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ホワイトキャンバスを語るスレ

574サイゾー記事:2011/12/26(月) 22:27:45 ID:uEv/iNXc
こうしたZUNの発言に対し、ホワイトキャンバス側も応答。
「ZUNこと太田順也氏(同氏は株式会社香霖堂の現代表取締役。)が運営管理する、同人サークル上海アリス幻樂団公式Blogにおける
「ホワイトキャンバスさんでの上海アリス幻樂団作品の取り扱い一時休止について」と題するコメント(2011年12月20日 13時11分)
に対する弊社の見解」(http://w-canvas.com/html/WhiteCanvasComment20111221.pdf)を公開した。
そこに記された主張は、
《売上を払っていないのは、ZUNから作品の同人ショップへの委託販売を任されているサークル・
黄昏フロンティア(=有限会社SUNFISH)と裁判にて係争中のため。不払いの金額相当額の全額は供託されている。ただの不払いではない》
《ZUNとホワイトキャンバスの間では平成19年6月23日付で「商品化等許諾契約」が締結されており、
その後、新しい契約の締結に至っていないので、この契約はまだ有効である。
商品化等許諾契約の及ぶ範囲については、ZUNとホワイトキャンバスの間で代理人弁護士を通じて協議を重ねている最中だ》
という2点に要約できる。つまり「これは法律の問題である」と主張した、と考えていいだろう。

日本の同人文化は、権利者のお目こぼしによって生じる、法的なグレーゾーンによって支えられてきた。
先にも述べたとおり、「東方Project」は作者が明示的にグレーゾーンを目いっぱい広く設定することで盛り上がってきた作品だ。

法律を前面に押し出したホワイトキャンバスの行動は、「東方Project」のグレーゾーンを狭めかねないものだ。
裁判に勝っても負けても、二次創作の作り手を含め、作品を取り巻くファンたちのホワイトキャンバスに対する信用は損なわれるのではないか。
ただでさえホワイトキャンバスは、2009年に不特定多数の委託サークルに対し、
計算ミスで過払いした売り上げを返還するよう通達するという不可解な行動を起こし、評判を損ねてもいる。

ホワイトキャンバスは12月29日〜31日に開催される「コミックマーケット81」への企業参加が決まっている。
裁判が進行中である以上、ホワイトキャンバスが自身の主張する商品化等許諾契約に則り、
ZUN未監修の「東方Project」グッズを販売することは間違いないだろう。
こうした行動が、「東方Project」のみならず、同人作家と一般企業の関係に対して、どのような影を落としていくのか。
「東方Project」でなくとも、注視していただきたいところである。
(文=御船藤四郎)


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