;'A`)「えーっと、誰?」
とりあえず聞いてみた
( ・∀・)「僕の名前はモララエル、大天使さ!」
(;'A`)「大天使ね・・・、そりゃ大きく出たもんだ」
( ・∀・)「ハハハ、よく言われるよ」
言われるんかい
8
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/14(土) 23:51:12 ID:lNMvepnU
(;'A`)「その大天使さんがどうしてここに?つーかあれは何?それより何で俺無事なの?」
(;・∀・)「質問は一つずつしてくれ。僕はジャパンのショウトクタイシとは違うんだから」
それもそうだなと思い、とりあえず3つの疑問を投げ掛けた
荒巻校長に一体何があったのか、何故荒巻校長は俺たちに攻撃できないのか
そしてモララエルは何故ここにいるのか
( ・∀・)「実は地獄から悪魔が一人逃げ出してね・・・」
( ・∀・)「その悪魔を追ってきたらここにいた。しかもその悪魔があの人間にとり憑いて操ってる」
( ・∀・)「これで最初と最後の質問には答えたぜ」
9
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/14(土) 23:58:32 ID:lNMvepnU
( ・∀・)「で、2つめの質問だが・・・」
コンコンと『何か』を叩く
ノック音がやけに大きく聞こえた
( ・∀・)「これは僕の能力【劫盾封炉】で生み出した透明なドーム」
( ・∀・)「絶対不可侵のバリアさ」
(;'A`)「能力ねえ・・・」
普通の状況なら「何言ってんだこいつ」と一蹴するだろう
しかし今は違う
あのモンスターの猛攻をいとも容易く受け止めているのだ
多数の生徒や教職員をぶっころしたモンスターの攻撃を
10
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 17:26:05 ID:8OlU/xmo
( ・∀・)「さて、本題に入ろうか」
(;'A`)「本題・・・?」
飄々とした態度で彼は言った
なるほど、わかった
これゲームとか漫画でよくあるあのパターンだ
このあとの展開を予想し、彼の言葉を待つ
( ・∀・)「君・・・・・・」
さあ、どうなる・・・
11
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 17:27:26 ID:8OlU/xmo
( ・∀・)「能力やるから戦えよ」
はいきたー
お決まりのパターンだー
( ・∀・)「はい、か、YES、で答えろ」
選択の余地なしですかさいですか
12
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 17:30:44 ID:8OlU/xmo
(;'A`)「・・・」
そんなの、決まってるよな
あんな光景見せられといてよ
('A`)「・・・・・・いいぜ、乗った」
NOなんて、言えるかよ
13
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 17:38:48 ID:8OlU/xmo
( ・∀・)「はいでもYESでもないけど、受け入れてくれるならそれでいいや」
そっと俺の頭に右手を置く
掌から光が溢れ出す
( ・∀・)「始めに言っておくけど、どんな能力が宿るかは僕でさえわからない」
( ・∀・)「それでもいいね?」
('A`)「ああ」
そう答えた瞬間、視界が闇に覆われた
(; A )「ぐっ・・・」
同時に頭痛も襲ってくる
頭の中がかきまわされてるみたいだ
10分程経ってようやく痛みが引いてきた
徐々に視界が開けてくる
14
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 18:54:05 ID:???
>>13
どんな展開が待ってるのかワクワクします摩訶不思議なファンタジーの雰囲気が在って楽しそうな話ですね
15
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 23:29:20 ID:8OlU/xmo
(; A )「はぁ・・・はぁ・・・」
(;・∀・)「随分と苦しんでたみたいだけど、大丈夫?」
(; A )「大丈夫なわけ・・・ねえだろ・・・」
(;・∀・)「だよねーアハハ・・・」
まったく、酷い目にあった
膝が笑ってまともに立つこともできねえ
しかも吐き気まで催してきた
(;・∀・)「とりあえずもう能力は使えるようになってると思うから・・・」
(;'A`)「・・・」
('A`)「・・・確かに、直感でわかる。俺の中の何かが変わったって」
16
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 23:36:33 ID:8OlU/xmo
( ・∀・)「そう、それならよかった」
( ・∀・)「さっきも言ったけど、どんな能力なのかは僕にもわからない」
( ・∀・)「でも君は、使い方をもう本能で理解している筈だ」
( ・∀・)「あとは己がままにやってみな」
('A`)「己がままに・・・」
両手を前に差し出す
頭に剣のようなもののイメージが浮かぶ
それを強く想像し、両掌に念を・・・
「やれやれ、まったく・・・。ここまで追ってくるとは流石だね、モララエル」
(;'A`)「!!!」
( ・∀・)「ようやくお出ましか・・・」
17
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 23:42:43 ID:8OlU/xmo
唐突に何者かの声が聞こえた
能力の発動を中断し、その声がしたほうへ目をむける
/ ,' 3「いやー持てる男は辛いねー、ってか」
声の主は悪魔に憑かれているという、荒巻スカルチノフだった
だが普段の彼とはどこが様子が違う
まず口調が変だし、顔もどこかしょぼくれているように感じる
/ ,' 3「こいつ結構精神力強くてさー、完全に支配するのに手間どっちゃったよ」
( ・∀・)「抜かせ、本当は最初から完全に操れていただろ」
/ ,' 3「ありゃ、やっぱわかっちゃった?」
( ・∀・)「ふざけるのもいい加減にしろよ・・・」
18
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 23:46:42 ID:8OlU/xmo
/ ,' 3「うひゃひゃ、まあそう熱くなりなさんな」
/ ,' 3「そういえばさっき面白いこと考えたんだけどさー・・・ききたい?」
( ・∀・)「聞く義理はないが一応聞いてやろう」
/ ,' 3「うん、実はね・・・」
/ 。゚ 3「この学校舞台にした殺し合いゲームでもしない?」
(;・∀・)「・・・は?」
(;'A`)「ころ・・・しあい?」
19
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 23:53:09 ID:8OlU/xmo
/ 。゚ 3「そう。既にこの学校の関係者何人かを下僕として放ってある」
/ 。゚ 3「君たちはそいつらを全員殺せば、俺と戦うことができる」
/ 。゚ 3「どう?簡単だろ?」
饒舌に自分の意見を述べる
見開いた目は焦点が合っておらず、充血すらしている
/ 。゚ 3「どうする?やるかい?やらないかい?」
/ 。゚ 3「まあ断ったら1秒後の未来には君が存在しなくなると思いな」
20
:
お察しの通り名無しです
:2013/09/15(日) 23:57:12 ID:8OlU/xmo
(;−∀−)「・・・」
暫く黙って下を向く
この申し出を受けるべきか悩んでいるのだろうか
そして顔を上げて開口一番にこう言った
( ・∀・)「OK、やってやろう。ただし条件がある」
/ 。゚ 3「ほう、条件ねえ」
( ・∀・)「僕たちが勝ったら大人しく地獄に戻ること、いいね?」
/ 。゚ 3「ま、それくらいならいいでしょ。なにより・・・」
「俺は負けないし」
それだけ言い残してあいつの姿は霧散した
21
:
名無しさん@物書き駆け出し
:2013/09/22(日) 03:14:20 ID:4seUTLJw
( ・∀・)「幻覚・・・、こんなものまで使えたのか」
モララエルがさっきまで奴が立っていた地面を調べる
俺も見てみると、そこに人がいた形跡はなかった
('A`)「幻覚を見せることがあいつの能力なのか?」
( ・∀・)「わからない。僕の知る奴の能力は・・・」
そこまで言いかけた瞬間、『何か』が俺の頭すれすれを横切った
22
:
名無しさん@物書き駆け出し
:2013/09/22(日) 03:19:55 ID:4seUTLJw
(;'A`)「!!?」
慌てて振り向くと、俺の背後にある校舎の壁の一部が抉れている
さっき飛んできた『何か』が引き起こしたのだろうか
(;・∀・)「!!ドクオ!!!避けろ!!!!!」
モララエルが叫ぶ
視線を前に戻すと、グラウンドの砂を吹き飛ばしながら、『何か』が俺に迫っていた
横に長く、平らで、不可視のそれ
恐らくは・・・
(;'A`)「鎌鼬か何かか?」
その結論まで至った瞬間、鎌鼬らしきものが俺の体を切り裂いた
23
:
名無しさん@物書き駆け出し
:2013/09/28(土) 21:03:19 ID:HKMjnc/Q
(;'A`)「うわっ!!あっぶねえええええ!!!!」
訂正、切り裂かれかけた
俺の体に触れる寸前にモララエルがバリアを張り、攻撃を受け流した
(;・∀・)「気を抜くな!次が来るぞ!」
数秒後に新たな鎌鼬が放たれる
だが今度はジャンプで回避した
これ自体に追尾性能とかの大それた能力はないようだ
24
:
名無しさん@物書き駆け出し
:2013/10/28(月) 01:01:14
「チッ、外したか」
(;'A`)「! 誰だ!!!」
校舎のほうから声が聞こえる
鎌鼬により崩壊した壁を掻き分け、土煙を起こしながらこちらに近づいてくる
「不意討ちで確実に殺すつもりだったのになー、残念だ」
(;・∀・)「早速お出ましか・・・」
「でもまあいいか、どうせ殺すし」
(;'A`)「お前が最初の相手ってわけか・・・」
( ^Д^)「つーわけでよお、死んでくれや。二人とも」
(;'A`)「1年3組・・・指差プギャー・・・!!!」
25
:
名無しさん@物書き駆け出し
:2013/11/03(日) 03:24:33
指差プギャー
このVIP中学1年3組に在籍する問題児だ
どう問題なのかというと、とにかく平気で校則を破りまくる
髪染めたり、私服で登校したり、授業中ゲームしたり…
そんなプギャーだが、こいつが死んでいないというのは予想できていた
何故なら、以前友達数人と不良に絡まれた際、あいつは真っ先に逃げ出していたからだ。友達を置き去りにして
まあその友達は俺が助けてやったんだが
闘争より逃走を優先する、それが指差プギャーという男子だ
今回は恐らく、幸か不幸か、生き残っていたのを奴に見つかり、洗脳されたのだろう
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