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Astroが小説(もどき)書くスレ

1 ◆vTFOJENG8U:2013/01/21(月) 22:10:03
うん、スレタイの通りだ
ファンタジーとかそーいうの書いて行きたい

ん?スレタイ?
一つの小説(もどき)に絞らない、
てか俺の性質上絞ったらやっていけないからこんなスレタイになった
まぁあまり気にしないでくれると助かる

期待したら負けってのは相変わらず

ゲマスレのルール守ってくれればそれで良いから

23アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/20(水) 10:03:38
【6 石盤】

「っ……!?」

俺とコウが広場へ向かうと、
そこには巨大な石盤のような物が突き刺さっていた。

「おい! どうしたんだ!?」

群がる群衆を掻き分け、
中心で石盤を見詰めている男に問う。

「読んでみれば……わかる……」
そう言われて、石盤に彫ってある文字を覗いてみる。

「えー……と、
『VSAMOをプレイしている皆様。
当トップクリエイト社は、何者かからの
サイバー攻撃を受けました』だって!?」

これはどういうことだ。
強固なセキュリティはどうしたんだよ……?

「そんなことはどうでもいい。大事なのはこの文だ」
「どれどれ…………なっ!!??」

男が指差した一節を読み、俺はあまりの驚愕に、
一瞬理解することができなかった。

「ログアウトが……できない………!?」

24アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/20(水) 10:17:13
        ログアウト
【7 封じられた脱出】

「ログアウトができない………!?」
石盤には、こう記されていた。

『サイバー攻撃による影響で、
ログアウト機能及びスリープ機能が使用できません。
また、ヘッドギアを外す、
または直接電源を切断する等の強制的なログアウトは、
説明書にもある通り、
脳に異常が発生する場合があるので使用できません。

それに加え、この石盤の文が読まれている頃には、
当社、並び外部からの接触が不可能となります。

ただいま、当社が全力を尽くしてサイバー攻撃に対応しております。
どうか、冷静な対処を願います』

本当に、何がどうなってるのかさっぱりだ。
「仕方あるまい………。
ログアウトできるようになるまで待つしかないだろう」

回りがほぼパニックに陥ってると言うのに、
この男は至って冷静である。

「そうですね……」

下手すれば数ヵ月間、元の生活に戻れるかもわからない。
けど、俺達にできることは無いんだ。気長に待つしかないだろう。
ゲーム内で死亡したら現実でも死ぬ……、
なんてどこぞのライトノベルみたいなことが
起こっているわけでも無いんだしな。

『あー、あー、マイクテス、マイクテス』

空から謎の声が響きわたったのは、その時だった。

25アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/20(水) 10:17:45
石盤の文章はテキトー((

26アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/22(金) 23:35:27
【8 告げられた絶望】

「な、何だこの声は……?」
俺達プレイヤーは、突然響きわたった声に
驚きながらも空を見上げる。
そこにはバーチャルの青い空が広がっているだけなのだが。

『えーっと、VSAMOプレイヤーの皆さーん。
天才ハッカー、いやクラッカーかな?
まぁいいや、しがない天才でーす』

妙にとぼけた、そして男とも女とも取れぬ中性的な声だ。

それにしても、クラッカーってことは、
今回のサイバー攻撃もこの声の主が原因なのだろうか。
ざわざわと周りがどよめく。

『皆さん御察しの通り、
ログアウト機能を停止させたのはボクでーす』

やはりそうだったか。
さらにざわめきが大きくなる。

『えー、先程運営の方が落とした石盤にもある通り、
ログアウト及びスリープ機能は使えません!
だけど、石盤に書いてないことで大事なことがあったんで
今伝えておきまーす』

ソイツの次の言葉で、
VSAMOプレイヤー、約2万人が戦慄した。

『このゲームで死亡した場合、
皆さんの付けてるヘッドギアが、皆さんの脳を破壊しまーす☆
あんコレ本当ね♪ 既に三人のプレイヤーが死んでます☆』

「なっ………!?」
一瞬、皆のざわめきが収まった。
多分、今の俺と同じように、
今の言葉の意味を理解するのに時間が掛かったからだろう。

「い……嫌、嫌ぁぁぁぁぁ!!!」
一人の少女が唐突に叫ぶと、
そこからはパニックの一言だった。

「何なんだよ!!! こっから出せ!! 出せよォ!!!」
ある者は懇願し、

「死にたくない、死にたくない……!!」
ある者は恐怖に震え、

「意味わかんねぇんこと言うんじゃねぇ!!
ふざけんなよクソヤロウ!!!」
ある者は罵倒の言葉を叫んだ。

初期エリア、はじまりの町は、
一瞬にして狂乱を巻き起こした。

俺はただ、呆然と立ち尽くしていた。
「ゲームで死んだら……現実でも死ぬ……?」

その時、
「静まれッ!!!」

先程石盤の前に居た男性の声がエリアを震わせた。

「落ち着くんだ皆!!
絶対に脱出する方法はある筈だ!!!」

『んー君、わかってるねぇ。
脱出する方法は、知ってる人は知ってる方法だね♪』
またもや響く謎の声に、エリアは静まりかえった。

『ゲームの攻略。ただ一つだよね☆』

27アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/22(金) 23:37:39
第一章『脱出不可のデスゲーム』 完

28 ◆w3qQdtQzJw:2013/03/23(土) 11:42:50
これまとめたいなー(チラッチラッ

29アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 12:23:19
>>28
タイトルが決まらない件www

30 ◆w3qQdtQzJw:2013/03/23(土) 12:44:13
>>29
ふむ
決まったらまとめさせておくれよ

31アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 14:26:35
>>30
良いよー

32 ◆w3qQdtQzJw:2013/03/23(土) 14:28:43
>>31
把握しますたー

33アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 18:40:28
最初の方に書いてたファンタジーは忘れてくれ
俺に正当派ファンタジーなんて無理だった

34アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 19:20:30
【9 一筋の光明】

「ゲームの攻略……か」
小説サイトとかで読んだことがある。
何らかの原因で、VRゲームに閉じ込められてしまい、
ゲームをクリアすれば脱出できるというものである。

「ところで、何で今話してる奴はこんなことをしたんだ……?」
隣のコウが素朴な疑問を呟く。

「そりゃぁ、トップハント社の醜態を晒す、とか」
要するに愉快犯。
警察やら会社やらの醜態を見て楽しむ、というものだ。
最近でもパソコンの遠隔操作による犯罪予告だとかが起こっている。

『あ、そうそう、何故ボクがこんなことをしたかについては、
誰かがゲームをクリアした時点で
生き残っていた人に話すのでよろしく♪
そんじゃ、ボクはこれから重要な任務があるんで、じゃあね☆』

それから、奴の声が聴こえなくなった。
恐らく、通信を切断したのだろう。

「お、おい、俺達どうすりゃ良いんだ……?」
「ゲームオーバーになったら現実でも死ぬなんて……、
ゲームクリアなんかできるわけないよ……!」
そんな声が聞こえるが、それは仕方ないだろう。
こんな状況でゲームを攻略する気になんてなれるわけがない。
「カイ、俺は前やってたゲームの仲間と合流して、
攻略に全力を注ぐけど。お前はどうする?」
一瞬驚いた。
コウは本気でVSAMOを攻略するらしい。
その決意に満ちた表情は、なんとなく格好良かった。

「俺はソロで何とかする。
安全マージンは取っていくから心配すんなよ」
「分かった。じゃぁな」
そこで、俺とコウは別れた。

さて、俺も何かできることをしなきゃ……な。

35アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 19:24:33
>>34
ミスリング
トップハント社→トップクリエイト社

36アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 19:28:00
なんかモンハンの二次創作が書きたくなってきた
転生モノのやつ

37アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 20:44:25
書きたくなったら書いちゃうのが俺の性
途中でやめちゃうかもしれないのも俺の性


「うぅ……ん……」
眼を覚ますと、そこは見知らぬ場所だった。
高台なのか、崖らしきものが見える。
周りには、白くて所々斑点の付いた殻のような物が落ちていた。

「なんだこれ、卵?」
そんなことは放っておいて、
どうして自分が此処にいるのか思い出す。



思い出せなかった。
それどころか、自分の名前すら思い出せなかった。
これって記憶喪失って奴かな。

ズズゥゥゥゥ……ン

突如聞こえた大きな音に、驚いて振り向く。
すると、
「うわ……ぁ……」

俺の目の前に居たのは、
赤い鱗に覆われた体、巨大な翼、
鋭い爪が伸びる前足、太く逞しい後ろ足、
そして長い尻尾。

要するに……『竜』そのものだった。

その竜は、俺を視界に入れるなり、突然叫んだ。

『おぉ!! 産まれたか我が息子よ!!』

ん? 待て、どうして俺は竜の言葉がわかるんだ?

38アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 21:16:04
あ、あのデスゲームのタイトルだが
『ソード&マジックOnline』
で良いんじゃね?って結論に達した

途中で出てくる「VSAMO」全ての「V」を
抜いてくれるとマジ助かりまくりんぐ

39アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/23(土) 21:17:51
あ、あと、【2 VSAMO】改め【2 SAMO】

ソードアンドマジックオンラインって書いてあるとこ

ソード&マジックOnline
に買えてほしい

40アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/29(金) 22:33:32
『ついに産まれたのかぁ!! あぁ!! なんて可愛らしい!!
これは感動の一語に尽きるな!!』

戸惑っている俺を無視して独り(?)で喋っている竜。
何処かで見たり聞いたりした気がするんだが……。

『あなた、どうしたの? そんなにはしゃいで……』

おぉ、今度は緑色の竜だ。
ちょうど目の前の竜を緑色に塗ったような感じだな。

『ちょうどいい所に来た!
見てくれ!! ついに僕達の子供が産まれたんだよ!!』
『え……? わぁ! ホント!! 
良かったぁ、無事に産まれて……』

こっちの竜……喋り方からしてメスか。
メスの竜も眼を輝かせて此方を見ている。
なんというか……言葉が出ないね。

『あれ? でも何かおかしくないか?』
何かに気付いたように、
オスの竜が俺をまじまじそ見詰める。

『あらホント。鱗が銀色ね』
どうやらメスの方もそれに気付いたらしい。

(銀色の鱗ねぇ……。ん?待てよ……?)

『…………銀色……? 鱗!?』

パッと自分の右腕を見た、
つもりだったがそれはまだ発達途上の翼らしきもので、
しかもそれは、銀色に輝いていたのだった。

『なんっじゃこりゃぁぁぁぁぁああああ!!??』

【プロローグ 火竜の息子は銀竜】完

41お察しの通り名無しです:2013/03/31(日) 08:47:18
40
こういうモンスター視点のほのぼのそうなの、
すげー好きなんだよな。シュールな感じが良くって。

続ききぼんn((

42アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/03/31(日) 12:33:28
>>41
厳密に言うとモンスター視点じゃnおっと誰か来たようだ

43アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/01(月) 14:09:56
あれから数ヵ月が過ぎた。

普通に高校に通い、普通に友達を作り、
普通にバイトに励み、普通に毎日を送っていた筈の俺は、
今では銀色の火竜、銀竜として生活している。
父である火竜のリオスと、
母である雌火竜のリリィによると、
普通、火竜はオスは赤、メスは緑の体色らしいが、
稀に産まれる亜種、と呼ばれる個体は、
オスは青、メスは桃色らしい。

俺の様な銀色のオスは、噂は聞いたことがあるが、
父さんや母さんでも一回も見たことが無いそうだ。
その時の父さんのテンションは半端じゃなく、
そのテンションのまま、俺はシルバと名付けられた。
完全にそのまんまだけど、
どこぞのDQNネームみたいにならなかっただけ良かったかな。

『ほれ、今日の昼御飯だ。たんと食べてくれよ!』

おっと、父さんがこちらにある生き物を放り投げてきた。
コイツはこの辺りに生息する草食竜らしく、
よく父さんがその辺からちょいと拐ってきて食べさせてくれる。
最初は生肉を食べるのに抵抗があったけど、
一度食べてみれば絶品で、一口で気に入ってしまった。
たまに、鳥と竜を足して2で割った感じのを連れてくるんだけど、
あれは骨ばかりで美味しくない。正直マズイ。
今日は草食竜が食べれて良かった。
と言うわけで、早速俺は草食竜の肉にかぶりついた。

『うぅ〜ん、美味いっ!!』

まぁ、前に俺が居た世界ほどとまでは言わないが、
毎日美味しい肉が食えるし、
なかなか充実した毎日を送れているんじゃないか、
と考えながらも草食竜の肉を貪るのだった。

44アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/01(月) 14:11:33
おっと忘れてた

【1 銀竜の主食は草食竜】完

45 ◆w3qQdtQzJw:2013/04/01(月) 14:13:27
よっしゃ、そろそろまとめさせてもらうよ
いいかな?

46アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/01(月) 14:20:07
>>45
え?どっちの方?

47お察しの通り名無しです:2013/04/01(月) 14:22:56
SAMOまとめてくる

48 ◆w3qQdtQzJw:2013/04/01(月) 14:23:19
酉付け忘れ

49アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/01(月) 14:24:38
>>47
把握

50 ◆w3qQdtQzJw:2013/04/01(月) 14:25:50
んじゃ行ってくる

51アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/01(月) 14:34:44
モンハン二次創作のアレ
タイトルは『白銀のトランスマイグレーション』に決定した
厨二とか言っちゃダメね

52 ◆w3qQdtQzJw:2013/04/01(月) 17:45:49
まとめてきたよー
モンハンもまとめていいかな?

53アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/01(月) 18:13:29
>>52
(一人で二つも纏めてもらって大丈夫なんだろうか)

54 ◆w3qQdtQzJw:2013/04/01(月) 19:30:56
>>53
ヒント:私

55Astro:2013/04/01(月) 20:02:53
>>54
とりあえずもうちょい
展開っつーかストーリー的なのが固まってから纏めてもらうことにする

56 ◆w3qQdtQzJw:2013/04/01(月) 20:10:09
把握

57アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/01(月) 21:37:19
『さて、シルバ。
お前もそろそろ、自分自身の力で狩りをしなきゃならない頃合いだな』

また数ヵ月が経ち、
俺が何時もと変わらずに生肉を平らげていると、
唐突に父さんが切り出した。何時にも無く真剣な表情だ。

確かに、俺は順調に成長できている気がする。
翼も前足も大きくなったし、爪はかなり鋭い。
後ろ足も発達してきて、頑丈になってきたと思う。

『お前も大きくなったら、
僕のように家族を養わなければならないし、
外敵から家族を守らなくちゃならない』

確かにそうだ。
いつか俺も家族を支える大黒柱にならなきゃいけない。
俺が前に居た世界と同じようなものだ。

『そう構えなくても良いよ。じゃ、最初は草食竜から始めようか』

途端に父さんは何時ものほのぼのとした表情に戻る。
火竜とあろうものがこんな、ほんわかしか人(?)で良いのだろうか。

何はともあれ、俺の初めての狩りが始まろうとしていた。

58アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/02(火) 10:25:33
SAMO読み直してみると誤字ばっかだwww
これはやばいwwwww

59ネタ?なにそれおいしいの?:2013/04/03(水) 21:03:45
ども、初書き込みです。
主にファンタジー書けばええの?

60お察しの通り名無しです:2013/04/03(水) 21:07:34
>>59
ここでは小説書きたいなら自分のスレ立てるのだぜ

61アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/14(日) 16:18:56
PCがお亡くなりになられた&春休み終了
つまり更新速度が滅茶苦茶遅くなるッ!!!

62アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/14(日) 16:36:13
□■□■□■□

『ホラ、着いたよ』
父さんが指差す(?)方向を見ると、
草食竜の群れが水を飲んでいるのが見える。

『まずは自分の力でやってみて。僕は先に帰ってるから』
父さんに背中を押され(?)、俺はどうするかと考える。

気配を消して近付くか? いや、この体じゃ無理そうだ。
となれば先手必勝!!
俺は草食竜に突進していく。

小さい奴の方が弱くて楽かな。
まずはタックル。全体重を込めて肩(?)をぶつける。
すると、草食竜は衝撃に耐えきれず転倒する。
ここぞとばからに俺は爪で草食竜を……

『ぐはぁっ!?』
突然、左から何かがぶつかり、痛みが走る。
大きさから大人であろう草食竜が、俺に頭突きをかましていたのだ。

『痛ッつぅ……なるほどな』

子供を狙えば、親が仲間より必死で護ろうとするのは当たり前。
小さいのを狙ったのは間違いだったな。
この親を集中して狙うか、と向き直った。
その時、

『邪魔だオラァ!! 道を開けろォ!!』
草食竜を掻き分けて、何やらヤクザみたいな口調の連中が姿を現す。
よく見れば、コイツらは鳥竜だ。
骨ばっかでマズイことしか知らないけど。

『そこのデカブツ!! 勝手に草食竜狩ってんじゃねェ!!
此処が誰のシマだと思ってんだオラァ!?』
そいつらの真ん中に、一際大きい個体が居る。
そこらの鳥竜より数段大きく、
ピンク色のエリマキが印象的だった。
どうやらコイツがボスらしい。

『知らん。誰が何を狩ろうと勝手だろ』

こっちだって精一杯生きてるんだ、と
いつの間にか逃げていた草食竜を追おうとする。
がしかし、進行方向に鳥竜達が立ちはだかる。

『ククク、良いだろう、教えてやるぜ糞餓鬼!!
この狗竜の長、シャギ様に逆らうとどうなるかをな!!!』

これは本格的に面倒なことになりそうだ。

63アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/14(日) 16:37:30
またサブタイ忘れ

【2 銀竜の初狩猟】完

64アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/30(火) 15:33:20
『野郎共ォ! あのデカブツを叩きのめしてやれェ!!!』
シャギだったかの一声に応じ、
鳥竜どもが俺に向かって突進してくる。

『デカイのはお前もだろっ!』
小さい奴を一匹ずつ相手するのは面倒だ。
シャギに接近しながらも、近づく雑魚を吹っ飛ばす。

『ギャアー!』
『ぐわーっ!!』
俺の体が直撃した奴等は、
なんだかありきたりな断末魔を上げながら地に落ちた。

『フンッ! チビが良い気になるなよォ!!』
『うぐっ……! デカブツじゃなかったのかよ!?』

あのやろう。タックルをかましてきやがった。
まだ俺の体は子供だ。単純な力比べで勝ち目はない。
なら、コイツで……

『どうだぁッ!!』

火竜と聞いて、前々からできるんじゃないかとは思っていた。
そう。所謂火炎のブレスだ。

数ヵ月前大きく息を吸って炎出す感じなら
できるんじゃないかと思ってやってみたが、
案外できるもんだったのだ。理屈はわからん。

『ァァァアヂィィィィイイイ!!!』

そのブレスが直撃したシャギは、
あまりの熱さに尻尾を巻いて逃げ出した。
口の割には大したことなかったな。

さて、父さんの所へ帰ろうか。

65アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/30(火) 15:40:14
□■□■□■□

『どうやら終わったようだね』
『あぁ、うまくいかなかったけど』

家に戻ると、父さんがいつもの笑顔で迎えてくれた。
思わず溜め息を吐きながら、寝床へと向かう。
疲れたからさっさと寝よう。あー眠い。


『僕は最初からうまくいくなんて望んでないよ。
少しずつうまくなっていくものさ。僕もそうだった』

不意に掛けられた父さんの励ましに、俺の口元は緩んだ(?)
横になって空を見ると、気付けば、空ではもう星が瞬いていた。

なんだか感傷に浸りたくなったが、生憎俺はそんな性格ではない。
眼を閉じれば、俺は徐々にまどろみの中へ落ちていった。

66アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/30(火) 15:41:12
【3 狗竜の噛ませ犬タイム】完

67アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/04/30(火) 15:41:56
手書きでメモったものを3DSに写してkkk
面倒くせエエエエエエエエエエ!!!

68アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/05/03(金) 21:23:28
他の人の書いた小説見たあとに
自分の作文(笑)見るとタヒにたくなるのは俺だけであってほしい



「ほい、今日はどれに行く?」
目の前のエメラルドグリーンの髪の女性、
ボウガン使いのルルーが、依頼書の束を俺の前に置いた。

「これはまた増えたな……」
積まれた膨大な量の依頼書に、俺は唖然とする。

「当然だろ? 何せ、ハンターランクが上がったんだからな」
依頼書を流し読みしながらそう言うのは、
俺の隣に居る金髪の男、片手剣使いのキースだ。

「もう上位に上がってから随分経つな……。
よくここまで来れたものだ」

キースとは違い、依頼書を一枚一枚しっかり目を通している赤毛の女は、
弓の使い手、ナタリーである。

そして俺は、グレン・ヴォルテック。
使用武器は太刀である。

俺達は此処、ロックラックで、
共にパーティーを組んで活動しているハンターだ。
皆一癖も二癖もある奴等だが、
共に協力し合い、互いに切磋琢磨しながらここまでやってきた。
最初は、仲間が居なかったから渋々組んでいたようなものだった。
しかし今ではもう、信頼しあえる友となっている。

「それは皮肉か? ナタリー」
もうこれまで何回も聞かされてきたナタリーの皮肉に、
ついつい苦笑いを浮かべながらも、俺も依頼書に目を通す。

「なんか今日はハードな依頼ばかりだな……」
「そうだね、無理って訳じゃ無いけど、かなり苦戦しそう……」

二人の言う通りだ。
リオレウス亜種の狩猟。
ベリオロス、ギギネブラ亜種の同時狩猟。等々。
どれもとてもとは言わないが、かなり高難度のものばかりだ。

「これなんてどうかしら?」
俺達が悩んでいると、
ナタリーが一枚の依頼書を俺達に見せた。

「飛竜の卵の納品ねぇ……」
「うん、ある地方で飛竜の数が激減していて、
個体数を増やすために、此方の地方の飛竜の卵を分けてほしいそうよ。
報酬もなかなかだし、今日はこれに行かない?」

ナタリーが依頼文の一部を読み上げ、俺に提案する。
俺達のパーティーでは、最終的な結論はいつも俺に求められる。
皆によると、俺が一番判断力が高いんだそうだ。
あまり理解できないが、渋々俺はそれを引き受けている。

「さて……」
安全性と報酬の高さを秤に掛ける。
その結果、
「よし、ナタリーの案で行こう」
と言う結論に達した。

その決断が、思わぬ悲劇を生むとは、夢にも思わず……。

69アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/05/03(金) 21:24:34
【間章 飛竜の卵の納品依頼】完

70アストロ ◆SkqfdEavUI:2013/05/03(金) 21:39:53
ハンター四人の武具
グレン
武器:飛竜刀【双炎】
防具:ラギアSシリーズ

ルルー
武器:ガノスプレッシャー
防具:ネブラUシリーズ

キース
武器:峯山小太刀
防具:ベリオSシリーズ

ナタリー
武器:ハートショットボウI
防具:レイアSシリーズ

実を言うとグレン以外は(ry

71タロいもん:2013/05/03(金) 22:02:41
70
死亡フラg(((((((

72天空の鬼神:2013/05/04(土) 09:38:07
>>70

おい 最後www


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